2017年11月25日

幻冬舎plus「石黒由紀子 × 山田稔明 チミコウ日和」最新回が更新されました

先週から始まった幻冬舎plusでの「チミコウ日和」、楽しく読んで書かせてもらっています。

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石黒由紀子さんとの交換書簡的エッセイ連載「チミコウ日和」、由紀子さんの最新回<コウハイ、ポチ実に会いに行く2>が更新されましたのでぜひお読みください。我が家に遊びにきたコウハイくんを迎えたのはポチ実だけではありませんでした…。ポチ実のまん丸の目、コウハイくんの興味津々な顔、チミママのわれ関せずという貫禄。ポチ実のお母さんであり地域猫のチミママはここ最近は安定の一日二回立ち寄り、うちでたっぷりご飯を食べていきます。外はどんどん寒くなっていきますが、蚊がいなくなって耳の炎症も治り、夏よりずっと元気そうに見えます。

今日から東北旅、僕が家を空けると必然的にチミママもご飯抜きになるはずなんだけど、猫番さんが立ち寄ってるときにうまい具合にチミママは我が家の庭に現れるそうで、ちゃんとお腹いっぱい食べて帰るから不思議です。どこか見張り塔みたいなところがあるのかな。幻冬舎plusの連載からポチ実のことを知ったという方はぜひ『猫騒動』ブログもお楽しみいただければ幸いです。『猫町ラプソディ』『猫と五つ目の季節』も引き続きよろしくお願いします。

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2017年11月14日

石黒由紀子さんとの往復エッセイ『チミコウ日和』連載が始まりました

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エッセイストの石黒由紀子さんがうちに遊びにきたのは9月の終わりのことでした。『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』『猫は、うれしかったことしか覚えていない』などご著書には触れていた由紀子さんでしたが、初対面の猫話であっという間に意気投合。今回の幻冬舎plusでの往復書簡的な連載が始まることになりました。猫とは人間の心の垣根をいとも簡単に飛び越えさせる“メディア(=媒介)”なのだなあと改めて思います。まず第一回は由紀子さんから。次回(11/18)は僕の文章、というふうに続いていきます。その日の写真をいくつか紹介します。本文は幻冬舎plusでお楽しみください。

チミコウ日和「コウハイ、ポチ実に会いに行く その1(石黒 由紀子/山田 稔明)」

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2017年10月27日

写真絵本『ひたなのねこ』ハードカバー完全発売からもうすぐ1年

あっという間に10月が終わろうとしていて、来週には11月がやってきます。1000部限定で販売した私家版『ひたなのねこ』に未公開の写真と書き下ろし寄稿文を加え、小林聡美さんの言葉による素晴らしい帯をまとってハードカバーで刊行された完全版『ひなたのねこ』の発売から間もなく1周年となります。すべてiPhoneのカメラで撮られたこの写真集は僕と愛猫ポチの蜜月の後半を切り取ったもので、僕にとっての宝物になりました。今でも思い出したように通販や物販で手にとっていただき「かわいいですね」「たまりませんね」と声をかけてもらえてとても嬉しい。ポチも僕も幸せ者だなあと思います。

あらためて、『ひなたのねこ』を今後ともよろしくお願いします。いつまで経っても自信たっぷりに自慢し続ける一冊です。



オフィシャル通販STOREで『ひなたのねこ』を購入  
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2017年10月06日

今年もむさしの地域猫の会主催「むさしの猫のマルシェ」をお手伝いします



吉祥寺は今年も10月に入り「猫まつり」が繰り広げられています。数年前にむさしの地域猫の会との交流が始まってから(地域猫の会の会長さんが偶然にも僕の大ファンだったことは小説『猫と五つ目の季節』にも書きました)2015年はコピス吉祥寺での写真展、成蹊大学でのシンポジウムとミニライブ、去年は武蔵境でのむさしの猫のマルシェへのメインビジュアルイラストの提供と微力ながら地域猫活動へのサポートを続けています。今年も10月15日にJR武蔵境駅前境南ふれあい広場公園にて「むさしの猫のマルシェ2017」が開催されます。僕もお昼から夕方までいろいろお手伝いさせていただきます。仲良しの長男堂もフードで参加するそうなので噂の迷店のご飯を食べるチャンスでもあります。このイベントの趣旨や内容に関して、日本最大のペット情報メディアPECOがまとめてくれました。ぜひこちらをご覧いただき、興味のある方、ご賛同いただける方は10月14日に武蔵境までお越しいただけたら嬉しいです。

PECO|むさしの猫のマルシェ

2017年10月15日(日)@ 武蔵境 境南ふれあい広場公園
“むさしの猫のマルシェ”

13:00 - 17:00/入場無料/雨天決行荒天中止

今年もむさしの地域猫の会主催の猫のおまつりに参加します。
山田稔明は『山下しづ香さんの読み聞かせ』の音楽と『猫町マルシェ
- 猫にまつわる歌とおはなし』というコーナーを担当。
https://www.facebook.com/events/1522965667770372/

境南ふれあい広場公園
JR武蔵境駅南口  
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2017年08月23日

太陽は猫の味方?|来週末は奈良NAOTで福田利之 × 高橋久美子イベントに出演します



インスタで北米の人たちが皆既日食のスペクタクルを楽しんでいるのを羨ましく眺めながら、何年か前の金環日食のことを思い出しました。急に夏本番みたいな過酷な天気。しかし猫は外で遊べるのが嬉しいみたいで、雨の日とは見違えたように楽しそうに愉快に日がな遊んでいました。1週間姿を見せなかったチミママもまた昨晩からご飯を食べにくるようになった。やっぱり外猫の暮らしは大変なのだろう。痩せて小さくなって、耳の蚊アレルギーの炎症の具合もよくないが、とにかくたくさん食べてエネルギーを蓄えてもらうしかない。自宅録音作業をするとき、マイクで歌や楽器を録るときはエアコンを消すのだけど、今日は汗が流れ落ちて大変だった。ホームレコーディングの宿命か。明日も昼から録音。どうなることか。

今週末の加古川と大阪、そして来週の名古屋もほぼ席が埋まってきました。来週9月2日は再び関西、奈良NAOT NARAで福田利之さんと高橋久美子ちゃんの共著絵本『赤い金魚と赤いとうがらし』のイベントで歌います。こちらは席がもう少しありますので、ぜひ関西の方には2週続けてお会いできたら。今週末とは全然違う内容になると思います。福田さんも久美子ちゃんも勝手知ったる盟友なのできっと面白い一日になると思います。


2017年9月2日(土)@ 奈良 NAOT NARA
福田利之 + 高橋久美子 + 山田稔明「絵と言葉と音楽 奈良三重奏」
18:30開場 19:00開演/料金:3500円
*bolik coffeeのコーヒー&焼き菓子【福田利之イラスト】付


絵本「赤い金魚と赤いとうがらし」刊行記念イベントとして
原画展開催中でもあるイラストレーター福田利之、本作の
生みの親である作家の高橋久美子、さらに二人やNAOTとも
親交の深いシンガーソングライター山田稔明が共演、一夜
限りの五感ゆさぶるコンサートを開催します。


予約:order@naot.jp
タイトルに【奈良三重奏 予約】、本文に【名前、人数、連絡先】を記載の上送信ください。
いただいた情報は本イベントに関する連絡以外には使用しません。

NAOT NARA(http://naot.jp/
〒630-8385 奈良県奈良市芝突抜町8-1
電話:0742-93-7786
11:00 - 日没 月曜日定休

kingyopc

fukutakayama
  
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2017年08月21日

ポチの夢を見た|『the loved one』から「small good things」を公開しました

昨日か、今朝方か夢のなかにポチが出てきた。いつもチミママが訪れるみたいな感じでポチ実が見ている窓の外にポチがいた。「わー!ぽっちゃん!」と僕は興奮して駆け寄るとポチはびっくりして少し後ずさりしたんだけど、同じように興奮するポチ実を抱いて「チミ、ぽっちゃん来たよ…」と高ぶる気持ちを抑えて眺めた。ポチは元気な頃の丸々と可愛いらしいポチで、こっちに近づいてきたところで夢から覚めた。ポチが夢に出てきたのをはっきり認識したのは初めてだったから、忘れないようにと急いでその夢の内容をメモして自分宛てにメールしたのです。嬉しかったなあ。

再プレスと販売再開を記念して、2015年のアルバム『the loved one』から「small good things」を公開します。ささやかだけど嬉しい出来事というのがあるのです。「small goo things」は10年前くらいに書いた曲。少し歌詞を手直ししたら眠れない夜にポチを想う歌になりました。iPhoneを握ったまま眠ってしまったりしたときにはいつもこの歌が脳裏に流れるのです。「夢で会えたら」という使い古された常套句だと思っていたフレーズは、大切なものを失って初めてその本当の意味を知るような気がします。


  
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2017年08月18日

映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』を観た



ずっと楽しみにしていた映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』を8月26日の公開に先駆けて観させていただいた。猫と音楽家の真実に基づく話というだけでも相当な期待、ハードル高くなってたけど思っていた以上。映画が始まってからずっと僕はスクリーンの前でぐすぐすと泣き通しだったのです。最初に茶トラの猫ボブが登場しただけで可愛くてぶわっと涙がわいてきて、「この涙は、この感情はなんなの?」と不思議に思うのだけど、これが猫の持つ得も言われる魔法のような魅力なのでしょう。2014年の初夏、ポチが逝ってしまう直前に観た『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』という映画でも猫の姿を眺めながら同じ涙が出たことを思い出す。音楽と猫はとても相性がいいなあと思いました。

この映画は何より「音」に惹かれた。ボブが「グルル」と喉を鳴らす音、呼吸音、口を開けずに「クーン」と鳴いたり、何かをねだったり甘えたりする声、毛づくろいをするザリザリという音、ドライフードを食べるときのカリカリという乾いた音、満腹になって満足して目を細めて「ブニャアン」と鳴く吐息のような声。猫と暮らしている者にとっては聞き慣れた音が、劇場の音響で聞こえてきて、耳をくすぐられるような愉しさがありました。ストリートシンガーである主人公が「サテライト(衛星)」に纏わる歌を歌い始めたので、もはや僕はスクリーンのなかにもうひとりの自分の姿を観るような気分で100分の物語を駆け抜けた。UKのバンドNoah & The Whaleの中心人物だったチャーリー・フィンクが手がけたオリジナルソングもシンプルながら主人公の胸の内を丁寧に投影した佳曲ばかりで、サウンドトラックも聴き応えがありました。

何よりも驚かされるのが劇中の猫ボブを演じたのが、この映画誕生のきっかけとなったボブ自身だということ。ボブは今11、2歳で、モデルとなった主人公とともに暮らしているという継続する素敵な後日談もあって、とにかく後味も素晴らしい、愛すべき作品でした。長生きしてほしいな、ボブ。猫と暮らす人にはマストな映画、イギリス好きにはその風景もアピールするでしょう(アメリカ派の僕でもロンドンに行ってみたくなりました)。

この世界にはたくさんの人間とたくさんの猫がいて、そのそれぞれに物語があり、ひとつとして同じものはない。人間も猫も持ちつ持たれつ、仲間であり友だちであり家族なのですね。

  
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2017年06月30日

『猫と五つ目の季節』と『ひなたのねこ』

エッセイ集『猫町ラプソディ』で僕のことを知ってくださって、遡って『猫と五つ目の季節』、そして『ひなたのねこ』をご購入くださる方が最近増えていてとても嬉しいです。こちらもオフィシャル通販STOREではポストカードとサイン付きで発送しています。この予告編ムービーも自分でとても気に入っています。どちらも近藤研二さんの音楽が素晴らしいのです。






オフィシャル通販STOREで書籍を購入  
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2017年03月10日

にゃなか presents 『今夜は猫に感謝祭』に参加します

2年前のこと、ライブ終了後に物販コーナーに座ってサインをしていたら、「山田さんも相当猫にやられちゃってるのね」と言われ顔をあげるとそこにいたのは女優の川上麻衣子さんだった。「私もなの」と、金八先生マニアの僕の前に現れた3Bレジェンドは麗しく微笑んだのです。それ以来なにかと仲良くしていただいて、『猫と五つ目の季節』にも嬉しい感想をくださった川上さんを中心に「にゃなか」という、猫好きの人たちの交流の場としてのウェブサイトが昨年秋に立ち上げられたのですが、その「にゃなか」主催の初イベントがあるということで、僕も参加させていただくことになりました(歌を歌います)。川上さんのCAT CRAZYな経緯は『彼の彼女と私の538日』という著書に詳しく描かれています。

川上さんが観てくださったのは、僕が「人間には猫と暮らす人生と猫と暮らさない人生のふたつしかない」とMCで断言して(静かに)騒然となったライブだったのですが、その後川上さんはそのときの言葉を読売新聞のコラムに書いてくださったりして、その後小説を書くときのキーワードとして光を当ててもらったのでした。このイベント、どんなふうになるのか全然わかりませんが、面白くなりそうなのでぜひ猫好きの方はこぞってご来場ください。来週3月15日(水)19時半開演です。

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2017年3月15日(水)@ 渋谷 東京カルチャーカルチャー
にゃなか presents “今夜は♡猫♡に感謝祭”

18:30開場 19:30開演 21:00終演予定
前売2500円 当日3000円(*要1オーダー、猫関連のお土産付き)
出演:川上麻衣子(女優・にゃなか市長)、東野ひろあき(放送作家・にゃなか企画部)
山田稔明(ミュージシャン)他、にゃなか連載メンバー
特別ゲスト:加藤由子(動物ライター・エッセイスト)

<お土産品>
UHA味覚糖「にゃんコレ」フルーツアソートキャンディ お一人様一袋
最新の猫用ペットフード缶詰をお一人様三缶
「にゃなか」特製・肉球足跡付き巾着袋 お一人様一袋

*前売券詳細はカルカルHPをご確認ください


東京カルチャーカルチャー(http://tcc.nifty.com/
〒150-0002東京都渋谷区渋谷1-23-16
cocoti SHIBUYA(渋谷 ココチ)4階
  
