2014年01月24日

いやげ物展とプラネタリウム・ミーティング



昨日のこと、渋谷PARCOへずっと楽しみにしていた国宝みうらじゅん「いやげ物展」in TOKYOを観にいく。本当は札幌からレストランのや親子が東京に遊びにきたタイミングで一緒に連れていきたかったのだけど、僕「みうらさんの展示行こうぜ!」のや親子「え…。別にそんな…」という温度差に怯み見送りに。しかし連れていけばよかったなああと激しく後悔しました。こんな世界は他にはない。圧倒的なMJワールドでした。できればもう一回行きたいな。今から10年前の東京ドームに郷土LOVEというイベントを観にいったことを思い出し、同時に今年の春で僕は煙草をやめてから10年になるのだなあというとにも気付いた。monoblogのMJ関連記事はここにまとまっています。

中目黒に移動して“夜の科学 extra〜星空ナイトスイミング”のための打ち合わせ。天井が丸く音響的にかなり厳しい会場なのだけど、いろいろポジティブな策を考えていくうちにどんどん楽しみになってきました。グランドピアノを佐々木真里さんに弾いてもらうことにした。ステージ上には僕を含めてイトケンさん、安宅くん、五十嵐くんに上野くん、千ヶ崎くんと真里さんの7人、とても豪勢な感じになってきました。わくわくする。完売した席の入金締切が今月いっぱいなので追加席に関しては2月になったらお知らせできるかと思います。

明日は3月の陽気だと。さあどこへ行こう。ここではない場所?  

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2010年01月10日

土曜日のエンタテイメント

シロモチにゃんまげ


早朝、仕事をしていたらmiurajun_netのツイートで今日がみうらじゅんサイン会だったことを思い出し、“早起きは三文の得”とはこのこと!と思い立って昼前には渋谷PARCO、年をまたいで二度目のみうらじゅんの100冊展へ。整理券を無事受け取って、“マックでMacBook”、デスクワークの続きを。今年はじめての渋谷は三連休の始まりで賑やかでした。レコード屋、本屋、洋服屋と決まりのコースをパトロール、あっという間に足腰くたくたになって夕方、サイン会の列に並ぶ。

PARCOの階段に頂上の見えない数百人の長蛇の列、サイン会場の6階に辿り着くと三重県津市のキャラクターシロモチくんが無邪気に迎えてくれて疲れが吹き飛ぶ感じがして、ゆるキャラの効用について思うところがありました。何度もみうらさんにはサインをいただいていますがこの日も優しくしていただき、僕が描いた猫の絵とかえるのコラボサインを書いてもらえて嬉しかったです(僕もよく皆さんのスケジュール帳にサインしますが、いちいちサインを見てニンマリできていいですね、これは)。長い時間待並んでも、あれほど丁寧にひとりひとりに接している姿を見たら誰もぶーぶー言わないだろうなあ。

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吉祥寺に戻ってスターパインズカフェに杉真理さんと村田和人さんの二人のステージを観にいく。お二方とも『cobblestone』を核とする“まちづくり三部作(20世紀編)”のプロデューサーであり恩人。終始笑いの絶えない、それと同時に音楽的にとても成熟した素晴らしいライブでした。休憩中の杉さんと村田さんに新年の挨拶、くったくのない笑顔は10年たっても変わらない。

今年は(今年も?)「好きなモノこと人に対しては時間とお金と労力を惜しまない」という抱負をかかげました。一期一会で一分一秒が違う瞬間瞬間なのだ。後悔しないように。皆さんは年頭にあたり何か目標のようなものや誓いをたてましたか?今年もたくさんの楽しい出来事で手帳が埋まる1年になりますように。  
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2009年12月27日

みうらじゅんの100冊展

MJ100_4渋谷PARCOで「みうらじゅんの100冊展」を見てきました。パルコ開店40周年、みうらじゅんデビュー30周年のWアニバーサリー。とにかくMJの仕事量に圧倒されます。直しを入れた生原稿や原画イラストレーション、「ひとり出版社時代」と題された小学校時代〜デビュー前の混沌とした自己意識のマグマのような作品群たちがこれでもかと展示されていました。神々しいヌー銅(ヌード銅像)もさることながら圧巻は赤いひな壇にうず高く並べられた天狗やゆるキャラやゴムヘビやらなんだか分からないバカグッズの数々です。年末年始の賑やかな渋谷にお出かけの際に立ち寄ってみることをおすすめします。

