2019年02月11日

夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 32(2019年2月8日 @ 下北沢 lete)【ライブ後記】

2013年以来、季節ごとに一回ずつ回を重ねてきた下北沢leteでのソロ弾き語り。小さな空間ですが、自分のこれまでの、そしてこれからの楽曲と向き合う特別で大切な舞台なのです。2019年最初の「夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽」は2DAYS開催、男性限定公演となる2日目とのコントラスト、初日はほぼ女性のお客さん(男性1人だけでした)。この冬がついに本気を出してきた寒い夜に、満員御礼で幕をあけました。

元旦に書いた「new sensation」から、ようやく辿り着いた週末を祝って「ready for love」「週末の太陽」と20周年を迎えるGOMES THE HITMAN『weekend』から2曲を。少し前に書いたブログ記事「なんということでもない車の話」が好評だったこともあり、「緑の車」「baby driver」「ドライブ」と車にまつわる曲を続けました。夜から雪かもしれないという天気予報を受けて「寒い夜だよ」、そしてリクエストにお応えしてCDRだけで発表したレアなポエトリーリーディング曲「冬の星座と二月革命」、凍る窓の向こうの風景を思いながら「愛すべき日々」を歌いました。次もリクエスト、福岡で歌ったイモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」についてのお話、そして故郷限定の曲だったので台詞ふくめて一節だけを歌いました。そのかわりに平成はじめの頃、高校時代に僕を調子に乗らせた歌「イエスタデイ・ワンス・モア」、永遠のアイドルであるR.E.M.「Losing My Religion」とリクエストに応えて熱唱。英語の歌が続いたので季節柄「my valentine」、小さなラブソング「あくび」を。ギタレレでの演奏。

月面探査機から名前をとった「clementine」に続いて「houston」はジョンソン宇宙基地があるテキサス州の街の名前。バンド演奏が楽しみな曲です。久しぶりに掘り出した未発表楽曲「lucky star」は2015年ポチに捧げて書いたのだけど、もっと大きな意味を内包する歌に変容していて少しびっくりした。「小さなハートブレイク」も同様に言葉が心にどんどん追いついてくる。リクエスト「明日は今日と同じ未来」で本編終了。アンコールで「セラヴィとレリビー」、この曲はいつCDになるんですか?と毎回尋ねられる。矢のように過ぎていく日々を睨みながら「calendar song」では手拍子とコールアンドレスポンス。締めくくりは20年目の「tsubomi」で新しい季節に手招きしました。

やっぱり下北沢leteで歌うと背筋が伸びる。たくさんのご来場、そしてたくさんのバレンタインの贈り物。本当にありがとうございました。

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Posted by monolog at 11:15│Comments(0)