2018年01月18日

はなむけの歌



去年のクリスマスイブ、巣巣でのライブの終了後のステージを片付ける前に慌ただしく知人の結婚式のために歌を歌って、それをカメラに収めました。声はすっかり枯れてしまっていたけれど、最後のコーラス部分にその場にいた友人たちが即興で参加してくれて、とても良い演奏になっていたのを、編集してDVDにして彼の地に送ったのが昨日。今週末には宴の途中でどのようなかたちかで流れるのでしょう。

同じ歌をその何日か前にも録音したのです。同じメロディ、同じ言葉でしたが、それはお別れの会で流されることになりました。「はなむけ」とは旅立ちや新たな門出に際し激励や祝福の気持ちを込めて挨拶の言葉、金品、詩歌などを贈ることと辞書に書いてあります。英訳すると端的に「a farewell present」となりますが、もっと丁寧に意味を汲んで「wishing-well gift」と言いたいな、と思いました。

歌い手として、はなむけの歌を歌うことができることを光栄に思います。佳きようになりますように。

Posted by monolog at 23:30│Comments(0)