2022年09月26日

来月、久しぶりに大阪に行きます|3年半ぶりのソロ弾き語り

来月、久しぶりに大阪での弾き語りライブが近づいてきた。ソロ名義では3年半ぶり。その間バンドでのライブで2度来阪しているのだけど、バンドワゴンの旅はやっぱり慌ただしくてゆっくり自分のペースで街を歩くことはできないから「ああ久しぶりだなあ」という感覚が、ある。2017年に大阪に住む父親ががんを患ってからの2年間、僕は月に一回のペースで大阪へ出かけた。入院した父の世話したり、普段の生活に戻った父の顔色を見にいったり、関西でのライブのときは父のマンションに泊まらせてもらったり、父親の様子を見にいくのにかこつけて大阪での舞台やライブを見たり、とにかく2年間で5年分くらい大阪に行った。両親が小学校5年のときに別離したから僕は思春期を父と暮らしていないから、言ってみればその2年間で10年以上分くらい父親との時間を持つことができた、と今思い返す。その2年の間に『猫と五つ目の季節』『猫町ラプソディ』という僕が書いた本が出てとても嬉しそうに何十冊も購入し(CDが出たときの反応と全然違った)友だち全員に配って、車を買ってくれたお客さんにも購入特典にプレゼントしていた。最後の親孝行だったかもしれない。

父が亡くなってすぐ、僕は主のいなくなったマンションにしばらく泊まり込んで会社(父は個人経営の中古自動車屋で生涯現役だった)の残務処理やお店をたたむ手配などで骨の折れる思いをしたけれど、頭を抱えるような事案もなく2ヶ月くらいで父の築いたお店は更地になって今はコインパーキングになっている。通い猫だったトラはどこへ行ったかわからなくなった。ホッとしたのも束の間、今度は僕が体調を崩してしんどい思いをすることになる。気を張り詰めすぎたからだとみんなから言われたけれど、やれやれ寄る年波には勝てないものだ。

2年間、月イチで大阪に通っているうちに(憂さ晴らしも兼ねて)毎回立ち寄るレコード屋さんとか洋服屋さん、雑貨屋がいくつも増えていき、りくろーおじさんのチーズケーキとか551HORAIとか、大阪は僕にとって日常的で身近な街になった。それが父がいなくなってしまうと当然それ以前の大阪に戻ったし、もっと言えば無意識のうちに少しだけ距離を取ってしまうような感覚さえあった、かもしれない。記憶が呼び覚まされるのがめんどくさかった。嫌じゃないんだけど、めんどくさかったのだ、心が震えてしまうのが。

あれから4年経って、コロナ禍も経て、今年は特にいろんな街へ歌いにいく旅を重ねて、そろそろ大阪に行かないとなと思ったので、雲州堂に連絡してライブを決めました。いつものレコード屋も洋服屋も、父が珍しく「ええ味しとる」とたいらげたりくろーおじさんも全部まとめて立ち寄ろうと思います。大阪の皆さんお待たせしました。遠いところからもぜひお越しください。今からワクワクしています。

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2022年10月8日(土)@ 大阪 event space 雲州堂
山田稔明 夜の科学 in 大阪〜FAVORITE POET

18:00開場 18:30開演/前売4000円(1D別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

2019年3月以来なんと3年半ぶりとなる大阪での
ソロ弾き語りワンマンライブが決定。四半世紀の
全キャリアから厳選して新しい季節の歌を歌います。
リクエスト募集中、コメント欄やメールにどうぞ!

チケットはライブポケットにて発売中
https://t.livepocket.jp/e/favorite_poet
*整理番号順入場

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2  

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2022年09月15日

怒涛の猫町ウィーク

今週は火曜日からむぎちゃんが東京にやってきて、水曜日にはみおさんもラビットホールへ。いろんな作業を重ねて今週末の「猫町フェス」東京2DAYS公演への準備が進む。8月の山口防府でのコンサートを前哨戦として、神戸・広島と大きなトライアルを乗り越えた猫町フェスバンドはまたさらに未知のステージに挑むことになるのかな。僕、近藤さん、むぎちゃん、イトケンさん、イトケン、イノトモちゃん、みおさんはもうミュージシャンの風情すらある。峯村リエさんは今回女優業の都合で会場には来られず、リモートでの参加となりますが流石の存在感、守り神のよう。スターパインズカフェ25周年をお祝いするお祭り期間でもあります。

配信もあります。というか、猫町フェスを配信で観るのってめちゃめちゃ楽しいんじゃないかなと思う。いろいろ趣向を凝らして皆さんの想像をちょっとだけ超えていくことをいつも目標にしていますが、今年もわー!とか嗚呼!とかキャー!とか、そういう、心が弾むような歓びを皆さんに与えることができたらと思っています。今週末、吉祥寺でお会いしましょう。

