イベント当日、カフェモーツァルトアトリエで遅めの朝食。NAKAO CAFEで昼からの長丁場、ワークショップ、機材をセッティングして夜のライブまでとにかく頑張った。結構クタクタで、夜も遅いし、美味しいご飯は食べられないんだろうなと思っていたらお世話になってるラジオディレクターさんが素晴らしいお店をセッティングしてくれた。セリ鍋、これが唸るほど美味しかった。セリ鍋を食べているときの福田さんの顔がこれだ。

イベント翌日は東京へ戻る日だけれど、東京まで福田さんとのドライブ旅ということになった。帰り道は福田さん主導の「寄りたいお店に寄る旅」だ。朝早くにチェックアウトして那須へ。NASU SHOZO CAFEは気持ちのいい山のカフェで、朝ごはんを飛ばしていた僕には食べるもの全部が美味しくてコーヒーも堪能。「温泉行きましょうか」と連れて行かれたのが鹿の湯。1300年続く湯治場、41度から48度まで(女風呂は46度まで)あって、熱いお風呂が苦手な僕は頑張って46度に数秒。さすが福田さんは48度風呂に浸かっていました。至福の時間。もうフニャフニャに。
ホカホカの体で黒磯の1988 CAFE SHOZOへ。このカフェを中心に「SHOZO通り」と呼ばれ雑貨屋、洋服屋、ギャラリー、レコード屋もある。小さな街がパッと華やかに咲くようなエリア。この日の朝SNSを眺めていたら鎌倉からmolnの綾ちゃんとカマクラ張子の五十嵐くんが出店しにきているというウソみたいな偶然に気づき、内緒でサプライズ訪問。こんなところで会えるなんてね。省三さんにもお会いできて、なんと直々にコーヒーを淹れていただいた。福田さんのおかげでいっぱい奇跡みたいな時間が。


贅沢すぎる時間を過ごした後、茨城県結城市へと向かう頃にはとっぷりと日も暮れて、雨が強くなっていく。疲れてきて晴れ男のパワー切れか。1時間半走って辿り着いたのはカフェ・ラ・ファミーユ。福田さんは随分前からこのお店に僕を連れていきたいと言ってくれてて、それがついに叶う日。真っ暗な道を進んで突然現れた外国みたいな風景、想像していた以上に素敵なお店に疲れも吹っ飛びました。お店の中央にあるステージが可愛くて、いつかここでライブができたらなあと夢想。たらふく食べて満腹に。思えば3日間、美味しいものばかり食べる旅だった。こんな楽しい旅に連れ出してくれた「くりさぶろう」に感謝。またどこかの町へ福田さんとくりさぶろうと出かけていけたらいいな、と思います。福田センパイ、ありがとうございました。

