2023年02月03日

20年とか25年とか30年とか

GOMES THE HITMANがメジャーデビューする1999年、1月から3月にかけて下北沢CLUB Queでマンスリーイベントを3つ連続で企画した。『neon, strobe and flashlight』というデビュー作のタイトルに絡めて、それぞれ「night of neon」「night of strobe」「night of flashlight」というライブを打ったのだけど、最初の回の対バンはbenzoとクラムボンだった。2回目はイノトモとロッキーチャック。3回目に迎えたYOUNG BRIAN'S GROUPとアポジーズは多分今は存在しない。長い長い時間が経ってもイノトモちゃんと猫町フェスバンドやラビットホールで頻繁に一緒に作業してるのが面白いなあと思うんだけど、時代とともに苦楽を共有した仲間たちがいることがとても感慨深い。

下北沢にbenzoの久しぶりのライブを観にいった。平泉くんは家も近いしたまにばったり会うけれど、benzoで歌う姿にしびれた。彼はギターも歌も上手くて、ライブ体力がないままデビューした僕にとっては「歌うまい人コンプレックス」とでも呼ぼうか、妙に卑屈な気持ちになっていたものだけれど、この日ライブを観て、それが自分のなかで少し変容していることに気がつく。羨望の眼差しではあるけれど、どこか同世代として誇らしいような新しい気分が加わっている。

いい夜だった。

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Posted by monolog at 23:54│Comments(0)