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2022年9月17日(土)18日(日)@ 吉祥寺スターパインズカフェ
SPC 25th Anniversary "猫町フェス2022ー星空キャラバン"

出演:山田稔明、近藤研二、むぎ(猫)、
itoken、伊藤健太、イノトモ、はしもとみお、峯村リエ(リモート出演)


2018年開催の第一回以来天井知らずの飛躍を続ける猫町フェス、
今年のテーマは「旅するキャラバン」。海の神戸、夕凪の廿日市
と巡って辿り着くホーム、それは星降る“猫町”キチジョージ。
猫町旅団がどんな宝物を持って帰るのか、どんな物語が繰り広げ
られるのか。今年はなんと2DAYS開催。乞うご期待!

両日とも
■来場チケット(整理番号順入場、全自由)
ご来場者にオリジナルうちわをプレゼント!
開場16:30 / 開演17:00
前売4500+1drink
17日(土)販売URL:https://eplus.jp/sf/detail/3688700001-P0030001
18日(日)販売URL:https://eplus.jp/sf/detail/3688690001-P0030001

■配信チケット
配信開始16:50 / 演奏開始 17:00
料金3500円

17日(土)販売URL:https://eplus.jp/sf/detail/3688680001-P0030001
チケット販売期間:8月13日(土)10:00 - 9月23日(金)20:00
アーカイブ視聴期間:9月23日(金)23:59

18日(日)販売URL:https://eplus.jp/sf/detail/3688670001-P0030001
チケット販売期間:8月13日(土)10:00 - 9月24日(土)20:00
アーカイブ視聴期間:9月24日(土)23:59

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
http://mandala.gr.jp/SPC  
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2022年09月13日

朝のトークセッション

朝9時にラビットホールで待ち合わせて、NAOT JAPANの宮川さんと朝食を一緒に。なかなか新鮮。このシェアアトリエがなかったらありえない朝の歓談である。せっかくだから、と宮川さんを相手にインタビューして、それを今週末のPRIMECATS RADIOでオンエアすることにした。8月にゲストで来てもらった小学一年生の凪くんは僕の小さな友だちだが、宮川さんは僕の同い年の友だちだ。一時間弱の楽しい会話のあと、宮川さんは奈良へ帰り、僕は自宅へ戻る。家にも着いて時計を見たらまだ午前中だった。

なんと有意義な長い一日。

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2022年09月07日

歌と人

安宅浩司くんのライブを下北沢まで観にいった。同い年の安宅くんの歌が僕は大好きだ。安宅くんはたくさんカバー曲も歌うので彼の自作曲とカバーの境目が曖昧なのだけど、安宅くんが歌うと安宅くんの歌になる。「濃いコーヒー」も僕にとっては安宅くんの歌。「雨降りだから出かけない」と歌うあの歌はどうなんだろうか。「それでいいんじゃないかと」という曲が一番好きな歌。素晴らしいギターと、安宅くんそのものの声。とてもいいライブでした。

帰宅してすぐギターを練習した。そんな静かに刺激的な夜でした。

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2022年09月06日

夏休みの日記

こないだラジオにゲストで出てくれた凪くんも、そのラジオ収録のことを夏休みの絵日記に描いてくれて嬉しかったんだけど、今度は神戸で猫町フェスを観にきてくれた小さな友だちがその日のことを日記に書いてくれたそうです。お母さんは「途中から何を書いてるのかわかりませんが。。。」とのことだったけど、伝わる!わかるよ!大きな猫のむぎちゃんを目撃した興奮とか音楽の楽しさとか面白さとか、そういうのがにじみ出てくる日記だなと思って、静かに感動しました。子どもの感性って本当新鮮。みんな子どもだったのにすぐ忘れてしまうのだな。

また会える日を楽しみにしています。山田さんのこと忘れないでね。

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2022年08月30日

8月が終わる

手帳を見返している。7月の終わりくらいからどんどんまた感染者数が増えていって「過去最高」を何度も更新した日々、たくさんのライブやイベントがあったけれどすべての公演を無事に完遂することができて心からホッとしている。スケジュールを縫って帰省したり、初めて訪れる山口・防府と広島・廿日市、大人の修学旅行みたいな猫町キャラバン、最後はGOMES THE HITMANツアーファイナル。絵日記に描くとしたしたら筆圧高めの色鮮やかなページがたくさんになる。

慌ただしすぎていろんな後片付けや新しい予定などが渋滞していて、それを人は夏の残り滓と呼ぶのだ。8月が終わる。

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2022年08月11日

カリフォルニアを夢見て

渋谷クアトロラボでのDJイベントが終了しました。こういうの久しぶりだったから楽しかったな。昔はビールを何杯も飲みながら終電とかまで音楽を聴いていたけれど、やっぱり時節柄ちょっと緊張しつつノンアルコールで。映画『ブライアン・ウィルソン 約束の旅路』公開記念の催しだったのでカリフォルニアサウンドを、というテーマだったのだけど、僕は「カリフォルニアへの憧れ」とか「ブライアンのDNA」みたいな切り取り方で1990年代以降のアメリカンオルタナを選曲しました。かけたのは…

