2020年08月18日

ペット・セメタリーとセメタリー・ゲイト

昨日の夜、映画『ペット・セメタリー』を観た。小さな頃に観た1989年版ではなく、去年あらたに作られた映画、公開時に観たかったけれどタイミングが合わなかったやつだ。スティーブン・キング原作の映画ってなんでこんなにワクワクするんだろうか。もし自分の愛する猫が死んで、もし彼らが生き返るのならばどんなことでもしたいと思うだろうか。愛する家族なら?背中合わせの生と死。静かで暗く、激しい愛憎が渦巻く作品だった。ポチ実がもしペット・セメタリーから蘇って帰ってきたら、性格が変わって人懐っこくなったりして。先週末の『リメンバー・ミー』『ゾンビランド』ときて締めくくりは『ペット・セメタリー』と相成った。

墓場といえば、僕が一番好きなThe Smithsの曲は「Cemetry Gates」である。新しい歌を作るときにはいつもこの歌が僕を諭す。「If you must write prose/poems(もし君が散文詩を書くとき)The words you use should be your own(君自身の言葉であるべきだ)Don't plagiarize or take "on loan"(盗んだり借りたりしてはいけない)」。注意書きのように、道路標示のように、この歌詞がジョニー・マーのギターと一緒にキラキラとこだまするのだ。

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Posted by monolog at 20:45│Comments(5)
この記事へのコメント
青い文字を押してみたら予告編の始まり見てきました。
こ、怖そうな映画なんですね!!
ストーリー気になりますが、見るのは勇気がいりそうです…
大切なものを取り戻せないから、尚更近くにいる時が貴重で奇跡なのかもしれないですね。うーん…やっぱり内容が気になる…
Posted by ナツ at 2020年08月18日 22:59
ホラーは夢に出るから苦手なので、リメンバー・ミーだけ観ました。全編楽しいのにうるっと🥺なったり、沢山の色が使われていて、視界から元気になりました。
猫と犬の🌈レインボーな変身ぶりを追いかけてもう一度観たいです。

スミスには詳しくないので、読んだ時に何故か、ジョン・レノンのマインド・ゲームズが浮かびました。ジョンのどこかの記事か本に、love&pieceを別の言葉で表現したくてマインド・ゲームズにした話だったから、と思います。
Posted by ねこ at 2020年08月19日 01:12
ザスミスのこの曲は何故か爽やかな音に聴こえていました。
先生による解説により、詩人の本も読んでみたくなります。

語彙力があり、言葉に温かみのある友人が30年ほど前に「とてもオススメ」と言っていたスティーブンキング、同時に「ペットセメタリー」、まるで美味しいものの話しのように饒舌だったけれど、怖いのコの字も触れたくない私は途中から指で耳を塞いでおり、内容は未だ不明。

ニャマダさんもオススメ?と うっかりタップ、、、😱

この前の2本は観る予定です。 絵を思い出し😁笑う
Posted by チコリ at 2020年08月19日 01:48
「ペットセメタリー」1989年版は観ましたが、去年リメイクされていたとは知りませんでした。スティーブン・キングですから怖いだけではなく、凄く哀しくもある作品ですね。ホラーを装ってはいるけれど、色々と考えさせられます。新作品もそうだったのでしょうか?
そして「Cemetery Gates」の歌詞、いいですね。去年観た『ENGLAND IS MINE』思い出しました。
Posted by はっち at 2020年08月19日 03:22
>>4「Cemetry Gates」綴り間違えてました💦
Posted by はっち at 2020年08月19日 03:27