
個人的には2020年以来の千代田区役所での「ちよだ猫まつり」。去年はオンラインでの参加だったので、やっぱり帰ってきた!という感慨が強い。むぎちゃんが前日に東京入りしていたので一緒に会場入り。そのときに見えた行列はリラックマ撮影会の列でした。われわれの物販にもたくさんの方が詰めかけてくれました。今回友だちがお世話しているチャビという大怪我をした猫のサポートを乞いましたが、本当にあたたかい力添えをいただき感激しました。また改めて結果や続報など報告させてもらいます。
ライブが始まる頃にはステージをぐるっと取り囲む聴衆。とても見えづらかった人もいたと思います。ごめんなさい。まず僕が先頭切って歌いました。予告先発の「きみは三毛の子」でがたくさんのポチ実パペットが揺れているのが見えました。後ろまでちゃんと見えた。「tsubomi」「lucky star」とテンポよく続けて近藤研二さんにバトンタッチ。



近藤さんは翌日参加する「ねこのがんを知る」という講演について語っているうちに涙ぐんでしまって、その優しさとナイーブさに感動した。近藤さんと親戚みたいに親しくなってもう長いけれど、そんなところが近藤さんらしいなって思う。むぎちゃん登場で会場もさらに湧く。仲良くなって久しいけれど、いつだってむぎちゃんがむぎちゃんとして目の前に現れたらキュンとするから不思議ね。
いよいよ3人でのセッション、猫町フェスの数年を経てみんなで演奏する曲がたくさんあるのでライブのメインは合奏になるのが自然な流れで、やっぱり息を合わせて演奏して歌うのはとても楽しい。「猫町オーケストラ」での声の重なり、「第2の人生」もニャン生バージョンで。上野動物園のパンダが中国に帰ってしまうことにあわせて、最初の猫町フェス以来の「上野動物園準備中」を演奏しました。昨年尾道でカバーした「窓辺の猫」も新しいアレンジでばっちり。「日向の猫」では久しぶりにみんなのラララの歌声が聞こえて感動しました。「どんなふうに」も3人でやるのは初めてだったけど良い感じだったな。


昨年ちよだニャンとなる会のために描き下ろした「ニャンとなるSONG」は猫町フェスであるべき形に完成したと思いました。ここで歌わない理由がありません。優しく切なくとても大きな歌になったと思う。泣かないように気をつけないといけない歌。ステージ横でニャンとなる会スタッフの皆さんが耳を澄ましているのがわかりました。「天国かもしれない」への流れも美しかったな。いい曲をたくさん演奏できて楽しい。「toi toi toi」は希望の歌。お客さんみんなの手拍子と笑顔が天井の高いあの空間を満たしていました。みんなで元気に集まれてよかった。とても幸せな一日でした。
また来年、同じ場所で。