Dent May/Across The Multiverse
Dent May/Sea Salt & Caramel
Of Montreal/Old Familiar Way
Of Montreal/Fun Loving Nun
R.E.M./At My Most Beautiful
Wilco/Candyflos
HAIM/The Steps
Weezer/California Kids
Weezer/Beach Boys
Poolside/Harvest Moon
Lana Del Rey/The Greatest

後半はクアトロラボにあったレコードから好きな歌をかけ続けました。今回誘ってくれた志田さんは80年代ポップス中心、近年のビーチ・ボーイズも悪くないなと思わされたり、面白いカバーが聴けたり。ジョージさんはおなじみの声でMCまでしてくれて盛り上がる。奇しくもオリビア・ニュートン・ジョンの訃報を受けた直後、ジョン・トラボルタとオリビアの共演でヒットした『GREASE』のなかで「バーバラ・アン」が使われるエピソードを語ってスピンするところなんて流石。久しぶりにお会いしたジョージさん、この日もあたたかくて大きかったな。

ご来場いただいた皆さんに心から感謝。遅くまでありがとう。

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2022年08月03日

なんということでもない、台湾料理屋での話

とても暑い日の夜、というのが多すぎて先週のことだったか先月のことだったかも忘れてしまったけれど、とにかくとても暑い日の夜に、打ち合わせを兼ねて吉祥寺の台湾小皿料理のお店に入った。お客さんは少なく女性3人のグループと老夫婦の2組、老夫婦はすぐに食べ終わり、お店には女性3人組と僕らだけになった。比較的広いお店で、席は離れていて、感染対策で半透明のパーティションがすべてのテーブルを区切っているから他のお客さんが視界に入らず、パーティションもまあまあそんなに悪くないなと思った。

店内BGMはなく、厨房からお皿を洗う音とフロアの楽しげな話し声が静かに響く。食べ物を注文してしまうと、女性3人のグループの楽しそうなおしゃべりが少しずつボリュームをあげた。音量が上がったというよりも、会話の内容に具体的なワードが含まれていて僕の耳をそばだたせるのだ。その女性たちが話しているのは主に音楽のことで、洋邦ともに彼女たちが語り合うアーティストの名前が非常に何というか、聞き流せない。「〇〇の2010年の来日公演のときに」とか「こないだ〇〇のライブに行ったんだけど」とか大型フェスの話や、なかなかマニアックなインディアーティストの話とか、その合間に元カレの話とかそこにいない友達の話なんかが組み合わさって興味深い。気になって打ち合わせの話が滞る。僕は首を伸ばしてそびえ立つパーティション越しに女性3人グループのほうを伺う。「オレはもしかしたらあのおしゃべりに参加したいのかもしれない」とすら思ったけど、当然そんなことをしたらおかしな人だと思われる。我々は運ばれてきた食べ物をそそくさと食べ終わり(とても美味しかった)、彼女たちは青島ビールを追加したりしてまだまだおしゃべりは終わらないのだろう。

席を立ち、会計をして店を出ようとするときに、女性グループと目が合った。彼女たちのおしゃべりが急に止まる。ああオレが話を盗み聞きしていたのがバレたのだろうか。すると一人の女性が「GOMES THE HITMANの山田さんですよね!?」と立ち上がって少し興奮したみたいな感じで「200◯年のインストアライブに行きました!インスタライブもたまに見ています!」と言ってくれて、僕も「なんだか楽しそうな話してたから気になっちゃって」と仲間に入れてほしかった旨を伝える。「わたし、オザケン東京の初日に行ったんです。2日目はSDP登場して羨ましいっす。あ、突然話しかけてごめんなさい」「いや、こちらこそお邪魔しました。みんな楽しいおしゃべり続けてください」と気遣い合って別れたのでした。なんということでもない、ある暑い日の夜の吉祥寺での出来事。山田さんですよね?と話しかけられるのは気づいてるけど話しかけられないのより、いい。僕もできるかぎりニコニコするようにしようと、最近特に思うようになりました。

写真は本文とは全然関係ない、あまりに暑くて芽が出てアートみたいになったサツマイモ。

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2022年08月01日

8月

8月である。3度目のコロナ禍の夏はまたしても先の見えない状況。たくさんの予定があるのでそのすべてを無事に完遂できるように、とスケジュール帳を睨んでいます。まず今週末に初めて行く山口県防府市アスピラートでの近藤研二さんとむぎ(猫)ちゃんとの彫刻家はしもとみおさんの展示コンサート。猫町フェスバンドのメンバーを加えて神戸と広島廿日市でのコンサート。そしてGOMES THE HITMANのツアーファイナル公演。たくさんのハイライトがある8月になるでしょう。

