2017年04月27日

冬越えの打ち上げ



昨日のこと。夜になって高橋徹也さん(以下、タカテツさん)と吉祥寺でHMV RECORD SHOPで待ち合わせて、お互いになんやかやとレコードを掘ったあとで名古屋と京都ライブの打ち上げを。2月からだいぶ時間が経ったけど、内容的にも興行的にも本当に素晴らしい旅だったからきちんと締めくくりをできてよかった。季節を越えてお互いのことをいろいろ話し、今作っている新しいレコードの話をする。とても刺激になる。あっという間にご飯屋さんは閉店の時間に。また一緒にまわる新しい音楽の旅の予定もそろそろ決めないとだ。

そう言えば、先日巣巣での片桐はいりさんを迎えたライブで、遊びにきてくれたタカテツさんは僕に「はいりさんにCDお渡ししたりするのって…失礼にあたらないかなあ」と問うてきたので「いや、渡したほうがいいよ!」と後押ししたのだ(はいりさんは打ち合わせのときにお渡しした僕の本もちゃんと読み終えてイベントに挑んでくれるような方だ)。「あの、おれなんかほんと何者でもないんですが、これ、よかったら」とCDをはいりさんに渡すタカテツ、「なんとも不穏な音楽をやってる僕の親友なんです」と紹介する僕、面白がるはいりさん。はいりさんのお宅で『The Endless Summer』が小さな音で鳴っていることを想像するのは、ちょっと楽しいね。  

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2017年04月18日

なんていうことないせわしない一日



朝からずっと本にサインと猫の絵を描きいれ発送作業、そして並行してひたすらカセットテープをダビングして夕方まで淡々と。その間ずっとポチ実は温かい日向で居眠りをしていて幸せそう。たくさんのご注文をいただいて昨日から200冊近くの『猫町ラプソディ』が飛び立っていっている。段ボールの山はかなり低くなってきましたが、まだまだよろしくお願いします。本が届いた方はぜひ「#猫町ラプソディ」とタグをつけてお知らせ下さい。

夕方からレコーディング。ギターとハーモニカを録って、エンジニアの手塚さんに送信。こちらの作業もようやく再開、5月には完成させたいところ。上野くんからは恵比寿でのライブレコーディングの音も早速送られてきた。7月に向けてのGOMES THE HITMANのスケジュール調整も始まったし、いろいろ課題は山積み。あっという間に夏が来て、秋かよとか言っているうちに冬になってしまうのだろう。時の流れに置いていかれないように。

季節はもう、今。  
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2017年04月11日

月曜日のあれこれいろいろ|夜の科学リハーサルDAY1



巣巣での片桐はいりさんを迎えた永井宏展LIVEが、練習から本番、打ち上げまでずっと楽しかったのが余韻としてずっと僕のまわりに漂っていて、うまく言葉にできないまま過ごしている。昨日は朝、お隣のノアちゃんちのお母さんに三毛猫が描かれたイスをいただいた。エッセイ集『猫町ラプソディ』には「お隣のノアちゃん」というエッセイが収録されるから、先に本をお渡ししたのだけど、とても丁寧な感想をいただいて嬉しかった。

巣巣からはしもとみおさんの木彫ポチ実を我が家へ連れて帰った。みおさんに来宅いただいて描いてもらったスケッチも一緒に。ポチの彫像と並べるとサイズ感がちょうどいい。またみおさんとは夏にご一緒する予定だ。ギャラリー芝生からはマメイケダさん個展で購入したハンバーグの絵を持ち帰った。一目惚れした、力強い、お腹の減る絵だ。さあ、どこへ飾ろうか、と右往左往していたら1週間近く姿を見せなかったチミママが塀の上に悠然と現れた。元気でいてくれてとても嬉しい。今年はいつもよりも寒い春だけど、気持ちのいい季節がもうすぐやってくるよ。

今日は冷たい雨の降るなか、お昼過ぎからでスタジオへ。今週末「夜の科学 vol.51」のためのリハーサル。ドラムはイトケンさん、ベースはえびちゃん、キーボードの真里さん。コーラスの綾香は風邪をひいたそうで大事を取ってお休みに。古い曲から新曲までたっぷり真剣に練習。今年初めてのバンド編成、合奏はやっぱり楽しい。初めて演奏する曲もあり、なんだかとても新鮮。『猫町ラプソディ』刊行記念ライブということで、楽曲と本をどう関連付けようかと思っていたのだけど、実際様々な歌を歌ってみると見事に様々な点と点が繋がっていくから不思議。夜まで練習してクタクタ。しかし心地良い疲れ。  
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2017年04月10日

桜の樹の下には|花森安治 to 死後くん



昨日のこと。砧公園に初めて足を踏み込んだ。ものすごいスケールの桜の木があって、雨が降っているのに人も多くて、ここまで“桃源郷”みたいな花を見たことは今までなかったかもしれないな、と思った。それこそ、この桜の下には何か得体の知れないものが埋まっているのではないか、と思うような桜だった。2月から始まっていたのに全然行くタイミングが見出だせず、いよいよ最終日になってしまった世田谷美術館での「花森安治の仕事ーデザインする手、編集長の眼」展に滑り込む。予想を越えたボリュームに圧倒された。

NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』をきっかけにして、花森安治について深く知りたいと思うようになって、様々な本やその仕事を後追いしてきたが、あふれるほどのアーカイブスを見ながら「わあ」「くー」と溜息や感嘆の声が何度も漏れた。前日に片桐はいりさんとお会いしたばかりだったので、『とと姉ちゃん』のなかではいりさんが演じた女学生時代の恩師「東堂チヨ」のために常子たちがその狭小な住まいを“リフォーム”するために作ったりんご箱の机の実物が飾られていて、瞬く間にはいりさんと高畑充希さんの映像に変換されて回顧された。観にきてよかった。

静かに刺激的な展示を見終えたその足で、経堂へ。ギャラリー芝生で開催中のイラストレーター死後くん個展『くさばのかげ』を見る。ちょうど死後くんが在廊していて、友だちにも偶然会えたりして嬉しかった。相変わらず死後くんの絵は、不穏で縁起悪くてナンセンスなのにいちいちチャーミングで、なんだか楽しくて良いのだ。思わず長居してしまいました。花森安治から死後くん、振れ幅が大きいのかどうなのか、とにかくたくさんインプットした一日でした。


チミママが姿を見せないままもうすぐ一週間くらい経つんだけど、お隣のノアちゃんママから「山田さんの留守中にチミママが紫陽花の庭を覗き込んでいましたよー」と連絡があり、昨日はお皿にご飯を置いて出かけた。帰ってきたら、ある程度食べて、より好みして少し残すチミママらしい痕跡もあり(チミママはどうやらフィリックスやわらかグルメがお気に入りみたいだ)雨上がりの今日くらいにいつものように現れてくれたら嬉しいな。  
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2017年04月07日

春の中央線散策



春の一番いい季節。お昼から阿佐ヶ谷へ出かけて坂本千明さんの紙版画作品展『生活』の最終日にすべりこみ。生活のモノコトを丁寧に刷りだした作品の数々に見入った。猫も日用品も愛すべき日々のひとつ。そこから西荻窪へ移動してウレシカで小菅幸子さんのブローチの展示、ようやく実物に触れられた。内山太朗さんのお皿も美しかった。

吉祥寺へ戻ったら近藤研二さんの家にたんこぶちんのMADOKAが遊びにきていたので立ち寄った。このごろモイが体調がいいので、いつもの楽しいプライベート猫カフェの様相。こんな春が迎えられて嬉しいな。夜になって、スターパインズカフェで高橋徹也さんと曽我部恵一さんのライブにお邪魔して堪能。曽我部さんは春の歌をたくさん歌ってくれた。僕にとってサニーデイサービスは『東京』なのでオープニングトラック「東京」を聴けて感慨深く、「桜 Super Love」の弾き語りも染みた。タカテツBANDも鬼気迫る演奏。「新しい世界」「大統領夫人と棺」と続く流れはちょっとぐうの音も出ないほど。こんな素晴らしいミュージシャンが友だちでよかった。新作アルバムが楽しみ。今年も推薦コメントの書き合いをするのだろうか。

帰宅後、夜遅くにヒックスヴィル中森さんが来宅して、明日の練習。たくさんの人に会った春の一日。夜桜がきれいで、この季節があと1週間くらいは続いてほしいですね。  
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2017年04月06日

季節はもう今



気持ちよく晴れると早起きできる。今日はそういう日だった。猫も機嫌がいい。朝からいろいろ作業がはかどり調子よく有意義な時間、一日がたっぷり長い。お昼過ぎから風が強くなってきたのだけど、誘われていたお花見へ。イラストレーター、デザイナー、編集者などいろんな職種が集まったが、ミュージシャンは僕とPLECTRUMのタイスケくん(10数年ぶりのアルバム完成おめでとう!)、tico moonの影山さんという新鮮な顔合わせ。局所的に、パラレルに様々な話題が錯綜する、楽しくて刺激的な宴会でした。桜も8割くらい咲いてたかな。週末くらいまでもうちょっと味わいたい。

ミルブックス藤原さんからエッセイ集『猫町ラプソディ』の製本サンプルを受け取る。思っていたとおりの色、手触り、読み心地。去年の秋から執筆を始めて年始から推敲作業、季節をふたつ跨いで桜の季節についに新しい一冊が完成した。嬉しいし、皆さんがこの本を手にする瞬間のことを考えるとわくわくするし、本屋に並ぶ風景を早く見たい。4月16日のライブで初お披露目、その日以降に通販プレオーダー分を発送、23日に一般発売となります。どうぞ、『猫町ラプソディ』をよろしくお願いします。


  
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2017年04月05日

天使たちの嵐のあと|吉祥寺でHARRYインストアライブを観た



先々週だったか、HMV record shop吉祥寺コピスのオープン前の内覧会に参加させてもらって、そのときに僕の目を釘付けにしたのは店内に貼られた「HARRY インストアライブ決定!」の文字だった。僕が高1のときに初めて組んだバンドはストリート・スライダーズのコピーバンドだったから、その名は僕の脳裏からは消えることがない。僕らが組んだバンドの名は「Empty Heart」、これもスライダーズの(正確にはHARRYと蘭丸のJOY POPSの)曲名からの引用だった。知り合いのHMVスタッフの方に「本当にHARRYが吉祥寺で歌うんですか!」と問い詰めると「こないだ渋谷HMVでもやったんですが、HARRYがスライダーズを4曲歌ったんですよ…」と息を飲んで言うのだ。わなわなと震える僕。

そしてHMV record shopコピス吉祥寺はオープンし、HARRYインストアライブの日がついにやってきた。その日僕は南青山ビリケンギャラリーでのライブだったのだけど、万難を排して開始時間にお店へ。びっくりするくらいたくさんのお客さん。やっぱりHARRYの歌を三多摩地区で聴くというのは特別な体験なのだ。僕が最後にスライダーズのライブに行ったのは中学生、高校1年のころだっただろうか。30年近くぶりということになる。ステージの方向へ進むと知った顔、は!元フィッシュマンズのギタリスト小嶋さんだ。こないだ西荻ラバーズフェスに続いてここでもばったり。「来てると思ったよ」と言われた理由は、小嶋さんと一緒になったイベントで僕がスライダーズの「Angel Duster」を歌って会場内が大合唱になってスライダーズ話で盛り上がったからだ。小嶋さんと並んでHARRYの登場を待つ。小嶋さんに「佐藤さんもスライダーズ好きだったんですか?」と訊くと「一緒にコピーバンドやってたよ。あいつはドラムだった」と胸が熱くなるエピソード。

そしてついにHARRYが登場。昼の3時なのに第一声が「ドーモ、コンバンワー」で最高。「ありったけのコイン」が始まって泣きそうになる。うっすらと至るところからシンガロングが聞こえる。全部歌えるよね。続いて「PANORAMA」、これは僕のなかでは後期スライダーズの範疇の、意外な選曲だった。そして続く「Midnight Sun」は僕がフォローアップできていないHARRYソロの楽曲だったのだけど、これがとても良かった。大人のブルースだった。本編最後は「BUN BUN」、1986年『天使たち』のなかの軽快なロックチューン。僕にとって最初のスライダーズ体験はこの『天使たち』というアルバムだったから、アンコールで「嵐のあと」を聴いてしみじみと感慨にふけったのでした。4曲30分、現在と過去を行き来するような不思議な時間だった。

