2017年11月21日

ツバメコーヒー5周年アニバーサリー “飛び立つコトノハ”(2017年11月19日 @ 新潟 燕市 ツバメコーヒー)【ライブ後記】



こないだの週末の話。年に一度の新潟燕市への旅、毎年秋の紅葉を愛でながらの眼福を味わう行事だったのだけど、今年は例年よりも2週間ほど遅く設定されたため、トンネルを抜けると景色はもう冬でした。なかなかスリリングな運転でしたが、なんとか無事にツバメコーヒーに到着。雪の多い国の人たちの暮らしは本当に大変なのだなあと改めて思いました。アアルトコーヒー庄野さん、大塚いちおさんも到着、ツバメコーヒーのタナカさんがいつものように出迎えてくれました。足元の悪いなかたくさんの方にご来場いただき嬉しかったです。

「光と水の新しい関係」とか「アップダイク追記」といった秋の歌を並べたセットリストだったのを急遽変更してGOMES THE HITMAN「北風オーケストラ」、雪から雨に変わった窓の外を眺めながら「雨の夜と月の光」と臨機応変にできるのがソロ弾き語りのいいところ。僕の燕市の印象はとにかく夜が暗い街。「home sweet home」はそんな目をつぶっても変わらないような、しかし目が慣れてくると星が瞬くような燕の空を思いながら歌いました。

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ここ数年は僕の演奏にあわせた大塚いちおさんのライブペインティングをやっていたのだけど、今年は「僕たちはこんな歌を聴いて育った」的なトークと、いちおさんからのリクエストに応えるパートを企画しました。いちおさんと僕は少し年が離れていますが、お互いがエコーズ(辻仁成を中心にした80年代に活躍したロックバンド)好きというカミングアウトから始まった音楽談義は好きなものの共通項が多くて響き合うのです。まず最初のいちおさんからのリクエストはストリート・スライダーズでした。僕が初めて組んだバンドはスライダーズのコピーバンドだったので得意分野(もっとも当時僕は歌を歌っていなくてギタリストでしたが)、彼らのデビューアルバムから名曲「のら犬にさえなれない」を歌いました。みんなポカーンとしながら聴いてるかなあと思ったけど、アンケートを読んだら「蘭丸のギターが聞こえてきました!」とか静かな反響があった。

いつもツバメコーヒーではエコーズのカバーを織り交ぜるのですが、今年はちょっと変化球、辻仁成のソロアルバム(なんとムーンライダーズ鈴木慶一さんのプロデュース)から「僕たちの結婚」という隠れ名曲をディグ。「山田さんの歌みたいだった」という声を多数いただいた。そして、僕がまったく聴いたことがない、いちおさん青春ミュージック、甲斐バンドの曲を演奏することに。「LOVE MINUS ZERO」という曲がとてもツバメコーヒーの夜の雰囲気に似合いそうだったのでセレクト、主語の「おれ」を「僕」に変換して本気でアレンジして歌いましたが、いちおさんにもとても喜んでもらえて嬉しかったです。

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好きなものを好きでいること、好きでい続けることって本当に楽しいなあと改めて思う夜になりました。ツバメコーヒーでのイベントは今年で6年目でしたが、ずっとこの機会が続きますように。ツバメコーヒー5周年おめでとうございます。小さな町を照らす光であれ!

また来年!



Posted by monolog at 11:24│Comments(0)