2018年04月24日

自由が丘 猫さんぽ展 vol.2 LIVE(2018年4月21日 @ 自由が丘 ギャラリー自由が丘)【ライブ後記】

先週末のことです。ギャラリー自由が丘からお誘いがあって今年も猫のグループ展示にあわせてライブをさせていただきました。「猫さんぽ展』、小さな雑貨から大きな絵まで猫へのそれぞれの愛が充満した空間でした。ライブは「猫のいる暮らし」からスタート、これといって何の予定もない晴れた土曜日も猫がいるだけで楽しい。この日は25度を軽く越える陽気だったので季節を進ませて「夏の日の幻」をタンスから下ろす感覚で。スピッツの「猫になりたい」は最近自分に合うキーを見つけて歌うのがもっと楽しくなりました。

はしもとみお展に続いて「最後の晩餐」という古い未発表曲を。これはいわゆる別れ歌ですが、猫はひりひりしたやりとりの間も好き勝手に過ごして伸びをしてニャアと鳴く。だいたいいつだってそういうもので、僕らが深刻に眉間にしわを寄せているときに猫はいろんな感情をほだしてくれる生き物なのですね。「日向の猫」を演奏する前に僕が先代猫ポチについての話をしたせいかわからないけど、涙を流す人が多くて、もらい泣きしそうになってちょっとヤバかった、この日の「日向の猫」は。またいろいろ思い出した。

むぎ(猫) カバー「天国かもしれない」は、なんとなくずっと言いたかった複雑な感情が端的に綴られた名曲だなあと思う。答え合わせのような。誰か一方からの目線というよりも、とても普遍的な気持ち。「セラヴィとレリビー」はライブ後に「あの曲はどのCDに入ってるんですか?」と最も多く尋ねられる曲になってきました。アンコールには「きみは三毛の子」でわが愛猫を思い、「猫町オーケストラ」で世界中の猫がみんな幸せであるように、と願いました。初めましての作家さんがたくさん出品されている展示でしたが、ほとんど誰にも会えなかったのは残念でした。またいつかどこかで。ご来場ありがとうございました。

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Posted by monolog at 08:46│Comments(0)