海へ
今年最後の海だ、と思っていたのだけど、9月になってもこれだけ暑い日が続くと「ええ?もう一回くらい行くの?海」って感じになる。海はいい。今年は唐津、長崎、鎌倉、とそれぞれに違う表情の海を眺めた。歌を作りたいときに、物語を紡ぎたいときに、何も思い浮かばなかったらみんな海に行ってみるといい。光と水と風と暑さと湿気、そしてなぜだか誘われる眠気、訥々と言葉が水滴みたいに鍋に溜まっていく感覚を感じられると思う。これは、昔に音楽の専門学校で作詞の授業を1年間担当したときにでっちあげて生徒たちに伝授した「“海”作詞法」。
あながちウソでもなかったな、と最近思う。

Posted by monolog at 23:27│
Comments(2) │
「言葉が水滴みたいに」、の表現にうっとりしました。
ここ1週間くらい、「光と水の関係」が頭のなかから離れません。「青い絵の具がまるでたりなくって」きらきらする言葉たち