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2017年01月27日

木彫りポチのセンチメンタル・ジャーニー

miopochi

今週末は三重県津市、喫茶tayu-tauでのはしもとみおさん個展「薪ストーブと猫のいるアトリエ」でのライブ。2014年にポチを亡くした夏、みおさんがポチを彫ってくれたときの喜びと感動を今でも忘れない。家中いたるところに写真を飾ってぽっかり開いた心の穴を埋めようとしても触感としてポチを感じられない寂しさを、みおさんが彫ってくれた猫の丸みを指で撫でることができて嬉しかった。木彫りのポチはいつもポチ棚のなかで僕らの暮らしを眺めているのだけど、この週末は生まれ故郷であるみおさんの住む町へと連れていってみようと思う。

今年はお正月から深大寺、武蔵野八幡神社、猫返し神社、鶴岡八幡宮といろんな神様にたくさんお祈りをしているが、週末の旅ではついに初めて伊勢神宮を訪ねるのだ。とても楽しみ。



2017年1月29日(日)@ 三重県津市 喫茶tayu-tau
山田稔明ライブ&トーク (トークゲスト はしもとみお)
「薪ストーブと猫のいるライブ」

開場17:30 開演18:30/料金 3000円(1drink別))

ご予約:喫茶tayu-tau
mail:info@tayu-tau.jp
tel 059-253-7817

喫茶tayu-tau
〒514-0125三重県津市大里窪田町863-3
059-253-7817
  
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2017年01月11日

今朝の読売新聞(東京都内版)に載りました

読売

本日1月11日の読売新聞朝刊に載りました。関東、東京都内版ですが、購読者数トップを誇る媒体に悪いことをして載ったわけではなく、新年から連載されていた「東京とねこ」という連載の最終回でインスタグラムなどのSNSについての取材を受けたのです。昨年末に電話取材、今年に入って自宅まで記者の方に来ていただいたもので、それこそ数時間分、べらべらと話を聞いていただきました(取材途中にチミママが現れて、その貫禄に見とれました)。愛猫ポチ実は内弁慶で客人慣れしていないにも関わらず、無理やり僕の付き添いをさせられ、ぶるぶる震えながら僕と一緒に写真を撮ったりしてもらったのですが、恐怖におののいて紙面に向かない顔つきをしていたのでしょう、あえなくその写真はボツになっていて残念。

この記事、自身のインスタグラムにまつわるあれこれの話がありつつも、僕がミュージシャンであること等にまったく触れられていないところが逆に面白くて、猫の小説や写真絵本のことも書かれていなくて、ただの猫大好きおじさん都民である僕が嬉しそうにスマホを突き出している写真を見て100万人くらいいるとされる購読者の方々がどう思ったかを想像すると、なんとも言えないざわざわした気持ちになりますが、とにかくこの取材はとても楽しかったのです。いい経験をさせてもらいました。これをきっかけに山田稔明(43)を知って何かしらに辿り着いて気になったという方、こちら本職は音楽家で、可愛い三毛猫と趣味のレコードを愛でながら暮らしております。今後ともお見知りおきを。

今年も2月に千代田区と千代田にゃんとなる会共催の「ちよだ猫まつり」に参加します。こちらもぜひご注目ください。世界中の猫がみんな幸せでありますように。


  
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2016年11月03日

本日発売日!写真絵本『ひなたのねこ』予告編ムービーを公開しました



写真絵本『ひなたのねこ』
発行 ミルブックス 
定価 本体1,200円(+税)
2016年11月3日発売/ISBN978-4-902744-84-2
B6・ハードカバー・フルカラー48頁 


いよいよ本日11月3日、『ひなたのねこ』発売日を迎えました。ちょうど『猫と五つ目の季節』発売から1年となる今日を発売日にしたのです。2014年に私家版として作ったものに様々な出来事と出会いが積み重なってこの本が完成しました。とても嬉しく幸せで、感謝の気持ちが溢れていきます。『ひなたのねこ』の予告編のようなものを作りました。近藤研二さんが録り下ろしてくれた「日向の猫」が美しいです。全国の書店、Amazonや楽天などのECサイト、懇意にしているお店、そしてオフィシャル通販STOREとライブ会場でもご購入できますのでぜひ手にとってみてください。ポチをよろしくお願いします。

  
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2016年10月01日

10月の吉祥寺は猫まつりです



今年も10月の武蔵野は猫だらけ、日本三大猫祭りのひとつ「吉祥寺ねこ祭り」です。10月16日に行なわれる「むさしの猫のマルシェ」のフライヤーにイラストを描かせていただきました。会場で限定販売されるコーヒー豆のための絵も描きました。去年はシンポジウムに参加したりライブをやったり、何よりもコピスで「ねこのいるくらし」展を開かせてもらいました。今年はライブの予定が重なってしまい残念ですが、代わりに近藤研二さんがいろいろ活躍する年になります。ぜひ、秋の武蔵野と猫をご堪能ください。世界中の猫たちがみんな幸せでありますように。

さあ、西へ出発。奈良と名古屋でお会いしましょう!  
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2016年09月11日

平凡な毎日の暮らし|大阪グルッグのネコテン



今朝は早起きをして、7時からのTOKYO FM『Pet Friendly』オンエアを聞いた。坂本美雨さんがパーソナリティを務める番組、収録は先月、30分番組にも関わらず猫話が止めどなく溢れ、どのように編集されるのか気になっていたのだけど、自分で聞いていても面白くてどこをどのように編集されてるかもわからないくらい自然な流れ。ポチの話をしたあとに流れてきた「ポチの子守唄」で不覚にも泣きそうになってポチ実を抱き寄せた。オープニングには「太陽と満月」、そして『新しい青の時代』から「平凡な毎日の暮らし」が流れて、番組スタッフの皆さんがCDを良く聴いてくださったのだなあと感激する。光と埃と猫の毛が舞う部屋で朝のラジオを聞いたのだった。来週も引き続きゲスト出演させていただきます。ぜひチェックしてみてください。

次の週末は大阪への旅、2日間のライブだけれども天保山にあるギャラリーグルッグでは昨日から「ネコテン」が始まった。最初回からグッズやCDで参加させていただいているが、今回もポチバッジとCD、本などいろいろなものを取り扱ってもらっている。様々なワークショップもあるそうなので興味のある方はぜひ。18日(日)のグルッグでのライブはチケット完売していますが、キャンセル待ち受付中です。当日の椅子の配置次第では当日券も出るかもしれませんのであきらめずご連絡ください。グルッグでの「ネコテン」、そしてライブの詳細はこちらから。  
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2016年09月05日

吉祥寺ねこ祭り2016 ネコマルシェのイラストを描かせていただきました



今年も10月はむさしの地域猫の会主催の吉祥寺ねこ祭りの季節です。僭越ながらネコマルシェのフライヤーにイラストを描かせてもらいました。イベント当日は僕は広島世羅のフェスで武蔵野にいないので残念ですが、近藤研二さんのライブやディスカッション、様々なワークショップなど楽しい1日になると思います。どうぞ手帳にメモを。収益の一部はむさしの地域猫の会の活動資金になります。世界中の猫がみんな幸せでありますように。


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むさしのネコマルシェ〜musashino neko marche〜
2016.10.16 sun 12:00~17:00
武蔵野プレイス前広場(武蔵境駅南口すぐ)

【ステージイベント「2016 ニャンポジウム」】
★12:00 ~ セイノユカ ライブペイント
★12:45~ 「78円の命」絵本読み聞かせ
★13:30~ トークセッション
 〜ちょっとだけまじめに考えてみる
 地域猫のおはなし、殺処分のおはなし、家族に迎えるペットのこと〜
 <ゲスト>
 山本葉子さん(NPO法人キャットガーディアン 代表)
 鋪田光弘さん(ひだまり動物病院吉祥寺 医院長)
 近藤研二さん(音楽家/愛猫家)
 78円の命プロジェクトメンバー
 西村麻衣子(むさしの地域猫の会 会長)
★16:15〜 近藤研二さんのLIVE!

【展示ブース】
●考えてみる 伝えてみる展
〜東京都動物愛護相談センターを取材して〜
●ウチの子写真展〜自慢のわが子(猫)の写真を大募集!〜
※当日も受け付けますのでぜひ写真を貼りに来てくださいね!
●むさしの地域猫の会〜活動紹介、保護猫ミニ写真展〜
●国際基督教大学 地域猫サークル〜活動紹介〜  
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2016年08月05日

猫騒動 6thシーズン(7)初めての邂逅、チミモイ記念日



うちから近藤研二さんの家は歩いて1分くらい(走ったら30秒くらい)の超ご近所なので、それこそ週に3日くらい大した用もないのに遊びにいってお茶をするわけだけど、お互いの猫は一度も対面したことがなかった。うちのポチ実が人見知りなことが原因だが、近藤さんちのモイも生後すぐに保護されてからは一度も本物の猫と触れ合ったことがなかったから二の足を踏んでいたのだ。しかし、そろそろ禁断の扉を開けるのに相応しい季節になっただろう、ということになった。ドラマのない夏などない。

先日買ったばかりの、災害時にリュックのように背負って猫を運べるケージにポチ実を誘いフタをしめ「さあ、モイに会いにいくよ」とてくてく歩いて近藤家へ。ポチ実は今4.7キロあって背負うとやっぱり肩に重い。いつもの距離が長く感じる。近藤さんちに着くと早速モイがすたすたやってきてキャリーバッグの匂いをくんくん嗅いでメッシュ状になった部分から中にいるポチ実を覗き込んでいる。予想通りぐいぐい攻めてくるのはモイのほうで、ポチ実は黒目をまんまるにして硬直。

恐る恐るケースから出てきたポチ実、その姿を目にして「なんにゃこの生き物は!」と距離をとるモイ。見守る飼い主。モイとポチ実は声なき声を交わしたが体を触れ合わすことはなく、緊張感を維持したままの時間が過ぎていきました。モイが「ウウウウ」と近藤さんも聞いたことのない唸り声をあげたりして、「ま、つもる話もあるだろうから後は若い者同士で」とはいかなかったが、とにかく8月1日は初めてモイとポチ実が対面したチミモイ記念日、遅れてきた七夕さまとなりました。ゆっくり仲良くなったらいいな。

さっそくポチ実はお隣のノアちゃんにモイのことを報告しているみたいでした。猫って面白い。気付いたらインスタグラムのフォロワーが8000人を越えていました。毎日毎日「いいね」やコメントをありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。


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2016年06月26日

初代、2代目、3代目



昨日のこと、重版出来で2刷となった『猫と五つ目の季節』が届く。あえて帯文も初版と同じにしたので見た目はまったく変わらないが誤字脱字が数ヶ所なおって完璧な本になった。初版も愛しいが二刷もたくましい。ポチの霊前に捧げる。午後から出かけて経堂へ。先日小沢健二“魔法的”のライブで偶然会ったハルカゼ舎のショウコさんとギャラリー芝生のユサさんと感想を語り合う(この日はイラストレーターの落合恵さんにも会った)。

「あ!」と芝生店主ユサさんがガサゴソと物置からポスターの筒を持ってきて、「こんなのが発掘されたので山田さんにプレゼントです」と差し出したのは大きなB全サイズの猫のポスター。なんと斎門富士男さんの1990年夏の写真展「キャットガーデン」で掲示されたもの。小説にも登場する初代ポチのたくましい姿がそこに。写真集の表紙であり、我が家では猫棚に並べられている見慣れた写真だが、このサイズで見たことはなかった。芝生ユサさんは当時斎門富士男事務所でアシスタントをしていたという過去を持つ。『猫と五つ目の季節』のなかに登場する、斎門さんがモデルとなった登場人物が「ユーリさん」と名付けられたのはユサさんに負うところが大きい。予想もしない重版記念のプレゼント、とても嬉しい。

帰宅して初代ポチ、2代目ポチ、そして言わば3代目のポチ実とで記念撮影。


  
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2016年06月21日

猫騒動 6thシーズン(6)ポチの三回忌、ポチ実の2歳の誕生日



先週6月19日はポチの2度目の命日、三回忌でした。たくさんのお花をいただいて嬉しかったです。ありがとうございました。この季節が来ると「あの時の今頃はどうしていたっけ」と過去の写真を振り返って、しんどそうにしているポチを見ていろんなことを思い出します。ポチは19日に亡くなって翌日は一日かけてお別れをして、明けて夏至の21日にお葬式をして深大寺の空に舞い上がっていきました。ポチはやっぱり自分にとってはかけがえのない存在です。今でも、いつまでも。ポチの旅立ちから2ヶ月半経って青天の霹靂のように我が庭にひょこっと現れたのがポチ実で、その登場から今までのことはこの「猫騒動」日記に連綿と書き綴られています。

ポチ実らしき子猫たち(姉弟チミオとサビとよちよち歩いていたところを目撃した方がいたのです)が生まれたのは6月くらいだろう、という近所の猫ネットワークの情報を聞いて僕は「ポチ実はポチの生まれ変わりだ」と思いました。正確な誕生日がわからない野良出身のポチ実の誕生日はポチが空に昇っていった6月21日ということになったのです。今日でポチ実は2歳。猫の2歳はだいたい23歳くらいだと言われますが、ポチ実はまだまだ子どもでやんちゃでハチャメチャです。先週もポチ実はとんでもないことをしでかして(インスタにもブログにも書けないようなことを)僕はお隣さん、さらには2軒隣までお詫びの菓子折りを持っていきました。「いつも窓から見えるカワイコちゃんね?」とみんなポチ実のことを知っていてニコニコ笑って会話もはずみました。猫とは本当にすごい生き物だなあと思います。

ふと気づくと2歳というのは僕が2001年にポチをうちに迎えいれた時と同じ年齢。元気に長生きしてほしいなと願う。僕の宝物、やわらかなダイヤモンド、毎日が楽し。




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2016年06月19日

太宰の桜桃忌とポチの夏物語



6月19日の今日は愛猫ポチの命日、三回忌を迎えました。2年前の今日、朝一番にかかりつけの動物病院に電話をかけて「ポチが今よりも楽になる可能性があるならなんでもしてあげてください」と伝え午後に病院へ連れていった。三鷹の深大寺へ当病平癒の願掛けをして、奇しくもその日は太宰治の命日、桜桃忌だったので帰り道に禅林寺に寄ってお参りをしたのです。ありとあらゆるすべての神にすがろうと思ったんですね、そのときの僕は。結局ポチはそのまま病院で旅立ち、太宰の桜桃忌とポチの命日は同じ日に。不思議なことにポチが亡くなってすぐ、偶然にも友人が山形からサクランボを一箱送ってくれて、2年前から6月は僕にとってサクランボの季節になりました。

