いつもなら7月のこの頃はフジロックフェスティバルの季節だ。インスタグラムやGoogleフォトが去年の今日はこんな日でした、5年前の今日はこれこれ、と苗場の写真を引っ張り出してくる。去年の雨は本当につらかったけれど、デス・キャブ・フォー・キューティーのステージの素晴らしさは忘れられない。最終日は降られずに済んで、クルアンビンもキュアも最高だった。3年前の小沢健二のときの雨にも心折れたなあとか、雨の記憶ばかりを思い出す。やっぱり今年もずっと雨が降り続けた週末だった。今年はオリンピックを避けて8月に予定されていたフジロック、1年延期が決まっている。新しい生活様式、ニュー・ノーマルが叫ばれる時代、ヘッドライナーが決まっていたストロークスの春に出たアルバムが『THE NEW ABNORMAL』というタイトルだったのはよくできた話だ。
もうすぐ梅雨が終わる。どんな夏になるのだろうか。

Posted by monolog at 23:18│
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