2017年12月28日

“巣巣のクリスマスー小さな巣をつくるように”(2017年12月24日 @ 等々力 巣巣)【ライブ後記】

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2010年から始まった等々力にある雑貨と家具の店 巣巣でのクリスマスライブ、今年で8回目となるライブが終了しました。昨年と同じく「草とten shoes」との共演。巣巣店主岩崎さん、鎌倉molnの佐々木さん、永井宏さんイベントで何度も共演した鍵盤奏者のイシカワアユミさん、そして山田バンドのメンバーでもある五十嵐くんによるこのバンドは忘れていた何かを思い出させるグループ。この日もその演奏と歌を聴きながら遠い過去の記憶、あるいは経験したことがないかもしれない記憶
に思いを馳せたのです。僕が提供した「冬の日の幻」もちゃんと彼女たちの歌になったなあと感動しました。

鎌倉ディモンシュでのライブに続いて、この日も佐々木真里さんにピアノを弾いてもらいました。そしてもう一人サプライズゲストは高橋徹也さん。前日に年納めのソロライブでくたびれてたはずなんだけど、「タカテツさん、飛入りしない?」という僕の無茶振りに「それなりの格好と覚悟をして巣巣へ向かうよ」と乗ってきてくれた。今年何度もふたりで演奏した「幸せの風が吹くさ」、男らしく(真里さんのピアノも含めて)ガッツのあるいい演奏でした。タカテツさんに感謝。来年もよろしくね。

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「wish you a merry christmas」「the first noel」とクリスマスメロディ、その流れからの「星降る街」には楽曲の力を感じさせられた。「星降る街」はあんまり自分からはセレクトしない歌だけど(バラードって照れるし、とても体力がいる)、この日は近い筋からのリクエストがあった。この曲を書いたのはいつかの大晦日、年越しをした真夜中だったことを思い出す。孤独で不安でとても心細い夜に思うことを書いた。「ただの旅人」「きみは三毛の子」は2017年を牽引した歌だと感じる。「小さな巣をつくるように暮らすこと」もそうだ。巣巣のために書いて去年のクリスマスに披露したこの歌は転がる雪玉が大きくなるように膨らんでいって、とても大切な歌になった。年末にこの歌をお別れ、そして祝福のために歌うことになったことはとても象徴的。

アンコール、終わってしまうのが寂しい。ひとりでできたての新曲を歌う。またこの歌が来年もっと大きな歌になっていたら嬉しい。草とten shoesと合体してクリスマスキャロル「世界に告げよ」を。みんな練習してきてくれてばっちりだった。そして昨年に続き小沢健二のカバー「いちょう並木のセレナーデ」。過ぎてゆく日々を踏みしめて僕らは行く。「sweet december」は来年は音源化したいな、と思った。多分去年も同じことを思ったはずだけど。今年もあともう少し。新しい夜明けまで。

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たくさんのクリスマスプレゼントをありがとうございました。今年は特に靴下のプレゼントが多かった。皆さん、どうして僕が靴下が好きなことしってるんだろう(見てたらわかるの?)。僕は12月が誕生日なので、1ヶ月ずっとみんなにいろんなものをいただいてばかりいる。もらったもの以上のことを音楽やなにかでお返しできているだろうか。巣巣という空間をはじめ、いつも手伝ってくれる友人仲間たち、そして思いを持ち寄って各地から集まってくれるファンの皆さんに心から感謝を。今年のクリスマス、もっと言えば12月はいつにも増して忘れられない時間になった。

きっと何度も思い出すことになるはずです。

Posted by monolog at 19:15│Comments(0)