興奮冷めやらぬ熱を冷ますために小嶋さんと賑わう吉祥寺のカフェでお茶。僕ら(僕と当時の同級生たち)はスライダーズを相当背伸びして聴いていたのかもしれないなあとリアルタイム世代の思い出話を聞きながら30年前を振り返った。2年前蘭丸(土屋公平さん)にお会いすることができて、そのときはブルブル震えながらサインをいただいた。この日HARRYのサイン会に並ぶことができなかったのはきっと僕が中学生みたいな爪先立った気分になったからだ。スライダーズの歌を聴いていつも思い出すのは、初めて組んだバンドでオリジナル曲を作ろうという話になったときのことで、ボーカリストが(そのバンドで僕はギタリストだった)「外は雨/オレは風/ブラックジーンズを履いてる」という歌い出しを書いてきて、そのHARRY文法を模倣したフレーズをみんなでバカにして笑った放課後のこと。小嶋さんが「あの頃ペイズリー柄のシャツは基本」「HARRYが履いてるようなブラックジーンズなんて田舎じゃ売ってなかったよ」と言ったときに、またこの「外は雨/オレは風/ブラックジーンズを履いてる」を思い出した。きっと忘れることはないだろうな。

その日からずっと家でスライダーズを一日一枚ずつ聴いている。  
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2017年03月30日

吉祥寺の春



一昨日のこと。午前中から出かける用事があったので、ちょっと足を伸ばして井の頭恩賜公園まで散歩した。ちょっとくらいは桜が咲いてるかと思ったけどまだ全然で、でも人出は多くて春の予感は感じられた。池のスワンは大渋滞で、楽しげ。ちょっと歩くと、こんな状況でもブルーシートを広げて酒盛りをする団体もいる。僕が吉祥寺に住み始めて16回目の春だが、一番好きな桜は渋谷から夜帰ってきたときに何となく吉祥寺のひとつ手前の井の頭公園駅で降りて、公園のなかを突っ切って歩きながら見上げる青白い桜だ。井の頭公園は22時までに宴会を撤収しないといけないから夜遅い桜散歩が快適だ。

今日吉祥寺にHMV record shopがオープンしたのだけど、一足先に内覧会で店舗の様子を観させてもらったのも一昨日。昔吉祥寺にはレコファンもタワレコ(今とは違う場所、独特なセレクトの店舗だった)もHMVもディスクユニオンもあったのが、ここ数年はディスクユニオンと規模を小さくしたタワレコだけになっていた(ココナッツディスク、RAREという地域色の強いお店も健在)。レコード中心のラインナップ、想像していたより広くて、新しい文化的スポットになればいいなーと思う。なにより、レコード屋さんがいっぱいある街は刺激的で楽しい街だ。

旅立ちの季節だ。いつも聴いているラジオ「たまむすび」のパーソナリティ赤江珠緒さん、そしていつもお世話になっている杉真理さんの「アフタヌーン・パラダイス」のアシスタント葛野裕美子さんが今日の放送で最後だった。寂しくなるな。数ヶ月改装中だった近所のスーパーマーケットが今日リニューアルオープンしていた。ピカピカのきれいな床。照明も明るい。街にはずっと変わらない景色もあれば、少しずつ変わっていって、言うなれば、便利で快適で新しい姿に変容していくわけだけど、いろんな思い出とか記憶が色褪せないでどこかにちゃんと保存されたならいいのになあ、と思う春だ。  
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2017年03月29日

本を作る楽しみ



4月に発売になる『猫町ラプソディ』、その表紙とカバーの印刷立ち会いもつつがなく終了し、いよいよ印刷機がゴウゴウと音を立て始めました。どれだけ読み込んでも見つかる誤字脱字には「妖精の仕業だ…」と辟易しつつ、栞紐(本に付帯する布紐)の色を選び、さらに「はなぎれ」という、本文の背の天地両端に貼り付ける小さい布の色にもこだわりました。『猫と五つ目の季節』のときはポチの毛の色に近い茶色を選んだのですが、『猫町ラプソディ』がどうなるか楽しみにお待ち下さい。とにかく色鮮やかな、手にとったときに「わあ」と声が出るような本になったらいいなと思っています。

数週のうちに本が刷り上がってきますが、CDを作るときと同様にわくわくする時間です。このブログにも「猫」について書いたテキストがたくさんあり、「猫騒動」にいたっては大河ドラマのような様相を呈してきましたが、『猫町ラプソディ』にはブログからの転載はなく、すべてが書き下ろしの随筆です。もっというと、インスタグラムに載せると猫意識の高い方から怒られたり、呆れられたりするような内緒にしていたことも告白したりしています。20篇のエッセイ、そして去年「ねこ」という雑誌のために書いた寄稿文を少し手直しして序文としました。子どもの頃のことから現在まで、重たい話もくだらない話もいろいろ。主観と客観のバランスもとれた、時代を問わない良い本になったという自負があります。楽しみにしていてください。

春の気配。本を数冊カバンに入れて、旅に出たくなってきました。


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2017年03月23日

なんてことのないウィークデイ日記



平日は自宅で実に地味な作業をやっているわけですが、先週はお世話になっているポップス界の先輩から「山田くんの言葉が合うと思ったんだよ」と歌詞を依頼されて数日かけて提出。その歌詞で歌われたデモが届いて、思った通りの風通しよさで嬉しかった。いろいろうまくいけばいいなと思う。九州佐賀の母校、東明館学園で春のお祭りがあるということでお誘いを受けたのだけど、スケジュールが合わずビデオメッセージを送ることになって、昨日はその撮影をした。東京に行かないといけない、という焦燥感とともに飛び出した故郷から、25年経ったこの頃はいろんなお声をかけていただいて光栄。

先日ギャラリー芝生にポチバッジ展のオーダー分バッジを納品に寄って(大変お待たせしていますが少しずつできあがっています)マメイケダさんの展示を見て、お腹が減ってくるその絵に静かに感動した。行きたい展示、これから始まるものも含めてたくさん。ライブをやらせてもらう猫ラボさんの「猫のいるところ」、ぱんださんの小径「灯台守のうた」どちらももう始まっている。今週末からは巣巣でのはしもとみおさんの個展「机の上の犬と猫」もスタート。「花森安治の仕事」展にも行けてないし「DAVID BOWIE is」展にも終了前にもう一回行きたい。DMをいただいた坂本千明さんの「生活」展、内山太朗・小菅幸子の二人展「春の魔法」、死語くんの個展も気になる。ばたばたと慌ただしい日々にこそ、気になるモノコトがいっぱい。

今日はこれから打ち合わせ。そして自宅で実に地味な作業の続き。  
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2017年03月21日

なんてことのない三連休日記

 

三連休初日はHARCOとのレコーディングで真面目に仕事モードだったんだけど、帰り道に久しぶりに三鷹の名店パレードに寄ってレコード掘りをきっかけに、なんとなく休日モードに。『猫町ラプソディ』は英語でタイトルをつけるとしたら“rhapsody in tricolor”。元ネタはもちろんジョージ・ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」なので、店長さんにその名演レコードを探してもらうと、ちょうど相応しい、バーンスタインがピアノを弾いているCDがあった。ブライアン・ウィルソンへ繋がる18分のアメリカーナ。もともとは「アメリカン・ラプソディ」というタイトルのが、「この曲は青い」という言葉で変更になったそうだ。僕のエッセイも「この随筆は三毛色だ」と言われたい。

日曜日は隣町の西荻窪で「西荻ラバーズフェス」というのを観にでかけた。西荻窪は吉祥寺の隣駅、会場になった公園は駅から歩いて15-20分というところか、良い散歩になった。僕が到着したときには湯川潮音さんがtico moonの友加さんのハープを伴って素敵な声を響かせているところだった。ご近所ということで、イトケンさんとかユミコちゃんはじめトクマルシューゴバンドの面々、イラストレーターのチャンキー松本さんといぬんこさんがブースを出していたり、元フィッシュマンズの小嶋さんとばったり会えたり、とても有意義な日だった。トリをつとめたのはカーネーションで、30分強のセットでもその世界観を堪能。「EDO RIVER」が流れると時間がぴゅっと巻き戻る感じがあるが、新譜の曲も素晴らしい。直枝さんと太田さん、広島世羅以来のカメ万佐藤優介くんに挨拶(直枝さんとは来月の片桐はいりさんとのライブでご一緒します)。風が強く土埃の舞うタフな環境でみんなほこりまみれだったけど一様に楽しそうで、天気さえもフェス感を演出していたように思います。

その後吉祥寺に移動して今年参加させていただく「キチレコ2017」の顔合わせ。いしかわじゅん先生や青木俊直先生、木原庸佐さん、西野直樹さんなど吉祥寺在住の漫画家・イラストレーター・デザイナーの皆さんと初めてお会いした。吉祥寺とレコードをテーマにした展示がゴールデン・ウィークに。面白いことが始まりそうで身が引き締まります。帰宅後、久しぶりに近藤さん宅でモイとウニとのふれあい。モイへの御見舞いに混じってうちのポチ実にもいろいろお裾分けをいただいていつも感謝しています。この日は『A LIFEー愛しき人』の最終回。僕の周りでもSNSでも誰も話題にしていないドラマだけど僕は毎週楽しみにしてワナワナしながら観ていたのだ。キムタクもしびれるほどかっこいいが、僕は浅野忠信に感情移入して泣きながら鑑賞。木村文乃もマツケンもみんな良かった。キムタクみたいなブラックジャックが目の前に現れて、モイや、僕らの大事な誰かの悪いところを全部取り除いてくれたらいいのに。

連休最終日は杉江篤志くんの写真展「デニスの庭」を見るために幡ヶ谷のPADDLERS COFFEEへ出かけた。去年は高知のterzo tempoがかき氷をサーブしにきた居心地のいいカフェ。アメリカの乾いた空気が焼き付いた写真は水色が気持ちよかった。杉江くんはもともと僕のファン、名古屋で初めて会ったとき彼はまだ10代だったはず。アメリカを放浪しながら写真を撮っていることをインスタグラムで知って、帰国後に彼がくれた心のこもった、しかし言葉少ななメールに僕が返事をして会い、仲良くなって今ではたまにステージの写真を撮ってもらっている。去年彼はお父さんになったが、キラキラした目の輝きは変わらず、会うたびにいい刺激をもらう。Black Yard Trioの伴奏での朗読も良かった。奥さんのザッツが歌を歌ったのには驚いた(これもとても良かった)。彼にはまた4月のライブの写真を撮ってもらう。ノスタルジックでありつつ、これから先のことが楽しみになるような時間でした。

充実した三連休でした。明けて今日は『猫町ラプソディ』の最終入稿。そして19時から刊行記念ライブ第二弾「夜の科学 in 下北沢ーrhapsody in tricolor」の受付が始まります。宿題たくさん。  
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2017年03月18日

HARCOとの共作曲「春のセオリー」レコーディング

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今日は朝から出かけてHARCOの自宅スタジオでレコーディング。ちょうど昨年の今頃にHARCOと共作(作詞 山田稔明/作曲 HARCO)してHARCOバンドと僕と空気公団山崎ゆかりさんで歌った「春のセオリー」を彼の夏に出る最新作に収録するということで僕はギターと歌を録音。HARCOとの付き合いももう15年以上になるが、1999年に「隣人ロック」という曲を一緒に作ったときはGOMES THE HITMANとHARCOでデモだけ録って結局日の目は見なかったから、音源化を前提に録音を共にするのは初めてのこと。二人きりの作業だったが、緊張と弛緩の具合がバランスよく、いい感じのテイクが録れたのではないか、と思う。できあがりが楽しみ。

HARCOの20周年を祝うライブ、東京編に僕は出演しますので、きっと「春のセオリー」も再演できると思います。なによりこの歌はこれから桜が咲く4月までの季節にぴったりで、僕はきっと何度も頭のなかで再生することになるのだろう。君は「サン・カン・シ・オン」とそっとつぶやいた、春のセオリー。アニバーサリーライブはチケット発売中です。ぜひご来場いただき、HARCOに「おめでとう」を。


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2017年7月8日(土)@ 渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
HARCO LIVE TOUR 2017
20th Anniversary Special -HIKINGS-

