2020年09月04日

mid90sと僕が過ごした時間

ジョナ・ヒル監督作品『ミッドナインティーンズ』を公開初日に観てきた。ジョナ・ヒルは先月観た『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で主演していたモリー役ビーニー・フェルドスタインの兄だ。とても楽しみにしていた映画、だけどストーリーのことはなんにも知らずに出かけた。僕をワクワクさせたのは90年代という過ぎ去った時間と空間。僕は1990年代が大好きだ。玉石混淆(石多め)のギラギラした時代、フィルムではなくビデオに記録され映し出される風景。僕の音楽的背景は1990年代に根付いていて、『memori』を作るときのキーワードも“90'sっぽさ”だった。

ロサンゼルスで繰り広げられる青春群像、憧憬と諦観と夢と失望。1990年代とは自分にとって何者になりたいか、と葛藤する時代だったけれど、スクリーンのなかの登場人物たちも同じように思い悩む。ヒップホップとオルタナティブロックで耳を塞いで気づかないふりをしながら。90年代を高校生のときに迎えて1992年に上京し1999年にバンドでデビューした僕にとって90年代とは人生の2つ目のスタートライン。たくさん背伸びをした。後戻りしなくはないが愛すべき日々だ。あと、生まれ変わったらスケートボードをやるようなタイプの人間になりたいと思ったな。

帰宅後、テレビドラマ『MIU404』最終回を興奮しながら見終えた。超面白かった。

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Posted by monolog at 23:35│Comments(2)
この記事へのコメント
ビーニー・フェルドスタインとジョナ・ヒルのいる家族、どんな会話が飛び交うんだろう?
映画、見出すとどんどん観たくなります。、、、

出来る気がしないスケボー、絶対に怪我をしないようにやってみたくもありますね。
マンションの広場で、チビちゃんが女子の前で軽いお話をしながらクルッと方向転換したりして、、🏂カッコイイ!
👉ヒュ〜って言ってしまいそうになります。😚
自転車のように地面に近い頃のほうが恐怖感も無いのでしょうね😸
それにしても、Sea Salt and CaramelのDENT MAYさんのスケボーぶり、羨ましい。
フラフラながら、なんと!手摺りにまで😌
お国柄?土地柄?もあるのかも。安全な練習場所の確保とか

まず、骨密度を上げるところから始めないと、、、

地面からの振動が骨に伝わり、骨が一度破骨→そこに新しい骨が作られようとする
というサイクルになっているので、どんどん、ガンガン正しい歩き方(何かで見て)で歩くのが骨密度を上げるそうです。
ずっと自転車や車で移動して歩かずにいるとほんのチョッとした時にも骨折のリスク。と数年前に知りました。

18日の前後にパブリック図書館の奇跡が近くで放映なので楽しみです。
この監督、それこそ危うい揺らぎの10代の青春映画、セントエルモスファイヤーに出ていた人ダワ
何という昔😅
Posted by チコリ at 2020年09月05日 16:11
90年代…気づけば、だいぶ過ぎてしまいました!

背伸びしていたのが、しっかり馴染んで余裕を持てるようになれば年を重ねるのも悪くないですね^_^

しかし、スケートボードをやるような山田さんが想像出来なくて(≧∀≦)
Posted by ナツ at 2020年09月05日 22:28