レギュラーラジオは夏休み子どもスペシャル、ブライアン・ウィルソンの映画関連のDJイベントもあって楽しく忙しい1ヶ月。9月を迎えるころには嵐を乗り切った舟のように安堵の表情でしばしたゆたうことができますように。酷暑とコロナ。皆さんもくれぐれもご自愛を。

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2022年07月21日

30 BOY が 50 BOYになっても

PLECTRUMのライブを下北沢まで観にいった。いつぶりだろうか、もしかしたら2017年に2マンして以来?長い時間が過ぎたように感じるけれど1曲目の「30BOY」からずっと楽しくて名曲群にグッときた。30歳になるのが嫌で嫌でたまらないと言うタイちゃんの姿をはっきり憶えている。あれは渋谷エッグサイトの前、道端に座ってタバコを吸っていたときだったか(タイちゃんは吸わない。僕はヘビースモーカーだった)。それから20年経って彼は50歳になって、でもやっぱりタイちゃんは「30BOY」なのである。

アッキーと2000年代前半に一緒に作ったGOMES THE HITMANは今でも古くならないままでセットリストに浮上する。もっくんがいたくるりとゴメスが対バンしたのは1998年の夏で、今は一緒にバンドをやってるなんてとても不思議。チガちゃんに山田ソロのバンドを手伝ってもらったのは王子のプラネタリウムでやったとき、Queでも一回弾いてもらったかな。タイちゃんはこの数年のGOMES THE HITMANには不可欠な存在になった。PLECTRUMはもう親戚みたいなもの。従兄弟、とかだな。彼らのライブを観るといつもそうだけど、この夜もやっぱり帰り道で「バンドやりてえ」って思った。やってるけど。

とても良い夜でした。

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2022年07月20日

PとK

7月19日はキョウコさんの命日だった。2015年からもう7年も経つのだ。キョウコさんも可愛がってくれたポチの命日と1年と1ヶ月ちがうこの日をいつもポチと一緒に思い出す。あの日は僕は京都にいた。『the loved one』リリースツアーで名古屋、京都と旅をしていた途中。夜にホテルで電話を受けて絶句したことを忘れない。今年もキョウコさんに花をあげにいって、イトケンさんといろんなおしゃべりをする良い時間。「人間は二度、死ぬ。一度目はその肉体が生命を終えた時。二度目はその方のことを覚えている人が一人もいなくなった時」という旨の有名な言葉は永六輔さんの言葉なのだそうだ。僕が「些細なことのように」で引いて綴った「天国はとても良いところだから誰一人そこから帰ろうとしない」というのも永さんの言葉。

7月と8月は生きることと死ぬことをいつもよりもたくさん考える。夏とは昔からずっとそういう季節だ。

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2022年07月11日

パルテノン、宮殿にて

サトミツ&ザ・トイレッツ、2年越しのパルテノン多摩でのコンサートは満員御礼、盛況のうちに終了しました。お昼に会場入りしてから「おつかれさまでした」を言うまでずっと楽しく過ごすことができたのはひとえにスタッフの皆さんの尽力とホスピタリティ溢れる歓迎ぶりのおかげ。こんなに良くしてもらって我々はもっともっと恩返ししないといけないなと思いました。もちろん暑いなか足を運んでくださったお客さん皆さんにも心から感謝を。開演前にメンバーみんなで多摩センターをうろうろしたのがなんだか妙に楽しかったな。用事もないのに「なんかいいことないかな」と街へ出かけていた学生時代を思い出したからかもしれません。

みんな忙しいのに愚痴を言う人、機嫌が悪い人がひとりもいない、この集まりはほんとに尊いなといつも感じます。

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2022年7月10日(日)@ 多摩市 パルテノン多摩 2Fオープンスタジオ
リニューアルオープン企画「サトミツ&ザ・トイレッツ スペシャルライブ」


1.日本のトイレからこんにちは
2.ぷりぷり行進曲
3.KUSOしてみて
4.PULP!
5.ノートイレット・ノーライフ
6.あしたトイレに行こう
7.今夜はCLEAN IT!