16:45開場 17:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:HARCO/Special Guest:山田稔明(GOMES THE HITMAN)、
伊藤俊吾(キンモクセイ)、山崎ゆかり(空気公団)and more

■一般発売 3/5(日)よりプレガイドにて発売開始
■チケットぴあ [Pコード予約] 0570-02-9999
■ローソンチケット [Lコード予約] 0570-08-4003
■イープラス

お問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2−14−8 O-EASTビル 1F  
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2017年03月08日

to do リストとにらみ合い



というわけで、新しい本が出ることになったのだけど、文章は書きあげたけどまだ作業がいくつも残っていて落ち着かない。表紙や帯の紙をどうするかとかあれこれ考えるのは楽しい作業ではあるけれど、早く校了、入稿したいところ。朝から午後まで本のための作業、夕方からは新曲録音のためのデモ録音作業。今日3月8日はミモザの日だそうだ。花言葉は「思いやり」。年度末、やらないといけないことがたくさんで目が回りそうだが、一握りの思いやりを持ちたい。ポチ実が少しすらっとしたな、と思って体重を測ったら4.6キロ、エクササイズ(猫じゃらしで釣ってグルグル走り回る遊び)の効果が出ているかも。

気晴らしにちょっと散歩に出たら、近藤さんちのモイが窓際に佇んでいるのが見えて「嗚呼、美しい風景だな」と見惚れた。そのうちモイが僕に気付いて、モイの様子を見て近藤家が僕に気付いて、ウニが遅れてやってきて、という感じで和んだ。ここ数日思わぬ問い合わせや背筋の伸びるような依頼、嬉しいニュースがいろいろあって、ざわざわと忙しく騒がしい。録画してあるテレビドラマも『騎士団長殺し』も、買ったまま封を開けてないレコードたちも全然消化できないでいるのだけど、昨日と今日が少しずつ違って毎日が面白いな、と「my favorite things」のなかで書いたようなことをまた再確認している。

明日は明日で楽しい一日になったらいい。  
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2017年03月07日

『陥没』を観て東京オリンピックを想う



昨日のこと。ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の舞台『陥没』を観るために「えいや!」と大阪へ出かけた。東京シアターコクーンでの日程があわなくて観劇叶わず残念に思っていたところ、いろんなパズルピースが噛み合って、大阪での最終公演のチケットを取ることができたのだ。昨年観た『キネマと恋人』で自分内演劇革命のようなものが起きた。『キネマと恋人』が1930年代の架空の島を舞台とするのに対して『陥没』はその30年後の1960年代、アジア初のオリンピック開催に湧く東京での話なので、おのずと戦争と敗戦を挟んだ物語の続きとしてこのファンタジーをわくわくしながら見つめることになった。2020年の東京オリンピックのときにわれわれはどういうふうに翻弄されることになるのだろうかなどと妄想しつつ。

オープニングのタイトルバックであっという間にタイムトリップ。井上芳雄、小池栄子、松岡茉優、山崎一、生瀬勝久をはじめその豪華なキャスト全員が生き生きと駆け回り、それぞれの存在感が強烈で目まぐるしい。途中休憩をはさんで最初から最後までずっと笑って、カーテンコールではなぜか感動して涙がこみあげてくる不思議。この感想をだれかに伝えようと思っても、濃厚なパラレルワールドの素晴らしさをうまく言えない。3時間半とそれに付随する時間、チケット代と引き換えに受けとった替えのきかないエンターテイメントでした。終演後に緒川たまきさんに久しぶりにご挨拶、千穐楽に駆けつけていたケラさんとも少しお話ができて嬉しかった。この芳醇な世界観を司る、ケラさんの頭の中は一体どうなっているのか。刺激をもらって元気が出た。とても幸せな一日でした。

興奮を冷ますように、森ノ宮の会場から京橋まで大阪城公園をつっきって歩いた。ここへ来たのは1989年にU2を観にきたとき以来だと気づく(B.B.キングと一緒に来日したときだ)。高校1年生だった僕が43歳になっているので高校を卒業できていなかったら僕は高校28年生だ。お堀に浮かぶカモたちを眺めながら思ったのは、「山田さんはフットワーク軽いですね」とよく言われるけど本当は全然そんな、「フットワークが軽い性分」なんてものでは全然なくて、このカモのように必死でバタバタと駆け回っているのだよ、ということだった。大阪まで来てよかった。  
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2017年03月04日

7年とか25年とか



昨日からうちの小さな庭にも庭師さんが入って伸び放題だった梅の木、モミジの木、サワラの木、紫陽花も夏に向けて短く刈り込んでくれて、随分風通しと日当たりがよくなった。とても気分がいい。窓際で猫と並んで庭師さんのチョキチョキと気持ちのいい剪定ばさみの音を聴きながら考えたこと。昨日は3月3日で、母方のおばあちゃんが亡くなってから7年目になる。ばあちゃん(僕はばあちゃんが大好きだった)はJ.D.サリンジャーと同い年だった。そのサリンジャーはばあちゃんより2ヶ月早い、2010年1月に亡くなった。ネルソン・マンデラとも同級生だ。ばあちゃんがいなくなって7年しか経っていないなんて信じられないし、サリンジャーはもっと昔からこの世にいないも同然だったから不思議な感覚。

ふと気づくと、今年は僕が九州から上京してきて25年。四半世紀というが体感的にあっという間に感じる。しかし、父親が今年で75歳になるということを聞くにつけ、僕が大学に入学したときに父が50歳だったと考えると、なんと長い時間が流れたことだろうか。父は僕の大学の入学式に出席するためになぜか東京にやってきたのだけど(僕が東京外大に受かったのが嬉しかったのかな)、あのときの父はたったの50歳だったのか(一番身近な50歳といえば近藤さんだし、高野さんは52歳なのだから)。なんと長い時間をふわふわと東京で過ごしてきたんだろうか、おれは。窓際で猫と並んで庭師さんのチョキチョキと気持ちのいい剪定ばさみの音を聴きながら、そんなことを考えた一日。

悪くない一日だった。  
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2017年03月03日

深大寺 だるま市



ダンラナチュールのなっちゃんから「もしだるま市行くなら一緒に」と連絡が来て、「嗚呼、もうそんな季節だ」と気がついた。2013年から毎年ずっと通っている深大寺だるま市は日本三大だるま市のひとつ(他のふたつはどこ?)、僕は今年で5回目になるが、旅から帰ってバタバタと忙しくしていて通り過ぎるところだった。だるま市は3月3日と4日、初日の今日はものすごい人出だったし、明日もきっとそうだろう。

なっちゃんと待ち合わせて、直感で今年1年の願を掛けるだるまを選び、お参りをする。そしてお坊さんに目入れをしてもらう列に並んだ。新しいだるまの左目に梵字で「始まり」を意味する「あ」の文字を、そして去年買って1年お世話になっただるまのもう片方の目に梵字で「完了」を意味する「うん」と描き込んでもらう。あうんの呼吸の「あ」と「うん」だ。両目が入っただるまにはありがとうと声をかけながら奉納した。

深大寺はたくさんの出店で賑わい美味しそうな匂いがそこかしこから。今年もお蕎麦を食べて近況報告をしたり今年の予定を語り合ったり、数時間だけど楽しい時間でした。個人的にはこれがないと1年が始まらない気がする深大寺だるま市。今年の風水によるラッキーカラー、青と金と銀のだるまトリオが僕の1年をうまいことロック&ロールしてくれるのではないかな、と思う。よろしくお願いします。  
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2017年02月18日

高野寛+コトリンゴ「悲しくてやりきれない」に耳を澄ます夜



昨日のこと、夜まで仕事をしてから吉祥寺キチムまで高野寛さんのトークイベント「夢の中で会えるでしょう」を観にいった。2015年末の第一回目、緒川たまきさんの回以来、ことごとくタイミングが合わなかったこのシリーズだったのが、昨日はうまくスケジュールが空いた。第六回目のゲストはコトリンゴさん。彼女が劇中音楽を手がけた映画『この世界の片隅に』の大成功も相まって会場は大盛況で立ち見も出るほどで、客席がひとつの大きな耳になって彼女の澄んだ鈴の音の声を聞いているような感じだった。

映画『この世界の片隅に』は僕が昨年観た映画のなかでもダントツだったので、その裏話を含めて興味深く聞いた。テレビではほとんど喧伝されることのない作品が口コミやSNSの力でこれだけ大きな成功と実績を収めているのはすごいことで、それこそ“映画の魔法”にわれわれが魅せられたのだな、と再確認する。『この世界の片隅に』にコトリンゴ「悲しくてやりきれない」が使用されたのは彼女のカバーアルバムに入っている同曲を片渕須直監督が聴いたことに端を発するそうで、実はそのバージョンでは高野寛さんがエレキギターを弾いていた、という因縁が語られた。劇中では楽器編成の違うアレンジで挿入されているが、その高野さんエレキ入りバージョンは海外向けの予告編トレイラー等で聴くことができる。

笑顔の絶えないトークイベントを締めくくったのは高野さんとコトリさんの共演による「悲しくてやりきれない」。僕はそれを聴いて心が震えた。この世界の、この日本の、この東京の片隅に100人少しの人が膝を寄せ合ってこの言葉とメロディに耳を澄ましているのは素晴らしいことだと感動した。昨日の会場にいたすべての人がコトリンゴの魔法にかかったのではないだろうか。そして、高野さんとの来月の蔵前のライブが今から楽しみで。いつも高野さんと会うとぴりっと背筋が伸びる。



夜になってたけ兄が先月買ったGibson B-25の調整を終えて届けてくれた。今日のライブで弾いてみようと思う。本日15時半頃から千代田区役所1階「ちよだ猫まつり」特設ステージで近藤研二さんとデュオ編成での観覧無料チャリティーライブ、ぜひたくさんのご来場をお待ちしております。  
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2017年02月03日

猫と伊達直人と福は内



お昼から髪を切りに広尾へ。風邪をひいている人が多く「マスクしたままで!」とみんな顔を半分隠したまま今年最初の挨拶。こないだは前日一緒にいた友人がインフルエンザ感染し、発症の危険に怯えながら数日を粛々と過ごしたけれど、まだこの冬はひどい風邪をひいていないし、このまま春になればいいなと思う。だいたい髪を切った直後に具合が悪くなることが多いので今日も用心してマフラーをぐるぐる巻きで歩く。

帰り道、渋谷ヒカリエへ。今日から「ShinQsネコフェス!!」という企画が始まって、ヒカリエは全体的に猫だらけになっている。以前近藤さんとのトークイベントでお世話になったPECOのPOP-UP STOREでうちのポチ実のポスターを貼っていただいたというので覗きに。本やCDを取り扱っていただいている。近藤研二さんちのモイとウニのポスターと並んで飾られる愛猫を眺めていると偶然近藤さんがやってきて鉢合わせ、やっぱり猫のことになるとどこの家もそわそわ気もそぞろなのだなあ。ポチ実、そしてモイもウニもかわいいシールにしてもらって、シールラリー企画の景品として来場者にプレゼントされるそうです。詳しくはPECOのホームページをご覧ください。

帰宅してポストを覗くと差出人の書いていない荷物があり、封筒の中に猫地蔵尊のお守りと節分のための豆が入っていた。誰が運んできたかだいたい予想がつくけれど、こういう粋な贈り物って嬉しい。ここ猫町には伊達直人がいるのかしら。タイガーマスクはネコ科だしな。鬼は外、福は内、と今年も節分の豆まき。悪いことが遠くへ、良いことが身の回りにたくさん起きますように。
  
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2017年02月02日

厳正なる抽選の結果の話

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2月の「ポチバッジ展」開催期間中の週末に行われるライブに関して、ギャラリー芝生スタッフにより厳正なる抽選が行われ、当選者の方へはすでにその旨ご案内のメールが送付されています。お申込みいただいたにも関わらずメールが届いていない方は残念ながら落選とご理解ください、とのことです。ご不明な点は直接ギャラリー芝生までお問い合わせください。キャンセル発生に伴う追加募集や当日券等のお知らせは芝生からTwitter等でお知らせがあると思います。2日間ともライブは満席御礼、展示も充実したものになりそうなのでぜひ足をお運びください。ライブのある週末2日間は在廊する予定です。もうひとつ2月の目玉、下北沢leteでの男性限定の「夜の科学」はキャンセル分、追加席分も含めてすべて完売となりました。当然ですが、あの小さな空間にすべて男のお客さんが肩を寄せると思うと、なんだかとても楽しみです。

