2024年01月21日

GOMES THE HITMANメジャーデビューから今日で四半世紀

1999年1月21日はGOMES THE HITMANがメジャーデビューした日。今日で自称「ミュージシャン」になって四半世紀です。今から考えたら途方もないお金を使って録音されて、ポスターにもなるようなフライヤーを作ってもらって、あの頃の僕はこの日を境に自分の世界が変わると思ってたけど、何にも起きなかったな。変わっていくのは、変わるべきは自分の気持ちなんだということを数ヶ月後に知ることになる。ここに収められた始まりの歌たちを今でもライブで演奏するのは好き(気恥ずかしいけど)。音源は早急で下手くそでなるべく聴かないようにしているけれど、今日くらいは25歳の自分の歌に耳を澄ましてみようかと思います。

当時のメンバーから2001年に1人減って、2024年現在4人組のGOMES THE HITMAN。もちろん25年は目標ではなくて過程。当時のスタッフには繋がっている人もいれば疎遠になったり会わなくなったりした人もいるけれど、またいつか会える人には全員に元気で会いたいなと思う。当時聴いてくれていて離れていった人にもいつか「ああ、懐かしい」と僕らを再発見してほしい。その日のためにバンドをまだまだ続けていくつもりです。2月に4人で名古屋・大阪とツアーしますのでぜひお越しください。

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2024年2月9日(金)@ 名古屋 K.D.ハポン
GOMES THE HITMAN結成30周年&デビュー25周年記念
ゴメスの名はゴメス 特別編【NAGOYA】

18:30開場 19:00開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN

チケットはライブポケットにて発売中
https://t.livepocket.jp/e/gomes_nagoya

K.D.ハポン(https://kdjapon.jimdofree.com/
〒460-0012名古屋市中区千代田5丁目12-7




2024年2月10日(土)@ 大阪 雲州堂
GOMES THE HITMAN結成30周年&デビュー25周年記念
ゴメスの名はゴメス 特別編【OSAKA】

18:00開場 18:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN

チケットはライブポケットにて発売中
https://t.livepocket.jp/e/gomes_osaka

event space 雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2  

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2023年08月09日

GOMES THE HITMAN「まちづくり三部作」特訓

今月末、8月27日のGOMES THE HITMAN30周年記念ライブの第3弾は1999年秋から2000年夏までかけてリリースした「new atlas ep」『cobblestone』「maybe someday ep」、いわゆる “まちづくり三部作” をすべて演奏する。なかなかの質と量、歌っていてとても新鮮だけれどやっぱり練習がたくさん必要。特に今回サポートギターで入ってくれる哲さんは僕ら以上に大変だろうと思う。ヘトヘトになりながらも「もう一回やってみよ!」とカウントが始まってバチッと然るべき音が組み合わさるとこれが気持ちいいのだ。

杉真理さん、斎藤誠さん、村田和人さんというポップス界の先輩たちをプロデューサーに迎えた “まちづくり三部作” の楽曲群はそれまでの闇雲なインディー〜セルフプロデュース時代の歌に比べて歌の身の丈に合った、美しく整った服を着ている。明らかにバンドの成長期の歌たちだ。あれから23年経って、年相応に成長したはずのGOMES THE HITMANがもう一回鏡を眺めて確かめながらあの頃の曲を片っ端から演奏するのをぜひ目撃していただきたいなと思います。

もう一回長時間特訓を経て、本番。夏休みの最後の日曜日に。

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2023年8月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.3 “we built this city /成長”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:橋本哲(guitar)
16:30開場 17:00開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・自由席)

チケット好評発売中
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3911430001-P0030001

1999年秋発表の「new atlas ep」、2000年4月リリースの2ndアルバム『cobblestone』
そして「maybe someday ep」という怒涛のリリースで綴られた“まちづくり三部作”を
全部演奏する夜、夏休みの最後の日曜日です。サポートギターに橋本哲さんを迎えて。


1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
4月9日(日)vol.1 “the early days/再会”*終了しました
7月1日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”*終了しました
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2023年04月21日

「雨の夜と月の光」が24年、そして『cobblestone』が23周年

長くやればいいっていうものでも、途中で辞めなかったらえらいっていうことでもないけれど、これしかできないっていうことをずっとここまでやり続けてきて、今年はバンド結成から30周年だ。経てきた年月の数だけ記念日がある。「4月21日」という日付が自分にとってなんとなく特別なのはGOMES THE HITMAN『rain song ep』が1999年に、そして2ndアルバム『cobblestone』が2000年にリリースされたからである。24年と23年。「雨の夜と月の光」(通称:雨月 -あめつき- )はリリース以来ずっと僕らの代表曲のひとつになった。こないだ4月のライブでは選曲コンセプトの都合で「雨月」をやらなかったんだけど、やっぱり「あれ、雨月やらないで盛り上がれるのかな?」とか思ってしまう(ちゃんと盛り上がって終われたけど)。それくらい特別な曲。2000年の『cobblestone』は自分がシンガーソングライターであるということを自覚した作品。杉真理さんと斎藤誠さんという2人のプロデューサーにいろんなことを教わって今がある。

7月のライブでは「rain song ep」も『weekend』も全部演奏する。『cobblestone』を含むまちづくり三部作はその次のライブで。どれもみんなに観てほしい。

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2023年7月1日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.2 “after the long vacation/出発”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
17:30開場 18:00開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・スタンディング全自由)
チケット発売日:4月15日(土)10:00〜
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3855490001-P0030001


メジャーデビュー作『neon, strobe and flashlight』から『weekend』を
辿るライブ、これが最後?オールスタンディングでの公演となります。

1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
8月27日(日)vol.3 “we built this city /成長”
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2023年04月14日

ゴメスの名はゴメスvol.2アニバーサリーライブ7月1日公演は今週末4月15日(土)10時よりチケット発売

先週末のGOMES THE HITMAN公演の興奮も冷めず余韻のなかにいますが続きがちゃんと続いていくのです。結成からインディー期を旧メンバーと辿ったvol.1。次回vol.2ではメジャーデビューからの濃厚 な1年をオールスタンディングのライブで回想します。'90年代は当然のようにライブハウスでみんな立って飛び跳ねて揺れていたのが、多分僕の記憶では21世紀になってスターパインズカフェで杉真理さんと一緒にやったライブくらいから席有りのヴェニューが増えていった気がする。もしかしたらスターパインズカフェでスタンディングって初めてかも。ワクワクします。

先週末のライブから1曲、「青年船に乗る」を公開します。旧メンバーとのユニオン。7月も予想を超えていくステージになりますように



2023年7月1日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.2 “after the long vacation/出発”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
17:30開場 18:00開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・スタンディング全自由)
チケット発売日:4月15日(土)10:00〜
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3855490001-P0030001


メジャーデビュー作『neon, strobe and flashlight』から『weekend』を
辿るライブ、これが最後?オールスタンディングでの公演となります。

1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
8月27日(日)vol.3 “we built this city /成長”
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2023年04月04日

僕たちのカセットテープ・ダイアリーズ

納戸のなかに「開けるな」と書いてある段ボール箱がいくつもあって、まあそれは、できることならなるべく開けないほうがいいんだけど、今年はバンド結成30周年ということもあって一番深層にある箱を引っ張り出した。するとGOMES THE HITMAN最初期のカセットテープがいろいろ出てくる。WikipediaによるとGOMES THE HITMANが1995年に作ったのテープが『if everybody had an ocean...』、これはビーチ・ボーイズの「Surfin' USA」の冒頭の歌詞をタイトルにつけた10曲入りのカセット、これを作るまでに1993年の結成から2年かかっている。そして1996年に作ったのが4曲入り『autumn tape』、『winter tale』という次作を構想しているときにインディーズレーベルからのCDリリースが決まった。

このカセットテープたちに収録されている演奏や音はもう本当にチープで下手くそでアマチュアレベルの聴くに絶えないものなんだけど、ジャケットのハムスターの絵やクロスワードパズルの解答欄を使ったデザインなど当時の自分の熱量を思うと美意識がしっかりしているし、いろいろ頑張っているなあと微笑ましくなる。お風呂場で歌を録音していたので「BATHROOM RECORDING CASSETTE」略してBRCというレーベルをでっちあげているところもなかなか悪くない。

ワープロで打ったクレジット欄、メンバーの名前の連なりが今週末のスターパインズカフェでのライブに出てもらう当時のメンバーなのを確認して、あらためて当時のことを思い出す。あれから30年経って、もう一度青春ごっこみたいなことをやっている。セットリスト案を一度作ったのに結局「あれもやりたいな」「これも追加」とどんどん曲数が増えていっていて欲張りな自分に呆れつつ、新しい季節の始まりにもう一度みんなで集まって、またそれぞれの道へと別れていく何度目かの「さようなら、また会う日まで」に備えて今週はずっと練習しているところ。

今週末4月9日(日)吉祥寺スターパインズカフェでのライブ終演後、7月1日(土)ゴメスの名はゴメス vol.2 “after the long vacation/出発”のチケットを先行販売します。こちらもぜひ。

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2023年4月9日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.1 “the early days/再会”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:遠藤宗広、山田靖、久保公平

17:00開場 17:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・全自由)
チケットはイープラスにて発売中
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3811610001-P0030001

1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
7月1 日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”
8月27日(日)vol.3 “we built this city /成長”
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”


吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2023年03月28日

GOMES THE HITMAN UNION、結成30周年公演は2週間後

4月9日の吉祥寺スターパインズカフェ公演のための、GOMES THE HITMAN結成当時からインディー期のメンバーと現メンバー全員でのリハーサル。全員が同じ東京外国語大学の軽音楽サークルの仲間であり、僕とドラムのチーヤマくん以外は1学年上の“先輩”なのでみんな30年以上の付き合いなわけだから、緊張感よりも部室でわいわいやってる感じに、なる。いくつになっても。全員で演奏しながら「こんなことになるなんて想像もしなかったな」と思った。やめないで続けてきたご褒美みたいで嬉しい。

今回のライブにゲスト参加する結成当時のメンバー遠藤宗広(ベース)、山田靖(ドラム)、久保公平(ギター)の3人はそれぞれが普通に仕事をしていて、久しぶりに楽器を物置から出してきたりして当然プロの音楽家ではないわけで、そういう事情もあってコロナ禍で恒例になったライブ生配信をやるかやらないかをずっと考えてきたのですが、チケットもよく売れているようで会場側とも相談して、ライブ配信をやらずに客席を増やすことにしました。なのでまだまだソールドアウト前なのでぜひ会場にお越しください。ライブ終演後には次回7月のチケットも先行発売します。

30年前を振り返ると同時に、新曲もやろうと思います。来週あともう一回リハーサル。

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2023年4月9日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.1 “the early days/再会”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:遠藤宗広、山田靖、久保公平

17:00開場 17:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・全自由)
チケットはイープラスにて発売中
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3811610001-P0030001

1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
7月1 日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”
8月27日(日)vol.3 “we built this city /成長”
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”


吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2023年03月13日

きっとだれも見たことのないGOMES THE HITMAN

4月に結成30周年を迎えるGOMES THE HITMAN、吉祥寺スターパインズカフェでのライブが迫ってきて、先日結成当時からインディー期前夜のメンバーで集まって四半世紀ぶりに一緒に演奏した。みんなで揃うのは多分25年ぶりとかだ。けっちゃんと須藤さんがスケジュールの都合で来られなかったので、まさに30年前の部室みたいな感覚に浸った。

僕と堀越和子(key)がオリジナルメンバーであり現メンバー、結成当時のドラム山田靖くんは昨年サプライズで浜松のステージ上に引っ張り上げられてドラムを叩いてくれたのが記憶に新しいですが、今はシステムエンジニアで世界を駆け回っていて、こないだは出張先の南アフリカにいる彼と打ち合わせした。ベースの遠藤宗広さんも様々な仕事でアジアを駆け回る20余年、現在は日本の大手金属製品メーカーでサステナビリティとかSDGsとか、広報部長をやってる。途中から参加したギターの久保公平くんは長崎佐世保出身で「ゴメスに入ったらモテるかもしれん」と思ってバンドに加入して、メジャーデビューを機に脱退した。現在では手作り革細工のショップをやっていて、今でもギターを弾いている(メタル専門)。同じ大学の同じ軽音楽サークルの仲間だからけっちゃん須藤さん含めてみんなが30年来の知り合いで、今回のアニバーサリーで久しぶりに再会する。

まさか7人全員でステージに上がって音楽を鳴らすなんて奇跡みたいなシーンが繰り広げられることになるなんて誰が想像しただろうか。結成当時の4人で久しぶりに演奏してみて、めちゃくちゃぎこちなかったり下手くそだったりしたら面白いなと思っていたんだけど、やってみるとみんなちゃんと練習してきたからか、そういう“出オチ”的な可笑しさはなくて、なんというか、青春の音がしたからびっくりした。僕より先輩なのでみんなはもう50歳になって、僕も12月に50歳になる。いい大人なのに、こんなご褒美みたいなサークル活動ができるなんて本当に幸せ。お客さんみんなも桜の花びらが降る4月の新しいキャンパスで新入生歓迎コンサートを観にくる気持ちで吉祥寺スターパインズカフェにお越しいただけたら。今年は桜の時期が早そうなので、4月9日には井の頭公園の桜は終わっていると思うけど、スターパインズカフェのステージは春のお祭りです。

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2023年4月9日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.1 “the early days/再会”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:遠藤宗弘、山田靖、久保公平

17:00開場 17:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・全自由)
チケットはイープラスにて発売中
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3811610001-P0030001

1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
7月1 日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”
8月27日(日)vol.3 “we built this city /成長”
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”


吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2023年01月08日

今年結成30周年(!)のGOMES THE HITMAN

1993年の春に結成したGOMES THE HITMAN、今年はそれから30年、バンド結成30周年のアニバーサリーイヤーなのである。大学2年生、19歳のときに組んで、30年経つとちゃんと僕は49歳になっていて、時間の規則の圧倒的な慣性を思い知るのだ。去年は『slo-mo replay』という2枚組セルフカバーアルバムをリリースしたからバンドは少し休もうかなと思ったこともあったんだけど、30周年なんて人生のなかになかなかないタイミングなので、ちょっとくらい無理しても悔いの残らない1年にしたいと思っている。

アニバーサリーイヤー最初のGOMES THE HITMANは新年会からスタート。わらわらと集まってきてなんとなく始まる感じは学生時代の軽音サークルの雰囲気とほとんど変わらない。スタッフもマネージャーもいない4人だけの集まりなのでなおさら。僕は昨年末からずっと酒の席が続いてほぼ毎日酔っ払ってたから、この日は自制するつもりでいたんだけど、他のみんなは結構、呑む。何時間経っても最後の一杯に辿り着かない(おれはビールから緑茶に切り替わっている)。話し声は大きくなっていって、バンドのリーダーである山田稔明をやんわり、あるいは直接的に糾弾する声が積み上がっていくが、みんな至って真面目。話を聞くのが面白い。「わかった」「なるほど」「うるせえよ」と言葉を返しながら、僕はみんなに2023年どうするかを3日のうちに決めると宣言したのだった。

パッと見たところ妙齢男女の合コンみたいに映るかもしれないGOMES THE HITMANの4人がこんなに真剣にバンド活動について語り合っているなんてあの居酒屋の他のお客さんたちには想像もつかなかっただろうな。バンドを組んでそれが30年も続くなんて思いもしなかったし、この得難い機会を大切にしたいと思っています。新年会から3日経って、僕は今年1年のGOMES THE HITMANの活動計画を壮大に整えて、みんなの反応を待っているところです。

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2022年08月29日

GOMES THE HITMAN LIVE2022 “SLO-MO REPLAY FINAL”(2022年8月28日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)

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2022年8月28日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
SPC 25th Anniversary
GOMES THE HITMAN LIVE2022 “SLO-MO REPLAY FINAL”


1.遅れてきた青春
2.平和なるサバービア
3.朝の幸せ
4.keep on rockin’

5.太陽オーケストラ
6.スティーブンダフィ的スクラップブック
7.down the river to the sea
8.believe in magic in summertime?
9.20世紀の夏の終わり

10.センチメンタル・ジャーニー
11.スミス
12.オレンジ〜真実
13.溶けて死ぬのさ

14.会えないかな
15.手と手、影と影.
16.名前のない歌(新曲)
17.ブックエンドのテーマ

EN
18.アップダイク追記
19.雨の夜と月の光(with 高田タイスケ from PLECTRUM)
EN2
20.僕はネオアコで人生を語る

*9月3日まで配信アーカイブがご覧になれます

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2022年03月07日

GOMES THE HITMAN 新作『slo-mo replay』は全16曲CD2枚組|インディー時代楽曲を再創造したセルフカバーアルバム

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GOMES THE HITMAN/slo-mo replay
インディーズ時代の楽曲を“REIMAGINE=再創造”したセルフカバーアルバム
全16曲2枚組 3,850円(3,500円+税)
GTHC-0020/JAN:4582561397127

<DISC1>
1.僕はネオアコで人生を語る
2.朝の幸せ
3.レモンひときれ
4.スミス
5.オレンジ〜真実
6.遅れてきた青春
7.寒い夜だよ
8.青年船に乗る


<DISC2>
1.believe in magic in summertime?
2.平和なるサバービア
3.海があればよかった
4.真夏のスキャット
5.センチメンタル・ジャーニー
6.会えないかな
7.溶けて死ぬのさ
8.coffee

all songs written by Toshiaki Yamada
produced by GOMES THE HITMAN



<GOMES THE HITMAN『slo-mo replay』によせて>

ずっとインディーズ時代の2枚に収録された楽曲を録り直したいと思っていた。右も左もわからないまま徹夜して作った『GOMES THE HITMAN in arpeggio』と『down the river to the sea』は拙くてせっかちでむせ返るくらいに青臭くて気恥ずかしい。誰かの青春を曇らせたり傷つけたりしたら嫌だなという複雑な気持ちもあってなかなか手をつけられずにいたセルフカバー企画がついに始動したのは、ライブ活動が制限されたコロナ禍2度目の春のこと。メンバー4人だけでスタジオに入って四半世紀前に書かれた歌を演奏する。憶えていること忘れていることがあって、そのつど記憶を巻き戻す。玉手箱を開けた浦島太郎はおじいさんになってしまうけれど、僕にとってのパンドラの匣であるインディー盤2枚を紐解くと僕は未熟な若者に立ち返ったような気分になるから不思議だ。

山田稔明(vocal, guitar)、堀越和子(keyboards, chorus)、高橋結子(drums, percussions, chorus)、須藤俊明(bass, chorus)の4人は同じ大学の同じ軽音楽サークル出身、付き合いも30年近くになるけれど、インディー時代は現在のラインナップと異なりオリジナルメンバーは山田と堀越のみ。高橋はゲストとしてパーカッションで参加、須藤は脱退したメンバーに替わり加入したので、本作16曲をこのメンバーで録音するのは初めてのことだった。「tsubomi」はメジャーデビュー時に新録したので、今回は「スミス」がその位置を引き継いだ。GOMES THE HITMANで一番古い曲だけれど、バンド名義で録音するのはこれが初めて。「青年船に乗る」も初めて正式に録音した。「寒い夜だよ」だけ山田稔明ひとりでの多重録音で、これは「死にそう過ぎて再現不可」と言われた超初期デモバージョンと同じキーと雰囲気で再演を試みたもの。現在でもステージで演奏される頻度の高い曲に関してはライブアレンジに近いかたちで演奏されているけれど、基本的にはオリジナル盤に忠実なアレンジで収録したので、僕にはかつてのメンバーたちが鳴らした音が亡霊のように(みんな元気に生きてるけどね)宙空に漂っているのを感じる。

全16曲、2枚組の大作となったこのレコードに『slo-mo replay』というタイトルをつけた。「走馬灯」みたいに四半世紀前の風景が2022年にスロー再生されるイメージ。だいたいどの曲も早急すぎたテンポを適正なところまで少し落ち着かせてることにもかけているけれど、ここで鳴らされる音は成熟や老成とは程遠いモラトリアムと焦燥と青春の音楽だ。長いこと逡巡したけれど、この再録音盤を作り上げて僕自身の青春をもう一度やり直してる感覚すらある。「遅れてきた青春」とはよく言ったものだ。人生はこれから先もカレンダーのように続いていく。振り返ることだって悪いことじゃないだろう。昔からのファンの人も最近僕らのことを知ってくれた人にも懐かしさと新しさを感じてもらえたら嬉しいし、なにより僕自身がこのCDを爆音でカーステで鳴らしながら海とか山とか、いろんなところへ行きたい。2022年は去年より一昨年よりご機嫌な年だった、とまたいつか振り返りたい。

GOMES THE HITMAN 山田稔明

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3月19日からの「SPRING FAIR tour」ライブ会場でCD先行発売
http://toshiakiyamada.blog.jp/archives/52283203.html

オフィシャル通販STOREにてプレオーダー受付、3月後半より発送予定
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?pid=167045693

サブスク配信、CD流通に関しては春以降を予定しています  
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2022年03月03日

四半世紀のGOMES THE HITMAN|ニューアルバムはインディー時代楽曲のセルフカバー

ちょうど1年前、何度目かのコロナの波に翻弄されながら3月3日からGOMES THE HITMANはメンバー4人だけでスタジオ入りしレコーディング作業をスタート(写真はそのときのもの)。ライブがまったくできない状況ならば「こもって録音しようぜ」という流れで、ずっとやりたかったインディー時代の楽曲のセルフカバーのプロジェクトに着手。3日間のスタジオセッションで10数曲のベーシックトラックを録り、それから時間をかけてそれぞれの家、それぞれの機材でリモート作業し、録った音はGoogleドライブにアップロードしてやりとりしながら4つ季節を重ねた。さらなるコロナの波が来てさらに巣篭もりする時間が増えると、ついにメンバーが一度も顔を合わせることなく別々に作業した数曲が追加され、今年に入ってもその作業が続いて、始まりからちょうど一年。ついにインディー時代のセルフカバー集が(ほぼほぼ)完成した。

トータル収録時間が70分近くに及んだのでこの作品は2枚組の大作になる。DISC1に8曲、DISC2に8曲、全部で16曲。山田、堀越、高橋、須藤の4人でこれらの楽曲を録音するのはもちろん初めて(当時のオリジナルメンバーは山田と堀越だけだから)。さらにそのうちの2曲はデモしか存在せずバンド名義でレコーディングしたことすらなかった曲。「tsubomi」はメジャーデビュー時に録りなおしたので今回は手を付けなかった。基本的にはオリジナル盤に忠実なアレンジだけれど、ライブで演奏される頻度の高い曲に関してはライブアレンジに近いかたちで演奏されている。


reimagined work of early studies=初期習作を再創造した作品


このアルバムを一言で表すために「REIMAGINE」という言葉を使いたいと思う。「REIMAGINE」は改めて想像する、という意味だけれど、『GOMES THE HITMAN in arpeggio(1997)』『down the river to the sea(1998)』という2枚の作品を今年2022年、四半世紀の時間を経て、陽に当て、風を通し、そして今の4人で「REIMAGINE」した。2枚のCDジャケットは薬のパッケージを模したものだった。『in arpeggio』は風邪薬やビタミン剤みたいな、『down the river』はノドに爽やかなミントのトローチみたいな。アートワークに関してもそのコンセプトを「REIMAGINE」したものになる。アルバムタイトルにや曲目詳細に関しては、もう少し後でお知らせしたいと思います。今週末くらいかな。

3月19日から始まる「SPRING FAIR tour」からライブ会場先行でCDを発売して、ツアー終了後にオフィシャル通販STOREからの発送開始を予定。サブスクリプション配信や全国流通に関しては5月か6月くらいを検討中で、今はとにかく最後の作業を懸命に進めているところ。コロナ禍の只中に作られたレコードだけど、とにかくタイムレス。1990年代であり2020年代。早くみんなに聴いてほしい。

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GOMES THE HITMAN 2022
ーSPRING FAIR TOURー

new album 発売記念ツアー

2022年3月19日(土)@ 名古屋 K.D.ハポン
GOMES THE HITMAN『memori』発売記念公演
“MEMENTO - NAGOYA”

出演:GOMES THE HITMAN
18:30開場 19:00開演/前売4500円(ドリンク代別途)
*前売りチケットはすでに完売
*追加チケットに関しては追ってお知らせします

なんと2年越しで実現する名古屋での『memori』発売記念公演。
時を超えてフレッシュな感覚で演奏したいと思います。

名古屋 KDハポン(https://kdjapon.jimdo.com/
〒460-0012名古屋市中区千代田5丁目12-7




2022年3月20日(日)@ 京都 紫明会館
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

16:30開場 17:00開演/前売4500円
出演:GOMES THE HITMAN

1月16日(日)正午12時よりSOLE CAFEホームページにて
メールフォームのみで受付開始 (http://solecafe.jp/inquiry/)

紫明会館(http://solecafe.jp/1999/01/post-250.html
603-8163 京都府京都市北区小山南大野町1番地
*地下鉄・鞍馬口駅(JR京都駅から地下鉄で10分)から徒歩5分
問い合わせ先:SOLE CAFE 紫明会館コンサート運営係(090-1229-4738)  




2022年3月21日(月祝)@ 神戸 旧グッゲンハイム邸
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

19:00開場 19:30開演/前売4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN

オフィシャル通販STOREにて1月16日(日)正午12時よりチケット申込受付開始
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?pid=166055108

旧グッゲンハイム邸(http://www.nedogu.com/
〒655-0872 兵庫県神戸市垂水区塩屋町3丁目5−17




2022年3月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

18:00開場 18:30開演/前売4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN

イープラスにてチケット販売中
https://eplus.jp/sf/detail/3562640001-P0030001

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
Posted by monolog at 23:05Comments(3)

2022年01月16日

本日GOMES THE HITMAN3月のツアーのチケット発売開始

いよいよ本日から3月に名古屋、京都、神戸、東京と旅する「SPRING FAIR TOUR」のチケットが発売となります。まず10時からツアーファイナル吉祥寺スターパインズカフェ公演、そして正午に京都紫明会館と神戸旧グッゲンハイム邸。3月にニコニコしながらみんなで集まれますように。GOMES THE HITMANはレコーディング追い込み中、こっちもどうか間に合いますように。

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GOMES THE HITMAN 2022
ーSPRING FAIR TOURー


2022年3月19日(土)@ 名古屋 K.D.ハポン
GOMES THE HITMAN『memori』発売記念公演
“MEMENTO - NAGOYA”

出演:GOMES THE HITMAN
18:30開場 19:00開演/前売4500円(ドリンク代別途)
*前売りチケットはすでに完売
*追加チケットに関しては追ってお知らせします

なんと2年越しで実現する名古屋での『memori』発売記念公演。
時を超えてフレッシュな感覚で演奏したいと思います。

名古屋 KDハポン(https://kdjapon.jimdo.com/
〒460-0012名古屋市中区千代田5丁目12-7




2022年3月20日(日)@ 京都 紫明会館
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

16:30開場 17:00開演/前売4500円
出演:GOMES THE HITMAN

1月16日(日)正午12時よりSOLE CAFEホームページにて
メールフォームのみで受付開始 (http://solecafe.jp/inquiry/)

