2019年02月02日

月刊ケ・セラ・セラ シーズン2 vol.1(2019年1月26日 @ 広島県世羅郡 道の駅 世羅)【ライブ後記】

IMG_7731

ちょうど今から1週間前の土曜日、朝早い飛行機で高野寛さんと一緒に広島まで。そこからピックアップの車に乗せてもらって世羅まで40分ほどのドライブ。窓の外は雪が降っていて、高野さんともいろんな話ができて、今思い返しても素晴らしい時間だったなあと思います。2015年冬、そして翌年秋から3度目となる広島県世羅町への訪問はまた違った景色を見せてくれました。作家の清水浩司さん、スタッフのみんなと合流、3年前と同じメンツで、こんな小さな地方都市、同じ空間でもう一度集まれるということが奇跡みたいだ。

地産の食材を使ったピザ屋さんに連れていってもらってランチミーティング。次々運ばれてくるピザを食べながら雑談と情報交換とバカ話。窓の外は雪から青空へ、そしてまた雪が舞ったりせわしない。広島市内のほうが降雪はひどいそうだ。たっぷりまったりしたあとで、お隣の府中市へ移動。備後発のハンドメイドスニーカー「SPINGLE MOVE(スピングルムーブ)」の工場見学をさせていただいた。高野さんが長く愛用されているスニーカーで、靴好きの僕もワクワクと楽しみにしていた。たくさんの工程を経て靴が完成するまでを見せてもらったら、もう買わないわけにはいかないのだ。おしゃれなカフェに併設された直売所でカンガルー皮の素敵な靴を手に入れた。旅先で靴を買うと、荷物がかさばる…。この日は高野さん、清水さん、僕と登壇の3人ともがスピングルムーブを履いていました。

とっぷり日が暮れて寒くなって、会場の「道の駅 世羅」に到着。普段は地産の美味しいものや特産品が販売されている場所に音響機材とステージを組んで立派なコンサート会場に。本当に素晴らしい環境で演奏させてもらえて幸せ。曲目やセッションはその場の雰囲気で臨機応変に決めていく。実際ステージ上でもセットリストとは違う進行や選曲もあって、そういう自然発生的な振れ幅があるのが高野さんとのライブの面白いところだ。第一部の清水さん司会のトークにはケ・セラ・セラスタッフの堂本さんを交えて、ケ・セラ・セラ・フェスの歴史や失敗点、これからの課題などを面白おかしく語り合った。清水さんはラジオパーソナリティでも活躍しているから話をグルーヴさせてうまく取り仕切ってくれた。

IMG_7722

IMG_7721

ライブは僕のステージから。「ケセラセラ」というフレーズを含む「どこへ向かうか」で始めるのは3年前と同じ。バンドの20周年とソロでの10周年を意識したセットリスト、世羅はワインが有名、葡萄も産地ということで思い立って「光の葡萄」を。雪にも関わらず、車でくる以外に交通手段のないこの場所に本当にたくさんのお客さんが集まってくれて熱心に耳を傾けてくれる喜びよ。高野さんのステージも素晴らしいものだった。ライブ前に高野さんと「発声」についての話をしたのだけど、昨年末から意識的にトレーニングをしているという高野さんの声はスーッと力強く伸びて響き、先輩の飽くなき探究心に刺激を受けたのでした。

デビュー30周年アニバーサリー期間にふさわしい選曲、含蓄のあるMC、その佇まい。先日共演させていただいた曽我部恵一さんもそうだったけれど、少し先を歩く先輩たちの静かな凄みに圧倒されて背筋が伸びる思い。客席からの手拍子、盛り上がり。そしてこの日聴いた「確かな光」は特に心に響きました。アンコールはセッション。世羅で歌わなくてどうする!と「セラヴィとレリビー」、そして名曲「夢の中で会えるでしょう」をご一緒させていただいた。

IMG_7720

cache_Messagep150900

遠くから近くからたくさんのご来場ありがとうございました。3度目の世羅でしたが、また何度でも来たいなと思った。そしてホスピタリティ溢れるストレスのない環境を用意してくれるケ・セラ・セラのスタッフの皆さん、道の駅の皆さんにも心から御礼を言いたい。そしてもちろん足元の悪いなかでご来場いただいたお客さん皆さんにも。終演後は美味しいご飯とお酒で真夜中まで楽しい打ち上げを。高野さんとはまた今月蔵前でご一緒できることが嬉しいです。

素晴らしい一日でした。

Posted by monolog at 11:13│Comments(0)