2017年11月01日

遅れてきた青年 @ 新宿JAM|“秋色テンダネス”(2017年10月29日 @ 下北沢 風知空知)【ライブ後記】

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先週末日曜日のこと。夕方から下北沢でライブがある日だったのだけど、大学時代の先輩が新宿JAMでライブをするというので出かけた。台風が近づいて不穏な天気。雨もどんどん強くなっていったけど今年いっぱいでなくなる新宿JAMでのステージは見逃すわけにはいかなかった。そのバンドは「遅れてきた青年」という名前、僕はかつてギターで参加していた。ボーカルの東さんは僕が東京に来て初めて出会った詩人である。憧れたし影響を受けた。今でも会うと緊張する。僕のライブハウスデビューはもしかしたら遅れてきた青年で新宿ロフトに出たときだったんじゃないかな、と思う。

本当に久しぶりに観た遅れてきた青年はメンバー構成こそ違えども、なんにも変わっていなかった。気の利いたMCもないし、愛想もない。東さんのリッケンバッカーはヒリヒリと震え言葉は相変わらず研ぎ澄まされていた。大学時代の先輩後輩って何年たっても揺るがない関係性だ。旧友、音楽仲間にも会えて嬉しかった(この日のドラムはうちの須藤さんだった)。大いに刺激を受けて外へ出ると土砂降りの雨が新宿を水浸しにしていました。

僕も負けてられない。下北沢へ着くとますます雨がひどくなっているが、溝渕健一郎、新井仁と盟友揃い踏みの楽しいステージ。すべてのセッションがぶっつけ本番で知らない曲でも果敢に挑戦。緊張感よりも音楽で会話する楽しみのほうが大きい。僕は買ったばかりの新しい古いギターを初めて弾くことにした。

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雨がひどくなってきたけれど開演。僕はトップバッター、「手と手、影と影」「星に輪ゴムを」とGTH楽曲でスタートさせたのはPLECTRUMに続き15年来の盟友健一郎との共演だったから。ジャクソン・ブラウンのライブをきっかけに買ったギターなので、ジャクソンの「青春の日々」を日本語詞で歌ってみました。健一郎さんをドラムに迎えてセロファンの「ストレンジャー」をカバー。「雨の夜と月の光」もほぼぶっつけ本番でしたが、やっぱりこのあたりの曲を彼の身体が憶えていました。

健一郎さんも新井さんもそれぞれ個性的なステージ。MCも含めてとてもリラックスしていて、外の雨風と対照的。台風のピークを迎えた世田谷、しかし風知空知では穏やかな時間が流れていました。最後のセッション、まずは僕と新井さんで去年やったサニーデイ・サービス「あじさい」に健一郎ドラムが加わって。そして健一郎「スーパーマーケット」、僕は初めて聴いた曲だったけど今度は僕がドラムにまわりました(僕はドラムが大好きなのです)。そして最後は新井さんのレパートリー「今夜はブギーバック あの大きな心」。3人での演奏がとても楽しかった。なんと演奏すべて終了した時点で雨風が止むという出来すぎた展開に。荒天のなかたくさんのお客さん、友人知人が何人も来てくれて嬉しかったです(ハックルベリーフィン ハジくんは無茶振りでステージにあげられてた)。こういう夜があるんだから台風襲来も悪いことばかりじゃないな。ありがとうございました。






Posted by monolog at 23:09│Comments(0)