2023年01月08日

今年結成30周年(!)のGOMES THE HITMAN

1993年の春に結成したGOMES THE HITMAN、今年はそれから30年、バンド結成30周年のアニバーサリーイヤーなのである。大学2年生、19歳のときに組んで、30年経つとちゃんと僕は49歳になっていて、時間の規則の圧倒的な慣性を思い知るのだ。去年は『slo-mo replay』という2枚組セルフカバーアルバムをリリースしたからバンドは少し休もうかなと思ったこともあったんだけど、30周年なんて人生のなかになかなかないタイミングなので、ちょっとくらい無理しても悔いの残らない1年にしたいと思っている。

アニバーサリーイヤー最初のGOMES THE HITMANは新年会からスタート。わらわらと集まってきてなんとなく始まる感じは学生時代の軽音サークルの雰囲気とほとんど変わらない。スタッフもマネージャーもいない4人だけの集まりなのでなおさら。僕は昨年末からずっと酒の席が続いてほぼ毎日酔っ払ってたから、この日は自制するつもりでいたんだけど、他のみんなは結構、呑む。何時間経っても最後の一杯に辿り着かない(おれはビールから緑茶に切り替わっている)。話し声は大きくなっていって、バンドのリーダーである山田稔明をやんわり、あるいは直接的に糾弾する声が積み上がっていくが、みんな至って真面目。話を聞くのが面白い。「わかった」「なるほど」「うるせえよ」と言葉を返しながら、僕はみんなに2023年どうするかを3日のうちに決めると宣言したのだった。

パッと見たところ妙齢男女の合コンみたいに映るかもしれないGOMES THE HITMANの4人がこんなに真剣にバンド活動について語り合っているなんてあの居酒屋の他のお客さんたちには想像もつかなかっただろうな。バンドを組んでそれが30年も続くなんて思いもしなかったし、この得難い機会を大切にしたいと思っています。新年会から3日経って、僕は今年1年のGOMES THE HITMANの活動計画を壮大に整えて、みんなの反応を待っているところです。

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Posted by monolog at 23:07│Comments(0)