2021年01月29日

GOMES THE HITMAN「覚醒ロック」

昨日公開したGOMES THE HITMANでのリモートセッション「覚醒ロック」。去年の夏に撮ったまま忘れ去られていたやつが日の目を見ました。僕がまずエレキと歌を録ってそれに堀越ピアノとシンセ、須藤12弦エレキ、さらには足で弾く鍵盤ベース、そして高橋がドラムを入れました。クリックを聞かなかったからリズムがいい感じに揺れていて“バンド感”がある。コロナ禍から時間も経って、もうこういうリモートセッションをやるミュージシャンも少なくなってきたからこそ今、みなさんの暇つぶしにでもなれば嬉しい。

この「覚醒ロック」という曲は'90年代中頃、学生時代に作った曲で、GOMES THE HITMANの初期楽曲である。WEEZERの1stアルバムが1994年リリースだから、その頃の曲ということになる。WEEZERの青いアルバムの1曲目に触発されて作ったからだ。実家で飼っていた柴犬のリュウは僕が上京してしばらくして死んでしまった。「覚醒ロック」はリュウが死んだ悲しみを歌にしたもの。8分の6拍子で意味深な言葉を歌うこの歌は今くらい歳を取ってから歌うとさらに深遠な意味を孕むような気がする。またバンドで演奏したい。どんどんひずみのペダルを踏んでいきたい。



Posted by monolog at 20:07│Comments(0)