大げさな物言いと思われるかもしれないが、僕はこの展示を見て自分のキャリアのちっぽけさを思い、まだまだたくさんのパーツを作っては解体し作っては解体しして、納得のいく作品をあといくつか築きあげるべく繰り返す毎日を最後まで歩いていけたなら、と気持ちを新たにしました。

MJ/LF関連



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2009年11月08日

人生相談

早稲田大学の学園祭へ。「リリー・フランキー×堀江貴文×杉作J太郎×吉田豪 人生相談トークライブ」を観にいきました。今年3月の「ぐるりのこと。」DVD発売記念トーク以来の生リリーさん。400人収容の大教室は立ち見も出る賑わいで、僕も最前列で体育座りでずっとげらげら笑っていました。

ホリエモンさんは頭脳明晰さと人間的な歪みが混ざってコクが出ている感じでした。杉作さんはとにかく面白いおじさんで一服の清涼剤のよう。リリーさんが遅刻せず開演に間に合う、という奇跡が起きたこともこの日のトピックでした。すべてをまとめる吉田豪さんの手腕によって2時間半の楽しい時間があっという間でした。

大学生って元気だなーと思いつつも、もう大学生には戻りたくないな。リリーさんに初めてサインをもらいました。しばらく作業漬けでしたがたくさん笑って元気になったので、来週は紅葉の東北を散策してさらにいろいろ感化されたい所存です。

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2009年03月01日

渋谷、トークイベント

gururi渋谷タワーレコードのイベントスペースで「ぐるりのこと。」DVD発売記念トークイベント。

Akeboshiのアコースティック・ライブ、シンプルで濃厚で素晴らしかった。リリーフランキー遅刻の知らせはいつも通りだけど、今回のイベントはVAPの仕切りだったので旧知の知り合いスタッフが右往左往する様が面白くも切迫感を伴って見応えがありました。

「ぐるりのこと。」は観た後にほのかな希望のようなものを提示してくれる素晴らしい作品だが、この日の橋口監督とリリーさんは司会の流暢な女性スタッフとは対照的でぼんやりじっとりと負のオーラを放っていて「みんなで声援を送ってふたりを元気にさせなくては!」とやきもき。日本アカデミー賞の裏話や撮影秘話とか面白い話もたくさんあって結局は楽しい1時間半でした。

とても寒い日だった。  
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2008年10月10日

リリー・フランキー@劇的3時間SHOW

gekiteki2gekiteki早起きして表参道へ。お昼から当日券に並んで劇的3時間SHOWのリリー・フランキー氏のトークショーを見てきました。

様々なコンテンツを世に提供するクリエイター10人が3時間の持ち時間を自由に使ってコンテンツ観を語る、という趣旨のイベント。今年で2回目とのこと。3時間の持ち時間、といいつつリリーさんは開演を過ぎてもあらわれず遅刻中というアナウンス。想定内で誰も怒らず緊張が解けて和やかな雰囲気にすらなって最初の30分の遅刻も演出かと思えてくる。

革ジャンと革パンツであらわれたリリーさん。聞き手役にゾノネムさんを従えて、会場の悩み相談や質問状に答えたり答えなかったりお客さんをステージにあげて直々におしゃべりしたりしつつ、9割方は下ネタ/エロ話で進行。

「最近の時事問題についてどうお考えですか」という僕の質問も読まれた。本当は蒟蒻ゼリーのことに触れてほしかったが麻生政権についての返答。リリーさんの地元が麻生一族の勢力が強い地域だったらしい(僕の出身高校も今では経営者が麻生グループだ)。

どれだけ下ネタが暴走しようとイグノーブルで惨憺たるアウトサイダーな話題になっても、意外と世代の幅も広く男女比のバランスもとれた客席からは終止笑いが絶えず、嗚呼なんとあたたかい空間だ、と思いながらこの時間が終わらなければいいなあと思っていた。

歳をとって落ち着いたように見えるのは体力が落ちて元気がなくなっただけで心のなかではいつまでも浮わついたことを考えているのだ、とか、自分が作った作品に対して自信満々なクリエイターなんていない(自分の作品に疑いなき自信を持ったら終わりだ)とか、スローライフは逃避だとかなんだとか、胸のすくような言葉がたくさんありすぎてほんの一部しか思い出せない。

