2018年03月05日

毛玉/山田稔明(from CDR『CATS』)

HMVキチレコで売り切れてしまった2012年に作ったCDR作品『CATS』から「毛玉」を公開します。猫が毛玉を吐いたあとの気だるい感じを歌にしようと試みたものですが長い時間が経って聴き返してみるとThe Smithsマナーのとても洋楽的な、アルペジオがきれいな僕の好きなタイプの曲だなあと思いました。このCDR、久しぶりに聴き返してみると愛猫ポチの鳴き声がそこかしこに入っていて、忘れていたわけじゃないんだけど「ああ、ぽっちゃん。こんな声だったなあ」とブワッと涙が出てきてびっくりしました。みんなも猫と暮らしている人は鳴き声とか録音しておくといいですよ。写真も記憶を補完してくれるけど音声の威力のすごさを改めて感じました。




毛玉/山田稔明

なんて憂鬱な雨の日だ
まるで底なしの毛布の上
もう少しだけ待てば見えるだろう
君が投げた三日月のブーメラン
さあクロネコがきっと運んでくれるだろう

眠れ ねんねこ 眠れ ねんねこ
everyday is like sunday ah...

white light, blue beat and american pie
everything is dream
and you could throw yourself up now

白い光、青いビートとアメリカンパイ
すべては夢
今 君はすべてを吐き出せばいいさ


written, produced and all instruments by toshiaki yamada 2012

Posted by monolog at 09:48│Comments(0)