2017年01月01日

“巣巣のクリスマスライブ”(2016年12月24日 @ 等々力 巣巣)【ライブ後記】

昨年末のライブを振り返ります。ここ数年はクリスマスイブに行われることが恒例となった巣巣でのクリスマスライブはなんと7年目となりました。巣巣とのつながりの歴史でもあります。さすがにライブ続きで疲労困憊していましたが、気の置けない仲間たちとの“HOME”でのライブはリラックスしたものになりました。この日は何といっても「草とten shoes」という実力未知数の素人バンドが前座を務めるということで、たくさんのお客さんが集まって熱気がありました。満員御礼、長く続けると成果が後からついてくる。

草とten shoesとは巣巣店主岩崎さんと鎌倉moln店主佐々木綾さん、鍵盤奏者で草摘人とイシカワアユミさんが結成したグループ、音楽的なことを五十嵐祐輔くんがまとめるというので、「おれが1曲書いてあげるよ」と「冬の日の幻」という歌をプレゼントしたのでした。その初披露ライブは、ちょうどいいくらいに拙く、瑞々しく、今後の発展が楽しみになるものでした。五十嵐くんが書き下ろした曲もよかったな。来年はアルバムを作るそうで。

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僕の演奏は佐々木真里さんのピアノとデュオ編成。クリスマスソングから始まって、冬空に似合う「星降る街」を久しぶりに。五十嵐くんを呼び込んで「home sweet home」「やまびこの詩」を巣巣に捧げました。「notebook song」も新鮮な響きがあった。遊びにきていた近藤研二さんを呼び込んで「日向の猫」「my favorite things」「calendar song」と盛り上がります。去年の今頃には存在しなかった曲がすっかり今年の定番メニューになりました。お客さんとのかけあいも楽しくて「calendar song」は2016年を象徴する曲になったような気がします。

アンコールでは草とten shoesも合流して小沢健二カバー「いちょう並木のセレナーデ」を一緒に。歌いながら「ああ、良い時間だなあ」と感動していました。この日のために特別なサプライズを、と思って2日間かけて書いた新曲「小さな巣をつくるように暮らすこと」は、店主岩崎さんが一昨年出した著作からタイトルを借りた。今住んでいる家に引っ越したのはちょうど5年前の冬で、がらんとしたリビングに巣巣の楡のダイニングテーブルが運ばれてきたときに新しい暮らしが始まる気がしたことを思い出して書いた。日向の安楽椅子もそう。長年の付き合いに感謝して。

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巣巣岩崎さん、真里さん、近藤さん、手伝ってくれるみんな、草とten shoesの面々、そして会場をあたたかく盛り上げてくれたお客さん皆さんに大きな感謝を。良いクリスマスイブになりました。打ち上げまでずっと楽しかった。また来年もクリスマスイブは巣巣に集まりましょう。何はなくともみんなが元気でいられたらいいね。

Posted by monolog at 12:43│Comments(0)TrackBack(0)

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