2016年06月02日

ついに完成|山田稔明ニューアルバム『pale/みずいろの時代』内容詳細公開!

ついに録音作業すべて終了しました。曲順、ゲストミュージシャン、全曲解説を公開!

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<GOMES THE HITMAN山田稔明待望のソロ新作は自身の「音楽的青春期=みずいろの時代」を綴った群像劇!>

山田稔明『pale/みずいろの時代』
GTHC-0008 GOMES THE HITMAN.COM(2016年7月7日発売 税別 2500円)

収録曲:1.pale blue/2.気分/3.ナイトライフ/4.モノクローム/5.セレナーデ/6.スミス
7.幸せの風が吹くさ/8.my valentine/9.calendar song/10.Qui La Laの夏物語

ゲストミュージシャン:近藤研二、高橋徹也、佐々木真里、安宅浩司、立花綾香、
上野洋、MADOKA(たんこぶちん)、伊藤健太(HARCO)、高橋結子

◯紙ジャケ仕様
◯全作詞・作曲・プロデュース:山田稔明
◯ミックス:手塚雅夫(freewheel)

愛猫との蜜月から生まれた『the loved one』(2015年7月発売)、さらには初めて上梓した私小説『猫と五つ目の季節』(ミルブックス)もロングセラーを続けるなか、この春からはNHK Eテレの人気番組「0655」おはようソング「第2の人生」の歌唱を担当した山田稔明、待望の新作は自身の「音楽的青春期=みずいろの時代」を綴った群像劇(サウンドトラック)になりました。『the loved one』同様にエンジニア手塚雅夫氏と鍵盤奏者佐々木真里さんと設計図を作りプロジェクトは進み、今年2月から4ヶ月をかけて、様々なゲストを迎えて完成、今作も『新しい青の時代』『緑の時代』『the loved one』に続き4年連続で七夕の日のCD発売となります。

たくさんのミュージシャンの力をお借りしました。近藤研二氏には前作収録の「ポチの子守唄」同様に編曲を託し演奏もすべてお任せした(「モノクローム」)。同世代の友人であり尊敬するシンガーソングライター高橋徹也氏にはコーラスを重ねてもらいました(「幸せの風が吹くさ」)。ソロのバンドで長年に渡って僕を支えてくれる安宅浩司くんと愛弟子である立花綾香は「セレナーデ」にそれぞれ力強いギターとコーラスを、上野洋くんは「my valentine」に軽やかなフルートを織り込んでくれた。同郷の後輩たんこぶちんのMADOKAが「Qui La Laの夏物語」に吹き込んだハーモニーボーカルは彼女が18歳のときの声、HARCOバンドの伊藤健太は自転車でうちにやってきてグルーヴィーなボトムを支えてくれた。GOMES THE HITMANから高橋結子がパーカッションで参加してくれたのも嬉しい出来事でした。

当初2014年の『緑の時代』に続くアーカイブス集として企画されたこのアルバムは、僕の予想を遥かに越える充実した内容になりました。音楽はまるでタイムマシンのように自由に時空を行き来する乗り物になります。1993年から2016年まで、時間と季節を超えた“新曲”が詰まった“ニューアルバム”にどうぞご期待ください。


<アルバム全曲解説>

1.pale blue(2008 / 2016)
2008年に作られたトラックと2016年に書いた歌詞とメロディの融合。
もともと「夜の庭師」という意味で呼ばれたインスト曲は真夜中に掘り進められた
彫刻作品のようで本作の導入曲として最適だと感じ、新しい歌を重ねました。

2.気分(2003)
GOMES THE HITMAN『mono』と同時期に作られた超個人的な楽曲。
旅の途中で揺れ動く心境を歌う。当時からソロ弾き語りで演奏することが多かった。
初期デモ音源が新潟キューピッドバレイスキー場のCMに使用されたこともある。


3.ナイトライフ(2003)
僕のキャリアのなかでも数少ないマイナーキー、「気分」と同時期に書かれた楽曲。
この頃深夜のコンビニでアルバイトをしていた僕は完全に昼夜逆転の
生活を送っていた。白昼夢のなかを漂って描き綴ったスケッチです。

4.モノクローム(2003)
近藤研二さんにすべてのアレンジを委ねた。もともとは何層にもハーモニーを塗り重ねた
油絵のような歌だったが2016年に水彩画のような透明なサウンドに生まれ変わった。
この歌も2003年に書かれた。ずっと鬱々としていた季節、苦悩は創作の源か。

