2019年08月25日

夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽36 / 追加公演(2019年8月21日/22日 @ 下北沢 lete)【ライブ後記】

先日8月21日と22日の2夜に渡ったソロ弾き語りワンマンを振り返りたいと思います。結果的にすべてお客さんからのリクエスト曲で構成されたライブになりましたが、『緑の時代』や『pale/みずいろの時代』といった、個人的には“間の作品”収録の曲目が多く並ぶところが、加古川チャッツワースでの店主セレクトでのメニューとの共通点を感じて興味深かったのです。それならば、ということで加古川同様にチャッツワース の長男岸本カズトをサポートキーボーディストに迎えることにしました。ライブは両日ともいくつかのパートに別れ進行。

初日21日の第一部は今年書いて数回演奏しただけの「明け方のミー」へのリクエストから。加古川同様「セレナーデ」をしょっぱなに。「夢のなかの音楽」「新世界のジオラマ」と2014年『緑の時代』からの歌が続きました。このアルバムからも5年が経ちましたね。2日目22日の第一部は「三日月のフープ」からクールにスタートするもGTH未発表曲「最後の晩餐」、そして故郷基山町のために書いた「言葉に感情を、心に感動を」をいろいろ言い訳を並べながらあたふたと演奏。「high tide」、「雨に負け風に負け」と夏の歌が続くのも季節柄か。

そして両日とも第二部に岸本カズトをキーボードサポートに迎えました。「点と線」を鍵盤ハーモニカとグロッケンでアレンジしてきて感心。「ナイトライフ」は加古川でも好評を博した曲。僕もあんまり演奏する機会のない曲なので新鮮。カズトのコーラスもなかなか。「月あかりのナイトスイミング」は彼が2014年頃からずっと練習している曲だったので、その演奏の上で歌うのは感慨深いものがあった。2夜目は「些細なことのように」が加わりました。岸本カズト自作曲を1曲「メイトアン」を披露。反応はどうだったでしょうか。「bon voyageー終わりなき旅の流浪者」はこれまでバックトラックにあわせて演奏してきた曲だったのが2人のセッションで大きな曲になった。バンドでやっても楽しそう。

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第三部は再び僕一人で、初日は「こんな夜は」「確信犯」、2夜目も「my favorite badge」「endow」といったCDR作品へのリクエストに応えました。僕が作り散らかしている作品群を丁寧に聴いてもらえてることが嬉しいです。1月に閉まった巣巣ロスから来る「小さな巣をつくるように暮らすこと」へのリクエストも。「sweet home comfort」「glenville」「光の葡萄」と皆さんが選んだ曲が続きました。リクエスト大会をすると「あさってくらいの未来」を求める声が多く、今回も両日歌うことになったのだけど、その習作とも言える「ひそやかな魔法」を久しぶりに歌えたのもよかった。そして「サニーレタス」の大合唱。大学生のときに書いた曲を四半世紀すぎても歌える幸せよ。

アンコールには再びカズトが入って「セラヴィとレリビー」を。両日とも最後は「距離を越えてゆく言葉」で締めくくりました。leteでのライブは距離が近いから「さようなら」というより「また今度」と言う感じでライブを終えたくなる。カズトは物販でたくさん優しい声をかけてもらって嬉しそうにしていましたが、次はまたあるのか、どうか。僕自身は程よい緊張感があって有意義な時間でした。夏休み最後の弾き語りワンマン、お付き合いいただきありがとうございました。

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leteの開場時のBGMは僕がいつもCDを持っていくことになっているのが、初日はすっかり忘れてしまって町野さんに選んでもらった。その音楽がとても良くて終演後に教えてもらったらYuji Onikiのアルバムだった。すごく良い。で、翌日に僕が持っていったのはYuji Onikiから想起したジェームズ・イハの1stでした。音楽って向こうから胸に迫ってきたり、こっちから手を伸ばしたり、いつだって面白い。

Posted by monolog at 00:08│Comments(0)