厳正な抽選に関して、もうひとつ別の話。先週末お世話になった三重 tayu-tauでのはしもとみおさんの展示では抽選制で作品の販売が行われていたのですが、ガラスケースのなかから僕を見つめる目があった。その作品がどうしても欲しくて、すでに申込者がいたのだけど、願いをかけて4番目にエントリーし、絶対公正に贔屓なしで抽選してくださいね、とお願いをした。昨日三重から「ミラクルが!」というメッセージとともに届いた、くじ引きの写真を見て驚喜。見事当選を引き当てました。壁掛けのレリーフ、部屋のどこに飾ろうかなあ。


  
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2017年01月26日

鎌倉molnで「こねこのモイ」展が始まりました



昨日のこと。近藤研二さんが鎌倉molnで「こねこのモイ」展の設営だというので、なんの用事もなかった僕は朝から付き合って、モイウニに「行ってらっしゃい」されて、第三京浜から横横で海まで走る。とても天気がいい日で富士山が見えたりして気分がよかった。近藤さんちもモイも、モルン五十嵐夫妻も、設営をぱきぱき仕切ってくれるミルブックス藤原さんも、言わば家族ぐるみの付き合いという感じなので、いろいろ説明しなくても通じ合う感じが心地いい。久しぶりに材木座海岸できらきら光る海を見て、深呼吸をするのはいつ以来かしら、と思った冬晴れの日でした。

飾られたモイの写真はどれも本当にうっとりするくらい可愛い。近藤家に乳飲み子の大きさでやってきた日から知っている僕にとって、モイは甥っ子みたいなものだ。なんだか訳もなくジワーっとしてしまう。近藤さんはモイの病気がわかってから多分ずっとヒゲを剃っていないのではないか。前日は鈴木慶一さん主催のライブだったから「近藤さん、ヒゲ剃ったほうが」と言うと「今日はロックやけんよかろーもん」と謎な理由でそのまま出かけていった。ヒゲ面だからいつもよりくたびれて見えるけど多分みんなが思うよりも近藤さんはしっかりしていて気丈だ。展示初日もたくさんのお客さんとしっかり会話を交わして、念願の“在廊”初めを果たしていらっしゃいました。今週末のライブのときにヒゲを剃るかどうかが見ものだが、僕は三重への旅中なので目撃できなくて残念。鎌倉へ行かれる方はお楽しみに。



先日、うちのポチ実を健康診断に連れていったのだけど、久しぶりにダライ・ラマ先生にお会いして、血液検査と検便、触診を。これといって問題もなく安心した(太りがちって言われたけどな)。これもモイがきっかけをくれたのだ。病院の待合室で待っている間、顔見知りのクロネコの配達員のおじさんが病院に配達に来て、僕と目が合って「え?」という顔をしつつも会釈しあっただけだったのが、今朝うちに集荷しにきてくれたときに少し立ち話をした。そのクロネコのおじさんは近藤さん宅にも出入りしていてモイのことを知っているし、うちのポチ実のことも可愛いと褒めてくれるおじさん。近藤家とうちが知り合いということに驚きながら、「モイちゃん、良くなったらいいですね」と優しい言葉をくれた。こういうのが言霊になってじわじわと効くのだ。

近藤研二さんとモイの「こねこのモイ」展は鎌倉molnで2月9日(木)まで。期間中のライブはチケット完売とのことですが、とても素晴らしい空間になっていますのでぜひ遠くから近くから足をお運びください。この展示のために3枚セットの「こねこのモイ」ポストカードが作られまして、今週末の三重県津市tayu-tauでの僕のライブでも物販コーナーで扱いますのでぜひお声をおかけください。甥っ子モイのこと、他人ごとではないのです。



写真絵本『こねこのモイ』刊行記念
近藤研二「こねこのモイ」写真展


愛猫家として知られる音楽家・近藤研二さんが、うちにやってきた子猫との穏やかで愛すべき日々を綴った写真絵本『こねこのモイ』。この刊行を記念した写真展を開催します。膨大な中から厳選した、愛くるしい写真を展示します。あわせて猫グッズの販売や招き猫絵付け教室、そして近藤研二さんの本業である音楽会も。猫好きはもちろん、そうでない方もモイの穏やかな表情を眺めれば、自然と幸せな気持ちになるはず。ご来場お待ちしております。

会期|2017年1月25日(水)〜2月9日(木)
会場|鎌倉 moln(http://cloud-moln.petit.cc/
〒248-0012 鎌倉市御成町13-32 2F 
☎︎ 0467-38-6336 
11:00-18:00  月火定休(会期中 1/30、31、2/6、7は休)



  
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2017年01月21日

ディランなら何て言うか



昨日のこと。お昼からレコード会社まで出かけて打ち合わせ。サトミツ&ザ・トイレッツ案件の興味深いミーティングをイトシュン、サトミツさんと僕で。イトシュンとともに古巣のレーベルのフロアを訪ねると懐かしい顔がまだ何人かいて、みんな変わらなくて嬉しい。15年くらい前のことをいろいろ思い出す。お昼ご飯をおごってもらったあと、イトシュンが「山田さん、送っていきましょうか」と。まったく方向が違うのだけど、それならうちに寄ってく?ということで吉祥寺までドライブ、うちにあがってもポチ実には会えなかったが有意義な話ができてよかった。

夕方から高橋徹也さんと名古屋・京都ツアーの打ち合わせ。なんだかとても面白いライブになりそうでわくわくする。演奏しようと思っている曲をお互い伝えあったり、あえて隠し玉のように内緒にする曲があったり、かけひきのようなものが面白い。夕飯にピワンのカレーを食べて悪いものが汗になって出ていく爽快感がありました。夜遅くになって440のライブでお客さんから「モイくんへ」と言付けられた贈り物たちを持って近藤家へ。ドアを開けたら「グルグル」と喉を鳴らしながらいつもみたいにモイが出迎えてくれて嬉しかった。

日付が変わった深夜、大統領就任式をテレビとタブレットで。こんなに深い溜息を吐きながら政権移行を観ることになるなんて思わなかった。映画のなかのブラックジョークみたいな風景と、先人たちに対する敬意の見えない、心に響かない幼稚なスピーチだった。オバマ大統領がホワイトハウスを去ることが寂しい。物心ついてから今までで一番かっこいいプレジデントだった。ミシェル夫人がずっと笑わなかったのが印象的だった。こういう時代の変わり目にボブ・ディランは何も言ってくれないし何も歌ってくれない。いつだってそうだ。答えはどこにあるのか?と嵐のような風が吹く東京の朝をぼんやりと眺めている。  
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2017年01月18日

近未来へのミーティング・ウィーク



今週は月曜日お昼過ぎから打ち合わせがあって、その後夕方にも別のミーティング。まだ少し先の未来のことをあれこれ意見を出し合って相談するとポジティブな気持ちになる。火曜日は終日机上のパソコンに向かっての作業だったけど、今日は午後にまた打ち合わせでクリエイティブな意見の交換。春に実を結びますように。夜になって近藤さんちへ。モイが帰ってきて安心した。

金曜日も打ち合わせがふたつ。珍しく今週はミーティング・ウィークである。その前に、明日は下北沢440で弾き語り。初共演のお二方の演奏も楽しみ。



2017年1月19日(木)@ 下北沢 440
“新ネガティブナイト”

18:30開場 19:00開演/前売2500円(ドリンク代別途)
出演:柴山一幸、ベクトルユーゴ、山田稔明

シンガーソングライター柴山一幸さんのイベントに誘って
いただきました。440のステージも久しぶりです。
*オフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付

下北沢440(http://www.club251.co.jp/440/
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440 [4PM-]
  
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2017年01月16日

猫騒動 7thシーズン(1)ネコミュニケーション



昨日のこと。お隣のベンガル猫ノアちゃんが庭に出ていたのでじゃらして遊んでいたら、ノアちゃんちのお母さんが「おはようございますー」と現れて、フェンス越しに立ち話。ノアちゃんママが言うには「うちの娘が山田さんを尊敬するって言ってましたよ」と。なんでも、娘さんが好きでYoutubeなどで聴いていた伊礼亮さんの楽曲に僕が去年歌詞を提供したことを知って驚いたそうなのだ。まあ僕なんてお隣さんから見たら、平日はいつも家にいて猫にばっかりかまけて「チュッチュッ」言いながらポチ実とかチミママとかノアちゃんの写真撮ってばかりで、霞を食って生きてるふうに見えてるかもしれないからな。「新聞の記事もすごいですねえ」と持ち上げられて「こんなですけどいろいろ頑張ってるんですよ」と誇らしく胸を張る。寝間着のままで。

一昨日、巣巣で行われた高橋久美子ちゃんとダンラナチュールなっちゃんの「新春みかんの会」に遊びにいって、打ち上げでは台湾から来たお客さんたちと一緒で、僕らはあわあわとブロークン・イングリッシュでカタコトのカンバセーションをキャッチボールしてエンジョイしてハビングアグッドタイムしたのだけど、猫を飼っていてインスタグラムをやっているというだけでお互いのiPhoneを見せあって、「わおー」とか「カワイイ!」と距離が一気に縮まる。「My cat is the cutest in the world」とゆっくり大げさ言うと、眉をひそめて「No No No、うちのほうが」と対抗してきて会話が弾んで楽しい。猫ってすごい生き物だ。注がれる愛が無限だ。

久美子ちゃんの愛媛の実家で獲れた無農薬のみかんをたくさん頂いたので、お隣(ノアちゃんちと反対側)にお裾分けに行ってここでもまた長話。写真絵本『ひなたのねこ』のことを褒めてもらえて嬉しかった。「猫好きの友だちに配りたいからたくさん買いたいんだけど、どこで買ったら山田さんに一番利益があるの?」とか気を遣ってくれて。昨日ひとつ判明したこと、うちに通ってくるチミママのことを当然お隣さんもご存知なのだけど、チミママがチッチとミンミという子猫を去年産んだのはお隣さんの庭だったのだそうだ。その後チッチとミンミが居場所を移して保護されて里親にもらわれていったこと、チミママはTNRを受けて地域猫になったことをご存知なかったので伝えたら喜んでいた。飼い主のいない猫にご飯をあげていると近隣にどう思われているのかがやっぱりいつも気になるのだけど、「最近ずっと山田さんちでご飯食べてるでしょ?だから安心よ。いつも塀の上を歩くのを見るのを楽しみにしているの」と言われて嬉しかった。

そして、ご近所猫といえば、近藤研二さんちのモイだ。この町にモイがやってきた最初の日のことを憶えている。手のひらに乗るほどの乳飲み子のときから知っているモイのことを僕は甥っ子のように思っている(ウニは姪っ子)。いつ遊びにいっても誰よりもはやく玄関で待ち受け、「グルグルっ」と鳴いて迎えてくれるモイは自分にとって特別な猫だとあらためて気付かされた。3日前にモイの病気のことがわかってから、最初のダムひとつぶんくらいの涙はすでに流された。これからは強い気持ちを持って、モイが元気に帰ってくるのを待って、帰ってきたらまた嫌がられるほど可愛がって、近藤家を支えて、息抜きさせて、相談に乗って、一緒に泣いたり笑ったりするのが自分の役割だと思っている。

猫騒動日記、新しい季節の始まり。いいことがあるように心から願う。





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2017年01月12日

世界の終わりの終わり



昨日のこと。お昼からギタリストの橋本哲さんに付き合ってギター工房へ出かけた。僕のMartinもお世話になっている腕利きのリペアマンのお店。アコギのピックアップの取り付け方についての相談だったのが、いろんな他の問題点や危惧すべき場所が見つかって、まるで歯医者さんみたいだった。銀歯が取れたのを直してもらおうと思ったら他の場所に虫歯が何個も見つかったみたいな? 哲さんのギターは1965年製、そりゃガタも来るよ、と慰める(僕が新年に買ったギターも1965年製だから他人事ではない)。その後、哲さんがうちに遊びにきて初めてポチ実と対面。猫好きな哲さんもポチ実のカチカチに凍った心を溶かすことはできなかったのでした。

