2019年03月07日

近藤研二・山田稔明 猫町ライブ @ toi toi toi〜きっとうまくいくミニマムプロジェクト〜(2019年3月3日 @ 兵庫 spaceR)【ライブ後記】

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東大阪市民美術センターでのライブが終わったあと、なんと二日連続でお好み焼き屋さんへ。沖縄から来たむぎちゃんとゆうさくくんに楽しんでほしかったのだ、大阪の味と雰囲気を。僕と近藤さんは九州男児なのにな。夜の高速道路を走って兵庫、甲子園のそばのホテルに宿泊。近藤さんと車の旅をして2泊目というのが新鮮。モイが元気になってホントによかった。その日はくたびれて泥のように眠り、翌日はお昼から伊丹の雑貨屋grinで「toi toi toi〜きっとうまくいくミニマムプロジェクト」展にお邪魔しました。猫助けのお手伝いができるなら僕らは嬉しい。グッズやポチ実の写真提供などから始まって、ついに今回のライブイベントが実現しました。

伊丹からライブ会場の芦屋spaceRへ。この日もすぐにチケットは完売、すべての席が埋まるのは本当にありがたいことです。控え室で曲目を確認、僕と近藤さん二人での演奏シーンを多くしようということになりました。二人でステージへ、「太陽と満月」からライブがスタートしました。「猫町オーケストラ」は前日のむぎちゃんとのトリオ演奏から曲の印象が変わった感じ。この日も力強く響きました。「Phenomenal Cat」はキンクスのカバー、バラエティに富んだ選曲。「my favorite things」も猫町賛歌みたいになってきた。近藤さんの「日曜日のセレナーデ」は僕がギター伴奏、近藤さんは甲子園の島村楽器で買った水色の鍵盤ハーモニカでメロディを。

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近藤さんのソロはモイの闘病話もあって、グッとくるシーンがいくつかあった。近藤さんと知り合ったのは2014年の秋で、それから5年でいろんな出来事と感情を共有しているのだ。傍から近藤さんの演奏を眺めながらその月日を想いました。僕のソロは愛猫ポチの話から「夢のなかの音楽」「些細なことのように」と続き、会場からの涙をすする音にもらい泣きしないように必死。「lucky star」は2015年に書いてここ最近また歌うのが好きな曲だけど、これもポチが書かせた曲だなあと思う。「きみは三毛の子」はtoi toi toiスタッフさんからのリクエスト、「吉祥寺ラプソディ」「セラヴィとレリビー」にも猫が登場しました。

ふたたび近藤さんと二人でのクライマックス。「平井さんと猫」はふたりで初めて演奏したけど面白かったな。「眠れねこねこ」は近藤さんのギターの一番いいパートが始まるとこで僕が間違って歌い始めてしまったからもう一回やりなおし。「天国かもしれない」は初めてむぎちゃんと同じオリジナルキー(全音高い)で歌ったので良い意味で感情的になった感じがしました。「第2の人生」を新しい暮らしを始める保護猫に捧げて、本編最後は「日向の猫」、ラララのコーラスがきれいでした。アンコールには「calendar song」、会場はニコニコと楽しげなクライマックス、イベントタイトルにもなった「toi toi toi」で素晴らしい一日の締めくくりとなりました。

猫が導いたこの2日間、とても楽しかったです。ご来場いただいたみなさん、お世話になったみなさんに心から感謝を。

Posted by monolog at 18:03│Comments(0)