2004年11月16日

R.E.M. / Monster(1994)

monsterR.E.M. / Monster(Sep. 1994 / Warner)

1.What's The Frequency, Kenneth?
2.Crush With Eyeliner
3.King Of Comedy
4.I Don't Sleep, I Dream
5.Star 69
6.Strange Currencies
7.Tongue
8.Bang And Blame
9.I Took Your Name
10.Let Me In
11.Circus Envy
12.You

『Green』以降のWarner作品がボーナストラックを収録したダブルディスクとして来年Rhinoからリイシューされるという、コレクターにはつらく嬉しい情報があります。


monsterltdこのアルバムに対しての思いは複雑で、おそらく僕がもっとも聴かなかったR.E.M.作品かもしれません。発売当時NIRVANAのカート・コバーンの死の影がオルタナ界に深くたれ込めていて、その雰囲気が色濃く出ている感じ。

アコースティックな作品が2つ続いた後の作品であり、カートの死というテーマを含む楽曲もあったため、「ロックなR.E.M.が帰ってきた」とか「ヒーローなきアメリカン・オルタナティヴ・ミュージック・シーンの救世主」みたいなロッキンオン的煽りをともなって売り出されることに対しての違和感みたいなものをすごく感じていた気がします。過去のどのレコードにもこの作品ほどノイジーなギターは入ってはいないし、原点回帰ではまったくありません。

最近になって聴き直してみました。曲単位では好きな曲もあるし、M-1のPVを初めて見たときの心の高揚感も思い出しましたが、しっくりくるR.E.M.ではありませんでした。このアルバムでR.E.M.を意識して聴くようになったという知り合いも多いのでそういう意味では間口の広い作品なのかも知れません。

このアルバムリリースの翌年R.E.M.は武道館公演のため来日。しかし僕はもやもやした気分だったので行かず、友人にTシャツだけ買ってきてもらいました(ものすごく後悔してますよ)。このときのライブは『ROADMOVIE』という映像作品で堪能できます。何度見ても泣きそうになるライブフィルムです。

僕にとっては微妙なアルバムですがCD棚にはUS盤日本盤リミテッドエディションと3つの『Monster』があり、すごくきれいな状態に保たれています。
Posted by monolog at 12:49│Comments(0)TrackBack(0)

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