2021年07月17日

古い友だち

実家に帰ると時間がゆっくり進む。朝も早く起きるし、夜が来るのも遅い。ちょっとした手続きをしに町役場に出かけたら町長とばったりお会いした。少し前にこのブログにも載せた作文の件、面白いのをありがとうございました、とお礼。来年2月開催予定の町の催しに誘ってもらった。都会に憧れて飛び出した自分が30年以上経ってまた町に歓迎されるのはこそばゆいけれど幸せなことだ。

夜になって小学校からの古い友だちと集まることになって、基山駅から鳥栖へ。基山にはJRと第三セクターの甘木鉄道という電車が走っている。甘木鉄道の車両ってこんなかわいい色味だったっけな、とか、ビュンと飛ぶように通り過ぎていく急行列車が向かうのは長崎か熊本か、とか、ホームで電車を待つこのそこはかとない感じの時間が都会にはない。電車に乗り込んで、あれ?昔はもっと斜めに傾いた電車だったのにな、とか。いろいろ考えては思考が通り過ぎていく。

鳥栖は普通に居酒屋もバーも営業していた。まずやっちゃんと待ち合わせて2人、てっちんが加わって3人に、仕事で遅くまでかかったみっちゃんが合流して最後は4人になった。それぞれの近況、仕事の話、家族の話、コロナの話、そして話す会話のほとんどは古い友だちの話、あの人誰やったっけ、知らん/憶えとる、昔もしたことがあるかもしれない会話だけど何回繰り返しても面白い話題、など。懐かしい名前、思い出してく顔、かけちがった記憶と昔話。しみじみと楽しい時間だった。

帰宅してまた段ボール箱を開けると小中高の卒業文集とか卒アルとか、むせるような気持ちになったのは埃だけのせいではないかもな。先日の小6時代の優秀賞を獲った作文に続き、小5のトシアキの作文が出てきたので掲載しておきたい。

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Posted by monolog at 13:50│Comments(0)