来月リリースの『pale/みずいろの時代』のクロージングトラックに「Qui La La の夏物語」という曲を収録しました。気恥ずかしくなるくらいキラキラしたポップソングですが、命がけて書いた言葉。歌詞には太宰が登場します。雨ふり、水無月、桜桃忌も過ぎて、「太宰ならこう言うさ」のあとに続く「恋と革命のために生まれてきた」というのは『斜陽』のなかから引用したフレーズです。そして小説『猫と五つ目の季節』には同じく『斜陽』から「生きている事。 ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。」という言葉を引いたから、ポチと太宰は僕の中で繋がっている。

  
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2016年06月18日

ポチの三回忌



6月19日が愛猫ポチの三回忌で、その日は高円寺でライブで一日バタバタと忙しくしてしまうので昨日深大寺動物霊園にお参りにいってきた。2年前の今頃のことを思い出すと、とにかくしんどかったなあと思う。深大寺の森は緑が深く、胸いっぱいに空気を吸い込むと気分がすっきりする。近所にこういう場所があることが幸せ。ついでに深大寺に『pale/みずいろの時代』のヒット祈願をして深大寺そばを食べる恒例行事を。

夜、ご近所近藤さんちでお茶。不意にポチ実に誕生日プレゼントをいただく(ポチ実は6月21日が誕生日ということになっている)。終わり、始まり、繋がっていく。


  
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2016年05月13日

猫騒動 6thシーズン(5)お隣のノアちゃんと来なくなったチミママ



久しぶりに書く猫騒動日記。お隣に越してきたおうちがベンガル猫を飼っていて、暖かくなるにつれフェンス越しのコミュニケーションが増えた。これまでお隣とは挨拶こそすれ、親密にお話することなど皆無だったから「猫」という媒体が人間関係にもたらす効用というのはすごいなあとあらためて感心する。お隣の猫は「ノアちゃん」という名前の女の子でとても人懐っこくて触らせてくれて、可愛い。

うちのポチ実は人見知りの内弁慶なので遠巻きに眺めて震えていたのだけど、ここ最近はやたら積極的になって朝起きたらお隣のお庭でノアちゃんが散歩していないかチェックする。待ち伏せしたりもする。フェンス越しにノアちゃんが首輪の鈴を鳴らして駆けてきて、ポチ実とチュっと鼻をくっつけるのだけど、そのシーンを見るといつもキュンとする。「なんなの君たち、その可愛らしさは!」と僕がiPhoneでパシャパシャ写真を撮っているとお母さんが「山田さんチミちゃん、おはようございますー」と顔を出し、ポチ実は人見知り性分が出てまたびっくり怖がってリードを絡ませて家に駆け戻る、というのがお決まりの風景になった。つい最近お隣のお隣には柴犬の「あずきちゃん(女の子)」が越してきた。なんだかこの初夏、ご近所の動物たちのガールズトークはとても賑やかだ。

そして、チミママがうちの庭に現れなくなって1ヶ月が経った。毎日気になるし、すごくさびしい。庭の梅の木に光る目があって「チミママ!」と声をかけたらそれがハクビシンで、大声を出して追い払ったのだけど、その日をきっかけにチミママも野良猫クマも姿を見せなくなったから猫町の分布図や情勢が様変わりしてしまったのだろうか。半年顔を見せなかったのに今年のはじめにフッと戻ってきたチミママのことだから、どうにか元気に暮らしてまた僕とポチ実にその凛々しく美しい姿を見せてほしいと願う。そのときのためにたくさん美味しいご飯を用意しておくのだ。




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2016年05月03日

隣の芝は青い|保護猫カフェCalico+むさしの



うちのお隣はノアちゃんというベンガル猫と家族がお住まいになっている。去年越してこられて、フェンス越しに仲良くさせていただいているのだけど(僕のインスタもご存知なのでこのブログもご覧になっているかな)ついにお隣の庭に芝がしかれた。入念に雑草を取り除いて下地を作って満を持しての芝、青くてとても整然としていて、まさに「隣の芝生は青く見える」という、そのまんまの状況だ。うちも数年前に芝をしいたのだけ見よう見まねで超適当にやっちゃったので芝からガンガン雑草がはえてきて残念な感じ。しかし気候のいいこの季節、お隣に刺激されて午前中の時間で黙々と雑草取りをしている。昨日はペンキを買ってきていろんなものを白く塗った。今年の春はいつもよりちょっとキレイな庭だ。これが梅雨が来て夏がくるともう手に負えなくなるのだけど…。

と、草取りに疲れてぼんやりしていたら近藤研二さんから「これから猫カフェ行きませんかー?」というお誘い。「この人どんだけ・・・」と思ったんだけど、そうだ、むさしの地域猫の会の会長“ねこむら”さんが関わっている保護猫カフェを覗きにいく約束をしていたのだ。小説『猫と五つ目の季節』に猫の譲渡会に行く場面があって、そこで会長さんが僕のファンだった、というシーンがあるが、それはそのまんま本当の話で、小説のなかの「エンケンさん」は近藤さんだ。

“ねこむら”さんがそれまでやっていた仕事をやめて保護された猫の里親募集の場所にもなる“猫カフェ”を吉祥寺のスタッフになって、そのお店が先月オープンしたのです。僕は猫カフェというものに初めて足を運びましたが、人懐っこい猫たちの愛くるしさにすぐ骨抜きにされてしまいました。多頭飼い崩壊、ブリーダーさんの急病、捨て猫、それぞれの猫にそれぞれの物語がある。なかでも“ねこむら”さんが4年間井の頭公園でエサをあげつづけたというレオくんからにじむ過酷な野良生活から解放された安堵感のようなものがとても印象的でした。

まだ告知などがじゅうぶんできてなくて見切り発車的なスタートだそうですが、興味のある方はぜひ覗いてみてください。里親募集型猫カフェ Calico+むさしの店、吉祥寺駅公園口出てすぐのところにあります。閉店時間になってお風呂あがりのごとく癒やされた僕に、帰り際の女性のお客さんが静かに話しかけてきた。「GOMES THE HITMANのCD持っててライブも行ってます。山田さんがいてビックリしました」と。ふにゃふにゃしたところを目撃されてしまいお恥ずかしい。ああ、猫かわいい。世界中の猫がみんな幸せでありますように、と願いながら愛猫の待つ家に早足で帰る大型連休の谷間の楽しい一日でした。




  
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2016年04月06日

今週末は木彫刻家はしもとみおさんとイトケンさんとのコラボレーションライブです

sp1 suwaruneko nekob

今週末9日は等々力の家具と雑貨の店 巣巣にて木彫刻家はしもとみおさんの個展に伴うイベント、共演にイトケンさん。セッションも予定しています。楽しみなのはみおさんの彫刻音(小槌で打ったり木を削ったりする音なのでしょうか)を取り込むイトケンさんのパフォーマンス。すでに先週から開催中の展示も彫刻販売分は即完という人気ぶり。残席も数席とのことなので興味のある方はぜひ早めにご予約を。

2014年にポチが天国へ旅立った後、抜け殻のようになっていた僕に差し出されたはしもとみおさんが彫ってくれたポチ。それは救いであり、悲しみの底からそっと僕を掬いあげてくれるものでした。しばらくの間ずっと触っていたような気がします(写真と違って木彫のポチは立体なのが嬉しかった)。当日はそのポチも連れていこうと思います。イトケンさんもみおさんが彫ったドラを持ってきてくれたらいいな(シロクマのキョトンも)。いろんな縁が繋がっての共演となる今回のイベント、たくさんの皆さんと時間と空間を共有できることを楽しみにしています。


2016年4月9日(土)@ 等々力 巣巣
はしもとみお展 LIVE

19:00開場 19:30開演/料金 3500円(お菓子つき)
演奏:山田稔明、イトケン
彫刻音:はしもとみお 本多絵美子

ライブ前半はマルチインストゥルメンタリストのイトケンが
はしもとみおが彫刻する音をその場で取り込んで演奏する曲も。
後半ははしもとみおと親交深い愛猫家ミュージシャン山田稔明が、
沢山の猫彫刻に囲まれて猫の歌をたくさん歌います。
巣巣HPにてライブ入場予約受付中(お申込みお急ぎください!)
http://www.susu.co.jp/news/p1194.html

等々力 巣巣(http://www.susu.co.jp/
〒158-0082 東京都世田谷区等々力8-11-3
TEL: 03-5760-7020 FAX: 03-5760-8020
営業時間 10:30ー18:30 月曜定休  
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2016年02月05日

猫騒動 6thシーズン(4)チミママ、その後




ポチ実のお母さんであるチミママが、TNRを受けたあと半年を経てうちの庭に現れたことは前回の猫騒動日記に書いたのだけど、それからずっとチミママは通い猫として姿を見せるようになった。僕も喜んでチミママ用のご飯を買ってきたり、現れるたびにちょっと食べさせ過ぎかなあというくらい優遇するのだけど、最近では距離が縮まってきて毎日楽しい。距離が近くなるとチミママの耳のさくらカット(不妊手術を受けた証)と、さらには耳の後ろにカサブタみたいな古傷があるのも見えて、外猫としての過酷な日々のあとも垣間見える。もちろん彼女に一定の警戒心はあって、触らせてくれたりはしないが、僕のことを害のない何者かだと認識してくれてはいるのだろうチミママと対峙することが日常の一コマになったことが嬉しい。チミママには大人の魅力がある。

そして、ポチ実の反応なのだけど、目を真ん丸にして緊張感をたたえる彼女を見るのも面白い。チミママが現れたのを一番に察知するのはポチ実で、「ウー」「ニャアアン」とチミママに話しかけてしっぽは太くふくれている。一階のリビングの掃き出し窓からチミママを一心に見つめて、ご飯を食べ終えたチミママが歩き去って姿が見えなくなると今度は2階のベランダまで駆け上がって塀づたいに寝床へ帰っていくチミママの姿が消えるまで眺める。昨日なんかはもう「ウー」と唸るのもやめてしまって、ガラス窓を挟んだ目と鼻の先でチミママがご飯を美味しそうに食べるのをポチ実はずっと眺めていた。

猫が小さな頭で何を考えているかは全然想像がつかないが、猫をずっと眺めていると意外と深遠な思考を重ねているのかもしれないな、とも思えてくる。チミママはチミママでその思慮深い顔でポチ実をキッと見つめるし、親と子の間では(一度親離れ/子離れをすると“親子”という認識はなくなってしまうというのがよく言われる猫についての常識だけど)声なき声でのなんらかのコミュニケーションがなされているのだろう。猫騒動は始まりから1年半を経てもまだまだ続くのだ。





昨年秋の「吉祥寺の猫まつり」に続いて「ちよだ猫まつり」に参加することになりました。楽しみです。


chiyoda


ちよだ猫まつり2016 @ 千代田区役所1階イベントスペース
2016年2月20日(土)
観覧無料

近藤研二ソロアクト11:30 - 12:00
山田稔明 with 近藤研二 17:30 - 18:00


千代田区役所1階・4階(千代田区九段南1-2-1)
地下鉄九段下駅6番出口

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2016年01月22日

猫の誕生日について



在廊したカレンダー展、あるいはライブ会場でカレンダーにサインを描きいれるときにも「猫の誕生日に印をつけてください」という人がたくさんいて、そのたびに僕は「あなたのうちの猫の誕生日がはっきりわかってるんですか?」と質問した。多くの人が「うちにやってきた日」を誕生日としていたり、ダジャレみたいにして日時を決めていたり(もちろん本当に生まれた日がわかってる羨ましい家庭もありますが)、その返答を聞くのがとても面白かった。

うちのポチ実は野良猫を保護して家族になった猫なので詳しい出生は不明なのだけど、“生まれ変わり”を信じる僕は愛猫ポチが死んで2日後、お葬式をした2014年6月21日を誕生日に制定した(その後の考察でかなり事実と近いのではないかということになった)。ポチにいたっては僕がアメリカ好きだから、ということで7月4日のアメリカの独立記念日を誕生日とした。映画「7月4日に生まれて」にも因んでいる。こうやって人間のいいように運命の記念日を決められる猫たちですが、それは間違いなく心いっぱいの愛なのだ。

ということで、昨日1月21日でポチ実は1歳と7ヶ月ということになりました。大きくなった。  
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2016年01月14日

猫騒動 6thシーズン(3)チミママが帰ってきて地域猫に



突然の再会だったので涙が出るくらい嬉しかった。去年の夏にむさしの地域猫の会のスタッフの方の手により捕獲され避妊手術をしてもといた場所に戻された(TNR活動:そのときの記事はこちら)チミママと僕が名付けた猫は、ポチ実のお母さんなのだけど、その夏以来ずっと姿を見せることがなかったのが、この1月になって急に我家の庭先に現れた。あわててご飯をあげたらぺろりとたいらげて、その日以来だいたい毎日うちに通ってくるようになった。人が訪ねてきたら文字通り尻尾を巻いて逃げるポチ実だが、チミママが庭に現れると低い唸り声をあげながらもコンタクトをとるようにずっと窓からママを眺めて、彼女が塀の向こうに消えていくまでずっと見つめている。

チミママは昔からそうであるように、目ヤニひとつなく身体もまるまるとして健康そのもので美しい。無闇に近づこうとするとふわりと逃げるが、「チミママー、元気かい?」と話しかけると真ん丸な目でこちらを見つめてゆっくり瞬きをする。ご飯を食べ終わると大きく伸びをして軽やかにキャットウォーク(という名の塀)をしゃなりしゃなりと歩いてみせる。僕はその姿を見るのが嬉しくて、傍らにいるポチ実もすっとんきょうな顔でその優雅な姿を眺めるのだ。東京はここ何日かで急に寒くなったから、夜になるとチミママのことを考える。そして朝が来てうちにご飯を食べにくる姿を見たら僕は安心する、という日々がしばらく続いている。今日はチミママのボーイフレンドのクマがやってきたが、我が町内会の猫模様は引き続き面白い。チミママが帰ってきてよかった。地域猫として長生きしてくれたらいいなと思う。

ネコパブリッシングから年に4回刊行される雑誌「ねこ」の最新号(「ねこ」2016年2月号)に「猫と暮らす人生はかくも素晴らしい」という書き下ろしのエッセイを寄稿しました。現在発売中なのでぜひこちらもお読みいただきたい。“ねこ男子”の特集号ですが僕は意外と硬派な文章を書きました。お隣のお母さんが『猫と五つ目の季節』を読んでくれたそうで、垣根越しにおしゃべりしていたら「山田さんは本当に猫を愛してらっしゃるのね」と言われて、そう言われると笑いながら「そうなんです」と答えるしかない。猫騒動はまだまだ続くのです。




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2016年01月05日

2016年初め|チミママが帰ってきた



去年の夏にむさしの地域猫の会に相談してTNR(T=捕獲して N=不妊手術して R=元いた場所に戻す)を施したチミママ(ポチ実のお母さん野良猫)はその後一切姿を見せなかったのだけど今日突然うちの庭にやってきた。左耳に地域猫を示すカットが確認できた。ご飯をたらふく食べていった。毎日遊びにきてくれたらいいのに。ポチ実は2階のベランダからチミママを見つけ、声にならない声で呼びかけていた。チミママにまた会えてとても嬉しい。

昨日から諸作業に着手。今週末から開催される「山田稔明カレンダー展 2011-2016」の準備をひーひー真夜中まで。5年分のカレンダー、72ヶ月分のイラストをあらためて並べてみるとその時間分の思い出がよみがえるのだな。ポチが天国へ旅立った2014年6月のカレンダーは雨のなかで紫陽花を見つめる猫の絵。7月になってもカレンダーがめくられなかったことを思い出す。8日(金)から経堂ギャラリー芝生にて。ぜひご来場ください。そして今日は今年初のレコーディングスタジオ、ある案件の録音作業。とても刺激的で創作意欲が沸いた。また今年も新しいCDを作れたらいいな。



2016年1月8日(金)-1月19日(火)
“山田稔明 カレンダー展 2011 - 2016”


2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。

1月16日(土)トーク&ミニライブ
17:45 開場/18:00開演

料金1500円+ドリンク代500円
*THANK YOU!SOLD OUT!