5.セレナーデ(2007)
ソロでライブを始めた頃の定番曲。この曲を書いたとき、僕は人生の底辺に
いるような気分だった。なんとか浮かび上がりたくてひたすら言葉を探した。
一人っ子として育った子供時代を思い描き振り返りながら書いた歌。

6.スミス(1993)
19歳のとき、初めて自分で歌うために書いた英語詞のオリジナル曲。
当時夢中になって聴いていたThe Smiths、The Sundaysへのオマージュ。
僕のシンガーソングライター人生のスタート地点、原点がここにある。

7.幸せの風が吹くさ(1995)
大学時代に書いた楽曲。フィッシュマンズ『ORANGE』から多大な影響を
受けたライトファンクチューン。僕同様に『ORANGE』に強い思い入れを持つ
同世代の尊敬する音楽家高橋徹也にハーモニーボーカルをお願いした。

8.my valentine(2012)
お菓子作家の友人のために作った、ドリーミーで牧歌的なフォークソング。
たくさんのスイーツが散りばめられていて、個人的にとても気に入っていたので
当時の録音にいくつかのダビングを重ねて収録した。“愛に不可能はない”という宣言。

9.calendar song(2016)
2016年1月に開催した「山田稔明カレンダー展」のテーマソングに、と書き下ろした
“ノベルティ・ソング”は薄雲を吹き飛ばすようなスーパーポップチューンとなり、
そのことに僕自身が一番驚いた。カレンダーのように人生は続く。もう一度そのことを宣誓する。

10.Qui La Laの夏物語(2014)
イラストレーター中村佑介氏のイラストからイメージした言葉には
最初からメロディがついていて、僕はそれをしかるべき音で録音すればよかった。
同郷のMADOKA(このとき18歳)がはち切れるような若さを加味してくれた。
太宰と桜桃忌、織姫と彦星、また今年も終わらない青春みたいな夏がやってくる。

*オフィシャル通販STOREにてプレオーダー受付中(送料無料/特典付)



<先行レコ発ライブ決定!>

2016年7月2日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.49ーpale blue days”


18:30開場 19:00開演/前売4000円 当日4500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ(バンド編成)
*どこよりも早くCD『pale/みずいろの時代』を販売します
*6月5日21時よりオフィシャル通販STOREチケットセクションにて入場受付開始

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887



Posted by monolog at 13:46│Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
pale/みずいろの時代 完成おめでとうございます!丁寧な解説まで付けて下さって本当にありがとうございます。この前のライブで聞かせて頂いたcalendar song
早く聞きたいです、そしてもう一度ライブで歌いたいです。
スミスも凄い良かったです。The Smithsも初めて聞きましたこちもGoodです。
発売が待ち遠しです。
Posted by 増井 祐伊 at 2016年06月02日 16:08
とうとう完成しましたね!、お疲れさまでした。そして本当にありがとうございます!
全作詞・作曲・プロデュース:山田さんということで、間違いないアルバムであることは間違いないです(^^;)。
ゲストの方たちとの繋がりも素敵です。手塚さんのミックスも楽しみ!と言っても音の違いわかる訳ないかな?
チミちゃんの声?(もしかして爪とぎやのどを鳴らすゴロゴロ音だったりして)は聴き取れるかな?
「my valentine」あり、「calendar song」あり、これからの季節を楽しめる
「Qui La Laの夏物語」もあり 、今年前半の集大成でもあるようにも思えます。
それぞれの曲への想いは、解説も踏まえて今までのアルバムと同じように、
これからずっと聴いていく中でどんどん奥深くなっていくのでしょうから、
まずは手触り?も含めて、第一印象!を楽しみにしています(^o^)/。
Posted by motokoishita at 2016年06月03日 01:56
「セレナーデ」の歌詞が気になり繰り返し聴いています。こんなせつない恋を経験されたのかな、なんて思いながら。お相手にはパートナーがいて自由に会えない、口外もできず想いばかり膨らんで、2人っきりで会えるのを冷静を装いながらも心待ちにしている、強いと弱いを持ち合わせ男性の気持ちを歌ったのだと解釈しました。
が、山田さんによる解説を読み……あ、お留守番で寂しかった心情だったのですね。
《淫らな夢を》なんてあるんですもん。てっきり恋の情熱的な部分かと思ってしまいました。
山田さんの恋焦がれる詞やメロディも聴いてみたいです。毎日が楽しくて曲が書けな…と仰っていましたけど、そのうち聴いてるこちらもせつなーくなるラブソングを作ってください!
Posted by zuzuneko at 2016年10月25日 21:35