紫明会館(http://solecafe.jp/1999/01/post-250.html
603-8163 京都府京都市北区小山南大野町1番地
*地下鉄・鞍馬口駅(JR京都駅から地下鉄で10分)から徒歩5分
問い合わせ先:SOLE CAFE 紫明会館コンサート運営係(090-1229-4738)  




2022年3月21日(月祝)@ 神戸 旧グッゲンハイム邸
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

19:00開場 19:30開演/前売4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN

オフィシャル通販STOREにて1月16日(日)正午12時よりチケット申込受付開始
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?pid=166055108

旧グッゲンハイム邸(http://www.nedogu.com/
〒655-0872 兵庫県神戸市垂水区塩屋町3丁目5−17




2022年3月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

18:00開場 18:30開演/前売4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN

1月16日(日)10時よりイープラスにてチケット販売
https://eplus.jp/sf/detail/3562640001-P0030001
*配信チケットに関しては追ってお知らせします

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2021年07月12日

GOMES THE HITMAN “if everybody had an ocean… ”(2021年7月10日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【ライブ後記】

先週末、今年最初のGOMES THE HITMANのステージでした。奇しくも4度目の緊急事態宣言発令直前。こんなはずじゃなかったんだけどな(もっと楽観的でありたかったな)という想いもありつつ、しかし目前にお客さんがいるという今となっては貴重な時間を心から楽しんだ時間でした。内容はまだアーカイブ配信をご覧になれるのでぜひ見ていただきたいのですが、「スティーブンダフィ的スクラップブック」とアンコール2曲以外はすべてインディー時代の楽曲で、終わってみるとアコースティックギターなしのセット。そしてもうひとつ個人的には「カポタスト」というギターのキーを変える、必需品的な器具を一度も使わなかったことに驚いた。当時はカポの存在を知らなかったのかな…。

ミラーボールが回ってとてもきれいだった。もう何度かこのセットでライブがやりたいなと思いました。こちらから視聴チケット購入できます。

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Posted by monolog at 23:26Comments(0)

2021年07月10日

GOMES THE HITMAN “if everybody had an ocean… ”(2021年7月10日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【SETLIST】

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2021年7月10日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN LIVE2021
“if everybody had an ocean… ”


1.センチメンタル・ジャーニー
2.遅れてきた青春
3.朝の幸せ
4.平和なるサバービア

5.オレンジ〜真実
6.believe in magic in summertime?
7.青年、船に乗る
8.真夏のスキャット
9.海があればよかった

10.スティーブンダフィ的スクラップブック
11.会えないかな
12.覚醒ロック
13.溶けて死ぬのさ
14,僕はネオアコで人生を語る

EN
15.光と水の関係
16.雨の夜と月の光



■配信チケット
料金 3000円
チケット販売期間:6月12日(土)10:00 - 7月16日(金)20:00
アーカイブ視聴期間:7月16日(金)23:59まで
販売URL:https://eplus.jp/sf/detail/3438280001-P0030001

※配信視聴にあたっては「Streaming+視聴者ご利用ガイド」もご確認ください。
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide
  
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2021年06月07日

GOMES THE HITMAN『weekend』22周年、『maybe someday ep』21周年

GOMES THE HITMANが1stメジャーアルバム『weekend』をリリースしたのは1999年6月5日で、“まちづくり三部作”を締めくくるシングル『maybe someday ep』が発売になったのが2000年6月7日。それぞれ、22年と21年が経った。ヒトの細胞というのはだいたい3ヶ月ですべて生まれ変わって更新されるというからそれらの作品を作った自分と今の自分とは全然別人なのかもしれないが、記憶というのは変わらずに残っている。だから不思議なバランスで、妙に客観的に、時に極めて主観的に過去のアーカイブを振り返ることになる。仕事でも趣味でも長く続けるとあれこれとアニバーサリーが増えてゆくのが楽しい。毎日が何かしらの記念日になるような日々を送りたいものだ。

いつかYoutubeに投稿した「雨の夜と月の光」のMVは権利関係的にバンされていたのが、最近なぜか観ることができるようになっていた。




maybe someday/GOMES THE HITMAN from gomesthehitman on Vimeo.

  
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2021年04月21日

GOMES THE HITMAN『cobblestone』リリースから21周年

2000年4月21日にリリースされたGOMES THE HITMANの2ndアルバム『cobblestone』が今日で発売から21周年ということになりました。杉真理さん、斎藤誠さん、そしてバンド自身でのプロデュースで作られたこのアルバムは前作「new atlas ep」と「maybe someday ep」に挟まれて「まちづくり三部作」というコンセプトの中核となりました。初回版には清水浩司さんによる「小説 コブルストーン」が封入され、多分CDバブルのアフターアワー、あの時代特有の遊び心をいっぱいに詰め込んだ作品だったと思います。

今朝、友だちが「今ラジオでゴメスがかかってる!」と連絡してきて聴いてみると、それはElectric Light Orchestraの「Do Ya」だった。杉さんが仕掛けたマニアックなトラップ、そんな曲が朝からラジオで流れている21年後っていうのも素敵だなと思いました。『cobblestone』は曲を書くのも録音もずっと楽しかった。この頃のGOMES THE HITMANはとにかくずっとレコーディングしていた。わずか1年の間にCD3枚にひとつのかぶりもなく何十曲も吹き込んだのだから人生で一番の豊作期といえるだろう。そこで実ったものを今も誇らしく演奏できることが嬉しい。

毎週水曜日の23時からインスタライブで自作曲全曲チャレンジの企画を時系列でインディーズ時代からずっと辿ってきて、先週からちょうどこの『coblestone』の楽曲を歌っているところ。今晩も23時からいつもよりちょっと愛おしい気持ちで『cobblestone』の歌を歌おうと思います。山田稔明インスタグラムからご覧ください。それでは、今晩23時に。

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2021年03月12日

もう二度と帰らない瞬間

1999年のメジャーデビューアルバム『weekend』はバンドの本格的キャリアの始まり。「聴いていたあの頃が蘇ります」とか「いつまでも色褪せない」とかよく言われます。それは自分にとってもそうで、20数年前必死に頑張ってレコーディングしたこととか、頭の中にある理想像を具現化できないままいびつな形でできあがっていくがむしゃらな歌たちを、それでも嬉しくてCDになるまでに何度も聴いたこととか、あの頃お世話になった人とか今も一緒にいる仲間とか、もう会えなくなった人なんかを一気に思い出す、記憶回想装置みたいなところがある。それはもう二度と帰らない瞬間だけれども、目を凝らして思い出に焼き付けてあるから懐かしい。

今週の「水曜日のインスタライブ」はついに『weekend』に突入。冒頭3曲、「光と水の関係」「長期休暇の夜」「何もない人」と歌ってみて、嗚呼なんとGOMES THE HITMAN的な、と思った。「長期休暇の夜」はあとで気づいたけれど全音下げで演奏してしまってて、次バンドでオリジナルキーでもっと息を切らして歌いたいなと思いました。インスタグラムのIGTVでアーカイブをご覧いただけます。

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Posted by monolog at 23:27Comments(0)

2021年01月29日

GOMES THE HITMAN「覚醒ロック」

昨日公開したGOMES THE HITMANでのリモートセッション「覚醒ロック」。去年の夏に撮ったまま忘れ去られていたやつが日の目を見ました。僕がまずエレキと歌を録ってそれに堀越ピアノとシンセ、須藤12弦エレキ、さらには足で弾く鍵盤ベース、そして高橋がドラムを入れました。クリックを聞かなかったからリズムがいい感じに揺れていて“バンド感”がある。コロナ禍から時間も経って、もうこういうリモートセッションをやるミュージシャンも少なくなってきたからこそ今、みなさんの暇つぶしにでもなれば嬉しい。

この「覚醒ロック」という曲は'90年代中頃、学生時代に作った曲で、GOMES THE HITMANの初期楽曲である。WEEZERの1stアルバムが1994年リリースだから、その頃の曲ということになる。WEEZERの青いアルバムの1曲目に触発されて作ったからだ。実家で飼っていた柴犬のリュウは僕が上京してしばらくして死んでしまった。「覚醒ロック」はリュウが死んだ悲しみを歌にしたもの。8分の6拍子で意味深な言葉を歌うこの歌は今くらい歳を取ってから歌うとさらに深遠な意味を孕むような気がする。またバンドで演奏したい。どんどんひずみのペダルを踏んでいきたい。

  
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2021年01月24日

GOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート」リリースから20周年

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2001年1月24日に発売されたGOMES THE HITMANマキシシングル「饒舌スタッカート」は今日でリリースから20周年となりました。アルバム『cobblestone』と続くシングル「maybe someday」で一旦レコード会社との契約は終了、となりかけたところに、ストック曲だった「拍手手拍子」が降って湧いたようにバラエティ番組(爆笑問題と和田アキ子さん司会のフジテレビ系『世界超密着TV!ワレワレハ地球人ダ!!』)のエンディング曲に抜擢され、次クールも新曲でタイアップを、ということで作られたのが「饒舌スタッカート」でした。商業的結果を求められたシングルだったわけです。

「饒舌スタッカート」は笹路正徳さんにプロデュースしていただきましたが、僕はもうほんとに気持ちよく歌った!という記憶くらいしかないレコーディング。印象的なリフを弾くのに当時のサポートギタリスト高木克さん(現ソウルフラワーユニオン)が笹路さんにかなりしぼられていたことは憶えています。「拍手手拍子」と「ねじを巻く」はルースターズでありブルートニックであり佐野元春&HOBO KING BAND、そして小沢健二『犬は吠えるがキャラバンは進む』のベースを弾いた井上富雄さんプロデュース。「拍手手拍子」は堀越和子アコーディオン革命の曲、「ねじを巻く」は僕も須藤さんも富雄さんもゲストの柳沢二三男さんもみんなアコギを搔き鳴らしてバックトラックを一発録りした。

たくさんラジオでかかって、ヘビーローテションもいっぱいいただいて、1月発売のシングルなのに春が来るまで全国各地でプロモーション。僕をいろんなところへ連れていってくれたレコード。そうだ、マスタリングはロサンゼルスでやった。サンフランシスコ経由で、僕の初めてのアメリカ旅行だった。「饒舌スタッカート」はとてもテンションの高い歌だから2000年代中盤にはこの曲を演奏しない時期が数年あったような気がするけど、今はとにかく演奏するのが楽しい。すぐテンポが速くなってしまうからゆーっくり始めないといけない曲。

表紙を飾ったのは三毛猫ポチ。僕の人生を変えた猫。その後の僕のミューズとなる猫。ポチと出会ってからも20年ということだな。「饒舌スタッカート」の20年とポチの20年は全然長さが違う感覚だけど、どちらも感慨深い。今日はぜひ「饒舌スタッカート」を聴いてみてください。


  
Posted by monolog at 13:46Comments(0)

2021年01月21日

GOMES THE HITMANメジャーデビュー作『neon, strobe and flashlight』から22年

1999年1月21日にGOMES THE HITMANは『neon, strobe and flashlight』というミニアルバムでメジャーデビューしました。今日はメジャーデビュー記念日、22年の月日が経った。あっという間なんてまったく思わなくて、長い長い気が遠くなるような時間に思えるし、いろんなことを忘れてしまったけれど、それでも思い出がいっぱい。5人組でデビューしたバンドが今は4人、それでもまだこの世界にGOMES THE HITMANは存在していて、そのことを幸せだなあと感じる。大学2年、19歳のときに組んだバンド(初めてボーカルをやったバンド)を47歳になってもやってるとか超おもしろい。

これからもっと楽しいことがあればいいな、と思う。

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2020年10月03日

GOMES THE HITMAN スターパインズカフェ公演が1週間後に迫りました

そわそわしてきた。2月25日渋谷WWW以来となる、お客さんを前にしたライブまであと1週間となりました。ご来場チケットに関しては完売御礼、当日券の予定も今のところありません。スターパインズカフェは全着席で150人を収容する会場ですが、本公演はその3分の1の席数で感染症対策に万全を期して行います。ライブストリームで生配信も行いますので、さらにたくさんのスクリーン越しの皆さんとも改めて踏み出す新しい一歩を共有できたら嬉しいです。GOMES THE HITMANメンバー4人、さらにPLECTRUM高田タイスケのゲスト出演も決定しました。この状況下で、目の前にいるご来場の皆さんとシンガロングしたりコールアンドレスポンスしたりするのは難しいかもしれませんが、新しいコミュニケーションが生まれるのでは?と感じています。配信でご参加の皆さんはぜひ一緒に歌ってください。どんな夜になるか、楽しみにしています。

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2020年10月10日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
[GOMES THE HITMAN LIVE2020 “FIESTA” ]

出演:GOMES THE HITMAN
開場 19:00(19:20 配信スタート)/開演 19:30
前売¥4500+1drink/当日券未定
配信価格:¥3000

info:0422-23-2251 スターパインズカフェ
来場チケット:GTH オフィシャル通販STORE
*前売りチケットはすでに完売。追加受付に関しては追っておしらせします。
*本公演は5月8日に予定された「FRIDAY I’M IN LOVE」公演の振替公演となり
5月8日のチケット(整理番号)がご来場時にそのまま有効となります。

配信チケット:Streaming+
配信URL:https://eplus.jp/sf/detail/3320070001-P0030001
発売日:9月24日(木)10:00発売(現在HP準備中です)
*公演終了後3日間録画アーカイブをご覧いただけます

*本公演は5月8日(金)の振替となります。すでにチケットをお持ちのお客様はそのままご利用頂けます。
*当初開場時間は18:30となっておりましたが、19:00に変更になっています。開演時間は変更なく19:30です。ご注意ください
*感染症対策に関して、スターパインズカフェHP「お知らせ」をご一読くださいますようよろしくお願いします。
https://mandala.gr.jp/SPC/news/

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
info:0422-23-2251
〒180-0004 東京都武蔵野市本町1-20-16 B1  
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2020年07月24日

GOMES THE HITMAN『omni』リリースから今日で17年

GOMES THE HITMAN『omni』、これを作ったのなんてついこないだだと思っていたのに、本日7月24日で2003年のリリースから17年が経ったことになる。びっくりする。20代最後に作ったアルバム。前作がインディーレーベルからリリースした『mono』で、メジャーレーベルに戻って大きなスタジオが使えるようになって、今思うとバンドは当時の身の丈以上の背伸びをしているように感じるけれど、これはこの時期でしか鳴らせなかった音だなあとも思う。

プリプロの段階からPLECTRUMアッキーに加わってもらった。中学生の頃から好きだったJane's Addictionが復活したタイミングだったりして、その気分の高揚は「california」という曲に昇華されている。『omni』のレコーディングで思い出すのは「そばにあるすべて」に堀越さんがハモンドオルガンを重ねているときの気持ちよさとか、「千年の響き」を湘南の海岸でフィールドレコーディングしたこと(このテイクはすべてボツになった)、「day after day」の最後のサビの前のブレイクをみんなでいろいろ試したこととか、中野弥生町の小さなスタジオとか、その当時の顔、顔、顔。

このアルバムが完成したとき、テーマは「communication=伝達・交信」だとよく話した。「ほら、communicationの綴りのなかに『o・m・n・i 』が隠れてるでしょ?」と帳尻合わせの嘯きだったかもしれないが、今振り返るとまんざら的外れではなかったのかもな、と思う。「触れ合った手」を愛しく回想する『omni』、「ほどけてゆく手と手」を立ち尽くして眺める『ripple』。たった数年の違いだけど、コントラストが鮮やかで興味深い。もし今日小一時間ひまがあれば、ぜひ『omni』を聴いてください。誕生日おめでとう。

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2020年07月23日

21年前の初ワンマンセットリスト

今から21年前、デビューした1999年に初めて敢行したGOMES THE HITMANのワンマンライブ、『weekend』レコ発。ずっと家にいて断捨離したり納戸を整理しているとこういう資料がたくさん出てくる。場所はもう今はない渋谷屋根裏。今のパルコのそば、WWWの並びにあったハコだ。とにかく暑くて熱気がすごかったことを覚えている。「ドラマのない夏などない」という言葉で始まる「センチメンタル・ジャーニー」、多分僕らはもったいぶって長いイントロを演奏したはずだ。インディー盤とデビュー作から練られたセットリストが新鮮。

どんな演奏をしたかは覚えていないけれど、「GOMES/屋根裏」と書いてあるカセットテープを見たことがあるからもう少し探せば出てくるのかもしれない。お客さんでぎゅうぎゅうだったことは覚えている。この時期においてまだ「緑の車」は未CD化の新曲、「tsubomi」と並んでアマチュア時代からのレパートリーだったのでそういうMCをしたのだろうな。「down the river to the sea」から「雨の夜と月の光」まで、これは今なら絶対に身体がもたない、心臓破りのラストスパートだ。

21年前の夏は今の夏とは違う暑さがあった。あの頃が良かった、戻りたい、とは思わないけれど懐かしい気持ちで思い出したりはする。

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2020年07月18日

GOMES THE HITMAN『memori』Tシャツ受注申込が明日19日まで

2月25日渋谷WWWでのGOMES THE HITMAN『memori』レコ発ライブで販売されながらも、その後のツアーがすべて中止で全国各地のみなさんにお届けすることができなかった無念の『memori』Tシャツ。先々週のGOMES THE HITMAN配信ライブ終了後からの期間限定受注受付の締め切りが明日7月19日いっぱいとなりました。白地ボディに黄色と黒の2色刷り、裾にはタグがついています。今日なんかほんと長袖羽織らないと寒いくらいの東京ですが、それでもきっと雨の季節が終わり夏は来る。


オフィシャル通販STOREで『memori』Tシャツを注文


<サイズチャート>
S:身丈65cm 身幅46cm 肩幅40cm 袖丈19cm
M:身丈68cm 身幅49cm 肩幅42cm 袖丈20cm
L:身丈71cm 身幅52cm 肩幅45cm 袖丈21cm
XL:身丈74cm 身幅55cm 肩幅48cm 袖丈22cm

*3000円(税込・送料手数料別途)7月下旬の発送を予定しています

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2020年05月12日

5月15日発売 GOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート/雨の夜と月の光」|夢みたいな45RPM

ついにGOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート/雨の夜と月の光」両A面7インチが完成して、皆さんの手に届くより先に僕の家に届いた。表が饒舌=ポチと僕のポートレイト、裏面が傘を指した僕の後ろ姿=雨月、ピッカピカの45回転レコードだ。この企画、最初の打ち合わせは3月、もうすでにソニーミュージックがいち早くテレワークになった頃で、人もまばらなフロア、いつものカフェも閉まっていたから僕はペットボトルの水を飲みながら「ほんとに20年も前に作った饒舌と雨月が今さらレコードになったりするんかいな」となかば半信半疑だった。カッティングの作業を行なったのは緊急事態宣言が発令される数日前で、完璧なサウンドシステムで聴く2曲は自分たちの拙ささえリアルな空気の震えに昇華されて静かに感動したのだ。

「饒舌スタッカート」でギターを弾いてくれたのは当時サポートしてくれていた、現在はソウルフラワーユニオンで活躍する高木克さんだ。プロデューサーの笹路正徳さんに一番しぼられていたのは克さんで、僕は逆にちやほやされた。そのときの風景をずっと忘れないでいるので克さんに久しぶりに連絡して、レコードを送る約束をした。当時のドラマーの高森さんもこのレコードを受け取ったらどんなふうに思うかな。当時関わってくれていたスタッフ陣、今でも仲良くしてくれている人もいるし、少し疎遠になった人もいる。「雨の夜と月の光」でソリッドなギターを弾いてくれている斎藤GOさんは2年前に旅立った。いろんなことを思い出すし、これを機会に思い出したことはこれから先忘れないようにしたいと思う。ご褒美みたいなレコード。

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GOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート/雨の夜と月の光」
【オーダーメイド・ヴァイナル】
2,090円(税込)DQKL-7117/2020年5月15日発売
LABEL : GREAT TRACKS

Sony Music Shopで通販受付中




雨の夜と月の光/GOMES THE HITMAN from gomesthehitman on Vimeo.


饒舌スタッカート ニコニコ動画  
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2020年05月09日

GOMES THE HITMAN 大阪梅田シャングリラ公演は2020年12月25日『memori』1周年記念公演に延期振替

来週末5月15日(金)に開催予定だったGOMES THE HITMAN『memori』発売記念公演 “MEMENTO - OSAKA”公演は新型コロナウィルス感染拡大防止と緊急事態宣言延期を鑑み、延期とさせていただきます。直前でのお知らせとなってしまい申し訳ありません。振替日程を2020年12月25日(金)とさせていただきます。すなわち『memori』発売記念という名目からリリースから1周年のお祝い!というシフトチェンジです。もちろん、関西でライブができるようになればソロやバンドで冬よりも前にツアーもありうると思いますが、GOMES THE HITMANにとって初めてのシャングリラは『memori』1周年の賑やかなお祭りにしたいと考えたら、テンションが上がるのです。ぜひ、全国からお越しください。払い戻しなどについては下記に。今後とも新しい情報があればそのつどアップデートしてお知らせします。どうぞ引き続きよろしくお願いします。

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2020年12月25日(金)@ 梅田 シャングリラ
GOMES THE HITMAN『memori』発売1周年記念ライブ
“MEMENTO - OSAKA”

19:00開場 19:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN with 高田タイスケ(from PLECTRUM)

*チケット発売:5月17日(日)10:00各プレイガイドにて(詳細あらためてお知らせします)
*3月22日公演、および5月15日公演のチケットをお持ちの方はそのままご来場いただけます。
*払い戻しをご希望の方は下記をご参照ください


<払い戻し方法>

各プレイガイドで払い戻しの方法が異なりますので、
下記ページをご参照下さい。

【ぴあでお買い求めの方】払い戻し期間:5月17日(日)10:00〜5月31日(日)23:59
http://t.pia.jp/guide/refund.jsp
【ローチケでお買い求めの方】払い戻し期間:5月17日(日)10:00〜5月31日(日)23:59
https://l-tike.com/oc/lt/haraimodoshi/
【e+でお買い求めの方】払い戻し期間:5月17日(日)10:00〜5月31日(日)23:59
https://eplus.jp/refund1/

※払い戻し期間終了後は、如何なる理由でも対応出来かねますのでご了承下さい。


大阪 梅田 シャングリラ(http://www.shan-gri-la.jp/
〒531-0075 大阪市北区大淀南1-1-14  
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2020年05月01日

GOMES THE HITMAN 吉祥寺スターパインズカフェ公演延期のお知らせ

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<公演延期のお知らせ>

新型コロナウィルス感染拡大防止、および緊急事態宣言の期間延期も
考慮し、吉祥寺スターパインズカフェ公演を延期させていただきます。
振替公演の時期に関しては状況を注視し検討したいと思います。
チケットをすでにご購入いただいている皆様におきましては
そのまま振替公演にご来場いただけます(整理番号もそのまま有効です)。


◎払い戻しをご希望の方に関しては以下のようにお願いします。

☆オフィシャル販STOREでチケットご購入のお客様は
store@gomesthehitman.com まで「SPC払い戻し」という件名で
お申し込みいただいたお名前、人数、返金先の口座を明記しご連絡ください。


☆LivePocketでチケットご購入のお客様
誠に勝手ではありますが一度払い戻しとさせていただきます。
ご購入者へは個別にご連絡いたします。
Live Pocket URL:https://t.livepocket.jp/e/ght0508



2020年5月8日(金)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN『memori』発売記念公演
“FRIDAY I'M IN LOVE”

18:30開場 19:30開演/前売り4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN ゲスト:高田タイスケ(PLECTRUM)
*延期とさせていただきます。振替公演日は追ってお知らせします。

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE(http://mandala.gr.jp/SPC
info:0422-23-2251
〒180-0004 東京都武蔵野市本町1-20-16 B1




また皆さんの前でバンドでの演奏ができる機会が先に伸びてしまいました。とても残念ですが、事態が良い方向に向かうのを待ちたいと思います。つい先日リモートセッションで演奏した「思うことはいつも」を本日公開します。それぞれの録音と再生を山田、堀越、高橋、須藤が各自で行い、ミックスと画像編集を須藤が担当しました。この4月でリリースから20年を迎えた2ndアルバム『cobblestone』(2000年)に収録された曲で、いつも春の季節に演奏している歌、多分5月の公演ではセットリストに入っていたであろう曲です。新しい暮らしとか出会いと別れに右往左往する“僕ら”について歌ったもの。それと同時にこの曲は7年もの長い間活動しなかったGOMES THE HITMANが2014年に久しぶりに全員でスタジオに入って、自然発生的に一番最初に演奏した曲でもありました。どうぞ皆さんの暮らしのバックグラウンドミュージックに。お楽しみください。  
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2020年04月06日

週末にライブ配信した「夜の科学 at home」2夜分をYoutubeチャンネルに公開しました

週末の土曜日と日曜日、ツイキャスにてライブ配信した山田稔明弾き語り「夜の科学 at home vol.1」「夜の科学 at home vol.2」をGOMES THE HITMANのYoutubeチャンネルにて公開しました。初日は映像が鏡面になっていたのを修正してあります。二日目は最初のほう少し電波状況悪くてコマ送りみたいになりますがご了承ください。GOMES THE HITMANのYoutubeチャンネル、チャンネル登録をしていただけたらうれしいです(動画のそばにある「チャンネル登録」というボタンをクリックしてください)。Youtubeでもいろいろできるようになったらいいなーと思っていますのでご協力ください。

毎晩23時のインスタライブはウィークデイも続けようと思っています。ツイキャスはこちらから「サポーター」登録をしていただけたら配信開始の連絡が届きます。ツイキャスでの「夜の科学 at home」はまた次の週末に。バンドでも近いうちに配信できたらいいな。通販STOREではCDや書籍、ここでしか買えないいろいろなグッズを販売していますのでこちらもよろしくお願いします。




  
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2020年04月03日

GOMES THE HITMAN2002年作品『mono』のサブスク配信決定!

2002年にGOMES THE HITMANがリリースした『mono』のサブスクリプション配信が4月15日からスタートします。長く手に入りにくくなっていた音源が一昨年CDとしてリイシューされ、ようやくもっと気軽に皆さんに楽しんでいただけるようにいなることが嬉しいです。

2001年にシングル「饒舌スタッカート」をリリースした後、GOMES THE HITMANはドラマー脱退により4人組となりました。所属レコード会社もなくなったバンドはインディーレーベルから新作をリリースすることになります。それまで潤沢な予算とたくさんのスタッフ陣とともに大きなスタジオで時間をかけて作っていたレコードを、小さなスタジオ、雑居ビルのなかのプライベートな作業部屋で限られた時間で行いました。この頃から自宅作業なども始まった記憶があります。結果『mono』はとても内省的な作品になりました。制作が始まった頃に起きたアメリカ同時多発テロ、そこから続く戦争というのも当時の僕の心に大きな影響がありました。

僕が猫と暮らし始めるのと『mono』の制作はタイミングが重なっていて、環境の変化から体調を崩しがちだったポチを動物病院に連れていった僕がレコーディング現場に遅刻することも多く、猫の具合に僕が面白いくらいにい左右されたことから、このアルバムは完成までの間『猫の看病日記』という仮タイトルで呼ばれることになりました。僕にとって、バンドにとって、このアルバムはとても重要な作品になったと思います。きちんと齢を重ねていくことの始まり、そんな感じがします。他のレコードに比べると『mono』は関わっている人の数が少なくて、その全員の顔を思い浮かべながら「みんな元気かなあ」と振り返っているところです。スマートフォンの小さなスピーカーで聴くのがもしかしたら一番この作品に似合っているのかもしれません。18年前、2002年に生まれたささやかな歌たちをぜひこの時代にお楽しみください。

『mono』を回想する・前編【00-ism】
『mono』を回想する・後編【00-ism】

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GOMES THE HITMAN『mono』
2002年2月17日発売作品
2020年4月15日各サブスクリプションサービスにて配信開始

1.6PM intro
2.別れの歌
3.夜明けまで (情熱スタンダードvol.1)
4.目に見えないもの
5.言葉の海に声を沈めて
6.情熱スタンダード
7.笑う人
8.忘れな草
9.百年の孤独
10.表通り

GOMES THE HITMAN [ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]
with 藤田顕(from PLECTRUM)、東里起(from Small Circle of Friends)  
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2020年03月27日

GOMES THE HITMAN『饒舌スタッカート/雨の夜と月の光』両A面 アナログ7インチ企画!