経堂 cafe+gallery 芝生
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722


  
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2016年01月01日

a happy new year 2016

2016 年賀状_omote


大晦日に刷り上がったNEW YEAR GREETINGのカード  
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2015年12月10日

山田ポチ実のメディア情報



12月8日は僕の42歳の誕生日でした。たくさんのお声がけとプレゼントをいただき感謝しています。いくつになっても嬉しいものです。僕の誕生日に託つけてポチ実へもたくさんの贈り物をいただきました。たいがいのものをぺろりと美味しそうに食べ、遊び、元気に駆けまわっています。ポチ実がうちの猫になったのは昨年2014年の9月9日、今日で実に457日となりました。今年の10月には『CASA BRUTUS』というとてもハイセンスな雑誌でメディアデビューを果たしたポチ実ですが、また雑誌に掲載されることになりました。

今度はサブカルどまんなかの雑誌『別冊カドカワDirect03』、昨日発売になったばかり。「エンタメニャンコカタログ」という特集コーナーに紹介していただきました。同じページには近藤研二さんのところのモイ(誌面上でもご近所!)、向かいのページには料理研究家の桑原奈津子さん(小説『猫と五つ目の季節』に出てくる菜津美さんは桑原さんがモデルなのです)のおうちのクロと小鉄くん。そして三毛猫界のトップアイドル、週刊ニュース新書の「にゃーにゃ」と並んで紹介されていることがとても誇らしいです。今日掲載誌をいただきましたが、電気グルーヴ、フラワーカンパニーズの特集も読み応えのあるものでした。ぜひ書店で手にとってみてください。

これから書かないといけない猫関連の原稿があといくつか。空前の猫ブームは僕にも少なからずの影響を与えています。

  
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2015年11月10日

猫騒動 6thシーズン(2)ダライラマ先生に報告




昨日のこと、ポチ実の3種ワクチンの摂取のためようやく病院に行くことができた。最近ポチ実は言葉や気持ちを察する術を手に入れたのだろうか、キャリーバックを準備すると姿がどこにも見当たらないという何日かの遂行未遂のあとやっとの思いでバッグに閉じ込めた。向かう先は小説『猫と五つ目の季節』にも登場するダライラマ先生の待つ診察室だ。僕の顔を見るなり「なんだい、もう1年経ったのか!」と先生は笑顔で迎えてくれた。ぶるぶる震えるポチ実も診察台の上ではおとなしくされるがまま。このへんはポチに似ている。注射をし、おなかや背中を触診してもらう。ポチ実は庭でいろんな虫(蝉とかカナブンとかいろいろ…)をパクパクと食べてしまうので寄生虫のことが心配だったので相談。大丈夫とのことでひと安心。

発売から1週間が経った『猫と五つ目の季節』をおもむろに取り出し「あのー、先生、事後報告で申し訳ないのですが」と“ダライラマ先生”についてお伝えし、本を進呈した。「君はなんでもできるんだねえ」と先生はニコニコ顔で喜んでくれて、山下洋輔さんの話(訪問診療をされていたことがあるそう)や音楽の話で賑やかに盛り上がった。お時間あるときに読んでいただけたら嬉しい。・・・と思って帰宅した後、ポチの最期のころ自然療法の病院にダライラマ先生に内緒で数回通ったことがバレてしまう…ということに気づいた。先生がこの物語をどんなふうに読まれて、どんな感想を持たれるかに興味がある。帰りも手を振って見送ってくれて、ポチを連れて連日通ったころの厳しい顔とは全然違って柔らかい。その顔を見るだけでなんだかいろいろなことが思い出されて感慨深かった。

先生と談笑している診察室から覗く奥の廊下で、ケージの中で猫がブルブル震えながら神経質に動きまわっていたのが忘れられない。野良猫が捕らえられてTNR(捕獲/避妊/解放)で地域猫にされるのだろうか。きれいな猫だったからまた元気に町を駆けまわってほしい。ポチ実も僕が捕まえてうちの猫にしなかったら今頃どんな猫になっているだろうか。夜になってポチ実は注射の恐怖からケロッと立ち直ってご機嫌に過ごしていた。「こんな不確かな日々を想うとき、嫌なことから忘れていけたなら」という「猫町オーケストラ」の歌詞はきっと僕自身が美しく生きる猫を羨んだ歌なのかもしれないな、とそんなことを今日は思った。


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2015年09月30日

明日から「kissa kichijoji 猫のいる暮らし展

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札幌から帰ってきて電動ドライバーでネジを打ちこんだりペンキを塗ったり、足りないものを買いにホームセンターに走ったり、そして今も今夜の搬入作業ぎりぎりまで写真やパネルと格闘していますが、いよいよ明日から10月、一ヶ月間まるまる吉祥寺は「猫まつり」の街となります。僕はまず明日からコピス吉祥寺での「kissa kichijoji 猫のいる暮らし展」での展示を近藤研二さん、大塚いちおさん、イナキヨシコさん、石坂しづかさん、木下綾乃さんと。果たしてどういう空間になるか楽しみです(今は時間との戦い中です)。


2015年10月1日ー10月31日 @ 吉祥寺 coppice KICHIJOJI 5階アートギャラリー
“kissa kichijojiー猫のいるくらし展”

参加者:山田稔明、近藤研二、大塚いちお、kissaporukka(イナキヨシコ+石坂しづか+木下綾乃)
吉祥寺猫まつり2015


2015年10月11日(日)@ 成蹊大学 6号館4F 大教室、B1F カフェ&ホールCOMMichi
“吉祥寺ニャンポジウム”

入場料500円(高校生以下200円)
※入場料はむさしの地域猫の会への寄付となります

プログラム(12:30開場/入退場自由)
13:00-14:30 「 みんな生きている〜飼い主のいない猫と暮らして〜」上映
15:00-17:00 シンポジウム & 意見交換会
【ゲスト】泉悦子監督、NPO法人ねりまねこ 、むさしの地域猫の会 、
     成蹊大学Unimal project、猫の森・南里さん、山田稔明(GOMES THE HITMAN)
17:30-18:30 チャリティーライブ
【出演】山田稔明(GOMES THE HITMAN)  
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2015年09月26日

猫騒動 6thシーズン(1)猫とまた新しい季節

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ようやく小説「猫と五つ目の季節」の校正が終わり(果てのない作業でした)来週には印刷が始まります。6月から3ヶ月、週のうち5日間(土日祝日以外)の午前中に原稿用紙4枚ずつ書くというなかなかタフな作業でしたが(8月は朝から夕方までかかることもあった)実際に本になると思うとわくわくします。栞の色をポチの毛色に近づけたり、装丁をあれこれ試したり、カバーの写真を考えたりするのはCDを作るときの諸作業にとてもよく似ていて、写真家の斎門富士男さんと15年ぶりに連絡をとったりかつてお世話になったレコード会社関係者に相談したりして、まさに自分のキャリアを遡るような初秋でした。猫のことを書くと自分の半生を振り返ることになるとは。

先日玄関先でクルマの掃除をしていたら、犬を散歩中の上品な感じのおばさまがこちらを見てニコニコ笑っている。僕は軽く会釈をして「こんにちは」と声をかけると「今日は猫ちゃんいらっしゃらないのね?」とうちの二階の窓を指差して言うのです。ポチ実が通りに面した二階の窓からずっと外を眺めているのは僕も知っていたんだけど、そうやっていつもの散歩道で「あそこの窓には猫ちゃんがいる」と認識して楽しみにしている人がいることを、なんだか良いな、と思った。「今は一階のリビングで遊んでますよ」と言うと嬉しそうに笑っておばさまは手を振って去っていった。また今日も犬を連れたおばさまはうちの前を通るときに二階の窓に猫の姿を探すのだろうな。「ほら、猫ちゃんいたわよ」とワンちゃんに声をかけたりしながら。いよいよ夜は寒くなって、ポチ実は最近以前より少し甘えっぽくなってきた。今年の冬は布団に入ってきてくれるだろうか。

来週10月1日からいよいよ「吉祥寺猫まつり2015」が始まります。僕はコピス吉祥寺5階ギャラリーでの「kissa kichijoji 猫のいる暮らし展」、近藤研二さんと大塚いちおさん、そしてkissaporukka(イナキヨシコ+石坂しづか+木下綾乃)のお三方とで空間演出します。10月11日成蹊大学で行われる「吉祥寺ニャンポジウム」というのもとても意義のあるイベントになりそうです。キチムでの小説「猫と五つ目の季節」発売記念ライブももはやこの猫まつりの一環と言えるかもしれません。把握できないくらいたくさんの催し事があります。詳しくは吉祥寺猫まつりHPをご覧ください。札幌から帰ってきてからが展示の作業の正念場です…。

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2015年09月09日

山田稔明、初めての小説「猫と五つ目の季節」が発売になります

初めて小説を書いたのです。

僕は2001年にポチを飼い始めたときからずっと猫についての日記をつけていました。うちにやってくるなりポチは怪我や病気で病院通いが続いたので、それは「猫の看病日記」というタイトルで綴られました。10余年を元気に楽しく暮したポチでしたが、2013年からその日記は再開されることになり、去年ポチは15歳で旅立ちました。ポチのことを想うとき、いいときのことも悪いときのことも、本当に些細なことまでなんでも思い出せます。

猫についての小説を書いてみないか、という話をいただいたのは去年の晩秋でした。ポチ実という、死んだポチに瓜二つの仔猫が現れて、「信じられない」「奇跡だ」とか「できすぎた漫画みたいだ」とかいろんな反響がありましたが、「事実は小説よりも奇なり」を実際に体験して、エッセイを書くよりもそれを物語に昇華したい、と僕も思ったのです。年明けに草稿を書き、最新アルバム『the loved one』制作期間を経て、6月からひと夏をかけて原稿用紙200枚くらい書き散らし、組み立てて、まさに今日すべて脱稿したところで、まだあまり実感がありませんが、僕が書かなければならなかったものが書きあがったと思います。推敲の作業はまるでアルバムの曲順を並べたりミックスの微調整と同じで果てしなく、キリがなく、ものづくりの面白さと奥深さを改めて実感しました。

猫に九生ありということわざがありますが、奇しくも今日は9月9日、ポチ実がうちの猫になってからちょうど1年のこの日のタイミングに、胸を張ってこのお知らせができることを幸せに思います。タイトルは「猫と五つ目の季節」、初めての小説、11月3日に書店に並びます。10月には物語の舞台となった吉祥寺で先行発売イベントも決定。どうぞよろしくお願いします。


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 猫と五つ目の季節 山田稔明


 出版社:ミルブックス |2015年11月3日 発売 価格1300円(+税)
 四六版 ハードカバー 176ページ ISBN978-4-902744-79-8 C0093

 音楽家の<僕>が愛猫と過ごした愛おしい季節
 三毛猫ポチが招き入れた奇跡の物語

 日々のささやかな風景を鋭い感性で繊細に描写した歌詞で定評のある
 シンガーソングライター・山田稔明(ゴメス・ザ・ヒットマン)が
 愛猫と暮らした13年を魂込めて綴った、自伝的初小説

 ★内容紹介
 吉祥寺、葉山を舞台に繰り広げられる、猫と人との種と時間を超えた感動の物語。
 著者が経験した、奇跡のような実体験をそのまま小説にしました。心地よい感動の後
 自分にとって本当に大切なものは何か、それを見つめ直すきっかけを与えてくれる
 愛に溢れた物語です。さらには猫と暮らす上での大切な基礎知識も丁寧に描いており
 猫のことを知るため、猫を飼うためのマニュアル書としての実用面も兼ね備えた
 今までにない「猫小説」です。


 <発売記念ライブも決定!>

 2015年10月18日(日)@ 吉祥寺 キチム
 山田稔明『猫と五つ目の季節』発売記念ライブ
 LIVE “猫と五つ目の季節”

 18:30開場/19:00開演/前売4000円(ドリンク代別途)
 出演:山田稔明 with itoken、近藤研二 他
 *チケット情報など詳細は追ってお知らせします



  
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猫騒動 5thシーズン(10)ポチ実がうちの猫になって1年/5thシーズンの終わり



あの夜からちょうど1年が経った。去年の今日、日付が変わったばかりの午前1時前頃、もうすでに窓の隙間から入り込んでうちのリビングで遊ぶようになっていたポチ実を、両手でガシッと捕まえてケージに入れて、覚悟を決めて窓を閉めた。それまで自由奔放に世界を行き来した野良猫ポチ実は「山田ポチ実」になったのだ。「猫に九生あり」といいますが、9月9日と9が並ぶ、満月の日でした。自分が捕らわれたことに気付いたポチ実のパニックと反抗はものすごかった。ケージにシーツをかぶせてその夜を過ごし、朝が来て初めて撮った写真が上のもの(しばらくトイレのなかで座り込んで過ごした)。その目には不安とか悲しみとか絶望とかいろんな表情が見いだせる。それでも数日でポチ実は僕にも家にも慣れて、1週間経つ頃には楽しそうに駆けまわり、幸せの風が吹いたのでした。

2キロちょっとだったポチ実は1年経って経って5キロ(!)に。来客があっても昔みたいに気配を消したりせずにそろそろと様子を伺って姿を現すようになった。僕はポチのことを「日本で一番か二番目に可愛い猫」と紹介するのが常だったが、ポチ実もその「日本で一番か二番目」のどちらかになった。今でもポチ実の後ろ姿や伸びて寝ている背中にポチを感じることがある。パッと目覚めて躍動する姿は若々しいポチ実そのものだ。僕は一匹の猫の中にふたつの魂を感じているのかもしれません。健やかに長生きしますように。ハッピーアニバーサリー。

1年前の9月のはじめは日がな庭に出て猫とのかけひきをやっていたから雨が少なかったのだな、と思い出している。早く快適な秋の季節がやってくるのを猫と一緒に窓際でずっと雨が続く灰色の空をうらめしく見上げながら願っているところだ。5thシーズンはこれで終わり。次からは6つ目の季節。



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2015年09月02日

猫騒動 5thシーズン(9)ポチそっくりの猫登場から1年…



今日でポチ実がうちの庭に現れてちょうど1年になりました。上の写真は庭で初めて撮ったポチの姿。思い出すと1年前の9月1日は下北沢leteでライブで、終演後高橋徹也さんと遅くまで打ち上げをして、その翌朝にポチそっくりの子猫と対峙したのですが、奇しくも昨日もタカテツさんと一緒だったから1年という時間を興味深く感じます。ポチ実登場で騒がしくなったうちの庭、それから7日間の駆け引きが続くことになり、僕のインスタグラムはどんどんフォロワーとコメントが増えていきました。それまでポチの不在で色をなくしたままだった風景がぱっと華やいで、重たい身体がとたんに軽くなったことをよく憶えています。

今日は朝からどんよりと曇り雨に濡れた庭を指を加えて見ていたポチ実でしたが、午後からパッと久しぶりに晴れ、意気揚々とお庭のパトロールに出かけて満足顔。チミは毎日面白い。毎日笑わせてくれるし、毎日むずがって面倒くさいけど、可愛い。僕の暮らしに賑やかな通奏低音を鳴らしてくれるポチ実は宝物のような存在です。可能な限り元気で長生きしてほしいな。ライブのたびにファンの皆さんから「これ、ポチ実ちゃんに」といろんなものをいただきますが、ポチ実はなんでもちゃんと遊んでくれるのです。これから1週間は去年の初秋の一喜一憂の日々を追体験しながら過ごしたいと思います。いろいろなものことに、感謝。



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2015年08月26日

猫騒動 5thシーズン(8)季節をひとまわり



夏が終わる。あんなに暑かったのがウソだったみたいに寒い雨の8月の終わりに僕らは「嗚呼、夏が終わる…」と感傷的に遠い目をするのだ。東京で猛暑日の連続記録が出たころはポチ実もさすがにぐったりと身体全面を床につけて毎日をやりすごしていたが、総じて元気で健康的で毎日(雨の降らない日は)庭の散歩をし、蝶々を追いかけ、蝉を捕まえ(ときどき食べ)、カナヘビの尻尾に翻弄されたり、昨日などは雨後に現れた大きなヒキガエル(これは写真が気持ち悪すぎてインスタグラムにはアップしなかった)と対峙して固まったり、夏休みの子どものように楽しい日々を送った。

1年前の今頃のことを思い返す。今年より暑い日が長くて、たくさんのライブに明け暮れた僕はぐったりと夏バテしていて、ポチがいなくなって2ヶ月経っても心にぽっかりと開いた穴はそのままで、プールからあがった後みたいぼーっとして重だるい体を引きずって溜息をついていたように思う。GOMES THE HITMAN再始動のミーティングも始まった頃。9月最初の日、気持ちを切り替えなければ!と下北沢leteでのライブで夏を見送った。ポチの生まれ変わりのような仔猫ポチ実が庭に現れたのは9月2日で、来週でもうすぐ1年になる。ポチ実と季節をひとまわりだ。下の写真は最初に写したポチ実の姿。この瞬間をずっと忘れることはないだろうと思う。

ポチ実の姉弟のチッチとミンミは先週末の譲渡会でいい出会いがあり、姉弟揃ってトライアルが始まるそうで嬉しい。ちょっと前に家から脱走してしまった加古川チャッツワースのチャオ実も翌日には無事保護されて胸を撫で下ろした。五十嵐くんちのミルクもどんどん大きくなって顔もきれいになって安心だ。近藤さんちのモイは王子様のように可愛いからまたそろそろ会いにいかなきゃな。猫たちにもそれぞれの暮らしが流れる。この猫騒動ブログももうすぐ1年。魔法じかけの日々は続いていく。猫は僕にとってのラッキースターである。

猫の健康管理士という資格があって、ポチ実の長生きのために勉強を始めた(通信教育で)。猫騒動はまだまだ続きます。


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2015年07月09日

猫騒動 5thシーズン(7)リアル猫町オーケストラ



去年からわが家に定期的に訪れる野良猫がいる。どうやらポチ実のお母さんらしいということが判明、チミママという名前を付けて観察していた。猫の親子の関係というのをインターネット上で調べてみると、生まれて3ヶ月ほど経って親離れ/子離れすると「自分が誰の子か」「誰が自分の子か」というのを忘れてしまう、というのが定説のようですが、塀の上でじっとポチ実を見つめるチミママ、「ウウウ」と静かに唸りながらもチミママの姿を追うポチ実の姿を見ているとそこには僕らにはわからないコミュニケーションが存在するのではないか、と思わずにはいられないのでした。

そんなチミママが春になってどうやらまた赤ちゃんを身篭っているみたいだ、ということになって長いこと姿を見ないと心配になって、かと言ってもうちの庭に現れてもどうしてあげることもできないでいた。チミママとその子ども2匹を最初に発見したのは近藤研二さんで、近藤さんはうちに何かを返却しに来る途中で小さな猫の影に気づき、僕もすぐに駆けつけた。生後2ヶ月くらいだろうか、2匹の仔猫はかわいいキジ柄で、ぴょんぴょん跳ねて可愛い。チミママは鋭い眼光で僕らを睨みつける。仔猫にそれぞれ「チッチ」と「ミンミ」と名づけて(勝手だな、人間は)それから毎日気になって猫を見に通ったのだけど、ある日からぱったり姿が見えなくなった。



「チミママとチッチとミンミがいる場所がわかりました!」と連絡をくれたのはむさしの地域猫の会のスタッフの方だった。僕のインスタグラムを見て気になって、情報網を駆使して突き止めたのだ(猫ネットワークってすごいのだ)。そしてなんとチミママ親子が居場所を移した先は去年の猫騒動で尋ね猫「チミオ」の貼り紙がきっかけで知り合った一本向こうの筋に住むAさん宅の庭だった!僕は近藤さんと連れ立って猫のエサとかおやつとかを紙袋いっぱい用意してAさん宅を訪ねた。Aさんは不在だったのだけど、お母様が出てくるなり「これは、チミちゃんところの山田さん!こちらはモイちゃんのパパ!」と僕らのことをご存知だった。ここ数日の様子をお聞きして、チミママたちにあげるためのフードやおやつをお渡しした。結局むさしの地域猫の会の方と相談して、仔猫たちは保護して里親探し、チミママは不妊手術を施してもとの場所に戻し地域猫として人生を送ってもらう、ということに。捕物帳の舞台はAさんのお庭ということになる。

それから数日後にメールが届き、親子とも無事に保護して病院で診てもらったとの連絡。仔猫たちは病気もなく健康で、チミママは不妊手術を受けて数日静養した後元いたところに戻した、とのことだった。チミママは「元気に駆けていった」そうだ。ポチ実の弟妹のチッチとミンミはこれからむさしの地域猫の会が主催する譲渡会で家族を探すことになるのだろう。その後届いたAさんからのメールには「1週間ほどでしたが微笑ましい姿を楽しませてもらいました。仔猫たちの可愛らしさはもちろん、チミママは小顔美人で、時に仔猫のように一緒に戯れたり、がまんしきれずに先にご飯を食べてしまったり、でも人の姿を見ると激しく威嚇して母性を発揮していました。仔猫たちを呼ぶ声の何と優しかったことか。」とあり、捕らえられて仔猫から引き離されたチミママの気持ちを思うとつらく哀しく、むさしの地域猫の会の会長さんからも「この子たちにとっての幸せはなんだろう?これで本当にいいのかな?と自問自答しながらも、それでも外で暮らす猫たちの過酷な環境や病気になったり怪我をしたときのどうしようもなさを見るたびにやっぱりできるだけ保護するべきなんだと思いなおします」と逡巡するメールをいただいた。

チッチとミンミが優しい飼い主にもらわれますように。そしてこの長雨が早くあがって、またいつもみたいにチミママが長い尻尾をひらりと揺らして塀づたいにあらわれてくれないか、と思う。長い手足と小さな顔の美しいお母さん。ポチ実もチミママが来るとシュッと背筋が伸びる。左耳に地域猫の示すカットが入ったチミママよ、こんな不確かな日々を思うとき、嫌なことから忘れていけたならいいね。美味しいものをあげる準備はできている。


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2015年06月30日

猫騒動 5thシーズン(6)ようこそ後輩


友人でありバンドメンバーの五十嵐祐輔くんが仔猫を飼い始めた。先週鎌倉molnでのライブの際、ちょっと立ち寄って愛でるつもりが、あまりに小さく痩せていて儚く、少し元気もないように見えたので心配になって、その後もずっとやりとりを続けていた。「猫はいいよー」「五十嵐くんも実際に猫と暮らすようになったら張り子の猫の絵が変わってくるかもよ」「人には、猫を飼う人生と飼わない人生のふたつしかない」と背中を押した手前もあり、昨日再び五十嵐ミルクと名付けられた仔猫を訪ねることにしたのです。ご近所の近藤研二さんと連れ立って。近藤家は乳飲み子だったモイを立派な(元気凶暴な)猫に育てた直近の経験があり心強い。

まず大船のペットショップで仔猫用のフードやブラシ、タオル、ウェットティッシュ、猫のおもちゃなどを購入。カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュで待ち合わせて仔猫のもとへ。やはり近藤さんから見ても仔猫ミルクは小さく頼りない。多分五十嵐くんちのミルクはキジ白のオス、多分生後1.5ヶ月くらいで、少し栄養が足りていない。それから3時間くらい、何を教えたということもないが、遊ばせ方とかご飯の皿の高さとか(買ってきてあげた半生のフードをペロリと食べてくれた)、トイレの場所などを話しながらの3時間くらい。仔猫にとっては大きな人間が何人もやってきて緊張しきりだっただろうけど、五十嵐家にとっては何らかの役に立ったのではないかと思います。猫先輩は後輩に厳しくも優しい。


仔猫時代というのはあっという間の時間だ。ポチ実はわが家の庭に現れたときはもう2ヶ月半くらい、四肢もしっかりしていて、仔猫の時代の最後の頃だった。駆けまわり、眠さと戦いながら遊ぶその姿はとても可愛くて、僕はポチの仔猫時代を知らないので「ああ、ぽっちゃんもこんな感じだったんだろうな」と想像し追体験した。ご近所近藤さんちのモイも遊びにいくたびに大きくなった。ミルクもきっと寝て起きたら大きくなっているような超成長期間のはずなのでその貴重な時間の一瞬一瞬を五十嵐くんには謳歌してほしいなと思う。そして、またこれで鎌倉に遊びにいく理由が増えたことがとても嬉しい。




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2015年06月19日

猫騒動 5thシーズン(5)ポチの一周忌



去年の6月19日は長い長い一日だった。夜明け前、目を離した隙に(寝落ちしたんだな、僕が)具合が悪くて動けないはずのポチの姿がどこにも見えなくなって、家じゅうを探して結局どこから入ったのか寝室のベッドのマットレスの下でぐったりしているポチを見て、病院に入院させて少しでも楽になるような積極的な治療をしてもらおうと決めた。朝いちで病院に連れていって、そのまま深大寺に行って病気が治るように祈祷してもらった。ちょうど桜桃忌だったので帰る途中で禅林寺に寄って太宰のお墓に御参りもした。15時半くらいに病院から電話がかかってきて駆けつけるとポチは心臓マッサージを受けていて16時過ぎには冷たくなったポチを連れ帰って僕は家のリビングで座り込んでいました。

「そんな保冷剤なんかじゃだめだよ」と友だちがドライアイスのブロックをいくつも買ってきてくれて、「なんも食べてないでしょ」とイトケンさんがお寿司を買ってきてくれて(ポチが好きなカツオも)、ヒックスヴィル中森さんが花を持ってきてくれて、お店が終わった長男堂店主がおむすびを作ってきてくれて、立派なお通夜でした。僕は寝不足のままグビグビとビールを飲んでしまっていたのでうつらうつらと居眠りしたり意味不明なことを言ったりしてみんなに笑われて、ああ、こういう感じってお通夜によくあるなあ、親戚同士の喧嘩や小競り合いが起こったりもするんだよなあなどとぼんやり1年前の夜に考えたのでした(このときご近所の近藤研二さんと知り合っていないということが今となっては不思議ですね)。

1年後の今日は雨の1周忌、お昼から夜までリハーサルでした。ちょうどポチが旅立った時間の頃から「些細なことのように」「ポチの子守唄」「日向の猫」と近藤さんも含む8人での演奏で、僕は結構感極まった感じになってしまって、みんなにそれがばれないようにするのに必死でした。ポチの一周忌に一番近い土曜日を選んでライブを決めたのは去年の12月、僕の誕生日でした。たくさんの仲間の協力でできあがった、愛猫ポチに捧げた『the loved one』を明日から皆さんに届けられることがとても嬉しいです。家に帰るとやんちゃ盛りのポチ実が駆けまわって夜の運動会を。今日は今日でいい日でした。明日は今日よりもっと良い日になると思います。