夜になって、一昨日のオバマ大統領の最後の演説に続いて、この日はトランプ次期大統領の当選後初の記者会見をテレビで眺める(ここからは僕の個人的雑感、それについて誰の感想も相槌も必要としません)。僕は中学生の頃から30年愛してやまないR.E.M.というバンドのせいで、さらには大学で英米語学科という偏った専攻だったこともあり、アメリカ大統領選挙が大好きで(「好き」というのは語弊があるかもしれないが)四年に一度の楽しみ(「楽しみ」もちょっと違うか)だ。ブッシュ政権が2001年から2009年まで続いたときの、R.E.M.をはじめとする米国ミュージシャンたちの暗澹たる苦悩を僕は遠く日本から自分の国のことのように感じながら眺めたものだ。ブルース・スプリングスティーンやニール・ヤング、ジャクソン・ブラウンにジェームズ・テイラー、R.E.M.やブライト・アイズなど多くのミュージシャンが参加してVOTE FOR CHANGEという反ブッシュコンサートをやってもその願いは叶わなかった。

だから2009年にオバマが大統領に選出されたときには、ようやく自分が好きな音楽家たちがサポートする政治家が夢を掴んだことが嬉しくて、これまでよりも少し晴れやかな世界についてイメージを巡らせたりもした。僕にとってオバマはロックスターみたいなものだったのかもしれない。一昨日のオバマのフェアウェル・スピーチはとても感動的で泣きそうになった。オバマといえば有名なフレーズは「Yes We Can」と「Change」だが、彼は「変化をもたらす力があることを信じよう。それは大統領である自分にではなく、国民みんなのなかにある」と最後の言葉を締めくくった。それに対してトランプ次期大統領の立ち居振る舞いは相変わらずで、弁護士が説明をし始めたところで僕は眠ってしまった。

ブッシュ政権の暗雲の下では怒りを燃料とした素晴らしいレコードが生まれた。これからひとまず四年のトランプ政権のもとで、僕の大好きなアメリカ音楽が屈強な精神で芸術的レジスタンスをしてくれるだろうと期待する。そのことが僕にとって一番前向きな希望だ。僕が30年前にR.E.M.と出会った運命の曲は「It's the End of the World as We Know It(and I Feel Fine)」、みんなが知ってるとおりこれが世界の終わりだ(でも僕は気分がいい)と歌う歌だった。2004年のブッシュ再選を境にライブで演奏されることがなくなったこの歌が、1987年にも2017年にも同じようにシニカルに、しかし軽快に響くのを、僕は今夜も飽きずに聴いている。世界の終わりの終わりを想像してみる。理想ばかりの夢追い人と言われてもひとりじゃないと思いたい。

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2017年01月11日

今朝の読売新聞(東京都内版)に載りました

読売

本日1月11日の読売新聞朝刊に載りました。関東、東京都内版ですが、購読者数トップを誇る媒体に悪いことをして載ったわけではなく、新年から連載されていた「東京とねこ」という連載の最終回でインスタグラムなどのSNSについての取材を受けたのです。昨年末に電話取材、今年に入って自宅まで記者の方に来ていただいたもので、それこそ数時間分、べらべらと話を聞いていただきました(取材途中にチミママが現れて、その貫禄に見とれました)。愛猫ポチ実は内弁慶で客人慣れしていないにも関わらず、無理やり僕の付き添いをさせられ、ぶるぶる震えながら僕と一緒に写真を撮ったりしてもらったのですが、恐怖におののいて紙面に向かない顔つきをしていたのでしょう、あえなくその写真はボツになっていて残念。

この記事、自身のインスタグラムにまつわるあれこれの話がありつつも、僕がミュージシャンであること等にまったく触れられていないところが逆に面白くて、猫の小説や写真絵本のことも書かれていなくて、ただの猫大好きおじさん都民である僕が嬉しそうにスマホを突き出している写真を見て100万人くらいいるとされる購読者の方々がどう思ったかを想像すると、なんとも言えないざわざわした気持ちになりますが、とにかくこの取材はとても楽しかったのです。いい経験をさせてもらいました。これをきっかけに山田稔明(43)を知って何かしらに辿り着いて気になったという方、こちら本職は音楽家で、可愛い三毛猫と趣味のレコードを愛でながら暮らしております。今後ともお見知りおきを。

今年も2月に千代田区と千代田にゃんとなる会共催の「ちよだ猫まつり」に参加します。こちらもぜひご注目ください。世界中の猫がみんな幸せでありますように。


  
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2017年01月09日

新年レコ発ライブ巡り|伊礼亮&COUCH



昨年秋にリリースされたアルバムに2曲の歌詞を書かせていただいた伊礼亮さんのZEPP TOKYOでのライブに出かけた。全国を回ってきたCD発売記念ツアーのファイナル公演。やっぱり自分が言葉をつけた曲がどのように響くかが気になる。「セレナーデ・セレネイド」という四つ打ちの軽快な曲はステージ序盤に披露された。サウンドプロデューサーであり作曲を担当したROUND TABLE北川くんから「“宇宙”っていう感じかな」という漠然としたイメージを受けてのものだったのが、「RAINBOW BRIDGE」に「虹の橋」とルビをふって、そこを滑走路として宇宙へ飛び立つシーンを描いた。この日会場のお台場に行くのにまさに車で暮れなずむレインボーブリッジを渡ったので「このことだ!」と感じた。ミラーボールが回ってとてもきれいだったな。もう一曲「君を想うだけで」は本編後半にCD音源よりもエモーショナルに歌い上げられた。良い歌だなあと客観的に聴けたので作詞はうまくいったのだなと安心。

2時間越えのステージの後でファンの皆さんと握手を交わす伊礼くんはタフガイだった。初めて挨拶ができてよかった。ゲスト出演していた北川くんとも久しぶりに会えた。新宿JAMでまだROUND TABLEを始める前の彼に会ってからもう20年になる。数年に一度こうやって一緒に仕事ができて嬉しい。お台場からまた首都高に乗って高層マンション群の、いわゆる“光の葡萄”と東京タワーを観ながら虹の橋を駆け抜ける。いつもよりきれいな夜景だった。行けないと諦めていたライブに間に合いそうだったのでそのまま渋谷へ。



COUCHの5年ぶりの新作『LITTLE DANCER』レコ発ライブに滑り込み。本編最後の曲とアンコールのセッションが聴けた。ゲストは青山陽一さん。ひとあし先にいただいていたCDがとても素晴らしかったので平泉くんとも話がしたかった。benzoにしても平泉くんの弾き語りにしてもその声とギターはいつも僕にとって羨望の対象だ。GOMES THE HITMANが1999年にメジャーデビューして初めて企画したライブは下北沢CLUB Queでのbenzoとクラムボンとの3マンだったが、ライブが苦手だった僕が自分の不甲斐なさにその日ぐったり落ち込んだことを憶えている。

アンコール、青山さんを交えて歌われたのはアルバムのなかでも僕の好きな「TODAY」だった。青山さんのギターもすごい。長い手足と楽器が一体になったギターマンだ。お客さんの雰囲気も良くて、自然発生的にみんなが立ち上がって踊りだした。音楽家として羨ましくなる素晴らしいライブでした。北川くんにしても平泉くんにしても古い知り合いが絶好調で音楽を作り鳴らしているのを観るのはとても刺激になる。自分も頑張ろうと思った夜でした。

これも古い付き合いの、写真を撮っている杉江くん(彼が撮影した今回のCOUCHのアー写が最高なのだ)に会えたのも嬉しかった。10代だった彼がお父さんになるなんてな。久しぶりにペットサウンズレコードの陽馬さんとも会って2016年ベストセレクションの店頭サンプラーをいただいた。スタッフの東尾さんが『pale/みずいろの時代』から「スミス」を今年お気に入りの1曲に選出してくれていて、サンプラーにも収録された。いつもカウンターの向こうで言葉少なに微笑んでくれる東尾さんの心に響いたことが嬉しいな。




  
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2017年01月07日

来客=大掃除



昨日のこと。午後から自宅にて急な取材があり、朝からバタバタと掃除。年末からの大掃除が終わらないままだったのがここにきて徹底的にきれいにできてよかった。定期的に来客や自宅取材があればこんなふうにきれいなリビングが保てるのだろうな。昨日は猫に関する取材だったのだけど、記者の方も面白がっていっぱい喋らせてくれてとても有意義な時間だった。ポチ実はいつものフェイント閉じ込め作戦に引っかかり、ぶるぶる震えながら僕と同席したのだけど、途中で悠々とチミママが庭先に現れて「ご飯ちょうだい」と我々を見つめるので、記者さんも「本当にチミママさんはこんなふうにいらっしゃるのですねえ」と感心していた。写真撮影もあってポチ実にとっては無理強いばかりの過酷な時間だったが、それでも僕はずーっと楽しかったのだよ。どのような媒体でいつ掲載されるかはまた追って。

年始めはライブも少なくずっと家にいるが、昨年末からの宿題がたまっていてずっと机の前にいる。すでに締切が過ぎているものに立ち向かう作業、これはこれでしびれる時間。

  
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2017年01月05日

新年ギター探し散歩



昨日のこと。ずっと計画していたギター探しの御茶ノ水散策を決行。前日の真夜中に思い立って、アドバイスを乞うためにハックルベリーフィンの山口剛幸さん(たけ兄)に声をかけて急遽この日となった。お昼過ぎに御茶ノ水駅で待ち合わせて、ワクワクしながらお店を巡る。この感覚は中学を卒業した春に福岡天神まで初めてのエレキギターを買いにいったときと何も変わらない。この日はたけ兄がいろいろ下調べしてくれていて本当に心強い。

今メインでステージで使っているMartinのアコースティックギターは2011年の始めに同じようにワクワクしながら御茶ノ水で買ったものだ。初めてステージで弾いたのが東日本大震災後のライブだったことを忘れない。もう6年もこのギター1本に頼ってきたので、そろそろ新しいギア、新しい相棒が欲しくなった。夜になるまで何軒も楽器屋をまわって何本のギブソンを弾いただろうか。1965年前半までのものに絞り、たまに'50年代の予算外なものまで試奏して溜息をついたり首をひねったり興奮したりした。途中ご飯を食べて休憩したり、コーヒーを飲んで冷静になったり。同じ店を3回訪ねたりもした。

で、結局さんざんお見合いをした果てに、“新しい”ギターを家に連れて帰った。“新しい”ギターは1965年生まれのやんちゃなGibsonだ。年の始めにいい出会いをした。昨日は奇しくもたけ兄の誕生日で、そんな日に僕のギター探しに一日付き合ってくれて本当にたけ兄は優しい人だ。この日は同じくR.E.M.のマイケル・スタイプの誕生日でもあったから、新しいギターの名前は彼にちなんだものにした(僕は楽器を買うと名前をつける)。きっと何年経ってもこのギターを買った日のことを忘れないだろうなと思う。今はただただこのギターを触っているのが楽しい。Martinと並べてもそれぞれの個性があって美しい。また新しい歌ができそうだ。  
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2016年12月28日

年末のリハーサルデイ

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今日は早起きして朝から下北沢へ。サトミツ&ザ・トイレッツのリハーサル。トイレについての歌をみんなで黙々と淡々と練習。仕事の合間を縫ってサトミツさんも我々も大変だが、誰かに依頼されてやってる仕事じゃないから文句ひとつ言わず楽しくやれる。新しい曲がひとつ完成。このバンドはある意味可能性の宝庫。もっと面白くなる。

下北沢から吉祥寺のスタジオに移動して今度は1月2日の杉まつりのリハーサル。細かく時間割されて、たくさんの人が行き交う練習だ。僕の前の時間は種ともこさんだった。ここでもにこにこと穏やかな風景が。年末もこうやって忙しくしていられるのが幸せ。スタジオでばったり安宅くんに会えて嬉しかった。みんな年末の音楽を奏でているのだなあ。

夜になってうとうと寝落ちしていたら大きな地震に呆然とする。気を引きしめて。  
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2016年12月24日

10年目の sweet december



12月になると歌う未CD化の「sweet december」は初演が2006年の冬。なんと今年で10周年となりました。

本日巣巣にいらっしゃる皆さまはぜひ鈴や鳴り物をご持参ください。HAPPY HOLIDAYS!  
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2016年12月20日

カレンダーのように続く日々



昨日のこと。12月10日の発売以来好評をいただいている2017年カレンダーの初回印刷分が
完売したので、その追加増刷分が届いた。数時間かけて淡々と丁合い作業。1年付き合うアイテムなので、これがたくさんの人の部屋に飾られることを思うと本当に嬉しく思う。新しく完成した2刷り目のカレンダーを持って経堂のギャラリー芝生へ。今年カレンダー展をやらせていただいたお店にようやく納品することができました。そのあとハルカゼ舎に久しぶりに寄ると中学生の男の子がお母さんと一緒にクリスマスプレゼントを選んでいる最中で、僕も一緒になってなにがいいのか考える(相手は女の子だそうで)。キラキラした若さが眩しく可愛かったです。ハルカゼ舎で来年のカレンダーを買って年末感がいっそう増しました。

昨晩19時から受付を開始した男性限定ライブ「夜の科学 in 下北沢lete」、果たしてどれくらいの…と危惧されたのだけど、ちゃんとたくさんのお申込みをいただいて、ほぼ満席。あと数席だけありますので興味のある方はすぐ急いで。なんだかすごく楽しいライブになりそうな予感がしてワクワクする。野太い声でみんなでシンガロングしたいね。今週末は巣巣のクリスマス。こちらも間もなく満席のことなのでぜひご友人お誘いあわせの上、もちろんお一人様でもあたたかな巣巣の空間へ足を運び下さい。僕は真里さんのピアノと演奏。オープニングアクトの「草とテンシューズ」にはメンバーとして五十嵐くんがいるので一緒に何か。



2017年2月19日(日)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 17”

18:30開場 19:30開演 料金3500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

2013年以来下北沢の小さなスペースで開催される
恒例弾き語りイベント、新年最初のステージは
男性限定ライブとなります。男同士でしかわからない
心のつながりもある、のか?ぜひその目で確かめてください。
オフィシャル通販STOREにて受付中。残席わずか!

