2017年05月12日

発売から3週間が経ちました|『猫町ラプソディ』感想コメント3

『猫町ラプソディ』に寄せられた感想コメント、パート3を紹介します。





猫と暮らし始めるにあたって山田氏から背中を強く押されたひとりとして、猫の先輩である彼が手がけた猫エッセイ集となれば正座して拝読せねばなるまい、と手に取りました。

いざ読み始めると、猫への愛情が伝わるユーモア溢れる筆致に冒頭から「わかる、わかる」と共感し、数々の事件簿には大笑いし(ノミの描写のぞわぞわ感よ!)、ポチとの別れに泣きながら、最後まで止めることができずにするすると、それこそ途中一度も本を閉じることなく一気に読み進めました。

読後には傍の我が愛猫ミルクをぎゅっと抱きながら「おいミル坊、この猫先輩の本、最高なんだよ!」とその面白さを伝えてしまった私です(ミル坊は「にゃんだ?」という顔をされていましたが)。

「猫の可愛さには慣れることがない」という文言は後世に残したい至言でありましょう。これを読んで猫と暮らし始める猫後輩たちが増えるかもしれません。本棚の猫本を置くコーナーにまた宝物が1冊加わりました。今夜も本書のページをめくりつつ、猫見酒と洒落込もうかしら。

——五十嵐祐輔(fishing with john



前作では、猫のこととあわせて山田さんのミュージシャンとしての半生が描かれていたのだけど、今作では音楽にはあまり触れられず、猫一本勝負の本になっている。ポチやポチ実の仕草やご機嫌に一喜一憂する姿は、ミュージシャンというより、吉祥寺の猫好きおじさん( あ、お兄さんでしたね)といった様子で、その分、猫との暮らしの喜びや幸せがいっぱい詰まっている。ポチの最期やポチ実との奇跡的な出会いは、猫に特別な思い入れがなかった僕も涙がでるほど感動的で、猫との暮らしをよりいっそう夢見るようになった。

僕は山田さんのリズム感のある文章が好きなのだけど、リズムにのって歌うように語りかけてくる文章を読みながら、音楽にあまり触れられていなくても、音楽を感じられるのがうれしかった。読み終わった後に、山田さんのCDを聴くと、よりいっそう心に響いてきますよ。

——飯島淳彦(TRAVELER'S FACTORY



猫には猫の数だけ物語があって、寡黙な彼らの口からは決して語られることのないそれを、観察と発見と想像によって言葉にするのが、猫の隣人である私たちの役割だと思うのです。稀代のシンガーソングライター・山田稔明さんが「猫の人」として、この本でそれに応えてくれました! 読後、私も「猫語り」したくなってしまった。うちの猫のこと、近所の野良猫たちのこと、これまでの人生で関わってきた猫のことを。

——人気ブログ「ミルキク.net」管理人 mik



前作を補完するような形で新たに上梓された『猫町ラプソディ』を読むと、猫ネットワークで繋がるその町の温かさ、人と人、猫と猫、そして人と猫の絆の力強さに驚き、改めて感嘆する。次々と繋がっていくその輪は、間違いなく人と猫による「大家族」の物語だ。猫との共生は、はからずも新しい交流を生み出し、愛らしいラプソディ溢れる季節に移行しているのではと、改めて思わされる。どんな時代でも「家族」が一番大切だ。そう感じたのだ。

——志田十穂(DJ/雑文家)



ものごころついたときからいつも家には犬がいた。
妻の実家にも犬がいた。
娘が3歳のとき犬を飼いたいと言いだし飼いだした犬が今も家にいる。
6年前に越してきた町内にはたくさんの猫がいる。
毎朝犬の散歩をしていると、黒猫の親子、豊満な白い猫、三毛猫、何匹もの猫に会う。
猫は犬に目を剥くが犬は知らん顔だ。
きっと猫と暮らす生活をすることは無いだろう。
だけど猫と暮らした気分になれかたらもういいや、今世は。
そんなことを思いながら本を置き、犬の頭を撫でている。
愛するものと暮らす日々はかけがえがないものなんだよね、山田さん。

——庄野雄治(aalto coffee and the rooster



面白くて、あっという間に読んでしまった!
インスタでちらりと見ていた出来事が、愛のこもった文章によって
しっかりと、心に残りました。私も猫町に住みたいです。

——木下綾乃(イラストレーター)


Posted by monolog at 08:54│Comments(0)TrackBack(0)

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