2016年07月06日

レコ発ライブ “夜の科学vol.49 - pale blue days”(2016年7月2日 @ 恵比寿 天窓switch)【ライブ後記】



先週土曜日、ついにやってきた『pale/みずいろの時代』発売記念ライブの日。梅雨とは思えないホットな天気にも恵まれ、素晴らしい一日になりました。お昼過ぎに恵比寿の会場入りして、入念なリハーサル、要所要所の確認。気心の知れたメンバーでのライブ、ずっと楽しいしワクワクする。あっという間に開場時間になりバタバタと準備を。控室でみんな衣装に着替えると景色は一気に「みずいろ」に。そう、この日のドレスコードは「pale blue」でした。客席が暗転して開演、海の映像はアルバム・ジャケット撮影時の“千葉にあるウユニ塩湖”を歩く僕のスローモーションでした。

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夏虫の鳴く声に耳が慣れて、静寂のなかから立ち上がるような、「気分」「ナイトライフ」と続くアルバムの象徴となるふやけた青白い青の風景、そして『緑の時代』からの「ココロ/コトバ」ですっと雲に切れ間ができて、狐の嫁入りの光が指した。「セレナーデ」はitokenさん、安宅くんとは2000年代に何度も演奏した曲、その後コーラス立花綾香の上京初期のレパートリーにもなった。あれから10年近く経ち、このメンバーで2016年に演奏していることにグッとくる。「スミス」のアルペジオを近藤さん、安宅くん、僕の3人で弾く力技、こんなふうに響いたことはなかったなあ。

予告もなく伊藤健太を呼びこむ。ベースのイトケン、CDで「幸せの風が吹くさ」のベースを弾いてくれた彼が駆けつけてくれたから「せっかくなので」とベースを弾いてもらった。五十嵐くんは昨年末に続いてベースでバンドを支えてくれたがこの曲はハジけたタンバリン男して以降十年は人々の記憶に残ることだろう。バンドで演奏するのが映える曲だなあと感じました。続いてまた静謐な夜の水色が降りてきて、近藤研二さん編曲で生まれ変わった「モノクローム」、今まで夜の科学オーケストラにはなかったストイックな演奏。そこからシーンは夜へ。「月あかりのナイトスイミング」「光の葡萄」と続きました。

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「my favorite things」「太陽と満月」と続いてステージ上は熱を帯びて、新作からの「calendar song」。このポップチューン3連続がとても楽しくて、ずっとこの時間が続いたらいいのに!と思った。「calendar song」の「ユー!ソー!」の掛け合いはいつしかこぶしを突き上げる振り付けまでついて、円熟とは程遠い青春っぽさ。ステージ上も客席もニコニコと笑顔があふれていました。アンコールでは初めて近藤さんとふたりで「第2の人生」を。「hanalee」「ハミングバード」と鳴り響き大団円。

終演後、たくさんのCDが旅立っていきました。本当に嬉しい。僕は自分でスケジュールを立てて資金を工面してギリギリまで粘って自分のレーベルから作品を出すようになって以来、よく言われる「CDが売れなくなった」ということを実感したことがないのです。長い長いサインの列は1時間ほど続いたでしょうか、一番手応えと喜びを感じる時間です。たくさんのご来場ありがとうございました。みずいろの夏が始まります。



Posted by monolog at 12:49│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
家に帰ってあれから毎日ずっと聴いてますが、どうしても一曲だけ五十嵐さんを思い出して笑ってしまいます。

楽しい時間、ありがとうございました!
Posted by ぱんださんの小径 at 2016年07月06日 22:03
CD、職場から帰ったら、今日届いてました!。本当にありがとうございます(*^_^*)。pale色の空を見ながら聴き始めて先ほどまで、ボリュームを変えたりしながらずっと聴いて、それからこのブログを読みました。ライブの流れがよくわかってよかったです。「第2の人生」もこのライブと近藤さんのコンサートの時の動画を載せていただいたので、1コーラスまるまる聴けました。quilico Love!。 CDにステッカー並びにまだ若かりしポチさんのポストカードをつけていただきありがとうございました。細いけれど、しっかりと意志を持った顔を見て「スミス」を作ったころの山田さんもこんな感じだったのかななんて。CDってやっぱり音がいい!。全編通して音が厚いし、なんて多彩なアルバムなのかと思います。初めて聴く曲にはやはり敏感に反応。「pale blue」の歌い方好きです。歌詞カードのパノラマ写真を眺めながら聴く「モノクローム」はピッタリで水平線の彼方まで飛んでいって吸い込まれそう。「My valentine」は最初冬のイメージ持ちましたがフルートが夏らしい。「Qui La Laの夏物語」途中アレンジが変わったところがかっこいい。この曲と「幸せな風が吹くさ」のベース、大好きです。大音量で聴いてよかったのが「スミス」と「Calendar song」「Qui La Laの夏物語」。まだまだ続くけれど…。また長々と、ごめんなさい(^^;)。禊の夏、始まりそうです。
Posted by motokoishita at 2016年07月07日 00:35