楽しくて心踊る、良いニュースです。GOMES THE HITMANにとって、いわゆるキラーチューンともいうべき「饒舌スタッカート」と「雨の夜と月の光」をカップリングした両A面アナログ7インチ商品化をかけた企画がスタートします。今でもライブのハイライトを飾るこの2曲、実はメジャーデビュー20周年を迎えた昨年にこの両A面アナログシングルのリイシューを夢見たのですが、『memori』制作が予想外に難航したこともあり頓挫していたのです。今回お話をいただいてとても嬉しいです。もちろんみなさんにご協力いただいて、お申し込みが一定のハードル越えをしなければ実現しないのですが、5月に予定している『memori』再起動のツアーが『饒舌スタッカート/雨の夜と月の光』7インチのレコ発にもなったら、と思うとわくわくします。実現すればGOMES THE HITMANにとって初めてのアナログ盤になります。多分、誰よりも僕が一番欲しいやつ。

「饒舌スタッカート」は2001年に笹路正徳氏のプロデュースのもとシングルとして発売され全国のラジオ局でたくさんのパワープレイを獲得、アルバム未収録のトラック。僕と愛猫ポチとの出会いの作品で、どうしてもポチと写ったジャケットを表にしたかったので、こちらをside1としました。「雨の夜と月の光」は1999年1stアルバム『weekend』に先駆けてリリースされた先行シングル、僕らのライブでは演奏されないことがない代表曲です。この強力なダブルAサイドのレコード、ぜひとも実現しますように。みなさんのお力を貸してください。

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本日予約開始!オーダーメイド・ヴァイナル第8弾にGOMES THE HITMAN『饒舌スタッカート/雨の夜と月の光』

本日3月27日予約開始!オーダーメイド・ヴァイナル第8弾にGOMES THE HITMAN『饒舌スタッカート/雨の夜と月の光』がエントリー。ソニー・ミュージックダイレクトのアナログ専門レーベルGREAT TRACKSによる新プロジェクト、 GREAT TRACKS Order Made Vinyl(グレイト・トラックス オーダーメイド・ヴァイナル)はユーザーからの商品化リクエストに基づき、 レコードラヴァーが求めているタイトルを厳選してSony Music Shopにて期間限定で予約を募り、 限定枚数のみを販売するというユーザーと制作、 販売をダイレクトに繋ぐスペシャル企画。

本日3月27日、 その新企画としてGOMES THE HITMAN『饒舌スタッカート/雨の夜と月の光』が発表され、 予約がスタートしました。1999年メジャーデビュー以降アルバム6枚ミニアルバム2枚シングル6枚をリリース、 着実にその評価を高めながら、 なお現在もスタイルを作品ごとに変えながら精力的に活動中の日本のポップスバンドGOMES THE HITMAN(ゴメス・ザ・ヒットマン)。 アナログ盤化の要望の多かった2001年発売の4枚目のシングル曲「饒舌スタッカート」と1999年のファーストシングル曲「雨の夜と月の光」をカップリングした強力盤が新規エントリー!

商品化達成にご協力頂いた方には限定特典としてメンバー全員の直筆サイン色紙をプレセント!(こちらの特典は商品化が決定次第終了となります)

【オリジナル発売日:2001年1月24日/1999年4月21日】



<『饒舌スタッカート/雨の夜と月の光』によせて>

「饒舌スタッカート」と「雨の夜と月の光」の両A面7インチだなんて、
こんなの一番欲しいのは間違いなく僕だ。 買い占めたいくらい。

若かりしGOMES THE HITMANが放ったこの2曲には
リリースから20年近く経っても、 どうやったってくすむことのない
きらめきと前のめりな疾走感が溢れています。
今でもライブのクライマックスを飾る、 バンドにとっての
重要楽曲をターンテーブルにのせて、 スピンして、
みんなが心も体も揺らして楽しんでくれたらいいなと願います。

山田稔明(GOMES THE HITMAN)



GREAT TRACKS Order Made Vinylでは昨年7月の始動以来、 レコードラヴァーから数多くの商品化希望リクエストを募り、 商品化を行ってきました。 今後はさらに多くの声に応えるために、 エントリータイトル数を増やし、 規定予約数を達成したものを順次発売していくこととなります。 GREAT TRACKS Order Made Vinylでは今後も様々なリリースを予定、 ファンからの商品リクエストを随時募集。 リクエストはかつてリリースしたタイトルのストレートリイシューにとどまらず、 CDのみのリリースだったタイトルの新規アナログ化、 また、 シングルとして新規リカット等の企画も大歓迎。 さらに、 アナログマニアで知られる各界著名人のプロデュースによる商品化など、 ここでしか手に入らない魅力的なアイテムをリリースする模様。 是非チェックしてください。

詳細はGREAT TRACKS Order Made Vinylオフィシャルサイトまで




GOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート/雨の夜と月の光」
7inch / 45RPM
品番:DQKL-7117/価格:¥1,900 +税
【オリジナル発売日:2001年1月24日/1999年4月21日】

【収録曲】
Side 1 饒舌スタッカート
作詞・作曲:山田稔明 編曲:GOMES THE HITMAN
2001年1月24日発売 4th single

Side 2 雨の夜と月の光
作詞・作曲:山田稔明 編曲:GOMES THE HITMAN
1999年4月21日発売 1st single


GOMES THE HITMAN(ゴメス・ザ・ヒットマン)
<メンバー>
ボーカル、 ギター:山田稔明
キーボード:堀越和子
パーカッション:高橋結子
ベース:須藤俊明

1993年春、 東京外国語大学の音楽サークル内で結成。 きわめて個人的な生活観を、 言葉を重ねて普遍的な風景に昇華しようとするボーカル山田のソング・ライティングは音楽というより文学に近く、 抑揚の効いたメロディと多様な音楽性が聴く者のセンチメンタリズムを刺激する。 2019年12月25日には実に14年振りとなるオリジナル・ニュー・アルバム『memori』を発売、 現在同作を引っさげたライブツアーを予定中。



GREAT TRACKS Order Made Vinylオフィシャルサイトで『饒舌スタッカート/雨の夜と月の光』をオーダー  
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2020年03月25日

GOMES THE HITMAN『memori』リリースから3ヶ月になりました

本日3月25日でGOMES THE HITMAN14年9ヶ月ぶりの新作『memori』のリリースから3ヶ月、そして渋谷WWWでのレコ発ライブから1ヶ月となりました。とても濃密な時間が経ったように思います。特にこの1ヶ月は様々なことを考える時間となりました。『memori』に関してはまだまだやりたりなくて、まだまだ続きがあるはずで、再起動するタイミングを待ち望んでいるところです。時間によって色褪せることのないレコードを作った自信がありますので、引き続き『memori』をよろしくお願いします。こちらからいろんな聴き方でお楽しみいただければと思います。

今回ユニバーサルミュージックからのリリースとなった『memori』ですが、オフィシャル通販STOREで購入できないのかというお問い合わせを定期的に少なくない数いただきます。リリース3ヶ月を機にオフィシャル通販STOREにも入荷しました。AmazonやECサイトと違って送料がかかったり翌日に届かなかったりしますが、気まぐれにおまけがついたりもしますので、他の商品とあわせてカートに入れていただければ、と思います。よしなに。


オフィシャル通販STOREでGOMES THE HITMAN『memori』を購入

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2020年03月01日

写真で振り返る GOMES THE HITMAN『memori』発売記念公演 “MEMENTO - TOKYO” part.3(2020年2月25日 @ 渋谷WWW)

引き続き余韻を引きずる渋谷WWW公演を写真で振り返りたいと思います。以下の写真を撮影してくれたのは元サイクルズ、今はサツキモノというユニット等で活動するソングライターでありギタリストの野口耕一郎くんです。野口くんとももう20年の付き合いになるのだな。奇しくも腕利きギタリスト2人の視点を通してGOMES THE HITMAN MEMENTO-TOKYOの興奮が蘇ります。

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写真:野口耕一郎  
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2020年02月29日

写真で振り返る GOMES THE HITMAN『memori』発売記念公演 “MEMENTO - TOKYO” part.2(2020年2月25日 @ 渋谷WWW)

GOMES THE HITMAN『memori』レコ発公演「MEMENTO-TOKYO」、定刻の19時30分から10分遅れて、19時40分に6人全員でステージへ。登場SEはStackridgeの「Lummy Days」、20年前と同じ曲。僕がメトロノームのネジを巻いて、「metro vox prelude」からスタートしました。

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写真:近藤研二  
Posted by monolog at 17:19Comments(0)

写真で振り返る GOMES THE HITMAN『memori』発売記念公演 “MEMENTO - TOKYO” part.1(2020年2月25日 @ 渋谷WWW)

先日、火曜日に開催し盛況のうちに終了したGOMES THE HITMAN新作『memori』発売記念公演。いまだうまく言葉にできない感慨深さがあります。とても難しいタイミングをすり抜けた公演だったことと、この日を境にしてエンターテイメント業界の情勢が一気に変容してしまったことなど、冷静になるにはもう少し時間がかかりそうです。それでも、昨年10月から準備をしてきたこの晴れの舞台を終えられたことに胸をなで下ろしている晴れた週末です。

たくさん素敵な写真を撮ってもらったので写真で2月25日を振り返ろうと思います。まずは、僕にとって血の繋がらない親戚、兄ちゃんである音楽家近藤研二さんが切り取ってくれたGOMES THE HITMANの1日を。「音楽で食えんようになったらカメラで食べるばい」とうそぶく近藤さんですが、その視点はさすがとても独特で面白い。緊張感まで封じ込められた写真を眺めながら、嗚呼こんなふうだったんだなあと振り返っています。まだまだライブは始まりません。

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写真:近藤研二  
Posted by monolog at 12:40Comments(0)

2020年02月26日

GOMES THE HITMAN『memori』発売記念 “MEMENTO - TOKYO”(2020年2月25日 @ 渋谷 WWW)【SETLIST】

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2020年2月25日(火)@ 渋谷 WWW
GOMES THE HITMAN『memori』発売記念
“MEMENTO - TOKYO”


1.metro vox prelude
2.baby driver
3.tsubomi
4.夜明けまで

5.毎日のポートフォリオ
6.魔法があれば
7.night and day
8.夢の終わりまで(daydream session)

9.悲しみのかけら
10.午後の窓から
11.小さなハートブレイク
12.手と手、影と影

13.サテライト
14.ホウセンカ
15.BOOKEND
16.houston
17.ブックエンドのテーマ

EN
18.memoria
19.饒舌スタッカート
20.雨の夜と月の光



GOMES THE HITMAN [ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]
with PLECTRUM [ 高田タイスケ、藤田顕 ]  
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2020年02月20日

GOMES THE HITMAN、渋谷WWWレコ発公演まであと5日

午後から夜までGOMES THE HITMAN、渋谷WWWレコ発公演のための練習。メンバー4人とPLECTRUMタイちゃん、アッキー揃っての通しリハーサル。当日PAを担当してくれる長林さん、モニター担当してくれる西部さんも一日付き合ってくれて、いい感じに仕上がった。少しの緊張とわくわくする楽しみがあって、ライブが終わったら燃え尽きたみたいになるのかな。東京公演は名阪の公演とは異なる内容、東北公演も違うメニューになるので、一期一会なわけである。何回も2月25日を繰り返したいと思うけれど。とにかく、ぜひともGOMES THE HITMAN渋谷WWW公演へお越しください。この10年のなかでのエポックになるはずです。急遽やったインスタライブが夕方くらいまで見られるはずなので僕のインスタグラムでご確認ください。

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2020年2月25日(火)@ 渋谷 WWW
“MEMENTO - TOKYO”

19:00開場 19:30開演/前売5000円 当日5500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:PLECTRUM
*プレイガイドにて発売中
チケットぴあ【Pコード:171-130】
ローソンチケット【Lコード:75216】
イープラス
主催:GOMES THE HITMAN .COM / 協力:UNIVERSAL MUSIC

渋谷WWW(https://www-shibuya.jp/
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町13-17 B1F シネマライズビル



