2021年04月05日

暴走する青春

映画「ロード・オブ・カオス」を観た。悪名高き北欧のブラックメタルバンド メイヘムについての話だとは事前に知っていたけど、予想以上にしんどくやるせなく、血塗られた物語であった。R-18なのも納得。こんなの思春期に観ないほうがいい。映画は1987年オスローから始まる。1987年は僕が中2だった頃だから、この映画のタイムラインは僕もメタルバンドを聴き漁っていて(僕はアメリカのバンドが好きで北欧メタルやブラックメタルは通らなかった)メタリカの「クリーピング・デス」に合わせて「ダーイ!ダーイ!」と頭を振っていた季節と一致する。主役はマコーレー・カルキンの実弟ロリー・カルキンが超ハンサムだった。帰ってきて調べたらもうひとりのハンサムがヴァル・キルマーの息子で、音楽をシガー・ロスが担当していた。

間違った方向に暴走する青春。彼らの周りの人たちは本当大変だっただろうな。タフな映画だったけど観ずにはいられなかった。そういう作品が何年に一回かは、ある。

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Posted by monolog at 23:45│Comments(0)