満員御礼の会場、僕を初めて観る人も多いので緊張感とリラックスした感じとのバランスが程よい。『DOCUMENT』の冒頭2曲から始まるセットリスト、そこに秋の歌「アップダイク追記」、日曜日に映える「glenville」、第二の故郷に捧げる「home sweet home」と続き、前日とは全く違う雰囲気でステージは進んでいきます。サトミツ&ザ・トイレッツ楽曲から始まる新曲群も手応えがあった。
「小さな巣をつくるように暮らすこと」を歌うあたりからどんどん自分の声が伸びて艶やかになっていくのがわかった。これはまさにのやの空間とお客さんの熱視線との相乗効果だと思いました。前日の市電貸切ライブで練習までしたのに本番演奏しなかった「光の葡萄」も心を込めて。ライブでの定番曲になった歌たちも毎夜違うノリと響きをはらむからいつも面白い。この日の「calendar song」も独特のものがありました。



アンコール、最後に歌った「hanalee」はひとりでギターを背負って音楽の旅を始めた最初期から歌ってきた歌。もう10年になるが、それをソロ最初期からお世話になっているレストランのやで今も変わらず、満員のお客さんを前に歌えることがどれほど幸せなことか。遠くから、近くからご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました。そしてかとちゃん、さきちゃん、松川くんはじめ親戚のように僕を迎えてくれる第二の故郷のやのみんなに心から感謝を。
また来年に!





