2017年06月01日

紫陽花の季節|『猫町ラプソディ』感想コメント5



6月になった。ポチが旅立った紫陽花の水無月。午前中から出かけたら雨が降ってきて、“らしい”スタートとなった今月、この雨の洞窟を抜けたらまた新しい季節だ。井の頭線沿線の紫陽花も咲き始めていました。用事を済ませて帰ってきて、吉祥寺をふらふら歩いていたら、画家で人形作家の片岡まみこさんにばったり遭遇した。お会いするのは初めてだったが、ライブに訪ねてこられたギャラリーの方経由で繋がって、SNSでやりとりをしたところだったので、お互い「わあ」と驚きつつ、すぐに気がついた。これも「猫」が招いた縁。片岡さんは今月吉祥寺で個展を開かれるらしいので、またすぐにゆっくりお会いでるだろう。片岡さんが綴ってくれた『猫町ラプソディ』感想コメントを下記に転載します。



猫が迷子になって捜したときの不安な気持ち、おひさまの光でキラキラ輝く被毛を眺める幸福感、病気の子に皮下注射を自分でしたときの辛さ、最期を看取るときは本当にやるせなく苦しいけれど、それでも猫と暮らてないよりずっと幸せ。皆知ってるし、全部わかる。いろんなところで共感して、ポチが亡くなるところでは、やっぱり涙、涙…。

私も子供の頃から猫と暮らしてきたけれど、愛猫を息子や娘と思ったことは一度もなくて、姉、弟、親友、恋人が混ざったような、あるいはもっと別の特別な存在。ただただ愛しくて、1日何度見ても可愛くて飽きない…と、この本を読み再確認し、今日も宝物の猫をぎゅっと抱きしめました。

片岡まみこ(画家、人形作家)



Posted by monolog at 17:20│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL