2019年10月05日

夜の科学 in 名古屋ー旅の記録とスーベニア(2019年9月29日 @ 名古屋 金山 ブラジルコーヒー)【ライブ後記】

1週間が経とうとしている名古屋ブラジルコーヒーでの弾き語りワンマンを振り返ります。今年の夏にGOMES THE HITMANで初めてライブをしたこのお店、その雰囲気が僕は大好きになって間をあけずにソロでの公演を決めたのでした。9月最後のライブ、オープニング曲「harvest moon」がぎりぎり季節に間に合った。この日名古屋は汗ばむような陽気、まだ夏の名残りが色濃く立ち込める日だったのでリクエストをいただいた、夏の吐息のような「目に見えないもの」が気持ちよく響きました。季節を進めて秋を愛でる「アップダイク追記」、カレンダーを進めていくようなセットリストが組めるこの季節が僕は大好きなのです。

アメリカ帰りのお土産話を挟みながら、1960年代のアメリカ製ビンテージギターの独特な音で「三日月のフープ」「ひそやかな魔法」とリクエストに応えて、旅の記録をしたためたノートを歌う「notebook song」へ。リクエストと自分が歌いたい曲半々というバランス、これが楽しい。サンフランシスコに憧れて書いた「緑の車」、旅路を想う「pilgrim」、新曲「baby driver」ではアメリカでのUberの話を。「ただの旅人」はバリ島で書いた歌だけどサンフランシスコの風景にも当てはまりました。

うろこ雲がとてもきれいな晴れ空だったのでスピッツの「夏が終わる」のカバーを。The Nationalのカバーは東京同様に僕だけが盛り上がるパターン、お付き合いいただきありがとう。「glenville」は日曜日に歌うと格別。特に車の旅をしていると。「晴れ男と雨女」はリクエスト、この日天気予報は曇り/雨だったのに晴れたよね、という話をしつつ。「星に輪ゴムを」もリクエスト、久しぶりに歌いました。「bon voyage」はみんなでトゥルルルルと難しい舌づかいのスキャットを練習。

「新世界より」というのはドボルザークの「新世界より」に僕が勝手に歌詞をつけて歌った歌。リクエストがなかったら忘れてしまうような。「hanalee」と続けて歌うのが組曲みたいでとてもよかった。「雨の夜と月の光」で本編終了。アンコールは「lucky star」と「セラヴィとレリビー」、音源になっていない新しい歌で締めくくったから、早く新しいソロアルバムを作りたくなった。この日はライブ中の写真が全然ないから夢のなかだったみたいな感覚。たくさんのご来場ありがとうございました。僕自身がとても楽しく歌えた夜でした。

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Posted by monolog at 09:25│Comments(0)