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2015年06月18日

ついに到着|山田稔明『the loved one』CDが間に合いました



1997年に初めてCDを自主制作してから18年。何枚作ってもなお製品盤のCDが届いてビニールの封を開けるときには興奮するしわくわくどきどきして、嬉しい。さっそくプレイヤーで再生してみると制作時から幾度となく聴いてきた歌たちが静かに自分の手から離れていくようないつもの感覚がある。愛猫ポチの一周忌の前日に『the loved one』が届いた。友だちが雨の中わざわざお供え物を持ってきてくれた。昨日もらった花も飾った。1年前の今日は全然違う日だったし、こんな1年後があるとも知らなかった。毎年たくさんの花をつける庭の紫陽花がなかなか咲かないのは、ポチがどこかで独り占めしてるからだろうか。これから毎年この季節に僕は何かしらの句読点を打つのだろうか。「これを作らなければ先に進めない」と思って始めた作業がついに完了した。これからはこの歌たちを皆さんにたくさん聴いてもらえるように広めていきたい。



2015年6月20日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
山田稔明ニューアルバム『the loved one』発売記念ライブ
“夜の科学 vol.47ーfor the loved one”


18:30開場/19:00開演/前売4000円(1ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
itoken、安宅浩司、上野洋、海老沼崇史、五十嵐祐輔、立花綾香
special guest:近藤研二

山田稔明バンド編成での半年ぶりのライブ決定!新しい季節に
奏でる“愛”の歌たち。愛猫ポチの一周忌にお送りする特別な夜です。
待望の新作『the loved one』お披露目のレコ発ライブをお見逃しなく!
完売御礼!立ち見当日席の申込を受付中です

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL:03-5795-1887



  
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2015年06月15日

猫騒動 5thシーズン(4)初めての夏が来る



前回の猫騒動ブログから約2ヶ月あいてしまいましたが、春だった季節は夏へ向けて進む雨の洞窟に突入しました。猫にまつわる騒動が2ヶ月なかったかというと全然そんなことはなくて毎日ポチ実は何かを“やらかす”し、週に何日もご近所猫のモイと遊びにいくし、うちの庭には野良の不法侵入猫が現れるし、ポチ実のお母さん猫「チミママ」と網戸越しに対峙することも頻繁にあります(今日の午後もでした)。ここ最近では斜め向かいの空き家から仔猫の声が聞こえてきて(ここはポチ実が生まれた空き家だと思われるのですが)昨日お家の持ち主が掃除をしにきたところを見計らって挨拶にいき、猫が出産しているかもしれないことを報告、相談したり。まあ、言ってみれば毎日が猫騒動の連続なわけですよね。

そしてひとつ、お伝えするのが遅くなりましたが、春のGOMES THE HITMANのライブと吉祥寺にじ画廊でのイベントで募ったむさしの地域猫の会募金箱に入っていた10,101円を会に寄付しました。ささやかな貢献ですがとても喜んでもらえました。仔猫が生まれる時期に何かの役に立っていたら嬉しいです。お心遣いいただいた皆さまに感謝を。今度は6月25日の木場 EARTH + GALLERY《Art × Music for CAT LOVERS》に募金箱持っていきたいと思っています。ふと気づけばあれから1年が経とうとしていて、ああ、いろいろなことがあって今このときに繋がっているなあ、と考える。

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ポチはちょうど去年の雨の季節に具合が悪くなり、6月4日からかかりつけの病院に通い始めました。重度の腎不全でした。ちょうど1年前の今日くらいにはご飯も水も飲めなくなって、神頼みの祈りにも似た思いを抱いてホメオパシーの病院のドアを叩いたりしている頃。苦しむポチの背中をさすりながら夜も寝ないで看病するというタフな日々は果てなく続くかと思われました。「ポチの回復日記」と希望を捨てずに名づけた詳細なメモを取っていたので今でもそれを読み返すとその頃のことを鮮明に思い出せます。そして深い溜息と涙と後悔のような念が混ざり合い、リビングに飾ったポチの大きなポスターに語りかけ、床に転がって遊ぶポチ実を見つめるのです。1年前に書いていた日記はこんなふう。


<2014年6月13日(金)>
朝、9時過ぎに病院行くもA先生おらず一旦帰宅。よだれ、その後黄色い胃液を吐く。ちょっと落ち着く。楽になった?A先生を待つ。10時半に再び病院へ。診察台の上で失禁、でもこれでかなりおなかが楽になった?腎臓の数値が非常に悪いからその通りの症状が出ている。正直やれることがない、と。体重はなぜか今回も変わらず4.8キロ、それほどひどい脱水でもないらしい。昨日200mlちょっと輸液したことを伝えると、数値を調整するために朝の診療では輸液を入れないことに。吐き気止めの注射2本とステロイド?もう1本黄色い注射を。フォルテコール半分と心臓の動きを良くする薬半錠。夕方もう一度通院することに。
(注射料2100円/内服薬500円/合計2808円)

帰宅後唾液のような透明なものを吐いて、しかししばらくは落ち着く。15分間隔でえづきはあるが、目をつぶって休めているように見える。夕方にもう一度A先生に会えるのが救い。泣いてるヒマはないが涙が出てくる。この感情はなにか。15時くらいから吐き気が増えてきた。5分間隔。ノドの下、胸をさすると気持ち良さそうにする。断続的に頭を沈めて休む。そして吐き気で頭をあげる。

今日二回目の午後6時半の診療。顔が少ししっかりした?と僕も思うし先生も言う。
栄養入りの輸液注射を2本と吐き気止め2本。飲み薬も同じだけ。「治ってくれよ〜」と先生。願う。
(注射料2800円/合計3024円)

帰宅後唾液のような液体をまた吐く。これでかなり薬も吐いてしまったのでは?と思うが、その後落ち着き、休む。しばし仮眠。真夜中の2時、吐き気が止まらないためやむなく24時間やっている救急病院を探して車を飛ばす。血液検査、そして吐き気止めを2本。腎臓の数値は前週よりはマシ?帰宅後また少し吐き、その後落ち着く。5時頃から1階へ。窓際。ソファの下。好きにさせる。オシッコ。朝7時に二階寝室へ。日向の窓際で外を眺める。吐き気減って幾分穏やか。
(夜間診療6800円/血液検査2500円/注射2500円/合計12744円)


<2014年6月14日(土)>
朝の病院で昨晩のことを報告。真夜中でもしつこく電話を鳴らせば誰かが対応してくれるとのこと。黄色い輸液には少し栄養入りか。吐き気止め2本、ともう一本?いつも一本余計におまけしてくれる。錠剤の胃薬は自分で。フォルテコールと心臓の薬はまだあげられず。帰宅して、相変わらず波があり苦しそう。
(注射料2100円/内服薬900円/合計3240円0

知人から紹介しただいた自然療法の動物病院へ。1時間弱の車の長旅。予想に反して佇まいはティピカルなクリニック。ホメオパシーについて非常にわかりやすい話でいろいろ腑に落ちる部分も。注射を5種ほど。腎臓、肝臓、腸の動き、エネルギーの流れを助長するものなど。ホワイトボードの図を使っての説明は明快。ポチは疲れて眠るような顔。ポチの吐き気による空咳のようなものは腸から上がってきたガスのせい。ハーブウォーターのような薬。明日も昼前に来ることに。新しい始まり。
(初診料10000円/検査15000円/内用薬4000円/合計31320円)

帰路、かかりつけの病院へ。4.65キロ。診察時間過ぎても対応してくれて感動する。
肝臓のことも考えて腎臓の治療をしてくれている。吐き気止め。流動食を処方。
(注射料3500円/合計3780円)

帰宅。ポチ、いつものポチのよう。しっぽをあげて歩く。正直驚いた。嬉しい!水を飲むかと思ったが寸前でやめる。庭にも出る。葛湯をぴちゃぴちゃと舐めさせる。しっぽをあげて歩く。ソファを居場所の定位置にして、昨日までとは全然違う。さあ頑張ろう。穏やかに寝るポチにつられ自分も久しぶりに寝た。しかし3時頃から吐き気で苦しむポチ。ソファの下、風呂場の前、うろうろ。あごの下をなでたり背中をさすったり気分転換に庭に出たり。ゲップを出させたくて腸の薬を半かけ、「ガフー」と一発出て少し楽になったか。ソファの上で少し落ち着いたのは4時半。


<2014年6月15日(日)>
朝は気持ち良さそうに寝る。11時半からの自然療法の動物病院、昨日同様の注射と、お話。リラックスした穏やかな時間も、後に来た患者犬の大きな鳴き声でかき乱されてしまった。帰りの車で酔ったか唾液を流す。帰宅してぐったり。もう少し頑張ろう。
(診察料2500円/皮下注射12000円✕2日分/合計29354円)

お昼過ぎにかかりつけの動物病院、4.45キロ、体温37.8度。ぐったり。たくさんの複合注射を。
帰宅後、具合悪い。昨日が嘘のように。しかし体力回復してもうちょっとトライしたい。
夕方の診療はあきらめ、輸液セットをもらいにいく。
(注射料4200円/フード1350円/合計5994円/夜の分の輸液セット注射料3500円/合計3780円)

血便のような赤いシミをトイレに発見。オシッコは3度ほど。しゃがみこんだりヨロヨロ歩いたり。好きにさせる。夜になって庭で涼む。風が気持ちいいな。気分転換して好転しような、ポチ。ポジティブなヴァイブレーションを全方向へ。血尿続く。量はこれまでより増える。日付変わる頃にぐったりしたポチに輸液。続けてがんばってもらって液状健康補助食品をシリンジで。なんとか食べてくれた。薬を飲ませるのに難儀して余計な体力を使わせて申し訳ない。ブラシでのマッサージで帳尻合わせを。気持ちよくなったのか眠る。お風呂場で。ここ数日のなかでは断続的にだけど一番寝た夜かもしれない。起きるとポチは2階寝室にあがって、よだれを流して吐き気と戦っていた。ガスを吐き出せたので階下に連れて降ろしブラシで撫でて落ち着く。その後場所を変えながらえづきをやりすごす。気持ち悪さゆえの行為だろうけどしっかり歩いている姿を寝ぼけつつ眺めた。地震が数回。朝7時、待望の太陽、庭に出て紫陽花の下で数時間とても穏やかに過ごす。


こんな感じの日記が2週間分、最初はノートパソコンで書いていたのが途中からiPhoneのメモに走り書きになった。最期の2日、6月18日と19日の日記は書けず、思い出しながら後で補完した。ちょうどワールドカップで盛り上がっている時期だったけど僕は結局ひとつも試合を観なかったな。1年経って思うのは、今年はなんで庭の紫陽花が咲くのが遅いんだろうかということ。ポチは紫陽花がよく似合う猫だった。雨が少ない気がするのは、去年は本当に雨の日と低気圧がつらくて、太陽を渇望していたことを憶えているからか。愛猫ポチを看取った経験は僕にとって猫の病気についてもっと詳しく知りたいと欲するきっかけになった。同じ過ちを繰り返したくなくて、僕はこの夏から「猫健康管理士」という資格を受講することにした。ポチ実は6月後半生まれらしいから、物心ついて初めての梅雨を迎えてつまらなそうに窓の外をぼんやり眺めている。新しい季節はもうすぐ。

ポチがいない夏、ポチ実がいる夏。1年たって僕たちに初めての夏が来る。
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2015年04月23日

むさしの、猫の募金箱



昨日チミママがうちの庭にやってきたのにはわけがあって、彼女が寝床にしていたおうちがちょっとバタバタと騒がしくしてしまったからなのだけど、ポチ実はあれから窓の外を睨む時間が増えている。で、数日前にハクビシンがやってきて同じように騒然としたわが家にはいろんなハクビシン情報が集まってきた。「三鷹・吉祥寺界隈に最近特に多く現れる」「まさに今日井の頭公園で見た!」などなど。むさしの地域猫の会の会長ねこむらさんからもメールで下記のような連絡をいただいた。

「猫がいるところには結構ハクビシンがいて、武蔵野市にもたくさんいます。ハクビシンは爪が鋭く、子猫は襲われてしまいます。ときには成猫も・・・。最近では仔猫の天敵は、カラスとハクビシンです。もしもチミママが仔猫を生んでいたら・・・ちょっと心配です。疥癬などがハクビシンから猫にうつるケースも聞きます。ポチ実ちゃん、気をつけてあげてください。」

「疥癬(かいせん)/猫」で検索してみたらゾゾッと鳥肌が立つような記事が出てきて、ポチ実の最近の楽しみである庭の散策はしばらくおあずけにすることに。にすることに。ベランダから優雅に高みの見物で我慢してもらう。チミママとその子がハクビシンに襲われませんように。もし仔猫を連れてきたら地域猫の会に相談させていただく。ということで、ひょんなことで繋がったむさしの地域猫の会は武蔵野市のNPO団体ですが、今週末吉祥寺スターパインズカフェでのGOMES THE HITMANライブ会場に猫の保護活動のための募金箱を設置したいと思います。ちょっと気にしてもらえたら嬉しいです。吉祥寺に暮らす者として地域猫の会の活動に賛同します。

清水浩司さんと作った小説「コブルストーン」ができあがりました。ポケットサイズの物語、とてもいい感じ!

musashino
  
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2015年04月20日

猫騒動 5thシーズン(3)猫がやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!