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275




2016年12月24日(土)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”

18:30開演 19:00開演/4000円(当日精算)
*dans la natureのクリスマスのお菓子つき
出演:山田稔明 with 佐々木真里/opening act:草とten shoes

2010年以来なんと7年目となる巣巣でのクリスマスライブが
決定しました。一年に一度のとても大切な時間と空間です。
今年はオープニングアクトに実力未知数のバンドが登場!
*巣巣にてご予約受付中

等々力 巣巣(http://www.susu.co.jp/
世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020  
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2016年12月17日

『キネマと恋人』再訪



昨日のこと。思い立ってビューっと名古屋へ。ケラリーノ・サンドロヴィッチ台本演出の舞台『キネマと恋人』(出演:妻夫木聡、緒川たまき、ともさかりえ 他)をもう一回観てきた。先月三軒茶屋のシアタートラムでこの劇を観て、なんというか自分のなかで演劇革命みたいなことが起きて(四国でうどんを食べて起こる“うどん革命”、あんざい果樹園での“りんご革命”などに近いかもしれない)、ああこんなに楽しくて難しくなくてぽつんと放り出されない演劇があるのかと感動した。同じ曲が演奏されるのに何度でも通う音楽コンサートのように、この『キネマと恋人』もまた観たいと思ったのだ。

小さなシアタートラムに比べると名古屋市芸術創造センターは天井も高く広いのでまた違った空気感があった。次にどんな台詞が来るかを知っているのにワクワクするのは、「この曲には2番のあとに2拍のブレイクがあるんだよな」と心が高鳴って待ち構えるのと同様の感覚だった。観にきてよかった。来なかったら後悔していた。1回目より2回目のほうがより幸せな3時間だった。架空の方言で語られるのだけど、僕はかなりその方言をマスターしつつある。今年は小沢健二のコンサートを観て、そのときも「もう一回観たい」と思って奔走してチケットを手に入れることが叶った(1回目よりも2回目のほうが断然よかった)。直感に従うと良いことが待っている。みんなも後先考えずいろんなコンサートやワークショップや映画や舞台に何回でも出かけてみたらいい。自分から沸き立ったその衝動はあなたを裏切らない(迷わず行けよ、行けばわかるさ)。明日の鎌倉ディモンシュなんかもうってつけだと思います。

せっかく名古屋まで来たのでいつも立ち寄る金山のサウンドベイというレコード屋に行ったのだけど、こんなに混雑している中古レコード屋は他にはないのではないかというくらい熱気むんむんだった。200円引きセールだけのせいではないだろう。名古屋はなんだか音楽熱高めな印象がある。もう一軒、名古屋旅には外せないON READINGという本屋さんに(早川義夫『生きがいは愛し合うことだけ』を購入)。猫本の棚に入れてもらっていた写真絵本『ひなたのねこ』にサインと猫の絵を描き込みましたので名古屋の皆さまぜひON READINGでご購入ください。

サウンドベイで買ったニール・ヤングの『ハーヴェスト・ムーン』をBGMにして、冬晴れの道を東京まで。とにかく富士山が美しい土曜日でした。  
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2016年12月15日

スタジオワーク締め



恵比寿2デイズ明けの月曜日に歌詞を書き上げ、打ち合わせとプリプロダクションを行ったプロジェクトは今日がレコーディング本番。言葉とメロディと歌声がひとつになる瞬間を目撃して感動した。今年の最初のスタジオ仕事はももクロの「仏桑花」にブルースハープを吹き込むことだったが、2016年の締めは作詞家としての幸せな立ち会いだった。混み合う井の頭通りを車で帰宅、夜はヒックスヴィル中森さんと今週末の練習を。

長い一日だったけど自分で歌ったクリスマスメロディで元気が出ました。


  
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2016年12月09日

GOMES THE HITMAN with 杉真理 リハーサルDAY2



普段杉真理さんとなにかセッションするときはぶっつけ本番であることが多い。今年は2月に村田和人さんの急逝があり、何度となく杉さんの横に立って歌を歌わせてもらったが前もってリハーサルをしっかりやることはなかった。それだけ信頼されているのだ、と僕はいいように解釈しているが、今日は今週末のGOMES THE HITMAN「猫町オーケストラ」のための、杉さんとの2度目の練習だった。時間ギリギリまで繰り返し練習。とても新鮮。

リハーサルスタジオのロビーで杉さんの息子未来くん、そして伊藤銀次さんにばったり。こないだは湯川トーベンさんにも会えたし、長時間なかなかタフな練習だが楽しい2日間だった。最終リハが終わるとほっとする。あとは本番を頑張るだけだからだ。今週は月曜日に関西から戻ってきてからしびれるウィークデイだった(しびれはまだ続いている)。明日からの2日間を思い切り楽しみたいと思います。自分が作った大好きな歌を2日間まったく違うメニューで満員御礼の会場で歌えるなんて本当に幸せだ。当たり前のことだとは全然思わない。

明日、あさってとご来場の皆さま、各日とも1曲ずつクリスマスソングをやりますので鈴をご用意できる方はぜひ演奏のお手伝いをお願いします。鈴のない方は鍵束や小銭をジャラジャラと。  
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2016年12月08日

街の灯をそっと吹き消してまたひとつ年をとって思うのは



今日は誕生日でした。毎年自分の誕生日に一番近い週末に2日間ライブをするということを年末恒例の習慣にしているので、とにかくいつもこの時期は慌ただしくてくたびれていて、誕生日自体を忘れてしまうという事態になるのですが、今日も皆さんからたくさんのお祝いのコメントをいただいてひとつ歳を取ったことを自覚することができました。たくさんのプレゼントもありがとうございます。

ほっと一息をついて自分をねぎらうことができるのは年が明けてになるかもしれませんが、新しい1年も充実したものになるように祈るのです。  
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2016年12月07日

夜の科学 リハーサルDAY2

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真夜中からずっと言葉と格闘、午後に一段落して夜から山田稔明バンド編成の「夜の科学 vol.50」のリハーサル。先週はベースの海老沼崇史くん(えびちゃん)抜きの練習だったのだけど、今日はペダルスティールギターとマンドリン安宅浩司くんが不在の練習。えびちゃんはなんと昨年吉祥寺キチムでの『猫と五つ目の季節』発売記念ライブ以来のバンド参加だ。僕からの「えびちゃん、ブランクがなかったかのような演奏を頼む」という無理難題にきちんと応えるところはさすが。

昨日のGOMES THE HITMANリハーサルでは久しぶりに当然GOMES THE HITMAN楽曲ばかりを演奏するわけだけど「ああ、なんて良い曲ばっかりなバンドなんだろう」としみじみ思った。そして今日は今日でソロ楽曲ばかりのセッションで同じようなことを思う。なんと幸せな音楽人生だろうか。悔いのないように音楽を奏で続けようと思う一日。音楽はずっと誰かの心に残るもの。

今週末10日(土)の“夜の科学”は2001年の開始から15年で記念すべき50回目の公演(イトケンさんには第一回から出てもらっているのだなあ…)。山田稔明、イトケン、安宅浩司、海老沼崇史、佐々木真里、近藤研二、立花綾香の7人編成でお届けします。席はすべて完売していますが、キャンセル待ちでのお申込みを受付中。立ち見などご入場可能になった場合にあらためてご連絡しますのでぜひこちらからお申込みください。



12月10日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.50 - sweet december 2016”

18:30開場 19:00開演/前売4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[ itoken、安宅浩司、海老沼崇、佐々木真里、近藤研二、立花綾香 ]

暮れの元気なご挨拶「夜の科学」、今回で記念すべき
50回目を迎えます。2016年のご愛顧に感謝して今年も
たっぷり豪華な内容で、7人バンド編成でおもてなし!

完売御礼!キャンセル待ちでのお申込みを受付中です

恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/index.htm
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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2016年12月06日

GOMES THE HITMANリハーサルDAY1|杉真理さんを迎えて



関西から戻って今日は昼から夜までGOMES THE HITMANリハーサル、半年ぶりにみんなで揃って音を出した。疲れていたから変な力が入ってなかったせい?最初の曲からやたら軽妙ですっと歌が前に進んでいく感じがした。スタジオのロビーで休憩していたら湯川トーベンさんとばったり。「お!ちょっと来てみな」と呼ばれてトーベンさんの買ったばかりのギターを見せてもらった。お返し、というわけではないが、トーベンさんに僕らが演奏する村田和人さんのカバーを聴いてもらった。村田バンドでの永年の盟友のメロディに触れてトーベンさんはどんな気持ちだっただろうか。演奏が終わるとニコッと笑って「村田も喜ぶよ」と親指を立てたトーベンさん。

今回のライブでゲストに迎える杉真理さんもリハーサルに合流。杉さんとGOMES THE HITMANは2000年に吉祥寺スターパインズカフェで共演して以来のリユニオンということになるから、すべてのセッションが新鮮で目新しい。余裕など全然なくて、真面目に真剣に時間いっぱいまで練習。杉さんを迎えてのGOMES THE HITMAN年末恒例「猫町オーケストラ」vol.17は今週末12日。現在キャンセル待ちでの申込を受付中です。僕はまた年明け1月2日の杉祭りにも参加します。この数日間が個人的この冬の正念場。とにかくやるべきことをやるだけさ、という感じ。




12月11日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
“猫町オーケストラ vol.17 - meow, stove and candlelight”

18:30開場 19:00開演/前売4000円 当日4500円
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]
スペシャルゲスト:杉真理

GOMES THE HITMANが『cobblestone』『maybe someday ep』でのお世話
になり、以降ずっと我々の指針となる大先輩杉真理氏のゲスト出演が決定!
今年春に急逝された村田和人さんへの感謝や想いも詰め込んだ特別な夜です。

完売御礼!キャンセル待ちでのお申込みを受付中です

恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/index.htm
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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2016年12月03日

『キネマと恋人』至福の三時間、醒めない夢



昨日のこと。当日券で滑り込もうと思っていたケラリーノ・サンドロヴィッチ台本・演出の舞台『キネマと恋人』。妻夫木聡、緒川たまき、ともさかりえ他素晴らしいキャストでの小劇場公演ということと重なって、5公演がインフルエンザ休演したためチケットがまったく取れなくなってしまって途方に暮れていたのだけど、自分のスケジュールを考えるとこの日を逃すと東京公演を見ることができないので頑張った。朝10時からの当日券予約が10時2分に繋がって、しかし当日券は完売で「キャンセル待ち」の整理番号1番というのを手に入れた。どきどきしながら三軒茶屋のシアタートラムに行くとたった1席だけキャンセルがあり、奇跡のようなどたばたを経てこの舞台を観ることが叶ったのだ。