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2022年07月07日

新しい青の時代 turns 9

2013年にリリースした『新しい青の時代』、7月7日の七夕を発売日にしたので今年で9周年ということになる。もうそんなに、とも、まだそれだけ?とも思う。自分にとってとても大切な作品で、たくさんプレスしてたくさんの人に手にしてもらったしアナログ盤も作ったし、最新プレスではすべての楽曲のデモを添えて2枚組仕様にしたりして、とにかくこのレコードなしには「山田稔明」はあり得ないし、GOMES THE HITMANを再始動できたのも『新しい青の時代』を作れたからだと自分では思っている。

来年で10年か。なにか企画したい。

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2022年07月02日

7月(今年の半分が終わった)| 来週末は山田稔明トリオ編成「FAVORITE POET」

7月だと。特に6月は天候的にも異様な1ヶ月でとても長く感じたので前半と後半の明確な切り替えがなされた感覚がある。2022年の半分が終わったということだ。いつもこの時期になると「自分は今年なにを為しただろうか(なにもできてないのではないか)」と焦る。上半期を振り返ってみると、1月に自宅スタジオの音楽制作システムを再構築→作業が画期的に快適に→録音作業がめちゃめちゃ加速し制作中の作品がCD2枚組になることに決定。前年末から進めていたシェアアトリエ「ラビットホール」が稼働したのも『slo-mo replay』が完成したのも2月。3月は九州、名古屋、京都、神戸、そして東京とライブ三昧でレコ発ツアーも盛り上がった。4月は少し停滞するも、5月からも怒涛とライブ活動。『slo-mo replay』の全国発売とサブスク配信も果たして東北ツアーを駆け抜けました。6月は歴史的な空梅雨、一足先に夏がやってきて、早くも少し息を切らしてバテ気味で折り返しのコーンを曲がったところ。

こうやって羅列すると充実してたみたいに感じちゃうけど、まだまだ足りないなあ…と思っている自分がいて、やろうと思っていたけれどできなかったことが片手では足りない。下半期は山田稔明のソロ作をなんとかしたいと思っていて、なぜかというと今年は2007年にソロ活動を始めてから15年の年だと気づいたから。まずは7月9日の吉祥寺スターパインズカフェでのトリオ公演から。新しい物語の始まりにちょうどいい季節になった。

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2022年7月9日(土)@ 吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
山田稔明 SOLO-LIVE:FAVORITE POET vol.3
ー夜の科学トライアングル

開場18:30 開演19:00/前売 4000円(+1drink)当日未定
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
itoken(perc.)、安宅浩司(pedal steel, mandolin, guitar, cho.)

昨年から続く山田稔明ソロライブ第3弾はitoken、安宅浩司を
迎えてのトリオ編成で新しい季節の歌を歌います。

■来場チケット(整理番号順入場/全自由)
現在発売中!
e+:https://mandala.gr.jp/SPC/schedule/20220709/

■配信チケット
配信開始18:50/演奏開始 19:00
料金¥2500
チケット販売期間:6月4日(土)10:00 - 7月15日(金)20:00
アーカイブ視聴期間:7月15日(金)23:59
販売URL:https://eplus.jp/sf/detail/3642700001-P0030001

配信視聴にあたっては「Streaming+視聴者ご利用ガイド」もご確認ください。
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251 (16:00 - )
  
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2022年06月26日

Spotifyを乗っとられて取り返した話

このごろいろんなサービスに関する不正ログインを警告するメールがたくさん届く。特にSpotifyは身に覚えのないログインがたくさんあって、ついにはメールアドレスとパスワードを勝手に変えられてしまうという事態になってしまった。どんなふうになるかというと、勝手に別のブラウザから操作されてたり、知らないうちに楽曲が再生されてしまう。だいたいスムース&チルな、どうでもいい感じのEDMがチョイスされる。パスワードを変えられてしまっているのでログアウトすると再ログインできなくなるので僕はその不正アクセスされて操作されている様子をコンピュータの画面のなかで眺めている(と同時にSpotifyサポートに連絡)。ブラウザをこちらのPCに変更してもまたしばらくすると先方のブラウザに変更され、スムース&チルな音楽が流れ続ける。

僕は画面の向こうの知らない国の知らない誰かを想像しながら、せめてもの抗いにとBlood IncantationとかNapalm DeathとかKreaterとかめちゃめちゃうるさい(僕の好きな)デスメタルを再生する。もっと追求してSuffering HourとかWitch Vomitとか今まで知らなかった、なんでこんなにうるさいのかよというようなバンドの曲を立て続けに、かける。知らない国の知らない誰かのブラウザを騒々しくさせ、その不正ログイン者がまったくチルじゃない音楽に顔をしかめるのを想像しながら。すると、しばらくするとまたスムース&チルに戻る。で、おれセレクトのグラインドコアとかでまた対抗する。またスムース&チルかかる(毎回同じプレイリストの曲だ)というのを小一時間続けていて、「は、これはもしかして相手は人間じゃないかもしれない。AIかもな」と思ってバカらしくなって、やめた。

