
大人になるとなかなか友だちの実家に行く機会って少ないから、所用もあり高橋徹也さんの故郷までドライブしない?って話になったとき少しワクワクした。実家はやっぱり恥ずかしい。いろんな痕跡がたくさんあって、自分でも昨年末に「走馬灯」という曲をまさに実家滞在中に書いたこともあって、関東だろうと九州だろうと変わらない“実家っぽさ” があるものだなと思った。お線香をあげさせてもらったり、タカテツ部屋を案内してもらったり。短い滞在だったけれど貴重な時間だった。
ハイドパークやジョンソンタウンに立ち寄った。僕も故郷を出て長いので地元のことはなんにも知らないけれど、タカテツさんもなんにも知らないみたい。街道沿いの老舗のアメリカンダイナーでご飯を食べた(タカテツさんも初めて)。結局自分の暮らしている半径何キロの街以外へ出かけていくのはいつだって未知の旅なのである。二人で会うといつも、いつかジョイントツアーするときのために写真を撮ろうということになりカッコつけてみる。今年はどこかへ男旅ができたらいいなと思う(毎年言ってるけどね)。