イベント終盤で「今週の月曜日に子宮がんと診断されて動揺しています」という女性をステージに呼び面と向かいながら話を聴くリリーさんの優しい目よ。「病気の人は周りの人の言うことをちゃんと聞いてくださいね。家族も同じ痛みと苦しみを思っているしそれを感じたいって思ってるんですから」という言葉が説得力を持っていた。「子宮ってどのへんですか?」と尋ねて女性のおなかにに“おまじない”と言いながらおでんくんシールを貼るリリーさんはとても素敵な人に見えました。

主催者からの「もうそろそろ」という横やりを幾度もやりすごしながら結局4時間近いリリー・フランキーの世界でした。楽しかった。素晴らしいイベントだと思いました。15日まで続くので興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。  
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2008年07月19日

2回目のぐるりのこと。のこと

ぐるりあれやこれやとバタバタしながらも合間を縫って渋谷へ。パルコでハーモニカ&ブルース展を覗いた後、シネマライズで2度目の「ぐるりのこと。」を観る。

今日は上映終了後に橋口監督とリリー・フランキー氏によるトークショーがあるので館内は満席。初めて観たときにはリリーさんの優しい悲しい感じにグッときたが、今回はあらためて木村多江さんの渾身の演技に感動した。

エンドロールが終わってトークショーの準備、リリーさんが遅刻中という知らせ。リリー・フランキーファンはそんなこと慣れっこである。橋口監督がリリーさんにまつわる話を30分ほど。橋口監督はとても真面目な人だ、と感じる。「ぐるりのこと。」公開以来、この映画を熱く語る監督を見るのはこれで3度目だが、話が真っすぐ伝わってきて考えさせれられることが多い。

ようやくリリーさんが到着、ニコニコしながら登場。元気そうなリリーさんを見れて嬉しい。トークショーまでの時間があいたので飲み屋にはいってしまった、と。

東京ではお客さんがたくさん入るがテレビCMの少なかった地方都市では苦戦している、という話。「地方の人は心が満たされてるんですかねえ」とリリーさん。いや、そんなはずはないはず。悪口も良い話も含めて予想以上に充実したトークが繰り広げられました。

イベント終了後の帰り道、関係者入り口から出てくるリリーさんと奇跡的に遭遇。大好きなリリーさんと初めての握手!とても素敵でした。握手ってこんなに嬉しいんだな。

ぐるりぐるり、まるで夢みたいだ。醒めない魔法みたいだ。見上げたら真ん丸な月がとてもきれいでした。



昨日くらいから時間があるときに京都・名古屋・恵比寿での残暑見舞い企画のハガキの返事を書き始めました。今年もインディアンの格言とか僕の好きな先人たちの名言や名台詞を書き添えています(全部違うことを書いています)。名言/格言っていうのは人に思考を喚起させる小さなスイッチのようなもので、今風に言うと「だから何?」っていう想像力のない一言で途端に効力を失う危険性をはらんでいるのだけれど、僕は僕の歌を好きで聴いてくれているような皆さんにはぜひとも想像力豊かであってほしいと心から願うので、あえて「だから何?」っていうような言葉を選んでハガキに記しています。梅雨があけたらポストに投函しようと思っています。


ここ最近で一番好きな言葉はマハトマ・ガンジーの次の言葉です。


“弱い者ほど、決して相手をゆるすことができない。
 ゆるすというこ とは、強さの証だから。”  
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2008年06月07日

Think About AIDS

livingtogetherusagiこんなに暖かい晴れた日に吉祥寺、中道通りでウサギが飛び跳ねるのを見た。

TOKYO FMホールへ「TOKYO FM × Living Together × ぐるりのこと。ポエトリーリーディング〜Think About AIDS」を観にいく。HIVポジティブの人やその近くにいる人たちの言葉を朗読し、HIV/AIDSを取り巻く問題と向き合って共生(Living Together)していこうというイベント。

ライブの前日にリリー・フランキー氏が出るという理由だけで半蔵門まで出かけるのはいかがなものかと思いつつも、自分の好きな物/事/人に接する機会を逃して後悔するのを、僕はもうやめたのだ。ありとあらゆる瞬間が見たいのだ。

想像していた以上に内容の濃い3時間。映画「ぐるりのこと。」の橋口監督が朗読の後の感想を述べながら感極まったところで僕も泣いてしまった。リリーさんは今日もクールな紺色のスーツで(昨日の「徹子の部屋」も白いスーツで素敵だった)涙で鼻をすする客席を笑わせたり(このテーマを下ねたを交えて和やかに語れるのはリリーさんくらいだろうな)再び神妙な気分にさせたりして穏やかなオーラを振りまいていました。リリーさんと橋口監督は悲しい優しい感じがする。映画「ぐるりのこと。」もそうだ。