休憩を挟んだ3時間15分、すべてのシーンが楽しくて面白くて可笑しくて、夢のような時間だった。きっと映画が娯楽になり始めた時代の人々も胸の前で手を組んでこんな気分で銀幕を見上げていたのだろうな、と思うような体験だった。舞台装置もダンスも何もかもが素晴らしかったが、やはり緒川たまきさんの可愛らしさ可憐さに釘付けになった。一晩明けても夢のような時間がいまだ醒めない。この心地を携えて西への旅へ出たいと思います。大きな刺激になりました。このあと『キネマと恋人』は大阪、松本、名古屋へ。至福の時間、ご興味ある方はぜひに。


猫好きにわるいひとはいないー猫にまつわる本と音楽(2016年7月30日 @ 日本出版クラブ「BOOK MARKET 2016」)【イベント後記】  
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2016年11月29日

基山 大興善寺で幸福の猫に会う|故郷は遠く近く



昨日のこと、基山の実家で目覚める(打ち上げでしこたま飲んだ後だったのに母親がEテレ0655を爆音でスイッチオンして起こされた)。東京へ戻るだけの日だが、せっかくなので地元の大興善寺へ。つつじ寺という呼称で知られる由緒ある寺、最近は恋人の聖地として有名で(契山という地名に由来するのでしょう)、紅葉シーズンになるとライトアップされて観光名所になっている。小さな頃から当たり前のようにそばにあった場所は道が整備されたり管理されたりして変わった部分もあるけども、なにひとつ変わらない気もする。「home sweet home」という曲のなかに書いた「やがてなにもかも変わってしまっても/何ひとつ変わらない気もするなあ」とはこんな感情だ。

昔から馴染みの神原住職がいらっしゃって挨拶をして、自分の著作をふたつ差し上げたら「うちにも人気猫がおるとですよ」と幸福の猫モモちゃんのことを伺った。「遭遇すること難し」とのことだったのだけど、少し階段を登ったら、いた!ふさふさの身体、人懐っこい。モモちゃんに出会えて運気が上昇した気がしました。赤と黄色の紅葉は息を飲むように美しく目に染みて、柿の木にたわわにさがる実など、とにかく暖色の景色に心が和みました。「故郷基山のことが好きですか?」と基山フューチャーセンターラボの鷲尾さんに突然尋ねられて「んんん…」と答えに窮してしまったのだけど、やっぱり育ったこの町は自分にとって特別な場所だなあと感じました。いつものように丸幸ラーメンを食べてバスに乗り帰路へ。

羽田から吉祥寺までのバス、渋滞が酷くてうんざりして溜息ばかりだったけれど、途中で東京タワーが見えて「ああ、帰ってきた」と思う自分もいる。家には可愛い猫が待っている。地方出身者って実は“帰るべき場所”がいくつもあってとても恵まれているのではないか?と最近思うようになった。今週末の兵庫・加古川を僕はいくつかあるうちの第二の故郷と都合よく呼ぶが、いろんな人に甘えて、お世話になって、音楽でお返しをして、繰り返す毎日を少しずつ歩いていけたなら、と思うのだ。『HOME』というものを改めて考えた、週末の旅でした。

明けて忙しい日常の再開。束になったto do リスト、書かなければならない原稿、歌詞、返事をしなければならないメール。今日中に(note to self)。  
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2016年11月25日

11月の雪と束ねる歌たち



昨日のこと。11月に雪が降った。朝の通勤がない僕にとって、やはり雪は楽しい。もみじが紅葉する前に雪化粧した庭をポチ実が興味津々に歩いていくのを眺めながら、12月生まれの僕は冬の訪れにわくわくしている。オーストラリアが舞台の『ディセンバー・ボーイズ』という、少し古い青春映画を見たら、12月なのに夏だった。BIG STARの「September Gurls」という曲もあわせて思い出す。今週末は金土日とすべて内容の違うステージになるので、窓の外の雪を眺めながら日がなその準備、歌を束ねる作業。

今日は下北沢leteで今年最後のライブ。今日の弾き語りと12月のバンド編成“夜の科学”とGTH“猫町オーケストラ”を3つで自分のなかではひとつのセット。今日はすべての楽曲がお客さんからのリクエストで構成される。予想外な楽曲もあり、いつもと全然違う内容で大変だけど楽しい。明日は福岡ジョイトリップカフェ、大好きな会場で今年1年を象徴するような内容のライブになればいいなと思っています。博多駅前の大きな穴、目撃しにいこうと思っていたけど真っさらな道ができて感嘆(友だちの会社が穴の真ん前にあるのです)。

そして日曜日は故郷佐賀県基山町でのライブ。どういう場所なのか、何人くらいお客さんがいらっしゃるのか、まったく未知数ですが、とにかく思春期を過ごした町で歌うというのは音楽家にとってはちょっと感慨深いのですよね。本当はゆっくり数日を実家で過ごしたりしたいのだけど、忙しくてそういうわけにもいかず、一瞬一瞬を楽しむ旅にしたいと思います。下北沢で、九州で、たくさんの人に会えたら嬉しいです。

夜があけて季節を飛び越えて雪解けの春のような窓の外を見ながら。  
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2016年11月22日

人に会い、猫に会う日



昨日のこと。盟友溝渕健一郎が広島からライブのため上京して吉祥寺にやってきたので待ち合わせてランチ。向かうはpiwang、何回食べても飽きないカレー。お店ではいつもIRON AND WINEのコンピ盤が静かに鳴っているのだけど、それは僕も好きなアルバムで、ジャケットがpiwangのカレーみたいなのだ。健一郎氏も大満足。その後吉祥寺のカフェで来年をどういう年にするかということをミーティング。遠く離れても、会えば距離はすっと縮まる。ロングドライブのお供に、とボブ・ディランの苦行CDを進呈。

健一郎と分かれて、思い立って荻窪へ。titleという本屋でやっている「保坂和志 試行錯誤の部屋」へ滑り込み。大好きな小説家、思想家の生原稿を見ることができるなんて感動。このお店は『猫と五つ目の季節』や『ひなたのねこ』を取り扱ってくださっているお店、一度行ってみたかった。店主としばし立ち話、良き時間。お店を出ると雨が強くなり、このまま荻窪へ戻るのもなあ、と通りかかったバスに飛び乗った。すると知人とばったり。あまりのタイミングに驚いてしまったが、お互いのSNSで近況を知っているのが不思議な感じ。西荻窪でバスを降りて吉祥寺まで戻りました。

夜になってコントラリーパレードたなかまゆさんが来宅、彼女のラジオ番組「K-MIX コントラリーパレードのメゾン・ド・アミ」を収録。いつもゲストに快く迎えてくれる可愛い妹分。この日もポチ実には会うこと叶わず。ラジオは来週11月28日(月)21時から放送。K-MIX「コントラリーパレードのメゾンドアミ」、ラジオでradikoで全国でお楽しみください。冷たい雨が降る夜、お昼に続いて夜にもチミママが庭にやってきた。あたたかいものでも食べさせてあげたいが、チミママ、おまえも猫舌なんだろう?

人に会い、猫に会う長い一日でした。  
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2016年11月20日

本日都電荒川線貸し切りライブまちねのわだち6です!|注意事項

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本日まちねのわだち6当日となりました。念のために最終確認を。

必ず12:50〜13:15の間に受付をお済ませください。
受付場所は、都電荒川線 王子駅前停留場
早稲田方面行きホーム奥の通路(スロープ部分)となります。
受付スタッフに整理番号とお名前をお知らせください。
13:20になりましたら整理番号順にお並びいただき、
13:30に電車が到着しご乗車いただきます(着席または立見)。

※お時間に遅れたお客様はご乗車いただくことができません。
他の交通機関に遅延および運転見合わせが生じた場合でも、
貸切車両の発車時刻を遅らせることはできませんので、
お時間には余裕を持ってお越しくださいますようお願い申し上げます。
その他詳細は下記よりご確認ください。

<パソコン・スマートフォン>
http://machinenowadachi.tumblr.com/post/151428940512/
<フィーチャーフォン>
http://machinenowadachi.tumblr.com/mobile/post/151428940512/

イベントに関するお問い合わせは下記メールアドレスまでお願い致します。
machinenowadachi@gmail.com
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ご来場、心よりお待ちしています。
よろしくお願いいたします。
  
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2016年11月17日

日々の記録



ミュージシャンという仕事を生業にしていると、週末はライブで忙しくして、ウィークデイは仕事部屋や地下で潜伏、というルーティーンになりがちなのだけど、昨日はお誘いを受けて都内地下で行われたレコーディングを見学、そのまま夜まで作戦会議的な飲み会という、あっという間に終わってしまった一日だった。楽しく、興味深く、自分のこれからの作業にも刺激になった。帰り道の風の冷たいこと。夜はもう冬だ。

今日は午前中にいろいろ仕事を終わらせて午後から広尾へ。用事を済ませてからなんとなく新宿で降りて久しぶりに散策。いつまで経っても慣れない街、それが自分にとっての新宿。吉祥寺に戻ってきてカレー屋piwangを覗いたら珍しく空いていたので夕飯を。店主といろいろ世間話をしていたら偶然隣合わせになったおばさまと猫の話になって(その方も猫を腎不全で亡くしていた)、『ひなたのねこ』のチラシを渡した。ここ数日、武蔵野の紅葉も進んで美しい色に見入ってしまう、いい季節。日々のよしなしごとを踏みかためて歩いていくのが生活だ。

僕がブログで大げさに宣伝したからか、ここ数日通販STOREへのCDの注文が多い。ありがとうございます。さっそくAmazonでは『the loved one』が品切れ、オフィシャル通販STOREにはもう少しあります。『Christmas Songs』は再プレスしたのでまだたくさんあります。2014年作の『緑の時代』もじゅうぶんな在庫がありますので、ぜひ『pale/みずいろの時代』と聴き比べてそのカラーの違いをお楽しみください。なんやかやとおまけをいろいろ放り込んで随時発送しています。

あともうひとつ、『Christmas Songs』はiTunes Storeでも販売しています。『Christmas Songs - digital Edition』として9曲セットになっていますのでダウンロード派の人はぜひこちらもご利用ください。


山田稔明 『Christmas Songs - digital edition』iTunes プレビュー  
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2016年11月15日

高崎探訪|セプテンバーレコード



昨日のこと。新潟燕市でのライブが終わって打ち上げ、月曜日は東京に戻るだけの日だったので、帰り道で立ち寄ってみたかったレコードショップへ。帰り道と言っても途中で高速を降りて遠回りの旅、しかしそれだけの時間をかける価値のある初めての人生初の群馬県高崎市探訪だった。iPhoneの地図とナビだけを頼りに車を走らせると「おいおい、ほんとにこんなところにレコード屋があるのかよ」というくらいの田んぼと住宅街と細い道(これはGoogle Mapの仕様か)。目的地まであと2分、あと1分と近づくと、果たしてそこにSeptember Records(セプテンバー・レコード)があった。センスの良い、シュッとしたお店。

店主の山崎さんとは夏に長野県のキャンプ場で行われたALPS BOOK CAMPで初めてお会いした。「こんど群馬にレコード屋さんをオープンさせるんだよ」とイラストレーターの落合恵さんに紹介してもらい話が盛り上がって、そのときはまだ名前も未定だったお店が9月に完成して“セプテンバー”レコードと相成ったのだが、それから2ヶ月してようやく訪ねることができた。SNSでやりとりして取り置きをしておいたのでそれをピックアップすることもできてよかった。近隣から評判はどうですか?と聞くと「すごく感謝された。人生が変わったとさえ言われました」という答えに少し驚いたが、すぐに納得した。音楽が生活に潤いと楽しさを付加する魔法であることを一番知っているのは自分自身なのだ。

僕は山崎さんと同世代なので、多分1990年代の音楽的青春のかなりの部分を共有している。品揃えも興味深く、長い時間サクサクとレコードを探して、たんまり散財。旅先でいいレコード屋で費やす時間ほど楽しいものはない。僕のCDや本、レアなポチバッジにサトミツ&ザ・トイレッツのCDもお店に置かせていただいたのでお近くの方は(遠方からも)ぜひ一度セプテンバーレコードを訪れてみてください。


September Records  
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2016年11月09日

サトミツ&ザ・トイレッツの作曲リハーサルDAY2|明日レコ発ライブです!



