2018年06月06日

GOMES THE HITMAN『00-ism』マスタリング作業が完了



一昨日の話。ずっと『SONG LIMBO』の作業にかかりっきりだったのが、VAPからリリースされる3枚組ボックスセット『00-ism [mono/omni/ripple] compilation of the works in 00’s(including some miscellaneous debris)』もスケジュールが差し迫ってきたので、気持ちを切り替えて15年以上前の自分たちと向き合う。今回のリイシューはボーナストラックの選曲からアートワークまで、すべてバンド側に任せていただいている。マスタリングもベースの須藤さんが担当することになって、大学時代の先輩君島さんが所有するツバメスタジオに集まった(須藤さんと君島さんはTHERMOというユニットをやっていて、そのCDジャケットを描いたのが紙版画家の坂本千明さんだという偶然のつながりもある)。

僕がここに訪れたのは2度目だけど、学生時代の部室を思わせるような、雑然としながらも居心地がいいこの空間でGOMES THE HITMANのことをやっている2018年というのがいいな、とじわじわ感動したりした。3枚のアルバムのマスタリングなので結局夜遅くまでかかったが、これは本当に自分たちにとっては宝物のようなずっしり重いボックスセットになるなあと感じた。当初1作につき2曲ずつを予定していたボーナストラックは1曲増えて7曲に。3枚合わせると総計187分40秒という聞き応え。昔からのファンにも、僕のソロからのファンにも、猫きっかけで好きになってくれたあなたも、新参者だと謙遜する人にも楽しんでもらえるものになると思います。ボーナストラックについては来週くらいに公開しようと思います。リリースに伴うインストアイベントなども調整中。昨日はサトミツさんがラジオで「サテライト」をかけてくれて嬉しかった。

今日は夕方までいろいろやって、夜から取材。あの頃よりも今のほうが全然楽しいし、戻りたいとも思わないけど、思い返すといろんな想いがこみあげてくる。




GOMES THE HITMAN 
00-ism [mono/omni/ripple]

compilation of the works in 00’s(including some miscellaneous debris)

VPCC-86203/5,556円+税/2018年7月25日(水)発売
デジパック仕様(CD3枚を1BOXに収納)
※ボーナストラック7曲収録(内容は後日発表)
※24Pブックレット収納

CD収録曲
『mono』(2002年2月17日発売)
1.6PM intro
2.別れの歌
3.夜明けまで
4.目に見えないもの
5.言葉の海に声を沈めて
6.情熱スタンダード
7.笑う人
8.忘れな草
9.百年の孤独
10.表通り
+bonus track(内容詳細は後日発表)

『omni』(2003年7月24日発売)
1.sound of science
2.愛すべき日々
3.20世紀の夏の終わり
4.day after day
5.そばにあるすべて
6.california
7.carolina
8.それを運命と受け止められるかな
9.千年の響き
10.happy ending of the day
+bonus track(内容詳細は後日発表)

『ripple』(2005年3月16日発売)
1.東京午前三時
2.ドライブ
3.手と手、影と影
4.星に輪ゴムを
5.RGB
6.bluebird
7.サテライト
8.夜の科学
9.明日は今日と同じ未来
+bonus track(内容詳細は後日発表)


Posted by monolog at 10:51│Comments(0)