人間と猫を比べることが適切ではないかもしれないが、野良猫を含むたくさんの猫とともに多頭飼いされていたうちの猫は猫後天性免疫不全症候群、いわゆる猫エイズになる可能性を持つFIVポジティヴだ。2001年の冬にその事実を知ったときにいろいろ調べものをしてFIV(ネコ免疫不全ウイルス)もHIV(ヒト免疫不全ウイルス)もすぐに命に関わるウィルスではなく体調管理などで発症を遅らせることができることを知っているし、現在の医療ではウィルスを撲滅できないため完治しないということも知っている。

このイベントに足を運んで、先進国のなかで日本だけが増加の一途をたどっていることをあらためて知りました。偏見と無知は僕らの足を引っ張ってしまう。何かを知ろうとする気持ちを僕は忘れないようにしたいと思いました。  
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2008年05月11日

新宿、東京ムードパンクス

live月見ル君想フでのソロライブ直後の雨降る土曜日、新宿まで出かけて東京ムードパンクスのインストアイベントを観てきました。

リリー・フランキー、富澤タク(グループ魂)のお二方による、ゆるいおしゃべりを交えながらのゆるいアコースティック・ライブ。リリーさんを今までで一番近い距離で見た。今日も素敵なリリーさん、「ジェイミー」のアコースティックバージョンが熱唱!という感じで格好良かったです。何故かさだまさしの歌を4曲も。リリーさんを見るとジョン・レノンが聴きたくなるのはなんでだろうか。

疲れていたけど雨をよけながら新宿の街をたくさん歩いて楽しかった。可愛いTシャツを見つけて、衝動的に買った(ジェフ・マクフェトリッジのイラストをあしらったデザインだ)。オーガニックコットンで着心地もよさそうで早く夏にならないかなと思う。夏になったら今度は早く秋が来ないかと願うんだろうけども。

電車の中で角田光代「ちいさな幸福」読了。自分が女性だったら絶対一目惚れしてた、という「いただきます男」の話を月見ルのMCでしましたが、自分が女性だったらこんな感じだろうなという登場人物がたくさん出てくるので久しぶりの角田ブームが来てる、最近。  
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2008年05月09日

ぐるりのこと。

ぐるり月見ル君想フでのソロライブ直前の木曜日、有楽町まで出かけて橋口亮輔監督作「ぐるりのこと。」の先行プレミアム試写会を観てきました。

橋口監督と主演の木村多江さんとリリー・フランキーさんの舞台挨拶があるということもあって見逃したくなかったのです。4回目の生リリーさん。今日もばっちりスーツで格好良かった。

舞台挨拶のときに木村多江さんがリリーさんを評して「“俳優”という字のとおり“人に非ず、人に憂う”という感じで完璧な演技に助けられた」というようなコメントをしたのだが、劇中のリリーさんの悲しくて優しい振る舞いはとにかく胸にしみて素晴らしく、何回も涙が出た。この作品以降“東京タワーのリリー・フランキー”という肩書きと並んで“ぐるりのこと。のリリー・フランキー”という呼称が屹立することになるだろう。

1993年からの10年間を舞台に物語は進んでいく。これは僕が東京に来てバンドを組んでからの10年間なのでその空気感が懐かしかったり新鮮だったりした。いろんな些細なことが心に残る映画だった。仲のいい友だちに耳打ちするようにしてお薦めしたい作品。また観にいきたい。

明日はこの「悲しい」「優しい」気持ちを忍ばせて「楽しい」と「うれしい」を添えて歌を歌い演奏したいと思う。たとえこの世界がどうしようもなくても。  
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2008年05月02日

友部正人とビートルズ

リリtmb今日も長袖のいらない初夏の天気。駅まで歩くと汗が出てきた。今年の大型連休はそんなに大型ではないから街も意外と冷静な感じです。

友部正人『歯車とスモークドサーモン』を聴いた。変わらない声と縦横無尽な言語感覚に耳を奪われてしまう。マザーグース的な、あるいは'70年代少女漫画的な、夢の中で意識があっちにいったりこっちにいったりするような感覚が新鮮でした。

僕の本棚には「耳をすます旅人」「ジュークボックスに住む詩人」「The Man In Me」という3冊の友部さんの本がある。もはや連絡をとりあわなくなった知人から借りっ放しになっている本だがどれも読み応えのある良い本だ。

