
前日の加古川でのライブで演奏した楽曲ほとんどがソロでリリースしたものだったので、この日はGOMES THE HITMAN楽曲を中心にセレクトしたセットリスト。東京恵比寿での2DAYSの前哨戦を関西でやっているような感覚がありました。「別れの歌」で始まったのは加古川での演奏に手応えがあったから。「夜に静かな独り言」から「自転車で追い越した季節」、「北風オーケストラ」「レモンひときれ」へと続く流れは下北沢leteでの弾き語りがすごくしっくりきたので大阪でもやってみました。ウクレレで生音の「coffee」「会えないかな」も同様。声がよく響いて気持ちよかった。


「午後の窓から」と小沢健二カバー「フクロウの声が聞こえる」はリクエストに応えて。今年になってGOMES THE HITMANで演奏している新曲群への反応が良好だったのも嬉しかった。後半は取捨選択して歌おうと思っていた曲たちを、リストのなかから結局全部歌うことになりました。2日間連続のステージで心配だった喉の調子がとてもよかった。やっぱりすっと気持ちよく歌えることってとても幸せ。
アンコールでは「饒舌スタッカート」を最近発見された初期デモのバージョンの歌詞で歌った。11月と12月しか歌わない「sweet december」はもう10年以上歌い続けている曲。この曲を正式に録音するタイミングっていつだろうか、と加古川のMCで言った僕に対して、アンケートで誰かが「毎年録音し続けるというのはどうでしょう」と書いてて膝を打った。とても面白い試みじゃないか、と興奮する。雲州堂へたくさんのご来場ありがとうございます。2日間とも来てくださった方も多かったかもしれません。年内にもう一度大阪港のグルッグに歌いに戻ります。また何度でも会いましょう。