Spotifyのサポートはとても親切に対応してくれたんだけど、僕のアカウントは日本語対応ができないということで、英語でのやりとりになった(テキストのチャットでのやりとりです)。自分がそのアカウントの持ち主だということをメールのスクリーンショットや支払い明細の画像などを提示したりして、メールアドレスを勝手に変更される前のものに戻してもらったり、遠隔操作で強制ログアウトの処置を施してもらったり、ほぼほぼ丸一日かかって、ようやく乗っとられたSpotifyを取り戻すことに成功。速攻でパスワードを見直し。とにかく非常にめんどくさくて気持ちの悪い感覚だった。英語を久しぶりに使って、カチカチになっていた脳がほぐれたのはよかった。最後は「Wow!! I made it! Fantastic!!」とか自然に言えるくらいになっていた。そしてSpotifyの「最近聴いた曲」にスムース&チルとデスメタルが交互に並んでいる履歴、それを見て「やれやれ」と僕はため息をついたのだった。

Spotifyに限らず、最近不正ログイン、不正アクセスが非常に多いみたいです。みなさん気をつけて。

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2022年06月21日

ポチ実の誕生日

ポチの命日に続いて6月21日はポチ実の誕生日。野良出身だから正確な出生日が不明なポチ実だけれど、ポチが煙になって天に登ったこの日を誕生日と制定した。9月に初めてうちの庭に現れたとき生後2-3ヶ月の仔猫だったことを考えるとあながち間違っていないかもしれない。ご近所の音楽家近藤研二さんからの今年のチミちゃんへの誕プレはスペシャルな水彩画だった。今週末からグループ展での絵の展示を控えた近藤さんによる最新作、素晴らしい透明感に感動しました。

ポチ実がいなかったら、とたまに考える。もし出会わなかったら彼女と違う他の猫と暮らしているだろうか、全然想像がつかない。ポチ実と僕の関係は不思議だ。僕に過剰に甘えることもなく(ご飯の催促とかはすごいけどね)、反抗期の娘と親のように一定の距離があし、朝なんか決まって僕にシャー!と威嚇する。だけど毎日とても面白い。楽しい。毎日かわいいし、愛おしい。8歳というのは猫にとっては高齢への入り口だけれど、いつまでも子どもみたいな顔で我が家の空気をかきまわすポチ実。ずっと元気でいてほしい。

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2022年06月20日

ポチの命日

6月19日は先代の愛猫ポチの九回忌だった。2014年の梅雨に亡くなったので、もう8年。あるいは、まだ8年?時間の流れの速さがよくわからないこの10年だ。たくさんのお花をいただいて、心から感謝。ポチも僕も幸せ者です。8年前の苦しみ悲しみは時間の経過とともに薄まっていって今は楽しかった思い出や彼女の可愛い仕草なんかが上澄みのように心の水面に漂っている。あ、と思い出してiPhoneのボイスメモを遡ってみたら6月21日お葬式の前にポチの亡骸を前に歌った「日向の猫」の録音が残っていて、それをしみじみと聴いた。とてもいい演奏で我ながら感動した。

日々の暮らしのなかで忙しく暮らしていても、ポチのことはやっぱりずっと忘れない。

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2022年06月15日

ポチ実の健康診断 2022

伸ばし伸ばしになっていた愛猫ポチ実のワクチン接種とあわせて健康診断を。病院に連れていくまでがまず大騒動。気づかれないようにキャリーバッグを用意し、庭を散歩させたりして機嫌よくさせておいて、ガバっと捕まえる。しかしこの日は異変を察知してベッドの下に隠れて出てこない。マットレスをはずしてひと苦労してようやく捕獲、不安で目をまんまるにさせるチミちゃんに「大丈夫大丈夫」と声をかけながら動物病院へ。注射を打ってもらったあと血液検査。一応いろいろ正常数値の範囲内なんだけど、先生が「クレアチニンとBUNの値がちょっと気になるから」ということで腎機能を調べるSDMAという検査も受けることに。これは猫仲間の近藤さんや長男堂も受けてて関心のあった検査。結果は数日後ということで少し緊張して週末を過ごしました。この日はダライラマ先生はお休みでK先生(K先生もポチのときに献身的に尽くしてくれたクールガイ)に診てもらった。

で、週明けに検査結果を聞きに飼い主だけ病院へ。久しぶりにお会いするダライラマ先生は前よりずっと若く見える。「最近CDとか本とかは出してないの?」と聞かれて新譜持ってくればよかったなと後悔。で、懸案のSDMAの検査結果はとても良好、基準値の範囲内でとても低い値。運動不足とダイエットを指摘されましたが、チミちゃん元気でひと安心。もうあれから8年も経ったかーとしみじみ笑顔で語り合える幸せよ。8年前の6月はポチを亡くした月。どんどん具合が悪くなっていく愛猫に何ができるでもなくただただ付き添った苦悩の雨の季節をやっぱり詳細に思い出す。命は永遠じゃない。だから毎日の営みを目に焼き付けて暮らすのがいい。自分も長生きしたいし猫にもずっと元気でいてほしい。めんどくさくてもいろいろ丁寧に、慎重に、やるべきことを怠らないように、と自分への提言。

