2017年01月20日

“新・ネガティブナイト3”(2017年1月19日 @ 下北沢440)【ライブ後記】



昨日のこと。下北沢440でのイベント、柴山一幸さんの「新・ネガティブナイト」に誘っていただいた。柴山さんとはこの日初対面。送っていただいたアルバムがとても良かったからこのイベントに出ることを決めたのだけど、バンドの演奏も素晴らしくてリハーサルから見入ってしまった。

もう一人の共演ベクトルユーゴくんは昔から知っていて、ライブも観たことがある。彼のバンドで海老沼崇史くん(えびちゃん)がベースを弾いているのを観て僕はえびちゃんをスカウトしたのだった。彼の演奏から始まったイベント、昔観たライブではドラえもんが出てくる歌が印象的だったがこの日は「シグナル」という曲がよかった。迷って悩んで成果を出して続けていってほしい、というのが後輩への僕の思い。

16129992_650174748495344_1192601121_o

2017年を本格的にスタートさせるステージ、「blue moon skyline」で幕開け。今年はソロ名義での活動を本格化させてから10年の年、ソロデビュー作のオープニング曲で“後ろを向いて”振り返ってみた。そして2002年にリリースしたGOMES THE HITMAN『mono』から15年。まだたったの15年かよ!というのが正直な気分。たくさんの時間が流れた気がする。「別れの歌」を久しぶりに。同じ時期に作った「ナイトライフ」は僕のアーカイブスのなかで数少ないマイナー(短調)の曲。「ネガティブ」な夜に相応しい気がした。

2月にR.E.M.のピーター・バック、マイク・ミルズらアメリカの重鎮たちが来日することをなぜか僕が熱くプロモーション。今年は僕がR.E.M.に出会って30年目の年なのだ。「FALL ON ME」という大好きな曲をカバー。たったひとりでも誰かの心に響いただろうか。世界中の猫が幸せでありますように、と思いを込めて「猫町オーケストラ」を。昨年末に作った「小さな巣をつくるように暮らすこと」を忘れないうちにもう一度、と思って歌ったがこれはとても良い曲になる予感。「光の葡萄」はこういうイベントでふっと空気を変えてしまう大きな曲。最後は「calendar song」で手拍子とコールアンドレスポンスをいただいて、楽しく気持ちよく歌うことができました。

柴山一幸さんのステージも素晴らしかった。1曲目が始まって、ピアノの感じとか矢部浩志さんのドラムも相まって往年のカーネーションを想起。またどこかでなにか一緒にできたらいいなと思いました。久々の再会や初めての邂逅、予期せぬ出会いや会話があるからこういう対バンイベントは楽しい。新しく繋がった皆さん、これからもよろしくお願いします。平日の夜にご来場いただきありがとうございました。いろいろ、あれこれ、お心遣いに感謝を。

Posted by monolog at 11:15│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL