2017年03月21日

なんてことのない三連休日記

 

三連休初日はHARCOとのレコーディングで真面目に仕事モードだったんだけど、帰り道に久しぶりに三鷹の名店パレードに寄ってレコード掘りをきっかけに、なんとなく休日モードに。『猫町ラプソディ』は英語でタイトルをつけるとしたら“rhapsody in tricolor”。元ネタはもちろんジョージ・ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」なので、店長さんにその名演レコードを探してもらうと、ちょうど相応しい、バーンスタインがピアノを弾いているCDがあった。ブライアン・ウィルソンへ繋がる18分のアメリカーナ。もともとは「アメリカン・ラプソディ」というタイトルのが、「この曲は青い」という言葉で変更になったそうだ。僕のエッセイも「この随筆は三毛色だ」と言われたい。

日曜日は隣町の西荻窪で「西荻ラバーズフェス」というのを観にでかけた。西荻窪は吉祥寺の隣駅、会場になった公園は駅から歩いて15-20分というところか、良い散歩になった。僕が到着したときには湯川潮音さんがtico moonの友加さんのハープを伴って素敵な声を響かせているところだった。ご近所ということで、イトケンさんとかユミコちゃんはじめトクマルシューゴバンドの面々、イラストレーターのチャンキー松本さんといぬんこさんがブースを出していたり、元フィッシュマンズの小嶋さんとばったり会えたり、とても有意義な日だった。トリをつとめたのはカーネーションで、30分強のセットでもその世界観を堪能。「EDO RIVER」が流れると時間がぴゅっと巻き戻る感じがあるが、新譜の曲も素晴らしい。直枝さんと太田さん、広島世羅以来のカメ万佐藤優介くんに挨拶(直枝さんとは来月の片桐はいりさんとのライブでご一緒します)。風が強く土埃の舞うタフな環境でみんなほこりまみれだったけど一様に楽しそうで、天気さえもフェス感を演出していたように思います。

その後吉祥寺に移動して今年参加させていただく「キチレコ2017」の顔合わせ。いしかわじゅん先生や青木俊直先生、木原庸佐さん、西野直樹さんなど吉祥寺在住の漫画家・イラストレーター・デザイナーの皆さんと初めてお会いした。吉祥寺とレコードをテーマにした展示がゴールデン・ウィークに。面白いことが始まりそうで身が引き締まります。帰宅後、久しぶりに近藤さん宅でモイとウニとのふれあい。モイへの御見舞いに混じってうちのポチ実にもいろいろお裾分けをいただいていつも感謝しています。この日は『A LIFEー愛しき人』の最終回。僕の周りでもSNSでも誰も話題にしていないドラマだけど僕は毎週楽しみにしてワナワナしながら観ていたのだ。キムタクもしびれるほどかっこいいが、僕は浅野忠信に感情移入して泣きながら鑑賞。木村文乃もマツケンもみんな良かった。キムタクみたいなブラックジャックが目の前に現れて、モイや、僕らの大事な誰かの悪いところを全部取り除いてくれたらいいのに。

連休最終日は杉江篤志くんの写真展「デニスの庭」を見るために幡ヶ谷のPADDLERS COFFEEへ出かけた。去年は高知のterzo tempoがかき氷をサーブしにきた居心地のいいカフェ。アメリカの乾いた空気が焼き付いた写真は水色が気持ちよかった。杉江くんはもともと僕のファン、名古屋で初めて会ったとき彼はまだ10代だったはず。アメリカを放浪しながら写真を撮っていることをインスタグラムで知って、帰国後に彼がくれた心のこもった、しかし言葉少ななメールに僕が返事をして会い、仲良くなって今ではたまにステージの写真を撮ってもらっている。去年彼はお父さんになったが、キラキラした目の輝きは変わらず、会うたびにいい刺激をもらう。Black Yard Trioの伴奏での朗読も良かった。奥さんのザッツが歌を歌ったのには驚いた(これもとても良かった)。彼にはまた4月のライブの写真を撮ってもらう。ノスタルジックでありつつ、これから先のことが楽しみになるような時間でした。

充実した三連休でした。明けて今日は『猫町ラプソディ』の最終入稿。そして19時から刊行記念ライブ第二弾「夜の科学 in 下北沢ーrhapsody in tricolor」の受付が始まります。宿題たくさん。

Posted by monolog at 11:03│Comments(0)TrackBack(0)

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