この週末は奇跡みたいな猫の週末だった。金曜日にご近所の近藤研二さんから「猫を山梨までもらいにいってくる!」と連絡が来て「えええ!」と盛り上がって、自分のことじゃないのに親戚に子供が生まれる!みたなドキドキ感を味わう。そして近藤さんが猫を見つけた里親サイトを新着順に見ていたら、兵庫に茶トラの可愛い猫が里親募集中だったので加古川チャッツワース岸本さんに「この猫かわいいよー」とメールした。去年10月になくなったチャオにそっくりだったからだ。するとすぐ「山田くん、なんで知ってるの!?このコ明日うちにやってくるんだよー!」と返信が。なんとも信じられない偶然。運命の猫である。

そして土曜日、お昼から出かけていった近藤さんは夜になって可愛いサバ白猫を連れてうちの町に帰ってきた。頭の模様や色が去年8月に天国へ旅立ったマルオにそっくり。猫返し神社巡礼の霊験あらたか?いよいよ立川水天宮阿豆佐味天神社の信ぴょう性が増してきた。さっそく見にってその可愛さにメロメロに。近藤さんのインスタグラムはこちら



そして時を同じくして岸本さんのところにチャオそっくりな茶トラが到着。名前は「これしか考えられへん!」と「チャオ」に「実」をつけて「チャオ実」(チャオ実は女の子)にしたとのこと。それで僕もひそかに近藤さんのチビ猫を「マルオ」に「実」をつけて「近藤マルオ実」→「近藤マル臣」と呼んでたんだけど、一晩たってチビ猫にはマルオの“M”を継承した「モイ」という素晴らしい名前がついた(モイは男の子)。こんにちは、モイ。



日曜日になって朝イチで、ポチが最期までお世話になって今はポチ実が通っている近所の獣医さんへ近藤モイちゃんに付き添い紹介した(待合室に「ひなたのねこ」の本が置いてあって嬉しかった)。モイは片手に乗るような小さな乳飲み子でまだまだ手がかかって大きくなるまで大変。そして岸本チャオ実さんも人馴れしてなくて人猫関係を築くところからのスタートで根気が必要そうだけど、どちらのファミリーも猫がやってきた途端にパッと元気になった感じがして、猫ってすごいなあ…としみじみと感じ入っている。猫は自分で家を選ぶのだ、きっと。

そしてうちでガラガラガッシャンと走り回っているポチ実はますますたくましく育ち、今日も可愛い。最近チミママとその新しいボーイフレンドが庭先によくあらわれて、ポチ実は窓からずっと身体を硬直させて眺めている。春の季節、またチミママは新しい子を産むのだろうか。悩ましい猫問題である…。こうやって猫騒動はまだまだ続くのです。近藤研二さんとのデュオ、ユニット名のようなものを考えていたのですが、いい名前がつきそうです。5月3日の蔵前in-kyoでの木下綾乃さん原画展でまた3人でトークをして3度目のライブをすることになりました。そのときにでも名前お披露目したいと思います。


2015年5月3日(日)@ 蔵前 in-kyo
“トーク&ライブイベント「ねこのいる暮らし」”@ 蔵前 in-kyo

18:30開演(18:15- 入場開始)

出演:木下綾乃、山田稔明 with 近藤研二
料金:1,500円
30人の限定イベントにつき、ご予約はお早めに。

★ご予約はメールにて
millebooks@outlook.jp(ミルブックス)まで
件名に【5/3予約】、本文に「お名前、人数、メール、
ご連絡先電話番号」を記載の上送信ください。

蔵前 in-kyo(http://in-kyo.net
東京都台東区駒形2-5-1 柳田ビル1F
03-3842-3577 /12:00 - 19:00(5/3のみ -17:00)



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2015年04月14日

猫騒動 5thシーズン(2)出会いと別れの春

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ポチが天国へ旅立ってもうすぐ10ヶ月、そしてポチ実がうちの猫になって7ヶ月になった。実物を見て「こんなに大きいんだ!」と驚かれるほどポチ実はふくふくと太り、もう4.5キロくらいあるのではないか?ポチは最期4.8キロだったので間もなく1歳になるポチ実は育ちきった成猫になったのかもしれない。最近は来客があるとき無理やりポチ実をリビングに幽閉してお客さんの相手をさせている。最初はぶるぶると震えてパニックになっていたのが、なんだかそのうちもうあきらめてしまった感じになって、ついにお客さんの胸に抱かれるところまでになった。で、閉じ込めたドアを開けて「ごめんごめん、もういいよ」と解放してもちょっと距離をおいてこちらの様子を伺ってかくれんぼごっこしたりしてかなり興味はあるみたいなので、もう少しで誰とも仲良くできるウェルカムな性格の猫になるのではないかと楽しみにしている。

4月1日にアドヴァンテージ・ルーシーのアイコちゃんのところのリロが旅立った(リロの闘病記)。リロがまだちっちゃな仔猫の頃、アイコちゃんのパーカーのなかに抱かれてGOMES THE HITMANのレコーディングに遊びにきたときのことをよく憶えている。2004年、11年も前のこと。闘病中からいろいろ様子を聞いていたんだけど、亡くなった夜は猫を介して繋がったたくさんの友だちがチャット状態でリロとアイコちゃん家族を優しくねぎらって、とても美しいオンラインお通夜でした。なんでこんなに涙が出るんだろうかと不思議だった。ついこないだ経験した季節を猛烈に思い出している自分がいました。

先日も一緒にライブをやったご近所の近藤研二さんも愛猫マルオをなくしてもう8ヶ月、うちに遊びにきてポチ実と遊ぶときもカチコチのポチ実とは対照的に本当に嬉しそう。近藤家の新しい家族探しに僕も同行させてもらって、先週末は猫の譲渡会をはしごした。まず最初にずっと興味があったランコントレ・ミグノンの譲渡会。ここの猫たちはとてもキレイにケアされていて感動した。多頭飼い崩壊や育児放棄など猫が背負う過去はさまざまでいろんな想いが去来する。インスタグラムで見て知っていた「ル」と「ノ」という名前の2匹(頭にそういう模様があるのです)がトライアルにもらわれていく瞬間に立ち会うことができました。

ミグノンプランのすぐそばにあるTAS YARDというカフェで一休みしたあと、今度は中野方面での里親会へ。こちらにもたくさんの猫がいたが、高齢猫や目の見えない猫、人間に虐待されて片方前足がない猫、フーフーいって人に触らせない猫、もらわれていったのにまた出戻ってしまった猫などタフな人生(猫生)を歩くコたちが多かった。やはり思うこといろいろ。ミグノンも中野の保護団体もスタッフの皆さんが慈悲深く献身的で素晴らしかった。僕も近藤さんも猫疲れしてしまったのか帰り道は言葉数少なかった(あるいは物思いにふけってた?)。いろんな猫の物語、いろんな保護活動、いろんな譲渡会、様々な里親条件があることがここ最近改めてだんだんわかってきましたが、この日はこの日で行ってよかったなと思いました。

そうこうしていたら庭先にポチ実のお母さん「チミママ」がやってきました。まだまだ猫騒動は続きそうです。


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2015年03月31日

猫騒動 5thシーズン(1)新しい季節、春のスケッチ



春が来た。明日から4月だ。ポチ実は6月生まれだから当然初めての春。そしてうちの家の小さな庭は1年で一番いい季節を迎えていて、朝コーヒーを淹れて、庭に置いたベンチとか椅子、テーブルの上にMacBookを広げてあたたかい陽射しを浴びながらメールチェックしたりするのがとても気持ちがいい。去年は僕がそうしいてるそばにポチがいた。のそのそ歩いたり草の匂いを嗅いだり梅の木で爪を研いだり自由に過ごすポチが、今年はいない。その代わりに網戸の向こう、部屋のなかから僕のことを見て、口を開けずに「フーン」とつまらなそうに鳴いてふて寝しているポチ実が、いる。

庭で自由に遊ばせてあげたいと思うのだけど、やっぱりもともと野良猫だったポチ実を外に出すのはかなりリスキーで、事件が起こってからでは遅いわけで、僕は慎重にならざるを得ない。うちの猫になる前のポチ実は木に登り、屋根をつたい、塀をしゃなりしゃなりと歩いてとても器用な猫だったから(下記の写真参照)、外に出たら多分その気があればどこへでも行けるはずだ。パニックになったり、急に野性が戻ったりする可能性も大きい。しかし今思い返しても去年の9月に現れたときのポチ実の姿は自由で気ままでとても美しかった。



それで、やっぱり僕はこの1年で一番いい季節のわが家の庭でポチ実を遊ばせてあげたくて(この最良のシーズンは蚊の発生とともに終焉を迎える)インターネットでいろいろ探して猫用のハーネスを買ったのだ。首が締まらなくて、リードもジャバラのゴムで伸縮性があるやつ。赤と青があったが、ポチ実は女の子だから赤。注文して翌日にはクロネコが届けてくれて、ついつい僕のほうが興奮してしまって、「チミ!チミ!これで外を散歩できるよー」とバリバリと封を開け、取り扱い説明書を見ながらポチ実に装着した。まずは部屋の中でのトライアル。これまで何を買っても(おもちゃでもご飯でも猫タワーでも)主人の期待通りに喜んでくれたポチ実だったが、しかし、この猫用ハーネスはダメらしい。胴まわりをヒモで結ばれるとうまく歩くことができないみたい。匍匐前進みたいな格好になってしまう。長いこと慣れさせたらどうにかなるかもしれないが春のお散歩はおあずけだ。

納戸を探してみるとポチが使っていた首輪とリードが出てきた。ポチは晩年は庭に出てもパトロールを一周して、ひなたぼっこをして、たまにバッタをちょいちょい追っかけるくらいで、首輪やリードは必要なくなったのだけど、最初の頃はやっぱり心配で長いヒモを結びつけていた。猫用ハーネスがだめだったポチ実もこの首輪はどう?と試したが、なんだか首周りが太くて(肥満?)窮屈そう。ポチの匂いがするのかクンクン匂いを嗅いで興味はあるんだけど。自分自身が春の陽射しを浴びて気持よくなっているからこそ、僕の葛藤は続く。

ポチ実は以前より少し落ち着いたような感じがある。最近特にひとりで過ごす時間が増えたし、穏やかな顔で窓の外を眺めている姿はやっぱりポチに似ている。かと思うと、朝起きたらリビングの花瓶が倒れて床が水浸しになっていることもあるし、ソファとか絨毯に爪を立ててこちらの気持ちを逆なですることも毎日だ。2階の窓から見える満開の桜をこの小さな猫はどんな気分で眺めているだろうか。そして僕はなんとも言えない幸せな気分でその後姿を眺めている、そんな春だ。ポチ実は春を謳歌できるのか。猫騒動はまだまだ続く。







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2015年03月10日

猫騒動 4thシーズン(extra)チミママの建もの探訪

4thシーズン最後にスピンオフ的なエクストラを。昨日の午後、チミママ(ポチ実のお母さんと思われるキジ猫)が塀を伝ってしゃなりしゃなりと我が庭を横切っていたので「チミママ!」と声をかけたら立ち止まってこっちをじっと見た。相変わらず尻尾の長いきれいな猫だ。近所の猫ネットワークによるとこの猫はこの周辺に歴代どんどん猫を増やしている猫だそうで、猫の保護活動をしていらっしゃる方たちはなんとか一度捕獲して子を生まないように避妊手術をして地域猫に戻したいという思惑があるらしい。なかなか複雑な思いを抱かせる猫、チミママがポチ実を健康に産んでくれたと思うと感謝の気持ちも当然あるが、もちろん僕はチミママにはエサをあげていない。



チミママが香箱を組んで塀の上で落ち着いたので、2階でグーグー寝ていたポチ実を抱いて階下へおろし「ほら、チミママだよ!」と指をさしたら最初はボケボケしていたチミも、は!と気づいた。最初は敵だと思ったのかブルブル震えだし、尻尾が見たことないくらい膨らんだのだけど、そのうち神妙な面持ちに変わった。チミママは貫禄があり微動だにせずこちらを見ている。チミママはこれまでも何回かうちの庭に来たことがあるがタイミング悪くいつもポチ実はいなかったから「娘をよろしくね」と挨拶に来ているんだと思うようにしていた。ついに対面を果たした山田家の猫になったポチ実とチミママ。

見つめ合う心理戦は10分くらい続いたか、急にひょいっとチミママが身体を翻し塀の向こうへ消えていった。ポチ実はその後もチミママがいた場所やその向こう側を眺めたり落ち着かなかったが、何を思っただろうか。チミママも何を思ってこちらを眺めていただろう。猫の気持ちは知る由もないが、彼女たちには彼女たちの歴史があるのだなあと再確認した。その後ひどい雨降りになって「お母さん、雨宿りできてるかなあ」と話しかけたらポチ実は緊張しすぎたのか疲れて眠っていた。以前見たときよりもチミママのおなかが大きく感じられたのがなんともやるせなく難しい気持ちにさせた。もしまた庭に運命的な仔猫があらわれたらチミは妹弟を甲斐甲斐しく受け入れるだろうか。チミママ、ポチ実は幸せにくらしていますので安心してください。



何回も言うようで申し訳ありませんが、いよいよ今日が下北沢モナレコードでの「ひなたのねこ展」の最終日となります。いよいよ最後の最後。今日の夜から閉店まで在廊してそのまま撤収、久しぶりにポチをおうちに連れて帰ります。週末に売り切れていたアアルトコーヒーの「ひなたのねこブレンド」も若干数追加入荷。学校帰り、仕事帰りの夕ごはんや飲み会にぜひ今日のモナレコードをご利用ください。2月17日からの展示、たくさんの方に来ていただきました。さらには去年の春から各地のねこ展に足を運んでくださった皆さんにも心から感謝を。遠方で来れなかったけど念のようなものを送ってくださった方もたくさんいらっしゃいました。

本当にありがとうございました。


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2015年03月09日

猫騒動 4thシーズン(10)生活の残り香|4thシーズンの終わり

先週末、下北沢モナレコード「ひなたのねこ展」でのひなたのねこトーク&ライブが盛況のうちに終了しました。たくさんのお客さん、近藤研二さん、木下綾乃さん、ミルブックスにスタッフのみんなに心から感謝したいと思います。ちょうど去年の今頃は写真絵本「ひなたのねこ」の原稿を書いていた頃で、その初稿を読み返してみると(3月11日の日付で書いている)「このおうちは朝になると太陽の光でいっぱい/日向はまるでカリフォルニャア/小さなお庭のパトロール/僕らの世界は今日も平和さ」と普通に漢字混じりに書き出していて、そこから漢字をなくして現在の形になったのだけど、「ぼくらのせかいはきょうもへいわさ」は最初から明確なキーワードだったのだな、と気付く。

DSC01064

楽しみにしていたとても大切なイベントが終わったので、御多分にもれず僕もこの土日で<生活>といううすのろ、こと確定申告に手をつけたのだけど、レシートの山を整理しているといろんなことを思い出す。レシートの種類を分類して経費に関係ないものはゴミ箱へ、とさっさと終わらせてしまいたかった仕分け作業だったが、1枚1枚ながめては立ち止まってしまう。5月後半からのロヂャース(吉祥寺のディスカウントスーパーです)のレシートにはたくさんの種類の猫のごはんを1パックずつ買った記録があって、これは食欲がなくなったポチがどれか気にいるやつがないかを調べるためのトライだ(最後まで食べたのはCOMBOというウェットフードだった)。同じ頃にはすでにPOCHIバッジを試作するためのプラ板を買ったりもしてる。

