2018年12月06日

夜の科学 in 加古川ーsweet december 2018(2018年12月1日 @ 加古川 チャッツワース)【ライブ後記】

先週末の関西旅を振り返ります。兵庫県加古川市にある紅茶屋さんチャッツワースで初めてライブを行ったのは2008年の2月でした。安宅浩司くんとの2マンライブ、どこにあるのかもしらない街でのライブは満員ぎゅうぎゅうのソールドアウト公演でした。それから10年経って今年の春に10周年記念のライブをやりましたが、11年目の始まりにもう一回安宅くんと2人で演奏できることはこの上ない幸せでした。

僕は東京から午後に加古川入り、安宅くんは関西蚤の市で栗コーダーカルテットのサポートを終えてチャッツワースに駆け込みました。曲目だけ事前に決めていましたが、ほぼぶっつけ本番となったこの日のライブは、しかし、10年以上の付き合いの同い年音楽家ふたりの音楽の会話のようでもありました。まずは安宅くんのソロからスタート。とても味わい深い歌たち。

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二人でのセッションは「太陽と満月」からスタート。「home sweet home」は10年前も演奏した曲。普段僕のバンドではペダルスティールギターとマンドリンを弾く安宅くんはこの日はテレキャスターで。「歓びの歌」は10年前、初めてのチャッツワース公演で披露した曲、店主岸本さんからリクエストをいただいたので心を込めて歌いました。そのときの音源はここで聞くことができます。

僕がひとりのコーナーではEテレ0655の「AはBでCになる」を一節。そしてこれも岸本さんからのリクエストだった「別れの歌」。『00-ism』収録のボーナストラック「娘よ」もリクエストに応えたもの。再び安宅くんとのセッションで、3日前に初めて聴かせた新曲「小さなハートブレイク」。コーラスまで添えてくれて嬉しい。「セラヴィとレリビー」の「C'est la vie」と「Let it be」は安宅くんの曲「それでいいんじゃないかと」に通じるね、という話をした流れで最後のリフレインには「それでいいんじゃないかと」を織り込みました。

アンコールでは「hanalee」を、ふたりでウクレレだけで生音で演奏しました。これも10年前の初チャッツワースのアンコールで歌った歌でとても感慨深い。僕も安宅くんもあれから10年分の年をとった。あっという間なんて言葉では片付けられないくらいふたりともいろんなことがあったはずで、二人こうして元気にニコニコ満員のお客さんの前で音楽を鳴らすことができてとても幸せだなあと感動しました。打ち上げも美味しく楽しかった。遠くから近くからご来場ありがとうございました。また来年。

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Posted by monolog at 21:56│Comments(0)