電車のなかでリリー・フランキー/福岡耕造共著「ビートルズへの旅」読了。無性にビートルズが聴きたくなる。僕は『HELP!』と『REVOLVER』を聴くと今でも中3のときの南九州をまわった修学旅行を思い出す。90分テープの裏表にその2枚を入れてイヤフォンで耳をふさいでいたから。誰にとってもビートルズというのはそういう記憶リマインダー的なものではないだろうか。

午後、吉祥寺から渋谷、そして広尾へ。広尾は'90年代の終わりに初めて所属した事務所があった街。とっぷりと暮れた風景を眺めて「やがて何もかも変わってしまっても何ひとつ変わらない気もするなあ」と「home sweet home」の歌詞が頭に流れる。

髪を切ってずいぶん涼しくなった。もう5月だ。

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2008年02月28日

人間僕宝#5

MJLFギリギリでチケットを手にいれたので、みうらじゅん(AB型)とリリー・フランキー(B型)を観るために原宿に行ってきました。みうらじゅんの人間僕宝というイベント、一人っ子界の2トップ共演は明治学祭以来。

アストロホールは椅子が並んで180人くらいで満杯、ソールドアウトの公演。男女比半々くらいか。なぜかこんなときに僕は文庫で読んでる「ダンス・ウィズ・ウルブス」がクライマックスに差し掛かってしまいあっという間に開演時間に。

ステージには機材のひとつもなく、みうらさん出てきてゆるい話(2月に50歳になって夫婦割で映画が1000円で観れるようになった、と)、リリーさんは遅刻してまだ来てなさそうな雰囲気。ウクレレえいじさんの営業ショーが始まり終わり、またMJソロトーク(体操競技、鞍馬の話。まだリリーさん来てなさそう)、ウクレレさんのマニアック物真似が延々続き終わり、MJ出てきて「お待たせしました!」とここで出演予定のない猫ひろしオンステージ。そしてやっとMJに招き入れられてリリーさん登場。だいぶぐったり具合悪そうで負のオーラをまき散らしつつもオシャレで素敵でした。

初めてリリー・フランキーの弾き語りを聴く。予想に反してとてもエモーショナルで通る声、暗い歌を4曲くらい。ジョン・レノン「ジェラス・ガイ」に日本語詞をつけたものも。「このイベント終わって地上にあがったら街が破壊されて僕ら以外世界が滅亡してたらいいのにね」とか言いながらイベント終了。ハードルの高いMJイベントでしたが、楽しかったです。

写真は入場特典として配られたトレカ。  
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2007年11月11日

みうらじゅん先生サイン会へ

mjsig2mj先生お昼からそわそわ。今日は吉祥寺ブックスルーエでみうらじゅんさんのサイン会へ行くのだ。整理券をもらうために仏像の本も買ったのだ。

MJにはこれまで2回お会いして(1回目は2003年の年の瀬さいたま市文化センターの楽屋で。初めてサインをもらった。2回目は2年前川崎クラブチッタの楽屋で)今回が3回目の大接近だ。こないだのリリー・フランキー氏との講演から間髪いれずにこういう機会が巡ってきて嬉しい。

定刻20分前に辿り着いたブックスルーエにはびっくりするほどの行列。「これなんの列?みうらじゅん?ああ、あのオタッキーな人?」という感じで列を眺めみる人もいるがサブカルチャーなんていってられないくらいMJファンは日本にたくさんいるのだ。

いよいよ対面するMJはやはりとても素敵で、僕はまた「ゴメス山田様へ」と書いてもらうべく仏像の本を渡すと2003年暮れのときと同じように「お、山田ゴメスみたいな名前だねえ」とMJ、僕はガチガチになりながらも前述の埼玉での青春ノイローゼでショーというイベント時のことなんかを必死で話したおしMJも「ああ!大槻くんとか五郎さんが出たときのやつかあ」なんて返してくれて、僕は最後に「大好きですっ!」と思いの丈をぶつけてから熱を冷ますために吉祥寺の街をうろうろしました。

昨日Queで僕は何人かの人にサインをしたんだけども、たまに「僕なんかのサインをもらってそんなに嬉しいのかねえ?」と思うときがあるんですが、でも今日こうやって大好きなMJのサインをもらって感動したりすると「あああ、サインって手書きの文字だしなんと貴重なものだなあ」と改めて感じるわけです。だからこの秋冬はサイン強化月間にしたいと思います。会場なんかでいくらでもサインしますからどんどんCDとか手帳とか持ってきてください。  
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2005年09月11日

