2019年12月11日

夜の科学 in 加古川ーsweet december 2019(2019年11月30日 @ 兵庫 加古川 チャッツワース)【ライブ後記】

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まだつい10日前のことなのですね、兵庫県加古川のチャッツワースでの冬恒例のライブ。振り返ってみたいと思います。付き合いも11年目となったチャッツワース、今年は夏についにGOMES THE HITMANで演奏しにくることが叶いました。山田稔明ソロとあわせてこれで2019年3度目のステージ。秋には紅茶フェスで東京に来た店主岸本家族とご飯を食べたりしたので久しぶり感はなく、もう本当に親戚の家に帰ってきたみたいな感覚でした。僕は2日前から関西入りしているのでなかなかくたびれていたわけですが、ご褒美のような快晴で少し元気が戻ってきて、チャッツワースで美味しい賄いを食べるころにはフル充電されていました。

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この日はお客さんからいただいたリクエストと僕の歌いたい曲を半々で作ったセットリスト。まず「光と水の関係」は秋の風景を描いた歌、倉敷を旅することがきっかけでできた歌。「平凡な毎日の暮らし」は尾道を旅してできた曲。倉敷と尾道はどちらも岸本店主と旅した記憶が蘇る。「notebook song」はリクエスト。今回東京から加古川まではすべて電車の旅だったので「お別れの手紙」から「train song」とつなげました。「interstate haighway star」はなかなか歌うことのない曲で、自分でも忘れてしまうような存在だけどリクエストしてくれる人がいると生き返る。

「baby driver」を皮切りに『memori』から立て続けに。まだ耳馴染みの少ない歌たちを興味津々に聴く客席の顔を見るのが好き。「星降る街」と「もみじ」は声がスーッと伸びていくいつもの感じがありました。リクエストを受けた小沢健二「いちょう並木のセレナーデ」、僕が歌いたかったb-flower「蛍」とカバーのあと「ブックエンドのテーマ」。去年の出来事を振り返りながら少し胸に迫るものを払いのけて、「memoria」。少ししみじみしてしまったので「my favorite things」は手拍子に支えてもらいながら歌いました。今年度初めての「sweet december」、この曲を歌うと1年がんばったなあ、と思う。

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アンコールは「あさってくらいの未来」、そして「セラヴィとレリビー」。どちらも僕の手を離れて大きくなって誰かの心に住処を見つけたような歌。最後は「SING A SONG」でみんな笑顔になって手拍子して大団円。やっぱり加古川チャッツワースは特別な空間です。たくさんのサインと握手、お客さんたちも一様に楽しそうで嬉しかったです。この独特な雰囲気は店主岸本さんの人柄によるところが大きいですね。遅くまで打ち上げして、翌日も美味しいご飯をいただいて元気が出ました。また来年!

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Posted by monolog at 10:48│Comments(0)