  
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2020年02月19日

GOMES THE HITMAN『memori』感想コメント from 近藤研二

ちよだ猫まつりが今年も盛況のうちに終わった。近藤さんと2016年からずっと参加しているお祭り。近藤研二さんと猫を通じて知り合ったのが2014年の秋、当時近藤さんは栗コーダーカルテットのメンバーであり、愛猫マルオくんを亡くして間もなく、まだモイもウニもいなかった。僕が鳥栖で近藤さんが久留米、故郷が隣町という偶然もあり、同じ町内に住んでいるからそれこそ親戚みたいな関係になった。話すときは九州弁だし。モイが来た日もウニが来た日も、病めるときも健やかなるときもいつも一番早く駆けつけて、近くにいるし、いろんなことを最初に報告する関係になった。ぼんやり近所を散歩していたら公園でばったり鉢合わせたりもするのだけど、下の写真は数週間前、気づいたらほぼ同じ格好をして兄弟みたいだったときの写真。僕は一人っ子なので、そう、近藤さんは兄ちゃんみたいなものかもな、と思う。そういうわけで僕は近藤さんの言うことをかなり信用するし頼っていて、GOMES THE HITMAN『memori』が途中でどうにも自分の思うようにならなかった去年の夏の終わり頃に相談したりもした。この忌憚のないコメントは昨年末に受け取ったもの、それをそのまま記載します。

近藤さんとは猫町フェスで4月に沖縄へ。夏には札幌へでも?と予定を立てているところです。いつも(いろんな意味で)そばにいてくれて、感謝しています。

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昔のゴメスを知らずに山田ソロから入った口で、しかも山田バンドでここのところギターを弾かせてもらっている立場からコメントします。

ゴメスでもすべてのソングライティングを山田くんがしてるようなので、彼のソロ名義での活動との違いは、表面的には演奏メンバーが違うだけということになり、どうしてもアレンジに耳がいってしまうのだけれども、一聴してその違いが分かる。なんだか若い。10数年ぶりにアルバムをリリースした中堅バンドとは思えないほどの初々しさ。文字通りエバーグリーンを音にしたような。

夏の終わり頃、既に曲順通りに並べられた全曲のラフミックスを聴かせてもらい「忌憚のない意見を」と聞かれたので、いくつか率直な感想を言いました。「歌が大きすぎるんじゃない?」「バンドとの距離をちょっと感じるかな」など。そして完成したものは、ぎりぎりまで歌が抑えられているようで、バンドのグルーブが前に出ていて、僕は好みだったけれど、あくまで過去のゴメスのことは知らなかったし、山田ソロとの違いってなんだろう、バンドってなんなんだろうと僕なりの希望と解釈が入った意見だったかもしれない。かき鳴らされるギターの音は彼の体型に似てシュッとして少しせっかちに疾走し、ゲスト陣のプロデュースもあってギターポップのお手本になるほどカッコいいなと思ったけれど、その日はあまり褒めないでおいた。

それから、今年のグッドデザイン賞をとるんじゃないかと思うほどジャケットまわりのアートワークが秀逸で、デザイナーの里枝さんに開口一番「腰、痛かったでしょう!?」と言ってしまった。物撮りのディテールよ。山田くんの好きなアメリカの乾いたロックの風が吹いてるし、かと言ってオルタナシーンのジャケほど抽象的過ぎず、しっかりポップで、ちゃんと猫まで出てきて。

今、これを書きながら考えついたのは、山田ソロとの差別化を図るために、あえて今作はポップに振り切ったのかなあと読むこともできる? ただ二足のわらじを履くには今の山田くんは忙しすぎて、2つの活動が渾然一体となっていることは否めないのかなあと思いました。いや、同じ人がやってるんだから渾然一体でいい、むしろそれが面白いのかもしれないけれど、少なくとも、ソロ名義のライブで「こんにちは、ゴメス・ザ・ヒットマンです」と間違って自己紹介したり、ゴメスのライブで「山田稔明と愉快な仲間です」って言うのやめた方がいいと思う。結ちゃん、堀越さん、須藤さん、みんな優しいね。それに尽きる。こうやって時を経てバンドとして音が出せてるの。

ここにひとつのメモリを刻んだことで、GOMES THE HITMANの次のステップに期待したい。身体はひとつなんだから大事にね。

僕の好きなトラックは『ブックエンドのテーマ』『memoria』です。

近藤研二(音楽家)
  
Posted by monolog at 09:33Comments(2)

2020年02月18日

1年前の今日、GOMES THE HITMAN『memori』が始まった|レコ発ワンマンまであと1週間

1年前の今日2月18日は、メンバー4人とPLECTRUM高田タイスケが集まり、GOMES THE HITMANニューアルバムのための最初のリハーサルセッションを行った“始まりの日”だった。下の動画はその日のリハーサル、「houston」を演奏している模様。この「houston」、そして「魔法があれば」「夢の終わりまで」を中心に試行錯誤してアレンジを検討したこの日。この時点ではまだ収録曲は流動的で、「hello hello」とタイちゃんとの共同プロデュースver.「夢の終わりまで」は「daydream session」として先行シングルに収録されることになる。「たった1年しか経ってないのか」とも思うし「あっという間の1年だった」とも思う。その感覚は日毎に変わる。

ちょうど一週間後の今日、2月25日はいよいよ渋谷WWWでのGOMES THE HITMAN『memori』発売記念ライブ“MEMENTO”である。昨年10月に発表したときは4ヶ月も先のことだと思っていたし、そもそも『memori』がまだ未完成だったのだから、とても濃厚な季節を駆け抜けていることになる。「MEMENTO」とは思い出とか記憶、さらには記念の品、忘れ形見といった様々な意味があって、とても想像力を刺激するなと思ってつけたタイトル。忘れられない夜にしたいし、1年前の今日に始まった『memori』の大事な通過点だと思います。公演が近くにつれてチケットの売れ行きがどんどん上がってきた。まだまだ入れます。ぜひとも全員集合でお願いします。


2020年2月25日(火)@ 渋谷 WWW
“MEMENTO - TOKYO”

19:00開場 19:30開演/前売5000円 当日5500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:PLECTRUM
*プレイガイドにて発売中
チケットぴあ【Pコード:171-130】http://t.pia.jp/
ローソンチケット【Lコード:75216】http://l-tike.com/
イープラス【https://eplus.jp/sf/detail/3153150001-P0030001】
主催:GOMES THE HITMAN .COM / 協力:UNIVERSAL MUSIC

渋谷WWW(https://www-shibuya.jp/)
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町13-17 B1F シネマライズビル




2020年3月21日(土)@ 名古屋 K.D.ハポン
“MEMENTO - NAGOYA”

出演:GOMES THE HITMAN
18:00開場 18:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:高田タイスケ(PLECTRUM)
*オフィシャル通販STOREにて申込受付中
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?pid=147173623
主催:GOMES THE HITMAN .COM / 協力:UNIVERSAL MUSIC

名古屋 KDハポン(https://kdjapon.jimdo.com/)
〒460-0012名古屋市中区千代田5丁目12-7




2020年3月22日(日)@ 大阪 梅田 シャングリラ
“MEMENTO - OSAKA”

18:00開場 18:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:高田タイスケ(PLECTRUM)
*各プレイガイドにて発売中
チケットぴあ【Pコード:171-110】http://t.pia.jp/
ローソンチケット【Lコード:52379】http://l-tike.com/
イープラス【https://eplus.jp/sf/detail/3152950001-P0030001】
主催・企画制作:GOMES THE HITMAN .COM, Shangri-La
協力:UNIVERSAL MUSIC

大阪 梅田 シャングリラ(http://www.shan-gri-la.jp/)
〒531-0075 大阪市北区大淀南1-1-14




2020年3月28日(土)@ 宮城県 富谷市 NAKAO CAFE
“MEMENTO - ACOUSTIC”

18:30開場 19:00開演/前売4000円 当日 4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
【ご予約・お問い合わせ先】
NAKAO 富谷店 022-351-7752/mail: nakao.cafe@gmail.com
*メールでのご予約の方は公演日・お名前・お電話番号・希望枚数をご明記ください。

NAKAO CAFE(http://nakao-shop.jp/pg235.html)
宮城県富谷市成田8-2-9 2階
022-351-7754




2020年3月29日(日)@ 山形 gura ラウンジホール
“MEMENTO - ACOUSTIC”

15:30開場 16:00開演/前売4000円 当日 4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
*オフィシャルサイトRESEVEフォームにて予約受付中

山形 gura(https://gura-yamagata.jp/)
山形県山形市旅篭町2丁目1−41  
Posted by monolog at 19:34Comments(0)

2020年02月15日

GOMES THE HITMAN 渋谷WWWレコ発まであと10日!

昨日のこと、お昼から集まってGOMES THE HITMANレコ初ツアーのためのリハーサル。20年の歴史と新作『memori』をぱんぱんに詰め込んだライブになる。東名阪のツアーはPLECTRUM高田タイスケ(タイちゃん)が参加。さらには東京に関しては同じくPLECTRUM藤田顕(アッキー)も加わる。この日はアッキーも加わって最大6人編成となるセッションを試行錯誤。どんどん演奏の波が大きくなっていく感覚、これは20年やってきて初めておぼえる新しい感覚かもしれない。「夜明けまで」でアッキーとタイちゃんがなかなか手強いギターリフを繰り返し弾いているときになぜだか僕は急に泣きそうになった(泣かなかったけどね)。ぜひとも渋谷WWWのステージを皆さんに目撃してほしい。前売りチケットは各種プレイガイドで絶賛発売中です。

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2020年2月25日(火)@ 渋谷 WWW
“MEMENTO - TOKYO”

19:00開場 19:30開演/前売5000円 当日5500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:PLECTRUM
*プレイガイドにて発売中
チケットぴあ【Pコード:171-130】http://t.pia.jp/
ローソンチケット【Lコード:75216】http://l-tike.com/
イープラス【https://eplus.jp/sf/detail/3153150001-P0030001
*2月2日二子玉川蔦屋家電イベントにて整理番号の早い前売チケットを販売します
主催:GOMES THE HITMAN .COM / 協力:UNIVERSAL MUSIC

渋谷WWW(https://www-shibuya.jp/
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町13-17 B1F シネマライズビル




2020年3月21日(土)@ 名古屋 K.D.ハポン
“MEMENTO - NAGOYA”

出演:GOMES THE HITMAN
18:00開場 18:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:高田タイスケ(PLECTRUM)
*オフィシャル通販STOREにて申込受付中
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?pid=147173623
主催:GOMES THE HITMAN .COM / 協力:UNIVERSAL MUSIC

名古屋 KDハポン(https://kdjapon.jimdo.com/
〒460-0012名古屋市中区千代田5丁目12-7




2020年3月22日(日)@ 大阪 梅田 シャングリラ
“MEMENTO - OSAKA”

18:00開場 18:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:高田タイスケ(PLECTRUM)
*各プレイガイドにて発売中
チケットぴあ【Pコード:171-110】http://t.pia.jp/
ローソンチケット【Lコード:52379】http://l-tike.com/
イープラス【https://eplus.jp/sf/detail/3152950001-P0030001
主催・企画制作:GOMES THE HITMAN .COM, Shangri-La
協力:UNIVERSAL MUSIC

大阪 梅田 シャングリラ(http://www.shan-gri-la.jp/
〒531-0075 大阪市北区大淀南1-1-14




2020年3月28日(土)@ 宮城県 富谷市 NAKAO CAFE
“MEMENTO - ACOUSTIC”

18:30開場 19:00開演/前売4000円 当日 4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
【ご予約・お問い合わせ先】
NAKAO 富谷店 022-351-7752/mail: nakao.cafe@gmail.com
*メールでのご予約の方は公演日・お名前・お電話番号・希望枚数をご明記ください。

NAKAO CAFE(http://nakao-shop.jp/pg235.html
宮城県富谷市成田8-2-9 2階
022-351-7754




2020年3月29日(日)@ 山形 gura ラウンジホール
“MEMENTO - ACOUSTIC”

15:30開場 16:00開演/前売4000円 当日 4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
*オフィシャルサイトRESEVEフォームにて予約受付中

山形 gura(https://gura-yamagata.jp/
山形県山形市旅篭町2丁目1−41  
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2020年02月05日

「わたしだけのサインをもらおう!」GOMES THE HITMAN『memori』発売記念ミニライヴ&スペシャルサイン会(2020年2月2日 @ 二子玉川 蔦屋家電 2Fラウンジスペース)【ライブ後記】

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一昨年の夏以来、GOMES THE HITMANとして2度目の二子玉川 蔦屋家電でのインストアライブでした。前回もそうだったんだけど、ラグジュアリーで贅沢な空間で思い思いに本を読んでくつろいでいるお客さんたちがたくさんいるところに「これからイベントがありますのでー」と場所を移動していただくのは本当に申し訳ない。それくらいずっとゆっくりしていたい空間なのだ。椅子が大きくて座ったらしばらく起き上がれない。週末の二子玉川ライズは人出がいっぱいで、やっぱりキラキラしていました。

たくさんのお客さんに集まっていただいた。普段なかなかライブハウスへ足を運びづらい方などに見てもらえたり、それこそ通りすがりのお客さんとの偶然の出会いがあったり、ストアライブ『memori』のオープニングトラック「metro vox prelude」からスタート。初めて作ったアカペラの曲、控え室でぎりぎりまで手ぶらで練習できるのがいい。「baby driver」「毎日のポートフォリオ」「魔法があれば」と曲順通りに演奏。この並びは本当に疾走感がある。「night and day」はサビで全員が歌う曲、バンドが一丸となる感じがいい。今回のアルバムはコーラスがたくさん入っているからみんな忙しく、だけど楽しいのだ。

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前回と同様に音響エンジニアを上野洋くんにお願いした。有能なエンジニア、もともとはフルート奏者の上野くんにはアルバムのなかでは「memoria」で客演してもらっていたから、この日は演奏にも加わってもらった。データのやりとりでのダビングだったので実際一緒に演奏したのは初めて。特別な「memoria」になったと思います。客席のコーラスもとてもきれいに響いていました。バタバタとあわただしい現場だったけれど上野くんと現場スタッフ、レーベルスタッフ陣みなさんのおかげでストレスなく過ごせました。

たくさんのサイン、みなさんの思い入れ、静かに感動するご褒美のような時間でした。ご来場感謝。

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Posted by monolog at 11:49Comments(0)

2020年01月30日

GOMES THE HITMAN『memori』発売記念ツアー <MEMENTO>

2月25日の渋谷WWWからGOMES THE HITMAN『memori』発売記念ツアーが始まります。
『memori』すべて、そして20年分のGOMES THE HITMANを演奏しますので
ぜひ皆さまお誘い合わせのうえお越しください、前売りチケット絶賛販売中!