いよいよご飯を食べなくなった数日後にはいつもは行かないペットのコジマで違う種類のフードに期待をかけたり、腎臓疾患に効くという水素水を買いにでかけたりもしている。6月13日のマツモトキヨシのレシートにはウェットティッシュとタオルを大量に、リポビタンDとか強壮剤も買い込んでいて、この日は胃液を吐いて失禁したポチを見て僕は初めて怖くなって泣いてしまった日で、心身くたびれ果てていたことを鮮明に思い出した(「おばあちゃん猫との静かな日々」の下村さんにメールで泣き事を言って「腎不全の猫っていうのは痛みとか苦しみをあんまり感じないらしいのよ」と救われる言葉をもらったのもこの日だった)。ポチが亡くなった6月19日を境に花を買ったレシートが増えて、IKEAに行ってフォトフレームをバカみたいに買ったレシートもある。病院通いの費用の記録は別のファイルにまとまっているのだけど(ものすごい金額でため息が出るね)こういう、日々の暮らしのなかの残り香に切なくなる。・・・と思っていたらポチ実がレシートの山にズサーッとヘッドスライディングをしてきて仕分けた束をめちゃめちゃにして、そんなセンチメンタルな空気は見事に撹拌された。「おま、やめれー!ポチはそんなことしなかったよ!」いや、そういえばポチもレシートの上で寝転がって僕を邪魔するのがこの季節の恒例だったなあ、などと振り返りながら。



ポチ実はふくふくと太り体重は多分4キロを超えた。このままだと肥満猫なので現在いろいろな策を検討中です。初夏生まれのポチ実にとっては初めての春。庭の梅は花盛りになって、こないだ庭師さんが切りそろえてくれた紫陽花にも新芽が。二階からはお隣の桜の木が見えるがまだ蕾は固い。毎年クロッカスが不意に花を咲かせる庭にはポチ実をまだ出すことができないが、窓を開けて(網戸はしめて)たくさん匂いを嗅がせてあげようと思います。

下北沢モナレコードでの「ひなたのねこ」展はいよいよ10日まで。今日と明日の2日間で終了です。先日のイベントの打ち上げで猫友だちのみんながポチの写真を見ながら「ポチは山田さんに飼われて本当に幸せだったねえ」と言ってくれて、そう言われると僕はもう本当に幸せで救われる。ポチ実、おまえもポチに負けないくらい幸せな猫にしてやろう。冬の終わり、春の始まり。猫騒動 4thシーズンはエピソード10を持ってファイナルとさせていただきます。まだまだ猫騒動は続くのです。5thシーズンにもご期待ください。


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2015年02月21日

猫騒動 4thシーズン(9)猫の町内会



昨日のこと、下北沢モナレコードで開催中の「ひなたのねこ展」、POCHIバッジが早々に売り切れてしまったので追加納品しにいくついでに数時間カフェに席を取って在廊させていただいた。金曜午後の落ち着いた時間だったけどお客さんといろんな話ができて良い時間でした。猫を2匹飼っているというカップルのお客さんとは「さかり」の話を。ポチ実とまったく同じタイミングで仔猫が盛ったのでインスタグラムを見ながら同じ気持ちで対応できた、とか。花を持ってきてくれた人もいたし、愛知県からわざわざお越しいただいた方もいらっしゃった。

そして同じ町内会の、うちのすぐ近所に住むAさんが展示を観にきてくれてびっくりした。Aさんは去年書いた猫騒動サードシーズンの重要登場人物。「気づいたときには関東での展示が終わっちゃっていたので今回楽しみにしてて…」と少し照れるAさんと下北沢のカフェでお会いするのは不思議な気分。そして気になっていたポチの姉妹である、チミヨ(ソラミ)ちゃんとサビ子ちゃんのその後のことを聴くことができたチミヨ(ソラミ)はいいおうちに里子としてもらわれたらしいが、サビ子はその強い野性のせいで人に慣れるのがまだ難しいらしく、引き続き態度を軟化して人と共生できるように練習しているらしい。サビ子は、しかし、ポチ実同様に今年になって発情期が来て、避妊手術を受けたとのこと。人が怖いのに全身麻酔されて手術されてサビ子もさぞかし辛かったことだろうね。人生いろいろで猫もいろいろだ。

このAさんのうちが実は写真絵本「ひなたのねこ」に載っている。「ねえねえ なにをみつめているの?」のページ、ポチが見据える赤茶色の家がAさんのお宅だ。こんなご縁がその後につながることをポチは予見していたのだろうか。奇しくもAさんと(同じく近所の)Bさん家族がチミヨと一緒にうちに訪れたのはご近所の近藤研二さんと初めてちゃんとお会いしてお互いの猫の話を聞かせ合って号泣した翌日。東京に暮らしていてこんなご近所付き合いがあるのが不思議。これもきっと猫が招いたサムシング・ストレンジ。

今週末はいよいよ2月22日で猫の日。ぜひ下北沢モナレコード「ひなたのねこ展」にお越しください。ラフォーレ原宿で開催されているCat's ISSUE POP UP STOREも楽しそうなので、下北、原宿、そして渋谷での僕のライブ、とはしごするのもお薦めです。






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2015年02月15日

猫騒動 4thシーズン(8)いい猫 わるい猫 ふつうの猫



愛猫ポチが逝って今日で241日、もうすぐ8ヶ月。そして生まれ変わりのようなポチ実がやってきてからは5ヶ月になりました。もちろんポチ実は可愛いんだけど、暴れて走り回って鳴いて、ポチに供えてある水を飲んだりカリカリを食べたり、やりたい放題の傍若無人で、いつもいつも口をついて出るのは「おまえは悪い猫だなあ…」「ポチはそんなことしなかったのに!」「このワルネコ!」という言葉たちだ。本当にポチはおとなしくて大人らしく思慮深く面倒をかけない猫だったのだなあ、と壁に貼った大きなポスターを眺めながら、そう思う。ポチはうちに来たのが2歳のときだったのでもう散々遊びに暮れたあとだったのかもしれないけれど、ポチとポチ実の性格には面白いくらいのコントラストがある。

いつかのブログに「ポチ実はポチよりも少しだけ器量が悪いところが先輩を立てて健気だ」というようなことを書いたことがあるが、この5ヶ月の間にポチ実の健康で若さ溢れる可憐さはどんどん研ぎ澄まされていて、写真だけ見ると本当にかわいい。どうかすると「ポチちゃんは“ブサカワ”というか愛嬌がある顔でしたけど、ポチ実ちゃんは本当にかわいいですねえ」などとふたりは比較され、それに対して僕が「いやいやいや、ポチもかわいい猫ですよ。“ブサ”は余計ですよ」と口角泡を飛ばすこともあるこの頃だ。なので、このポチ実の日々の傍若無人さというのは結果的に「ポチはあんなによくできた猫だったのに」というポチの品位を高める結果につながっているのであるから、そういう意味ではポチ実はポチ先輩を立てて健気だ、ということにもなる。

最近ポチ実はネコのぬいぐるみ(チミオと呼ばれている)を弟のように“かわいがる”のが日課で、どんどんぼろぼろになってきたチミオは2階寝室から1階リビングの間を一日に何往復もポチ実に首の後ろを噛まれて運ばれており、気づくと体を曲げて階段の片隅にうずくまっていたりするから不憫だ。ポチはこの騒々しい毎日を守り猫神のように眺めているだろうか。それともじつはポチ実の頭のなかで若猫ならではのやんちゃな季節を楽しんでいるのだろうか(イメージとしては超人バロムワンの目の中、左にポチ実、右にポチが乗って楽しく操縦している感じ。伝わらないだろうけど)。



そんなポチの姿をフィーチャーした「ひなたのねこ」展、おそらく最後の展示が来週から下北沢で始まります。去年の春から続いてきた展示、「最後」というのはもう写真絵本「ひなたのねこ」が残りほんの僅かになっているからで、本当にたくさんの方に観にきていただいてポチはとても幸せな猫だなと思います。今回はモナレコードのスタッフがいろいろ期間限定メニューを考えてくれて、どれだけ愛されているか…と感動します。ひなたのねこパンケーキ、クランベリーソーダ(「harvest moon」という曲に登場するから)、サニーレタスとフルーツのサラダ(『緑の時代』収録の「サニーレタス」がテーマ曲ですね)とわくわくします。盟友アアルトコーヒーの庄野さんは「ひなたのねこブレンド」を焙煎してくれて、それは店内でも飲めるし豆売りもします。そして栗コーダーカルテット、図書館、Controversial Sparkなどで活躍する音楽家近藤研二さんと「ねこをもらったよ」を上梓したイラストレーター木下綾乃さんとのトーク&ライブも残席わずか。これもいい夜になると思います。最後の「ひなたのねこ」祭りをお楽しみに。



山田稔明「ひなたのねこ展」@ 下北沢 モナレコード おんがく食堂


愛猫家として知られるシンガーソングライター山田稔明が愛猫「ポチ」との
何気ない日常を描いた写真絵本『ひなたのねこ』を発表。その発売を記念し
た写真展がmonarecords おんがく食堂にて開催されることになりました。

写真の展示に加え、イベント限定メニューやねこ好き・雑貨好きの方必見の
オリジナルグッズの販売、トーク&ライブイベントも開催します!

「猫がいる普通の生活を通して、それがいかに愛おしいものかということを
伝えたい、そして猫と一緒に暮らしている人だけではなく、それぞれにかげ
がえないものがあり、身近にある些細なことこそが大切なものだと、この展
示を通じて感じてもらえたら嬉しいです。」山田稔明

【日時】2月17日(火) 〜 3月10日(火)(定休日なし)
【場所】下北沢 モナレコードおんがく食堂(http://www.mona-records.com/
【時間】12:00〜23:30(土日は11:30〜)入場無料


2015年3月6日(金)@ mona records(2F おんがく食堂)
“ひなたのねこ” TALK & LIVE〜猫がつなぐ

出演:山田稔明 with 近藤研二/トークゲスト:木下綾乃(イラストレーター)
19:00開場/20:00開演/料金2500円(別途1ドリンク)

昨年春から全国を巡回してきた「ひなたのねこ」展の最後を飾る下北沢での
猫好きによる“集会”です(猫好きじゃないかたも安心してご参加ください)。
猫がつなぐ点と線、猫が招く運と縁に導かれての開催!
イベント期間中限定メニューのお食事もお楽しみいただけます。

GOMES THE HITMAN HPにて入場予約受付中

下北沢 mona records(http://www.mona-records.com/
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-13-5 伊奈ビル2F&3F
TEL: 03-5787-3326
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2015年01月28日

猫騒動 4thシーズン(7)猫返し神社 巡礼



昨日のこと、お昼から東京の西方、立川まで出かけて阿豆佐味天神社へ。そこで写真家の下村しのぶさんと待ち合わせてお参り。ここは去年ポチが天国へ旅立って2週間たった二七日忌の日に出かけていった神社。「またポチに会えますように」とお願いしにいった、そのきっかけはこの日のブログにまとまっています。「おばあちゃん猫との静かな日々」を上梓された下村さんと初めて会ったのはその二日後で(その日の日記)そのときは神社でもらった絵馬に愛猫照枝さんの絵を描き込んで差し上げたのでした。

猫返し神社に「またポチに会えますように」とお願いしてから2ヶ月ちょっと経ってうちの庭に現れたポチ実はまさにポチの生まれ変わりのような猫で、祈りは叶ってポチ実のなかのポチと僕は再会できたのです。僕はちゃんと御礼をしにいかなければとずっと思っていたのですが、下村さんも行ってお参りしたいということになって昨日の小旅行(立川は吉祥寺から意外と遠く、下村さんは僕より倍の時間をかけてやってきた)が決行されました。天気もよくあたたかで“聖地巡礼”にはうってつけの日でした。全国からやってきた愛猫家たちの願いを乗せた絵馬は風にカタカタと乾いた音を立てて、境内にはジャズピアニスト山下洋輔さんが弾く“越天楽”が流れていて、とても“気”が良い。背筋がすっと伸びるような時間でした。

その後五日市街道沿いのカフェで下村さんと猫の話を数時間。ポチ実が小さな頃の照枝さんに似ている!と盛り上がる。下村さんとは活動するフィールドもジャンルも違うのだけど、こうやって簡単に旧知の友だちみたいに打ち解けた会話ができるのは猫が振り撒いた魔法か。ポチ実は毎日日向の窓際でトリを目で追いながら変な声で鳴いて、走り回って、眠くなって丸くなって、また駆けまわって、まさに“元気”の象徴のようです。ポチが天国に昇って今日で223日、ポチ実がうちに来てから148日、まだまだ猫騒動は続いています。今日の荻窪6次元でのイベントも先週末の木下綾乃さんのとき同様とても楽しいものになるだろうなと容易に予想がついてワクワクします。たくさんのご来場予約をいただいているとのことで嬉しいかぎりです。当日券などについては直接会場までお問い合わせください。




2015年1月28日(水)@ 荻窪 6次元
『おばあちゃん猫との静かな日々』刊行1周年記念
“ねこむすびナイト”


下村しのぶ(写真家)
ゲスト:山田稔明(ミュージシャン)
聞き手:竹田理紀&澁川祐子(編集者)

おばあちゃん猫・照枝さんとの日々を写真と言葉で綴った
下村しのぶ著『おばあちゃん猫との静かな日々』(宝島社)。
刊行から1年、静かな反響を呼んでいる同書初のイベント!

写真家の著者による愛猫を可愛く撮るコツから、老猫との
暮らし方、看取りの話まで。ゲストに本を通じて知り合った
ねこ友のGOMES THE HITMANのVo.の山田稔明氏を迎え、
ねこが取りむすぶ夕べを開催いたします。

場所:荻窪 6次元
時間:19:00〜21:00
   山田稔明によるねこソングの弾き語りタイムあり
参加費:2000円(ドリンク付き/要予約)
予約:件名を「ねこむすびナイト」とし、名前、参加人数、
電話番号を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。
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6次元(http://www.6jigen.com/
〒167-0043
東京都杉並区上荻1-10-3 2F
03-3393-3539
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