2021年12月21日

GOMES THE HITMAN LIVE2021 “present, past, future〜記憶装置と繰り返す季節”(2021年12月18日 @ 吉祥寺スターパインズカフェ)【ライブ後記】

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今年2度目にして年納めのGOMES THE HITMANのステージ。断続的にリモートレコーディングをやってたからかブランク感はない。最近も来年についての打ち合わせばっかりしていたから2021年の終わりというよりは2022年への助走という感覚。数を限っているものの会場は満席、こうやって12月にまたバンドで演奏できることが嬉しい。19歳で組んだバンドで48歳になっても歌ってるなんて想像もつかなかった。「way back home」で始まったのは堀越さんのリクエスト。「baby driver」「毎日のポートフォリオ」と最新作『memori』楽曲、からの「夜明けまで」。時間軸を行ったり来たり。

インディ時代の楽曲をまとめて演奏、「平和なるサバービア」「朝の幸せ」「オレンジ〜真実」「僕はネオアコで人生を語る」と続く。四半世紀前の20世紀生まれの歌たち、小さくなった風船に息をもう一回吹き込んでいるイメージで演奏し歌う。GOMES THE HITMANがGOMES THE HITMANを演じている感じが楽しい。「遠くに見えるのは/僕の友だちじゃないか」と歌っているときに会場の最後部に古い友だちを見つけた。2階にも、配信画面の向こうにも。


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新曲「saturday song」から「PRIMECATS RADIOのテーマ」は土曜日から日曜日にかけての歌。「saturaday song」と続けてやろうよと提案したのはけっちゃんだったか。曲調も近く組曲みたいになった。まだまだ楽しいリズムの新しい曲が作れるんだなと嬉しくなった。「手と手、影と影」から「星に輪ゴムを」は活動休止前の『ripple』楽曲。15年前とはまた全然違う気持ちで演奏している。しんみりしちゃうからと「星に輪ゴムを」をセットから外そうとする僕を堀越高橋のふたりが「やりたい」と制止した。演奏が終わったら遠くから鈴の音が…。

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PLECTRUM高田タイスケがサプライズ登場。2021年を象徴する(?)コスプレで会場を微妙な雰囲気にして和ませる。タイちゃんが何をするのかはみんな本番になるまで知らない。「魔法があれば」を演奏するのは楽しいし、大きな声で歌を歌うのがとても気持ちいい。そこから続く「houston」で僕らはいつだってバンドマン魂を解放することができる。騒々しい時間をみんなも楽しんでくれていたら嬉しいな。「sweet december」でミラーボールが回るのを見上げるのが好き。この日も雪が降り出したみたいな風景だった。

いつも年末のライブではビンゴマシンを使ってくじ引きをしていた(実際長い時間をかけてビンゴをやったこともあったな)のが、1年ぶりに納戸から引っ張り出してステージ上で電池を入れてみたら壊れていた。「今年はもうくじ引きとかやんなくてもいいかな」と僕がふとそんなことをつぶやいたからかもしれない。お世話になりました。15年くらい使ってたんじゃないかな?唯一の景品はウクレレ、当選の方には「きよしこの夜」を捧げました。

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最後は「饒舌スタッカート」から「雨の夜と月の光」、会場はオールスタンディングになって、いつものことだけど超楽しかった。いつもライブ終盤のこのあたりになると「もうちょっと大人っぽくやりたかったな…」という後悔(反省とは違う)と「やっぱライブ最高だな!」とはしゃぐ気持ちが心に同居する。来年のツアーを発表したからライブが終わっても全然さびしくなかった。

遠くに見えた古い友だちは1993年のバンド結成時からインディ盤2枚まで参加した初代ドラマーの山田くん(通称ちーやま)だった。彼が脱退してから多分一度も会ってないから24年ぶりとかの再会。ウソみたいな時間を経てニコニコ笑いながら会えるって奇跡みたいだなと思った。「記憶装置と繰り返す季節」という副題を付け加えたことといろんな点と点が繋がった気がしました。なんだか妙に幸せな夜だった。メンバー、スタッフ、PLECTRUMタイちゃん、スターパインズカフェのみんな、そして友人知人たちに感謝を。もちろんお客さんにも心から感謝!また来年みんなで集まりましょう。

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photo by 吉積里枝


配信アーカイブを12月24日(金)23:59までアーカイブ視聴可能です

Posted by monolog at 23:25│Comments(0)