2020年02月17日

ちよだ猫まつり2020(2020年2月16日 @ 千代田区役所)【ライブ後記】

週末のちよだ猫まつりを振り返ります。今年で5回目、年を重ねるたびに規模が大きくなる猫の祭典をとても楽しみにしていました。この日最初のハイライトは楽屋で近藤研二さんとその日セッションする曲をふたりで練習していたらすーっとドアが開いてiPhoneの鍵盤アプリを演奏しながらむぎちゃんが歩いて仲間に入ってきたときでした。猫町フェスOKINAWAの打ち合わせでここ最近ずっとLINEグループで会話していたから、今年初対面だったにも関わらずファミリー感がありました。

会場は熱気溢れつつ、猫の乳がんについてのレクチャーなど意識の高い催しがいろいろありました。ここにいる人たちみんなが小さな猫の命をなにより大切に思っているのだなあと考えると感動します。ライブは僕からスタート。GOMES THE HITMANのデビューアルバム『weekend』に収録されている「猫のいた暮らし」というのは上京してきて猫と暮らせなくなった僕が子供の頃から共に時間を過ごした猫たちを思い出しながら物思う歌です。この曲を書いたころにはまさか自分が東京という都会で猫を飼うことになるなんて想像もできなかった。シャム猫のジロー、黒猫のクロマティ、と指折り思い出しながら「黒猫のタンゴ」をひとふし。そして「きみは三毛の子」は今一緒にいるポチ実への賛歌。「小さなハートブレイク」は愛猫ポチに向けて書いた歌。最後はGOMES THE HITMAN新作から「魔法があれば」、猫が持つ魔法もあるなあと思いながら歌いました。

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近藤さんもむぎちゃんもそれぞれ個性的なパフォーマンス。本当に贅沢な時間だなと思います。プログラムの最後は僕ら3人でのセッション。「猫町オーケストラ」はすべて猫の歌で構成されたアルバム『the loved one』収録の曲。この曲を男(&オス猫)で思いっきりハモるのが気持ちいい。男らしさが出る。「CとDと」はむぎちゃん曲、この日はバックトラックを使わずにアコースティックで少しスローなレアバージョンでしたが、この曲もコーラスするのが楽しい。近藤さんの「日曜日のセレナーデ」はインストゥルメンタル、シンプルな編成に映えます。「天国かもしれない」はいつ聞いても演奏しても泣きそうになる。この日もそう。「日向の猫」でむぎちゃんがマリンバでメロディを奏でるのを聴くととても幸せな気持ちになる。僕が一番近くで聴いてるからなおさら。最後は近藤さんの「toi toi toi」、みなさんの手拍子とともにすべての猫が幸せであるように、と願いました。本当にたくさんのご来場ありがとうございました。物販も好評で、みなさんがお買い物してくださった売り上げのなかからちよだニャンとなる会に寄付をさせていただきました。「また来年も」と笑顔で見送ってくださって嬉しかったです。また1年後の2月にみんなで集まれたらいいですね。

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Posted by monolog at 23:46│Comments(0)