2018年08月07日

第七回吉祥寺祭り - 祝!イノトモ20周年(2018年8月5日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【ライブ後記】

HMV record shopからスターパインズカフェまで移動してバタバタとリハーサル。この日はダブルヘッダーで「吉祥寺祭り」に参加しました。去年に続いて2年目ですが、ボスである湯川トーベンさんは「めんどくさいからもう今年で終わりにする」と宣言してしまったお祭り。旧知の方たちばかりの空間でライブが始まる前からみんなリラックスしてていい雰囲気。「ああ、もう1年経ちましたねえ」という季節の挨拶が交わされる。飛び入り参加の湯川潮音さんの演奏からスタート。空気を一瞬にして変えてしまう、可憐な歌声、まるで妖精さんのようでした。

ステージを僕が引き継ぎます。18年暮らす吉祥寺のことを歌った新曲「吉祥寺ラプソディ」、優しい歌が聴きたい/いつもの場所で会えないかな、っていうくだりはスターパインズカフェのことを想定して書いたからこの場所で歌う大切な意味があります。2曲目「サテライト」は2004年に体を壊して表立った活動を休んでいたとき吉祥寺の街をうろうろ散歩しながら作った楽曲群のなかのひとつ。「君が中心で僕が衛星」という頼りない男の歌。

湯川トーベンさんをステージに招いて村田和人さんのために歌詞を書いた「EVERYWHERE MAN」をふたりで。7月の村田バンドツアーの神戸と京都、そして吉祥寺ではコーラスで手伝っていただきましたが、今回はベースも弾いてもらって、なんだかとても感慨深かった。トーベンさんは本当に優しくてかっこいい人です。大好きな先輩。そしてもうひとり、吉祥寺でやるならこの人は欠かせない、親戚の兄ちゃんのような近藤研二さんを呼び込んで新曲「セラヴィとレリビー」を。近藤さんとは同じステージで8月17日に猫町フェスを盛り上げたいと思います。

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近藤さんはガットギターの音をマイクで拾ってとても自然な音像でリラックスした演奏をしていたなあと感じました。笹倉慎介くんとのセッションも素敵だった。そこに僕が加わって6月末富士宮での編成になって猫のろけ話と「toi toi toi」。ステージ上には楽しいことしかないな。tico moonの演奏も久しぶりに観たのだけど、本当に心が洗われるっていうのはこういう音楽を言うのだな。友加さんにハープで参加してもらった『新しい青の時代』アナログ盤を手渡せた。

おおはた雄一くんのことを僕は天才吟遊詩人だと思っていて、この日のテレキャスターでの弾き語りも素晴らしかった。自由自在、という感じ。その後の暮らしのガス抜き隊もやんちゃでかっこよくて痺れた。難しい要素がひとつもない音楽。今年の吉祥寺祭りの主役イノトモちゃんはナチュラル・ボーン・シンガーぶりを見せつけるステージ、僕の好きな「坂道」という曲も聴けた。GOMES THE HITMANと彼女はほぼ同期、歌い続ける同志の姿には勇気づけられる。

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アンコールでみんなでステージへ。「You are My Sunshine」で朗らかにフィナーレかと思いきや、ドラムのカウントから鳴らされたのは「ヤングマン(YMCA)」、先日亡くなった西城秀樹さんをトリビュート(去年はムッシュかまやつさんの「バン・バン・バン」でした)。トーベンさんからの「山田と近藤くんで仕切って歌え!」と命令を受けていたのだけど、僕はHMVインストアでリハに参加できずぶっつけ本番。Youtubeのご機嫌な映像(これ)を何度も観てイメトレしていたんだけど、近藤さんの切れのよさは異常だったな…。ステージ上も大変なことになっていたけど、客席もみんなYMCAしていて、いい意味でみんな大人気なくて可笑しくてバカバカしくて、夏の思い出を胸に刻んだ夜になりました。暑いて長い一日、昼のイベントから続けてきてくれた方も多かったでしょう。ご来場ありがとうございました。

打ち上げも楽しくて、しばらくやめていたお酒を久しぶりに飲みました。藤原マヒトさんとずっと猫の話で盛り上がったり、遊びにきていた徳澤青弦さんと初めて挨拶できて、秘蔵のさだまさしさんエピソードを聞いてもらったり、畳のお座敷だったこともあって、なんか親戚集まりみたいな夜だなあと真夜中まで飲みすぎました。吉祥寺祭りは今年で最後ということだったんだけど、そうはならないんじゃないかな…という漠然とした予感もあるようなないような。あえて、また来年!と言いたい気分です。

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Posted by monolog at 15:57│Comments(0)