ザ・スライドショー9「みうらさん、第二期かよ!」

slide9みうらじゅん&いとうせいこう、ザ・スライドショー9「みうらさん、第二期かよ!」を観に中野サンプラザへ行ってきました。ついに念願の初生ザ・ロックンロール・スライダーズです。

サンプラザ前ではこの日の夕刻、小泉さんの街頭演説があったため警官、SP、政党支持者などで異様な雰囲気でしたが、会場前の長蛇の列、なんかスライドショーのお客さんはみんなニコニコしてました。


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2005年05月25日

ザ・スライドショー9

slideshow今日もいい天気ですがまた夕立が降るのでしょうか。夏っぽい感じです。

2002年のハワイ公演ぶりのザ・ロックンロール・スライダーズ、中野サンプラザとぐっと身近になって9月に開催されるようです。新ネタが補充されたのでしょうか。みんな行かなきゃ。  
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2005年03月11日

グレイト余生

aino先日電車に乗ってて、みうらじゅん著「正しい保健体育」を読んでいて、隣に女子高生が座ってるのに気付いて恥ずかしかったです。MJ曰く、「もういいかい」と訊いて「まだだよ」ではなく「もういいよ」と言われたときから余生が始まる、という言葉にグッときました。

“並べて眺めて思い出と名のつくものたちに/ただ囲まれて暮らす余生が僕の心に/羽根のようにずっと舞っている”という「百年の孤独」で書いた歌詞のことを思った春の日でした。  
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2005年01月28日

2005年3月16日

050128-170034.jpg3月16日に僕らが所属するVAPからはGOMES THE HITMAN『ripple』とみうらじゅんさんの『DTF[非童貞編]』が同時に出ます(プロデューサーが同じ)。

MJファンとしてこれほど嬉しいことはないですよ。『ripple』収録曲等はまだどこのメディアにも出てないと思いますが猫町の日あたりには。  
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2004年10月19日

マイ湯飲み

僕の湯飲みはお茶を入れると絵が浮かび上がるのです。最初は「座酢羅威怒翔(ザ・スライドショー)」と書いてあるのですがお茶を汲むと「とんまつり」の湯飲みに。日用品なのに宝物です。

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2004年08月28日

田口トモロヲ監督作品 / アイデン&ティティ

i&ti「夜の科学3」を目の前にしつつ、待ち焦がれたDVDアイデン&ティティが届いたので鑑賞。「切ない/優しい/哀しい/可笑しい」という要素がすべて入っていて素晴らしい。最後にボブ・ディランの曲が流れるところで熱いものがこみあげてきました。特典映像が鬼のように入ってるのでゆっくり楽しみたいと思います。本編を見終わったところで隣町に花火があがりはじめたので表へ出てそれを眺める、という夏の終わりみたいな日でした。

「高円寺は日本のインド」とはみうらじゅん氏の言葉。高円寺散策を楽しむのもよいのでは。高円寺の古着屋は品揃えがいい。  
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2004年08月10日

みうらじゅん / 色即ぜねれいしょん

generationみうらじゅんの小説「色即ぜねれいしょん」読み終えました。ため息が出るほど素晴らしい青春小説。この懐かしい感じはそれこそ芦原すなお著「青春デンデケデケデケ」に通じるセンチメンタリズムで、笑いと泣きが交錯して最後には感動が勝ってしまうような夏が舞台のストーリーを、この歴史的猛暑の2004年夏に読めた幸せ。

みうら氏本人がモデルの主人公は一人っ子で、個人的にはその一人っ子特有の親との距離感(反抗したいのに何でも買い与えてくれたりおせっかいを焼いたりして手に負えない)とかがやけにリアルで感情移入も容易だったし、読後の清涼感みたいなものが最近の読書の中ではずば抜けていました。センチメンタルってこういうの?