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2022年06月01日

5月が終わり6月が始まる

5月はとても長い一ヶ月だった。ライブのために念のためのPCR検査を2回も受けたし、有観客公演も配信もたくさんあって、CDの全国発売とサブスク解禁もあったからなんだかえらく忙しくて、自分のワーカホリックぶりを呪ったけれど、自分的にはこれくらいいろいろあるほうが日々が面白くて楽しい。さていよいよ始まった6月はどうなるか。今月も週末ごとにライブがあったり、少し先の予定のための仕事があったりして、ひとつひとつを乗り越えていく1ヶ月になるのだろうな。雨の季節が始まるから憂鬱だけれど、果てのない to do リストが僕を鼓舞してやまないのである。今月もいろんな場所でみなさんに会えることを楽しみにしています。

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2022年05月26日

24年前の今日のこと

ふと気付いたこと、24年前の今日、1998年5月26日はGOMES THE HITMANが初めて企画したイベント「3 label 1 night only」という公演が渋谷クラブクアトロで開催された日だ。当時インディーだった僕らが同じくメジャーデビュー前のキリンジと、SONYからメジャーデビュー直前だったSwinging Popsicle 。3レーベルというのは僕らが所属していた「グラスフルーツ」、キリンジの「ナチュラル・ファンデーション」、そしてポプシの「ソニー」ということ。相当な気合を入れて挑んだこと、お客さんがたくさん入ったことを憶えているけれど、それ以外のことはほとんど忘れてしまっている。あ、他の2バンドのステージを観てひどく落ち込んで自己嫌悪になったことも忘れない。打ち上げでもそんなにバンド間の交流はなかった気がする。そういう時代だったんだなと思う。

時期的に言うと1997年12月の『GOMES THE HITMAN in arpeggio』と1997年4月の『down the river to the sea』のリリース後のタイミングで、すなわち今週リリースになった『slo-mo replay』収録の楽曲だけで構成されたステージだったはずで、「雨の夜と月の光」も「饒舌スタッカート」も「手と手、影と影」もセットリストにない渋谷クアトロでのステージがどんなだったのか振り返ってみたくなるけれども、資料が全然見つからない。納戸の奥底に眠っているのかな。

あれからたくさんの季節が流れて、キリンジはご存知のように高樹さんのKIRINJIと泰行くんとに袂を分かち、ポプシはバンドも健在で各々の活動も活発。GOMES THE HITMANはその頃からメンバーが減って4人組になって奇遇にも四半世紀を振り返るアルバムをリリースしたところ。24年前の今日のこと、過ぎた時間の長さを想う。

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2022年05月13日

アフタヌーンパラダイス

昨日、今年2月MC代打以来の「アフタヌーンパラダイス」、杉真理さんと一緒にラジオでおしゃべりするのは久しぶりだったかもしれません。アフパラの空気がとてもゆっくり流れる感覚があったのはやっぱり4時間の生放送のピンチヒッター慣れしてしまっていたからで、久々のゲスト出演はあっという間に過ぎる楽しい時間でした。杉さんにはレオ・セイヤーの新作『ノーザン・ソングス〜レオ・セイヤー、ビートルズを唄う』を、マーナちゃんにはカーサブルータスをプレゼント。いつも仲良くしてもらって嬉しいです。リスナーの皆さんもメッセージ等ありがとうございました。

杉さんが「真夏のスキャット」が大好き!と言ってくれたので、ライブでしっかり再現できるようにトゥルルルラララとコーラスを練習したいと思います。

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2022年05月03日

ゴールデンウィークと音楽の魔法

ゴールデンウィークに入って音楽三昧で楽しい。4月30日は1ヶ月ぶりの自分のライブだったわけだけれども、その翌日はビルボードライブ東京で伊藤銀次さんと杉真理さんの「トライアングル・ソングス」を観た。文字通りナイアガラ・トライアングルをはじめとする様々な楽曲が披露され、スペシャルゲストが佐野元春さん。なんと特別な時間だったことか。バンドの演奏も含め文句なしの夜だった。ドラムを担当したけっちゃんも素晴らしかった。御三方での「A面で恋をして」はポップス史に刻まれるような瞬間だった。個人的には銀次さんがハンドマイクでとても丁寧に歌い上げた大滝詠一さんのカバー「スピーチ・バルーン」が心に沁みた。背筋が伸びる思いがしました。

