ちょっと前になるけれど、スパイク・リー監督作『デヴィッド・バーン/アメリカン・ユートピア』を観た。最初から最後までどこを切っても素晴らしく、ライブを観ることに飢えている我々音楽好きにとってこれは“間違いない”作品であり、ポップミュージックのシーンを常に更新しつづけてきたデビッド・バーンの真骨頂とも言えるだろう。「毎日が奇跡、毎日が未払いの請求書/食っていくためには歌わないといけない/お互いを愛しあいながら」と歌われる「Every Day Is A Miracle」。そうだった、退屈な日々のなかにいくつもの奇跡を見つけて生きていくのが人間だ、と思った。吉祥寺でも7月末からやるそうなのでもう一回観にいくつもり。

Posted by monolog at 23:49│
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