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2004年07月24日

石川さん人気

ishikawa午前中2時間ワークアウト後、昼食を食べながらみうらじゅんゲストの「メレンゲの気持ち」を見る。フィギュアとゆるキャラメイン、スタジオには数体のゆるキャラと、石川さんも登場。MJ関連はここにまとまってますから。

昨晩のタモリ倶楽部といい連日のテレビ出演にみうらファンとしては幸せなテレビライフ。次のテレビ出演は7/28(水)テレ東の「やりにげコージー」だそうです。  
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2004年07月17日

みうらじゅん / アイデン&ティティ32

i&tアイデン&ティティ32を読み終えしっとりと感動しました。主人公が32歳なので30歳の僕には身につまされるものがありました。当たり前だけどグサっと突き刺さる言葉が多い。ミュージシャンという立場からこの作品を楽しめる優越感みたいなものを感じています。  
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2004年07月06日

アイデン&ティティ32 / みうらじゅん

i&t発売が遅れていた「アイデン&ティティ32」が7月12日に青林工藝舎から出るみたいです。映画のほうもDVD化(限定版通常版)。

ついでに「スクール・オブ・ロック-コレクターズ・エディション」も。何回も見たい映画です(2回見にいった)。ジム・オルークが子供たちにどういうふうに楽器を教えたか見てみたいです。  
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2004年06月29日

バンドブーム

aidenここ最近の療養中に大槻ケンヂ「リンダリンダラバーソウル」とか「アイデン&ティティー24歳/27歳」を読んで思ったのは、僕のバンドがデビューした1999年頃も実は多分バンドブーム(メジャーデビューブーム)だったということです。

レーベルメイト(!)みうらじゅんさんの仮性フォーク第36回のオープニングトーク(vapに悪態ついたりする)がすごく面白くてゲラゲラ笑ってしまったけど、実は音楽業界の内情とかバンドを続けていく難しさはもとより信念を持って音楽を続けてゆく難しさにすら言及する大人の会話にはうなづくばかりでした。  
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2004年06月11日

教育テレビにMJ

040611-212522.jpg今週は「明日に向かって撃て!」「スニーカーズ」とテレビ東京でお昼にやってる映画を2つ見ました。2つとも途中CMで寝てしまったけどもラストシーンは押さえた。  
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2004年06月06日

とりあえず

040605-160026.jpgとりあえず1,000円の当日券ででゆるキャラに会えたり物産ピック(試食たくさん)で美味しいものが食べられたりMJのサイン会もあるみたいなので雨の日曜日に予定がない人は東京ドームに遊びにいくと楽しくなれると思います。こんな機会はしばらくないと思います。(写真は女の子にちやほやされる石川県の石川さん)  
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みうらじゅんin東京ドーム「郷土愛2004」

雲ひとつない晴天、1日目のほうに行ってきた。なんか妙な、体温低めな熱気のようなものがドーム入り口前には漂う。入場するといきなりゆるキャラたちが子供と野球してる。出店の列に圧倒される。で、そこかしこにゆるキャラがいて興奮して僕は裏声になったりする。全都道府県の名産に目移り。僕の田舎の佐賀県は山崎ハムとか御漬け物の店がありました。鳥取の梨ミルクソフトクリームとどこかの地ビールとどこかのカマボコを食べました。

040605-160026.jpg040605-160026.jpg040605-160026.jpg  続きを読む
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30歳にして興奮

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2004年06月05日

ドームにのべ2万人

040605-170948.jpg040605-170948.jpgいよいよMJショー。
左側の写真がのぐちひでよくん。  
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ピーポ君もいた!

040605-160026.jpg040605-160026.jpg今からテングレンジャーショー。
右の写真は鳥取のトリピー。鳥取の「とり」と21世紀梨がモチーフ。左の写真は警察庁広報部ブースにいたピーポ。ピーポと地方自治体のゆるいキャラが肩を組んでポーズを取るという激レアな風景も見られた。  
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東京ドーム

今からナマハゲショー
040605-151831.jpg040605-145852.jpg040605-145852.jpg  
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郷土LOVE

こういう感じみたいです。ほぼ日参照。
楽しんできます。

みうらじゅんin東京ドーム
郷土LOVE2004

6月5日(土)
★物産ピック ステージプログラム
10:00開場
12:00物産ピック開会宣言
・ゆるキャラ集合
13:00秋田なまはげショー
14:00山岳戦隊テングレンジャーショー
14:30ゆるキャラと野球対決
15:00秋田なまはげショー
16:00山岳戦隊テングレンジャーショー
17:00閉店
★みうらじゅんスペシャルショー ステージプログラム
17:00開場
18:00開演
20:30終演(予定)

6月6日(日)
★物産ピック ステージプログラム
10:00開場
11:00秋田なまはげショー
12:00山岳戦隊テングレンジャーショー
13:00みうらじゅんサイン会
14:00ゆるキャラと野球対決
14:30秋田なまはげショー
15:30山岳戦隊テングレンジャーショー
17:00閉店
★みうらじゅんスペシャルショー ステージプログラム
17:00開場
18:00開演
20:30閉会式でショー
21:00閉演(予定)


これも参考。  
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2004年05月27日

みうら氏とディラン新アルバム etc.