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2020年2月25日(火)@ 渋谷 WWW
“MEMENTO - TOKYO”

19:00開場 19:30開演/前売5000円 当日5500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:PLECTRUM
*プレイガイドにて発売中
チケットぴあ【Pコード:171-130】http://t.pia.jp/
ローソンチケット【Lコード:75216】http://l-tike.com/
イープラス【https://eplus.jp/sf/detail/3153150001-P0030001
*2月2日二子玉川蔦屋家電イベントにて整理番号の早い前売チケットを販売します
主催:GOMES THE HITMAN .COM / 協力:UNIVERSAL MUSIC

渋谷WWW(https://www-shibuya.jp/
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町13-17 B1F シネマライズビル




2020年3月21日(土)@ 名古屋 K.D.ハポン
“MEMENTO - NAGOYA”

出演:GOMES THE HITMAN
18:00開場 18:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:高田タイスケ(PLECTRUM)
*オフィシャル通販STOREにて申込受付中
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?pid=147173623
主催:GOMES THE HITMAN .COM / 協力:UNIVERSAL MUSIC

名古屋 KDハポン(https://kdjapon.jimdo.com/
〒460-0012名古屋市中区千代田5丁目12-7




2020年3月22日(日)@ 大阪 梅田 シャングリラ
“MEMENTO - OSAKA”

18:00開場 18:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/ゲスト:高田タイスケ(PLECTRUM)
*各プレイガイドにて発売中
チケットぴあ【Pコード:171-110】http://t.pia.jp/
ローソンチケット【Lコード:52379】http://l-tike.com/
イープラス【https://eplus.jp/sf/detail/3152950001-P0030001
主催・企画制作:GOMES THE HITMAN .COM, Shangri-La
協力:UNIVERSAL MUSIC

大阪 梅田 シャングリラ(http://www.shan-gri-la.jp/
〒531-0075 大阪市北区大淀南1-1-14




2020年3月28日(土)@ 宮城県 富谷市 NAKAO CAFE
“MEMENTO - ACOUSTIC”

18:30開場 19:00開演/前売4000円 当日 4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
【ご予約・お問い合わせ先】
NAKAO 富谷店 022-351-7752/mail: nakao.cafe@gmail.com
*メールでのご予約の方は公演日・お名前・お電話番号・希望枚数をご明記ください。

NAKAO CAFE(http://nakao-shop.jp/pg235.html
宮城県富谷市成田8-2-9 2階
022-351-7754




2020年3月29日(日)@ 山形 gura ラウンジホール
“MEMENTO - ACOUSTIC”

15:30開場 16:00開演/前売4000円 当日 4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
*オフィシャルサイトRESEVEフォームにて予約受付中

山形 gura(https://gura-yamagata.jp/
山形県山形市旅篭町2丁目1−41  
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2020年01月24日

GOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート」リリースから本日で19年の記念日です

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GOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート」は2001年1月24日に発売されました。今日でその日から19年ということになります。BMG(現アリオラ)からの最後のリリースとなったこのシングルは、笹路正徳さんのプロデュースにより、弾けるようなパワーポップに仕上がり、当時たくさんのラジオ局でパワープレイを獲得しました。カップリングの「拍手手拍子」という曲とともに「ワレワレは地球人だ」というゴールデンタイムのバラエティ番組のエンディングテーマになりました。しばらく演奏しない時期もあったけれど、今ではライブのハイライトで演奏されてめちゃくちゃなカオスになる、というGOMES THE HITMANにとってはなくてはならない曲。この曲を演奏するときは当時の自分のことをいつも思い出します。

アートワークも僕にとっては大切な思い出。13年をともに暮らしたポチを僕が抱くこの写真、これを撮影したときはまだポチはカメラマン斎門富士男さんのお宅の猫だったのを2001年の秋に僕が引き受けることになったのでした。斎門さんの“猫屋敷”での撮影は猫アレルギーのあるメンバーやスタッフには災難でしたが、この撮影は忘れられません。マスタリングをLAでやらせてもらって、このとき僕は憧れのサンフランシスコに初めて訪れることになります。エンジニアのエディ・シュレイヤーさんに「どうしたい?」と問われ「ラジオでいい音でかかるサウンドに!」と答えたことも覚えてる。19年経っても新しいとか古いとか関係ないサウンド。作った時にわからなかったことが時間が経ってわかることがたくさんあります。今日はこのシングルを何回か聴いてみようと思います。昨年リリースした『Ariola yearsーlost weekend in the suburbia』、そして各サブスクサービスでお楽しみください。

  
Posted by monolog at 09:57Comments(0)

2020年01月21日

GOMES THE HITMAN、本日メジャーデビュー21年目の記念日です

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21年前の本日1月21日、GOMES THE HITMANのメジャーデビューミニアルバム『neon, strobe and flashlight』がリリースされました。20周年のアニバーサリーイヤーを経て、今日からもうひとつ新しいディケイドの始まりとなります。このミニアルバムについてはこれまであんまり仔細に語ってきたことはなかったかもしれませんが、紛うことなくGOMES THE HITMANの本格的キャリアの始まりであり、「tsubomi」「アップダイク追記」と季節ごとに20年ずっと演奏してきた楽曲や、続くフルアルバム『weekend』にも収録された「ストロボ」といった佳曲が収録されています。「夕暮れ田舎町」という曲は故郷である佐賀の田舎の風景を歌ったもの。こうやって丁寧に振り返るとやっぱり思い入れがそこかしこにあって、愛おしい作品だなあと感じます。印象的なジャケットに記載された詩は僕が書いた「neon, storobe and flashlight」という詩。当時はデジパック仕様で発売され、その後初回盤がなくなったあとにリプレスされた通常プラスティックケース版のほうが、もしかしたらレアかもしれない(僕は持ってない)。当時の僕の妙なこだわりで「overture」「interlude」という、本の表紙、遊び紙、栞のような役割で少しいびつな弦楽四重奏が配置されていて、生意気でやせっぽちで頭でっかちだった26歳の頃の自分の姿がそこに浮かぶのです。今日くらいは久しぶりにこのレコードを聴いてみようと思います。

  
Posted by monolog at 13:23Comments(0)

2020年01月16日

GOMES THE HITMAN『memori』感想コメント from 嶋田 修(Swinging Popsicle/The Caraway)

下のフライヤーは今から22年前、GOMES THE HITMANが初めて自主イベントを渋谷クラブクアトロで企画したときのもの。当時まだメジャーデビュー前のキリンジとGOMES THE HITMAN、そしてすでにデビューして華々しいスポットを浴びていたSwinging Popsicleとの3マンライブ「3 Label 1 Night Only」は、バンドの歴史において“ようやく始まった”という感じのエポックだった。この頃の僕は本当に人見知りで、多分打ち上げなんかでは自分から積極的に話にいくことはなくてほとんど会話らしい会話はなかったと思うんだけど、美音子ちゃんのほうから瓶ビールを持ってきてうちのテーブルに来てくれたことをぼんやり覚えている。その後やはりSwinging Popsicleは盟友になり、今でもお互いに刺激を与え合う仲になっていると思います。GOMES THE HITMAN新作を“ネオアコのアルバム”(精神的な意味で)にすると決めた僕は去年、シマッチがやってるThe Carawayのライブを吉祥寺のクラブまで観にでかけたんだけど、それがすごくよかったのだ。対抗心が芽生えたというか。だから音源ができあがってすぐシマッチに送った。20年来の盟友からのコメント、とても嬉しいです。

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ゴメスはスゴいなと思う。14年ぶりのこのフルアルバムを聴いて、率直にスゴいなと感じた。

レコード会社こそ違えど、デビュー時期がほぼ一緒ってこともあり、勝手に“同期の桜”と思っている。けっちゃんには、ポプシやキャラウェイのサポートでお世話になってたし、堀越さんはDQSで平田くんと一緒にプレイしていたり、何かと近しい存在。山田くんとも何度かライブで対バンさせていただいた。その度に、その完璧なステージングに打ちのめされ、凹んで帰ってきたことが何度あったことか…。

そんなゴメスの新譜が悪いわけがない。先行シングルの『baby driver ep』も聴かせていただいて、そのウキウキ感に圧倒されたが、アルバムはさらにヤバかった!山田くんのインスタで毎日のようにポストされる新旧のお気に入りのレコード。評論家並に膨大な量を聴いてることに驚くとともに、これだけ聴いてたら、さぞかしアルバムは難解な感じに…!?と、よぎったりもしたけど、出来上がった音源を通して聴くと、普遍的なメロディに貫かれた、変わらずブレない山田くんのメロディ、ゴメス節とあえて呼ぼう曲がズラリ。僕のような、曲を作る側の端くれの人間からしても、膨大な量のインプットから、
こんなにピュアでいて、真っ直ぐで、刹那くて、クセになるメロディを紡ぐこと自体に驚く。なんかあんましうまいこと言えないけど…。そしてさらにドリームポップの要素を取り入れた曲もあり、アンテナの高さと、トレンドの音を自分の音楽にする柔軟さを感じてさらに驚いた。変わらないものってのは、自分のコアな部分。ブレないってのは、体幹がシッカリしてるんだなぁ、と。そこに音楽的な柔軟性を加えて、最強のアルバムになったと思う。何年、何十年先まで聴き続けるであろうアルバムに、拍手を贈りたい。

ブラボー!

嶋田 修(Swinging Popsicle/The Caraway)
  
Posted by monolog at 14:16Comments(0)

GOMES THE HITMAN『memori』感想コメント from マーライオン

1993年、GOMES THE HITMANを結成した年に生まれたシンガーソングライターがマーライオン。なので彼とは20も歳が離れています。彼は独特の人懐っこさで定期的に連絡をくれますが、彼が誘ってくれたイベントで曽我部恵一さんとともに楽しい時間を過ごしたのは去年の今頃でした。なんだか雑多にいろんなフィールドを駆け回るマーライオンくんは若い世代のいい感じのフィクサーになりそうで、面白い存在です。GOMES THE HITMANの『memori』にもコメントをくれました。ありがとう。

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GOMES THE HITMANは、"ドライブ"という言葉が似合うバンドだと思っています。
ジャケットデザインに車が混ざっていることも多く、今作は、これまで以上に
ドライブしながら景色が変わっていく風景を思い出す作品だと思いました。
まるで自分が投げたボールの飛距離が伸びていくような気持ち良さがあります。
ソロもバンドも沢山の名曲を描き続ける山田さん最高です!名盤!

マーライオン



  
Posted by monolog at 13:22Comments(0)

2020年01月14日

GOMES THE HITMAN『memori』感想コメント from 五十嵐祐輔(fishing with john/草とテンシューズ)

五十嵐祐輔くんとの付き合いも長くなりました。彼がもともとGOMES THE HITMANのファンで、彼がやっていた各駅停車というバンドのCD『ネオボンボンライフ』にコメントを依頼されからもう20年が経つのです。五十嵐くんはその後 fishing with johnという素晴らしいソロプロジェクトを始めて、僕らのやりとりも続き、気づいたら彼は僕のソロバンドのメンバーになっていました。五十嵐くんは美文家であり、僕は彼の書く文章が大好きなので、リリースのたびに「五十嵐くん、いつものあれ書いてよ」とコメントをおねだりすることになります。20年前にコメントを依頼されたことがきっかけで知り合った二人にとってそれは必然的なことなのかもしれません。今回送られてきた文章を読んで、五十嵐くんは美文家であるまえに考える人、哲学者なのだな、と思いました。

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私は「山田稔明 with 夜の科学オーケストラ」の一員として、彼のソロライブにたまにサポートで参加させていただいているのですが、ライブのセットリストを見て「最近あの曲やらないですね」と聞くと「あ、あれはゴメスのレパートリーになったんだよね」と言われる機会がここ最近増えました。GOMES THE HITMANの14年振りの新作『memori』にはそんな山田ソロ曲からゴメスのレパートリーになった曲もいくつか収録されています。自分が演奏したことのある曲がゴメスのアルバムに入っているというのも何だか不思議な感じなのですが、聴いてみると「ああ、これはゴメスの曲だわ」と実にしっくりと来るのです。曲にふさわしい演奏がそこに鳴っているのです。すでに聴かせてもらっていたデモに添ったアレンジの「小さなハートブレイク」のような曲もあれば、劇的に様変わりした「ブックエンドのテーマ」のような曲もあり、ゴメスのバンドマジックをアレンジにより堪能できました。特に「ブックエンド」の洒脱で大人なアレンジにはこの曲の完成形ってこうだったのかと感動を覚えてしまいました。

メンバー全員のアカペラから始まるこの『memori』はまさにそのバンドマジックがたくさん詰まっています。キャリアを積んだベテランミュージシャンの集まりでありながら大学の音楽サークルの仲間という関係性による軽やかさ。知らない人が聴いたら新人ギターポップバンドのレコードかと思うのではないかという蒼さと瑞々しさは驚くばかりです。

