2017年07月28日

“猫島ラプソディ”(2017年7月22日 @ 福岡 スピタルハコザキ)【ライブ後記】



先週の土曜日の話。あっという間に過ぎた1週間でした。福岡へ行くのは昨年11月以来。はしもとみおさんの福岡での初個展ということで、コラボレーションを提案された僕は二つ返事で快諾したのでした。みおさんとは今年3回目の共演。どんどん仲良くなって兄妹みたいになってきました。福岡空港に着くと友だち(Local Busのケイジくん)が車で迎えてくれて心強いサポート。箱崎という街は僕にとって初めての場所。会場のスピタルハコザキは一軒家をリノベーションしたギャラリーで、面白い作りだった。

みおさんが彫った猫たちがたくさん並ぶ。なかでも福岡にある猫島という別名でも知られる相島(あいのしま)でのフィールドワークが昇華した小さな木彫猫たちに息を呑む。それぞれの猫に個性があり、物語が付随する。気が遠くなるような作業をライフワークとして続けるみおさんは、しかし、朗らかな関西弁であっけらかんとして楽しく面白い。ブックスキューブリックという気になっていた本屋がすぐそばにあったので涼みがてら訪れたりしているうちに夕暮れ、そして満員の会場でのイベントが始まりました。

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前日に下北沢で衝動買いした猫柄の派手なシャツを着て出ていくと小さな笑いが。“出落ち”は成功。「猫のいる暮らし」から始まる“猫セット”だけど、実は根幹はそんなに変わらない。今回は展示のオープニングを飾るイベントなのでみおさんファンも多かったのだろう、僕のライブを観るのが初めてという人が半数以上だったので「一角獣と新しいホライズン」のお決まりのMCを、落語のまくらのように。つい先日名古屋で観たスピッツの「猫になりたい」も好評でした。

みおさんを迎えてのトークも楽しく進む。僕から見たみおさんは言うなれば“神様から愛された天才魔法使い”なのだけど、会話がいちいちグルーヴして最終的には会場全体がニコニコ笑っている。みおさんと笑顔のお客さんをかわるがわる眺めながら、いい時間が過ぎていくなあとしみじみしました。ライブ後半はみおさんの愛犬月くんに捧げる「月あかりのナイトスイミング」からスタート。

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「眠れねこねこ」「ポチの子守唄」で見えないゆりかごが揺れる。「my favorite things」「日向の猫」「光の葡萄」というラインナップは「猫」だとか「音楽」だとか、そういう線引が意味をなくすような自分の暮らしから生まれた歌。10年経っても歌っているのだろうな、と思う。「きみは三毛の子」「太陽と満月」と楽しく本編終了。アンコールでの「calendar song」のコール・アンド・レスポンスもさすが福岡、素晴らしい響きでした。終演後はたくさんのサインと握手。僕とみおさん、スタッフで連れ立って筥崎宮のそばにある屋台でラーメンと焼き鳥で打ち上げ。楽しい夜でした。スピタルハコザキでのはしもとみお個展「猫島物語」は8月6日まで開催中。ぜひその生き生きした作品たち、愛らしい猫たち(黒柴犬の月くんにも)に会いにいってあげてください。


はしもとみお 彫刻展
“猫島物語”

7月22日 - 8月6日まで開催中

スピタルハコザキ
福岡市東区箱崎1丁目32-31
11.30 - 21.00 (期間中休みなし)




Posted by monolog at 22:19│Comments(0)