2017年01月09日

新年レコ発ライブ巡り|伊礼亮&COUCH



昨年秋にリリースされたアルバムに2曲の歌詞を書かせていただいた伊礼亮さんのZEPP TOKYOでのライブに出かけた。全国を回ってきたCD発売記念ツアーのファイナル公演。やっぱり自分が言葉をつけた曲がどのように響くかが気になる。「セレナーデ・セレネイド」という四つ打ちの軽快な曲はステージ序盤に披露された。サウンドプロデューサーであり作曲を担当したROUND TABLE北川くんから「“宇宙”っていう感じかな」という漠然としたイメージを受けてのものだったのが、「RAINBOW BRIDGE」に「虹の橋」とルビをふって、そこを滑走路として宇宙へ飛び立つシーンを描いた。この日会場のお台場に行くのにまさに車で暮れなずむレインボーブリッジを渡ったので「このことだ!」と感じた。ミラーボールが回ってとてもきれいだったな。もう一曲「君を想うだけで」は本編後半にCD音源よりもエモーショナルに歌い上げられた。良い歌だなあと客観的に聴けたので作詞はうまくいったのだなと安心。

2時間越えのステージの後でファンの皆さんと握手を交わす伊礼くんはタフガイだった。初めて挨拶ができてよかった。ゲスト出演していた北川くんとも久しぶりに会えた。新宿JAMでまだROUND TABLEを始める前の彼に会ってからもう20年になる。数年に一度こうやって一緒に仕事ができて嬉しい。お台場からまた首都高に乗って高層マンション群の、いわゆる“光の葡萄”と東京タワーを観ながら虹の橋を駆け抜ける。いつもよりきれいな夜景だった。行けないと諦めていたライブに間に合いそうだったのでそのまま渋谷へ。



COUCHの5年ぶりの新作『LITTLE DANCER』レコ発ライブに滑り込み。本編最後の曲とアンコールのセッションが聴けた。ゲストは青山陽一さん。ひとあし先にいただいていたCDがとても素晴らしかったので平泉くんとも話がしたかった。benzoにしても平泉くんの弾き語りにしてもその声とギターはいつも僕にとって羨望の対象だ。GOMES THE HITMANが1999年にメジャーデビューして初めて企画したライブは下北沢CLUB Queでのbenzoとクラムボンとの3マンだったが、ライブが苦手だった僕が自分の不甲斐なさにその日ぐったり落ち込んだことを憶えている。

アンコール、青山さんを交えて歌われたのはアルバムのなかでも僕の好きな「TODAY」だった。青山さんのギターもすごい。長い手足と楽器が一体になったギターマンだ。お客さんの雰囲気も良くて、自然発生的にみんなが立ち上がって踊りだした。音楽家として羨ましくなる素晴らしいライブでした。北川くんにしても平泉くんにしても古い知り合いが絶好調で音楽を作り鳴らしているのを観るのはとても刺激になる。自分も頑張ろうと思った夜でした。

これも古い付き合いの、写真を撮っている杉江くん(彼が撮影した今回のCOUCHのアー写が最高なのだ)に会えたのも嬉しかった。10代だった彼がお父さんになるなんてな。久しぶりにペットサウンズレコードの陽馬さんとも会って2016年ベストセレクションの店頭サンプラーをいただいた。スタッフの東尾さんが『pale/みずいろの時代』から「スミス」を今年お気に入りの1曲に選出してくれていて、サンプラーにも収録された。いつもカウンターの向こうで言葉少なに微笑んでくれる東尾さんの心に響いたことが嬉しいな。






Posted by monolog at 23:54│Comments(0)TrackBack(0)

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