みうら関連ニュースがyahoo!のトピックスになってる。6月のドームに向けての追い込みか。先週いいとも見てたら突然ゆるキャラとともにMJが出てきて幸せな気持ちになった。僕が持ってるBob Dylanのベスト盤のCD帯はみうら氏のイラストによるものですがジャケット自体が漫画なのは初めてということですか。インターナショナルなリリースなのかしら。『アイデン&ティティ / ボブ・ディラン』

東京ドームにたくさんのゆるい着ぐるみが集結したとこを考えただけでわくわくします。参考としてみうらじゅんのゆるキャラショー


PHISHが8月のライブを持って解散という残念なニュースを知る。もうすぐ出るスタジオアルバムが楽しみにしてたのに。

パルムドール受賞の「華氏911」の日本公開は当初予定された05年正月から04年夏に前倒しに。配給はGAGAで恵比寿ガーデンシネマ他にて。  
Posted by monolog at 20:10Comments(1)TrackBack(0)

2004年05月20日

みうらじゅんDVD詳細

2タイトルとも見せていただきました。昨年末の埼玉でのライブDVD「みうらじゅんの青春ノイローゼでショー」には僕が1日で録り下ろしたSE(「情熱ノイローゼ」というタイトルにした)が流れるところが光栄にもばっちり収録されてて恥ずかしかったです。内容的にはなんというか、結構マニアックなのでスライドショーとかみうら文献なんかで予備知識を持ったうえで見るのがいいかもしれません。が、山田五郎氏のみうらじゅんに関する知識の豊富さ、大槻ケンヂ、泉麻人両氏のみうらじゅんに対する親しき仲ゆえの厳しい分析と指摘が面白い。






「DTF上巻」のほうは、見たことないくらいの収録時間(1374分=22時間54分て!)に唖然としますが、順を追って数ヶ月、あるいは1年くらいかけてライフワーク的に鑑賞していくとよいかなーと思います。テレビの画面で見るのがバカバカしくも新鮮。昨日寝る前にぼーっと見てて(聴いてて)「滝瀬明美が三浦純に与えた大いなる影響ー失恋の詩」という20分以上もある曲を聴き終えたとき感動さえおぼえました。さすがに値が張りますがamazonで予約すると20%OFF。

どちらも山田五郎さんが重要な役割を果たしています。いとうせいこう氏のつっこみ方と比較するのもいい。当てずっぽうにCD買うより楽しめると思うのです。vapからのリリース。  
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2004年05月16日

みうらじゅんDVDが2タイトル

loveみうらさんがレーベルメイトになる!

DVD2タイトル同時発売です。「DTF上巻[童貞期]」「みうらじゅんの青春ノイローゼでショー」。後者のほうは僕が年末27日に観にいった公演のDVD化です。テレビなんかでは絶対NGなはずのトークがどう編集されてるかが楽しみです。

で、これを見て、仲間たちと6月5日6日と東京ドームで行われる「みうらじゅん in 東京ドーム郷土愛(LOVE)2004」で日本津々浦々を堪能するのが素敵な今年の初夏の楽しみ方だと思います。



「みうらじゅん in 東京ドーム 郷土愛(LOVE)2004」
2004年6月5日(土)/6日(日)
両日共 Open10:00/Close20:00(予定)

但し、6月5日(土)開会式 Start12:00
*みうらじゅんショー(Vol.1) Start18:00
6月6日(日)
*みうらじゅんショー(Vol.2)&閉会式 Start18:00

<入場料>
◎スペシャルMJ券(みうらじゅんショー指定席付)
1day オールタイム(*注1)……前売指定¥5,000[税込]
2daysオールタイム(*注2)……前売指定¥9,000[税込]
★前売特典(スペシャルMJ券のみ)
*日替、特製みやげ付 *16:00迄再入場無制限
◎物産ピック入場券
1day 10:00〜17:00迄……前売¥900[税込]、当日¥1,000[税込]
*みうらじゅんショー&閉会式観覧不可(当日、別途差額チケット代要)
http://ark.on.arena.ne.jp/  
Posted by monolog at 12:28Comments(0)TrackBack(1)