朝から暗澹たる思いで米大統領選挙を眺めつつ、お昼からスタジオでサトミツ&ザ・トイレッツのリハーサルで曲作り。僕もイトシュンも良くんも1曲づつ持ち寄り、これでワンマンライブをできるくらいの曲数になったか。しかしすべてタイトルもついていないし、歌詞もこれからどんどん変わるだろうから、明日のレコ発ライブはレアな内容になると思われます。CD『あしたトイレに行こう』の完成品が今日届き、とても可愛いパッケージとブックレットにみんなで感嘆。なんだか初めてCDを作った20代の頃のような気持ちに。平日の夜ですが、とても楽しいステージになると思います。楽しい課外活動、サトミツ&ザ・トイレッツのライブへぜひお越しください。18時に開場して物販と取材対応があり、19時から整理番号順で入場しなおしていただき19時半スタート。当日券もあります。



2016年11月10日(木)@ 恵比寿 天窓 switch
サトミツ&ザ・トイレッツ レコ発イベント
“トイレの日記念 トルネードパワーストリームバブル”

18:00 開場 19:30 開演/前売 3,000 円当日 3,500 円(ドリンク代別途)
*開場時間に変更あり1時間早まりました(開演時間は変わりません)

チケットは絶賛予約受付中!
TIGET 予約ページ→https://tiget.net/events/6546

◆メンバー
戸井廉太郎(Vo&Tbn - 佐藤満春 / どきどきキャンプ)
猫すなお先生(Gt&Vo - 山田稔明 / GOMES THE HITMAN)
サニタリー俊吾(Key&Vo - 伊藤俊吾 / キンモクセイ)
トイ・レノン(Gt&Vo - 佐々木良 / キンモクセイ)
イトイレット・KEN(Ba&Vo - 伊藤健太)
うんち森もり(Dr&Vo - 森信行)

恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/index.htm
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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2016年11月06日

仕事のない週末は



今年の下半期は目一杯予定を詰め込んでしまったから、ライブのない週末は年内この2日間だけだとわかっていた。ゆっくり休んで、溜まっている『ウォーキング・デッド』観たり、本を読んだりしようといろいろ考えていたんだけど、結局「あ、ここに行けるな」とか「あそこに顔出せるな」という感じで、なんだかいろいろ出かけて、いろんな人に会えて、結局忙しくも楽しかった。こういう性質なのだろうな、自分は。

昨日は吉祥寺のむさしのFMの生放送で杉真理さんと伊藤銀次さんがゲストだというので、散歩がてら挨拶しにいこうと思って出かけた。iPhoneでオンエアを聴きながら。いつもながらお二人の話は面白く、銀次さんのココナッツ・バンクの新譜からの曲がとても良かった。番組終了あたりにむさしのFMのスタジオを覗いたら「入って入って!」とパーソナリティの川久保さんに誘われそのまま生放送に出てしまった。今年は杉さんにも銀次さんにも度々お会いする機会に恵まれているのは天国へ旅立った村田さんのおかげに違いない。夜は近藤研二さん宅が演奏旅行で家をあけるのでモイとウニのお世話をしにいった。だらだらと3時間、気付いたら寝ていた。猫番をして一緒に時間を過ごすとモイもウニも今までよりさらに可愛く感じるようになった。で、家に戻るとポチ実も輪をかけて可愛いという、幸せ。

今日も朝一でモイウニケア。近藤さんの家でポロンとギターを弾いていたら新しい曲のモチーフができた。そのせいか気が大きくなって、午後から下北沢へ出かけて高橋徹也さんと鹿島達也さんのライブのリハーサルを見学。20年一緒に音を出している二人の演奏は水墨画のよう。鹿島さんは筆に水分を含ませて時にどっしりと、時に筆先で繊細に陰影をつけて、タカテツさんは万年筆やペン、鉛筆で仔細に風景を描く。素晴らしい。

吉祥寺へ帰ってきて曼荼羅で川久保秀一さんと黒沢秀樹さん、井手麻理子さんのライブへお邪魔した。フロントマンみんなが中学校の先生という設定で、“歌謡曲”と呼ばれる楽曲の芯の強さを題材に無邪気に無責任に歌を楽しむ様子が良かった。川久保さんの仕切りも素晴らしく。久しぶりに秀樹さんと話せてよかった。猫の話とかここ最近のいろんな話。ゲスト参加していたSOWAN SONGにも会えて、愉快な時間。

また明日から新しい一週間。  
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2016年11月05日

いろいろパトロール



年内で週末にライブの予定がないのはこの土日だけ。久しぶりに少し余裕が持てたウィークデイだったので、いろいろパトロールに行ってきた。まず渋谷公園通りにあるBEAUTY&YOUTHへ。Cat's ISSUE POP-UP STOREの人気アイテム「A TINY SEAL SHOP」のステッカーの新顔に我が愛猫ポチ実が抜擢され、そのステッカーの販売が行われているのをようやくこの目で確かめることができた。実際100種類くらいある猫のなかからポチ実をピックアップしている人もいて、しみじみした。ポチ実シールは完売してしまったという情報もあるが真偽のほどはわかりません。Cat's ISSUE POP-UP STOREは明日6日までBAUTY&YOUTH渋谷公園通り店にて開催。

そして11月3日に発売になった写真絵本『ひなたのねこ』が本当に書店に並んでいるのかをチェックしに吉祥寺散策。ジュンク堂吉祥寺店は昨年発売の『猫と五つ目の季節』同様音楽コーナーに表紙が見えるように置かれていました。猫本コーナーに置かれても全然僕的には構わないのですが、やはりこの時代本を売るのも難しい。パルコブックセンターは先月の猫まつり期間中『猫と五つ目の季節』をとても目立つ場所に並べてくれた本屋さんですが、『ひなたのねこ』は動物写真集のコーナーにありました。全国書店での目撃情報などお寄せいただけたら嬉しいです。

インスタグラムやTwitterを眺めると、たくさんの方の手に『ひなたのねこ』が届いたことをがわかって嬉しいです。ハッシュタグ「#ひなたのねこ」とつけて引き続き草の根運動していただけたら。今日も明日もお休みなので引き続きパトロールを。なんてよく晴れた土曜日、青いインクでかき混ぜた空。どこかへ出かけたくなる週末です。  
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2016年11月04日

サトミツ&ザ・トイレッツ 曲作りリハーサルDAY1



一昨日のこと、お昼からサトミツ&ザ・トイレッツのリハーサルでした。いよいよ来週10日にCD発売記念ライブが行われて晴れてCDも発売になるのだけど、何と言っても持ち曲が3曲しかないわけだ。だからみんなで集まってセッションで曲を作ろう、という5時間。僕が5分で書いたモチーフをまずみんなでセッション。コーラスを付けて演奏のノリを確認したら、あっという間に1曲完成。なんだこれ?これがバンドマジックというのか、という驚きを四十路を過ぎておぼえるというのも新鮮。

伊藤俊吾くん(イトシュン)は僕が持ってきたモチーフと曲調が被っていたため、次回リハまでにまた作戦を練ってくることになり、続いて佐々木良くんの曲をみんなでああだこうだ言いながらセッション。意外とうまくいきそう。そうこうしているうちになんとテレビ番組の取材カメラがやってきた。さすがはサトミツさんの芸能人力だ。なんかかっこよく練習している風景を、と勝手に僕らバンドが2コードのセッションを始めたらそこにサトミツさんがラップ?語り?なんだかよくわからない世界観で曲が盛り上がっていき僕らもみんなでコーラスをしはじめて、なんと何もないところから1曲完成してしまった。責任感がない、ということは自由で刺激的だ。そのテレビの取材がどうなるかはまた追ってお知らせできたら。5時間リハした後はみんなで飲みにいって、気付いたらリハと同じだけの時間おしゃべりして楽しく飲んでいた、という長い長い一日でした。

サトミツ&ザ・トイレッツのレコ発ライブは来週11月10日、平日ですがとても楽しい時間になると思いますのでぜひご来場ください。物販や取材対応のため開場時間が18時に変更になりました。18時から19時までの1時間はチケット予約がなくてもご入場できます。19時になったらあらためて整理番号順に入場とさせていただきます。大人の課外活動、僕も楽しいし皆さんにも楽しんでいただけると思いますので。



2016年11月10日(木)@ 恵比寿 天窓 switch
サトミツ&ザ・トイレッツ レコ発イベント
“トイレの日記念 トルネードパワーストリームバブル”

18:00 開場 19:30 開演/前売 3,000 円当日 3,500 円(ドリンク代別途)
*開場時間に変更あり1時間早まりましたが(開演時間は変わりません)

チケットは絶賛予約受付中!
TIGET 予約ページ→https://tiget.net/events/6546

◆メンバー
戸井廉太郎(Vo&Tbn - 佐藤満春 / どきどきキャンプ)
猫すなお先生(Gt&Vo - 山田稔明 / GOMES THE HITMAN)
サニタリー俊吾(Key&Vo - 伊藤俊吾 / キンモクセイ)
トイ・レノン(Gt&Vo - 佐々木良 / キンモクセイ)
イトイレット・KEN(Ba&Vo - 伊藤健太)
うんち森もり(Dr&Vo - 森信行)

恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/index.htm
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887

トイレッツジャケ写_S
  
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2016年10月20日

『あの大鴉、さえも』を観劇|小林聡美さんに御礼を



昨日のこと、池袋の東京芸術劇場で舞台『あの大鴉、さえも』を観た。幸運にも当日券の最後の席、ほぼ最前列という奇跡。小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さんの3人芝居。なんの予備知識もない観劇だったが、不条理で可笑しく、予想外に身体的で躍動感あふれる80分でたくさん笑ったし圧倒された。終演後、ついに小林聡美さんに会えて、面と向かってきちんと御礼が言えた。春から小林さんにはお世話になりっぱなしだった。ジャージ姿の小林さんはきれいで可愛らしくて面白い。ステージでは大きく見えたのに小さくて可憐だった。猫の話をたくさんした。また会える日にはもっとお話ができたらいいなと思う。舞台裏には片桐はいりさんもいらっしゃって、永井宏さんのこととかお伺いしたいこともあったのだけど、あれだけ圧倒的なステージを観てしまうと、全然話しかけたりできないのだ。恐れ入ってしまって。心を震わせながら帰路へ。

吉祥寺に帰ってきて吉祥寺美術館で『どいかや展チリとチリリ』を観た。その筆致は繊細で触ったら壊れそうなくらいキラキラしていて、なんだかとても感動してしまった。昨日は心を動かされてばかりの日だった。誰かがなにかを作り上げる様子はとても刺激的で、自分ももっと頑張ろうと誓った日。  
Posted by monolog at 23:58Comments(3)TrackBack(0)

2016年10月12日

旅から戻って日常と現実(次の旅までの3日間)



昨日のお昼過ぎの便で東京へ戻る。札幌での3日間は夢のような楽しい時間でした。戻り日と重なっていたためあきらめていたフィラデルフィアのシンガーソングライター、カート・ヴァイルの初来日公演にぎりぎり間に合う!ということで疲れた身体を引きずるように恵比寿へ。しかしやはり音楽とは心身に作用するもので、あっという間に元気になった。さすが10年代のUSインディー界を牽引する男、繊細なアコースティック・ギターもささくれたフェンダーのエレキの音もかっこいい。アメリカの砂漠のような音楽でした。観なかったら後悔するようなステージだった。行こうかどうしようか少しでも迷ったら、それは「行く」が正解なのだ。

明けて今朝は6時代に起きて朝一番埼玉の印刷所で写真絵本『ひなたのねこ』完全版の刷り出し色確認と微調整。音楽で言えばマスタリングの作業。2014年以来2年半ぶりの印刷工場のインクの匂い。写真もとてもきれいに仕上がり、これも音楽で言えばボーナストラックを収録してデジタル・リマスタリングされたスペシャルな復刻盤といったところだろうか。11月3日発売、もうAmazonでもページができたみたいですが、オフィシャル通販STOREでは特典付きでプレオーダーを受け付けています。10月29日の下北沢の発売記念ライブが初お披露目となります。楽しみでしかたない。

ひと仕事終えて帰宅、ようやくポチ実をゆっくりと庭に遊ばせたりできます。今週末の大阪広島遠征までの束の間の日常(という名の仕事山積の)3日間。  
Posted by monolog at 11:32Comments(3)TrackBack(0)