2022年11月27日

巻き戻るディケイドと『桐島、部活やめるってよ』

最近ずっと『桐島、部活やめるってよ』のDVD/Blu-rayを中古で探していた。誰かに貸したか、魔が差してフリマで売ったりしちゃったのだ、多分。この桐島を希求する想いは必然だったのか、『桐島、部活やめるってよ』が映画公開から10周年を記念して全国23館の劇場でスクリーン公開されているというので、ワールドカップ日本戦の夜なら街に人も少なかろうと新宿まで出かけた。映画館は比較的空いていて、それでも『桐島』のスクリーンにはたくさんのお客さんが入っていた。

僕はこの映画が本当に大好きで、公開当時は2回観にいったし、前述したDVDも何度繰り返して観たことか。いろんな登場人物の視点に立って観るのが面白くて、いや、面白いというか、自分自身を誰かに投影してその心の動きや葛藤、苦しみを共有したいと思うのだ。久しぶりに観た『桐島』は最初から最後までずっと空気が張り詰めていて、金曜日から始まって火曜日で終わる物語の、そこで描かれていない前日譚や後日談にまで想いを巡らせてしまうという意味では僕個人にとって圧倒的な作品だった。もしかしたら邦画ナンバーワンかもな、と思いました。

高知までロケ地になった高校を見にいったりしたことも思い出す。僕自身が10年分くらい若返った気がしました。高校生にはもう絶対戻りたくないけど。

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Posted by monolog at 23:27│Comments(0)