2019年06月12日

赤いギターと真実

U2がボブ・ディランの「見張り塔からずっと」をカバーするときに付け足した歌詞に「All I have is a red guitar, three chords, and the truth」というフレーズがある。『魂の叫び』という1988年のドキュメンタリー映画とライブ盤に登場するので、僕はそのとき中3だった。ブランキージェットシティのデビューアルバムのタイトルも『Red Guitar and the Truth』、赤いギターには何か特別な魂が宿るのかもしれない。

昨日、半ば衝動的にエレキギターを買った。いや、ずっとソリッドボディのエレキギターを探していたのだけど(Martin F-55を買ったときにソリッドギターを全部売ってしまったのだ)インターネットの海の上で出会ってから2時間後にはこの、赤いエレキギターを手にして、中学生みたいにドキドキしてるのだから、いくつになってもときめきっていうものがあるなあと思った。アームがついているギターは生まれて初めてだ。見様見真似でバカみたいにカタカタアームバーを震わせてみる。僕が新しい古いギターを買ったと聞いてタカテツさんがすぐうちにやってきた。64歳になっても76歳になってもギターを買うときは同じようにワクワクするのだろうな。

1966年生まれの Fender Mustang。早くステージで鳴らしてみたい。

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Posted by monolog at 23:52│Comments(1)
この記事へのコメント
リッケン620頂戴
マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ
ピザ屋の彼女になってみたい
そしたらベンジー、あたしをグレッチで殴って
椎名林檎 「丸の内サディスティック」より

見た目は赤いミニ丈のワンピースのよう。
フェンダー ムスタング。「暴れ馬」の別名を持つギターですよね。是非チミちゃん同様、上手に手なづけて、いい音を響かせて下さいね。

昨年夏の『00 − ism』ツアーのギターの音も抜けがよくて、カッコ良かったですよ。世界で50本しかないギターだったかと。

赤いギターのお披露目、楽しみにしています。
Posted by naco at 2019年06月13日 16:24