個人的に今作の白眉と思うのは「魔法があれば」です。PLECTRUMタイスケさんによる深いリバーブに包まれた切なかっこいいギターが印象的なこの曲、「そばにいるだけで声なき声で 通じ合える魔法があれば 今さら君を好きだなんて言えないよ」と歌われるのですが、この歌詞、続く一文として聴けば「通じ合える魔法があれば好きだと言えない」というちょっと引っ掛かる文章になり、文脈的には「魔法があれば好きだなんて言わないよ」の方が口下手でシャイな男の歌としてしっくりくるのですが、「言わないよ」をあえて「言えないよ」と否定することで「君を好きだと言いたいからそんな魔法などいらない」というタイトルとは裏腹な情熱的な歌になるのです。これは凄い歌詞だなと思いながら私は何十回と繰り返し聴いてしまいました。後でよくよく歌詞カードを見たら「今さら好きだなんて言えない」から「魔法があれば(いいのに)」というストレートな意味合いにも取れるなと思い直したのですが、最初の私の解釈で聴いた方がグッと来るのでそういう歌だと思うことにしました。音楽を聴く時に自分に魔法をかけることも大事なのです。この曲、サビ頭の「フゥー!」というコーラスも青春ぽくて最高で、アラフィフの大人たちがブースに集まりこれを録音したと思うととても愛おしい気持ちになります。魔法、ここにあるじゃんと思うのです。

何はともあれ、14年振りの新作リリースおめでとうございます。GOMES THE HITMAN、今さら君らを好きだなんて言えないよ。

五十嵐祐輔(fishing with john/草とテンシューズ)
  
Posted by monolog at 12:44Comments(0)

2020年01月08日

GOMES THE HITMAN『memori』感想コメント from ハックルベリーフィン

同じ1999年デビューの20年選手トリオ ハックルベリーフィンの3人から感想コメントが届きました。たけ兄こと山口剛幸くんはここ数年僕のギター周りをすべてケアしてくれてお世話になっていて、ドラムのハジくんは堀越ソロをずっとサポートしていたり。ボーカルのサクちゃんとはふたりで飲んだり音楽の話をしたりヒソヒソ話をしたり。同世代という感覚を共有できる数少ないバンドである彼らからの言葉はとても励みになります。ありがとう。

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いつの日だったか、雨の降っていた夜に山田くんの車で送ってもらったことがあった。その頃彼はソロで活発に活動している最中で、ゴメスが20年を迎えるタイミングで動き出したいんだと話していた記憶がある。やっぱりバンドがやりたいんだな…と、あの時話していたぼんやりしていたものが、こういう形になったというのは、とても感慨深い。なんて瑞々しいPOP感、彼が歌えばもちろん山田カラーに染まる世界感なんだけど、ソロとは違う確かなバンド感に、停止していた時間は決して無駄ではなかったんだなと勝手に思ってしまう。

おめでとう!家が離れてしまったけどね、また吉祥寺でサシで飲もうよ、聞きたいことも沢山あるからさ。

サクマツトム(ハックルベリーフィン )





相変わらず山田くんのポップセンスとハッとさせられるアレンジ、全然飽きなくて悔しいぐらい効いてる&聴いてる。先行の「baby driver」から車で、電車で、とちょいちょい聴いてて、アルバムもらってからまた更に聴いてます。ピアノ堀越さんのソロでは10年近くサポートしてるけど、やっぱゴメス堀越はのびのびとしてて、良い意味で自由に弾いてるね〜。昨年2マンイベントして打ち上げの時にもアルバムRECの話合いと意見の相違とかしてて、ハックルも話合いに参加したり…笑。バンドって良いよねー!アルバム良いよー!ズルいよー!うらやましい!!!

ハジ(ハックルベリーフィン )





年末に届いたGOMES THE HITMANの『memori』を聴いている。もう何周したか分からないくらい何度も。14年ぶりだそうで、その間にお休みしていた期間を考えると、動き出してからこのアルバムまでは実はそんなに空いていないのかも知れない。活動再開したってだけで凄い事なんだけど、そこからのフットワーク、軽いなあ。

ゴメスはかなり昔に一度対バンをしているのだけど、まったく会話もなかった。思い返してみると各メンバーと知り合ってちゃんと話したのは、けっちゃんはタマコウォルズで、堀越さんはDQSで、須藤さんはHARCO(現 青木慶則)のサポートをしてた時だったような。山田くんはLISA HANNIGANの来日公演の時かな?皆んなゴメス以外で知り合ってるんだな。

そうして各メンバーの活動を知るようになって。山田くんは毎日のように更新されるソロワークに加えて、オルタナからUSインディーが大好きで毎日堀りにいくほどのレコードジャンキーで、須藤さんはオルタナ界の重鎮ジム・オルークとのバンドからハードコアバンドまで参加やプロデュース業もしたり、けっちゃんはドラム/パーカッションでジャンルを選ばないサポートで駆け回っていて、そしてソロワークは歌モノだけどメタル好きでDQSでは縦横無尽の堀越さんの鍵盤…こう書き出すと、このバンド名はダークなオルタナバンドみたいだな(笑)。山田くんが曲を書いて、まとめ役でもあると思うのだけど、実はこのバンドの肝は堀越さんとけっちゃんの女性陣なんじゃないか?とも思っている。どうだろう?

これだけのメンバーが集まってもササッと出来上がる訳でもないのがやはりバンドってもんで、山田くんからは何度か「難航してる…」なんて聞いてたのだけれど、各メンバーの拘りがぶつかって引っ張り合って、そこにプレクトラムからタイちゃんとアッキーの2人まで参加してギュッと凝縮されて、生み出された今作、名盤じゃないかと思ってます。山田くんのソロワークでは『新しい青の時代』っていうアルバムが傑作で大好きなのだけど、そのハードルと同じくらいのポジションを狙っての難航だったのだろうなと。

演奏も今まで以上にキレもあって活き活きして聴こえるし、これを録りからすべてメンバーだけで作りあげたなんて、みんなやり切った感あるんじゃないかな。目盛りは振り切ってフルテンってとこなんじゃないかと。聴いててなんだか旅の匂いがするアルバムなんだよね。本当、傑作だと思ってます。

山口 剛幸(ハックルベリーフィン )
  
Posted by monolog at 09:41Comments(0)

2020年01月06日

GOMES THE HITMAN『memori』感想コメント from 橋本徹(SUBURBIA)

1990年代、FREE SOULというコンピレーション作品群はそれまで知り得なかった1970年代のスイートで心弾むような音楽との出会いのきっかけでした。食欲旺盛な当時の若きバンドマン(僕らみたいな)は収録時間いっぱいに詰め込まれた素敵な歌や演奏に憧れ、模倣したり咀嚼したりしたものです。選曲家の橋本徹さんがなんらかのきっかけでGOMES THE HITMAN1999年の「雨の夜と月の光」を“発見”してくれたときに僕は素直にとても嬉しかった。これまで2度電話で話をして、今年はきっとどこかでお会いできるだろうなと思っています。橋本さんが『memori』を聴いてコメントを書いてくださった。光栄です。

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あるコンピレイションCDの企画で「雨の夜と月の光」という曲を収録させてもらえないかとお願いしたら、すぐさま快くOKしてくれたGOMES THE HITMAN。それからしばらく経って山田稔明さんとたまたま電話で初めて話す機会があり、グルーヴィーなその曲の印象そのままの気持ちのよい人だなと思っていたら、何と14年ぶりの新作アルバム『memori』が出るという。さっそく聴かせてもらうと、そこには先週末に結成されたばかりのバンドのような瑞々しい彼らの音があった。学生の頃から好青年だったクラスの友人と久しぶりに再会したような感覚。懐かしい風に吹かれたような甘酸っぱい心地よさ、その蒼いフィーリングに胸が疼く。青春小説のようなタッチで紡がれる歌詞に耳を傾けていたら、ふとアズテック・カメラの“君に捧げる青春の風景”に夢中だった17歳の頃の心象がよみがえった。

橋本徹(SUBURBIA)



  
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2019年12月29日

GOMES THE HITMAN『memori』コメント from 八野英史(b-flower)

僕が九州から上京したのは1992年。憧れの東京生活に浮き足立つ僕はFMラジオ番組「COLLAGE RADIO JAPAN」のチャート作成委員会というのに通った。洋邦のインディー音楽をたくさん聴ける貴重な機会で、僕はそこで多分b-flowerを初めて聴いた。翌年1993年にGOMES THE HITMANを結成する僕は大学2年生19歳で、その頃発売された『World's End Laundry〜メルカトルのための11行詩〜』のその詩世界は今自分がいる場所と地続きとは思えないほど儚くキラキラしていて、僕は熱心に耳を傾けたのです。それから20年以上経って、「つまらない大人になってしまった」を再発見して、ボーカルの八野さんと知り合って、刺激しあえるということがとても幸せです。写真は初めて京都でお会いしたときの写真。八野さんがGOMES THE HITMAN『memori』にとても嬉しい感想をくれたので、僕はb-flowerの好きな10曲でプレイリストを作ってみました。

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GOMES THE HITMAN『memori』発売によせて

2018年の八月、京都恵文社での『GOMES THE HITMAN × 山田稔明 × 高橋徹也リリース記念ライブ』にゲストとして呼んでいただき、僕はゴメスの皆さんと何曲か共演しました。慌ただしくも楽しいイベントが終わり、参加した打ち上げを途中退席する僕を山田くんが駐車場までお見送りしてくれました。

蒸し暑い京都の夜、駐車場までの道すがらいろんな話をしました。そのとき山田くんは「来年はGOMES THE HITMANのアルバムを作るんです。テーマはネオアコ。その辺のネオアコバンドがぎゃふんと言うようなのを作ってやろうと思ってて」と豪語してました。

山田くんはよく「他人の良い作品には嫉妬する」と言っているけど、僕も他のアーティストが良い作品を作ると「素晴らしい!」と思うと同時に「なんか悔しい…」となるタイプ。その夜、「それはいいねー、楽しみやわぁ」とか適当に返しながら、山田くんをはじめとするゴメスのメンバーの皆さんのことやから、きっと凄いの作っちゃうんだろうなと、まだ見ぬ作品に対してその時点で早くも“嫉妬予約”してしまう僕がそこに居ました。そしてその1年4ヶ月後、予約通り“聴くのが嫌になるほど(笑)”の作品が上がってきました。

僕と山田くんは10歳も年齢の差があるし、「ネオアコ」という独特のジャンルの捉え方にもジェネレーションギャップのようなものがあるかもだけど、この作品には音としても姿勢としても僕にネオアコやギタポを強く感じさせてくれる要素があります。ただ、そういうジャンルがどうこうという小さなスケールの話ではなく、これはもう2020年のポップスの王道だわね。誰よりも“歌”を書けるソングライターがそれに相応しいバンドと一丸になった上、さらにゲストミュージシャンをも巻き込んで2020年の日本に鳴らすべき音楽を鳴らしたと言うことか。その証拠に、世界的盛り上りを見せる日本の“City Pop”のジャンルのサブスクのプレイリストやFMラジオのAirplayにも引っ張りだことか(僕なんかがここで下手な推薦文を書かなくても、自然と多くの人に沁みていくのは間違いないです)。

14年ぶりのアルバムがここまでバンドとしてしっくりと一体感のあるサウンドに仕上がっているのは、山田くんもバンドの皆さんもずっと東京の街の空気の中で真摯に音を奏で続けてきたからなんだろうなと確信します。

さて…最後に、悔しいけど言わざるをえんか…。

「ぎゃふん」

b-flower 八野英史



  
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2019年12月28日

GOMES THE HITMAN『memori』コメント from 中村佑介(イラストレーター)

イラストレーター中村佑介くんは昔からずっとGOMES THE HITMANのファンで、たびたびメッセージを送ってくれる。ゴメスを聴いてこういう絵を描きました、とか、作り手にとってとても嬉しい言葉で僕を励ましてくれるのだ。インディー時代からずっと、20年以上聴いてくれているわけだから、彼の感想を聞くときはいつもドキドキするし、ハッとさせられる。下のイラストは2005年『ripple』をリリースしたときに中村くんが描いてくれた「もうひとつの『ripple』」、そして僕とポチ。長い時間が過ぎて、またこうやって中村くんがゴメスをこんなふうに饒舌に語ってくれることがとても嬉しいのです、僕は。来年はどこかで久しぶりに会ってお茶でもしましょうね。

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こんなにも長い間、隣でただ一緒に歩いてくれる友人を、犬と猫とGOMES THE HITMANの音楽以外、僕は知らない。

幸せなことに、こうして続けてくれたことで、GOMES THE HITMANの音楽との付き合いはもう約20年以上なのかと驚いている。1997年のCDショップで最初に出会った時、ジャケットにメンバー写真がない中、バンド名は腕っぷしが強そうで、曲目を見ても “僕はネオアコで人生で人生を語る” と頑固だったので、「ハードコアバンド!?」と戸惑って視聴してみると、それとは真逆の繊細で優しい音楽性にまず驚いた。その後のメジャーデビュー作は、平坦な日常に斜めからライトを照らし七色に乱反射させたようなシティポップで、大学時代の退屈をずいぶんと救ってくれた。レコード会社移籍後は、音楽性は世界の外へより広く、世界観は自分の内面と向き合うように深くなり、まるで旅するような音楽は、社会人になった僕の心細さに「ひとりじゃないよ」と寄り添ってくれた。

そこから14年、何事もなかったように涼しい顔で届けてくれた新作。収録曲「魔法があれば」で謳われるように、あれからどれくらい生命線を歩いてこれたのか、この目盛りで計ってみよう。メモリーを語り合ってみよう。先のことは心配ない。魔法がなくたって、僕らの暮らしにはいつも隣にGOMESがいてくれるのだから。その心強さこそこれまでとの明らかな違い。空白の14年間それぞれのソロワークスを経た屋台骨の太さは、もはやほんとうにハードコアではないか。

イラストレーター・中村佑介


   http://www.yusukenakamura.net/



  GOMES THE HITMAN『memori』絶賛発売中!  
Posted by monolog at 12:19Comments(0)