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翌2日は下北沢CLUB Queで沖野俊太郎さんのリリースパーティーへ。沖野俊太郎Groupでギターを弾いているPLECTRUMタイちゃんから誘ってもらった。こんなふうに“ライブハウス然”した空間でライブを観るのは久しぶりかもしれない。先陣を切ったROCKET KはK.O.G.A.レコードの古閑さんのバンド。下北沢の歴史を知る大先輩、パンキッシュでメロディアスで素晴らしかった。カジヒデキさんをライブハウスで観るのは初めてかもしれなくて(渋谷公会堂と鎌倉ディモンシュで観た!)そのポップさとアグレッシブさが最高だった。キラキラしていた!ベースの弦が切れるというアクシデントもその熱量の証明のようで、青春はいつまでも青春のままでいられるのだなと感動。久しぶりにカジさんにお会いできて嬉しかったです。いつも優しい。

沖野俊太郎さんのステージは圧巻で、ご本人によるトータルプロデュースの賜物という感じがした。90年代サウンドを2022年仕様にアップデートされた歌たち。その時代の音楽にどっぷり浸かって過ごした僕にとっては新しくて懐かしい。とても艷やかなロック、女性3人を含むバンドもすごい音を出してた。僕は言わば“EVERY PLANETS SON”世代なので、この日初めて沖野さんにご挨拶させてもらってとても光栄でした。終演後タイちゃんは仲介業者のようにあの人にこの人を紹介して八面六臂で駆け回っていて舞台裏を支えていたなあ。会場ではたくさんの友人知人に会えて、下北沢という街の引力を感じました。

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5月3日はラジオの収録を終えた後吉祥寺の街へ。ギャラリー創ではキチレコあらため「吉祥寺レコード」のライブイベントでBENSONSが演奏しているところだった。演る側も観る側もみんな楽しそう。今年もタイミング合わず参加できませんでしたがまた仲間入りしたいな。キチムで食器やカトラリーのガレージセールをやっていたので(GW中やってるそうです。シンプルでお買い得でお薦め)それを覗いたあと駅前へ。吉祥寺音楽祭のステージで杉真理さんのライブ。ホーンセクション含む豪華なセットでした。吉祥寺のまちなかで聴く「バイ・バイ・ウサギ君」。たくさんの人が足を止めて聴き入っていました。

遠くへ出かけなくても音楽は簡単にここじゃないどこかへ僕を連れていく魔法みたい。歌にあふれた連休です。

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2022年05月01日

5月になりました

もう5月だと。3月はたくさんライブがあって充実して、4月は諸々、水面の下の白鳥の足かきみたいな1ヶ月でしたが、5月はどうなるでしょうか。まず5月5日に実に2年4ヶ月ぶりの有観客での下北沢lete公演、これが何より楽しみ。そして後半はGOMES THE HITMANでの東北ツアー、一昨年『memori』リリース時期に開催予定だった公演をコロナ禍で断念、2年越しで実現するライブがさらにもうひとつ新しい作品のレコ発になるとは思いませんでした。新しい景色を見ることができるかな。ワクワクしています。

ライブ会場でたくさんの皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

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2022年04月04日

今年の桜

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先週末は本当なら東京の桜のピークだったはずで、しかし月曜日まで冷たい雨が止まなかったから残念だった。用事があって三鷹通りの桜並木を車で走ったら冷たい雨のなかでもゴアテックスと防寒着で桜の写真を撮っている人も少なくなかったけれど、やっぱり青空の下で満開の花を愛でたい。天気の神様はいつも意地悪。僕の個人的に一番好きな桜は我が家の斜向いのお宅(今は空き家になっている)の庭にある大きな桜の木で、窓を開けると溢れる桃色の雲のような花々が空を隠してしまうほど。まるで自分のものみたいに毎年楽しみにしている。今年もポチ実と一緒に写真を撮った。スマホの昨日で「去年のあなたはこんな」とか「3年前の今日の写真」なんかがポーンと画面に表示されたりするから、今年の桜は早いとか遅いとか、そういうこともすぐわかるようになって便利。

午後から思い立って井の頭公園へ出かけた。吉祥寺に住んでいるのに桜の季節に井の頭公園を訪れないのは宝の持ちぐされである。思っていたよりも葉桜で完全にピークを過ぎた桜たちではあったけれど人の賑わいも華やかで池のスワンやボートも大渋滞だった。ぐるっと一周池のまわりを歩いてみると桃色の花弁が池を覆い尽くす風景や夕方の光に神々しく揺れる水面とか、やっぱりこういうのは必要な時間なのだなあと感じる。「やっぱり井の頭公園はいいなあ」と僕が心なかで思っていたら、すれ違う人がはっきりと言葉にして「やっぱ井の頭公園はいいねえ」と言った。多分ここに来た人たちがみんな心で思ったりつぶやいたりしている。やっぱり井の頭公園はいいなあ、と。

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2022年03月26日

プラムの実と甘いコーヒー?

中目黒のトラベラーズファクトリーにてアアルトコーヒー庄野さんがコーヒーを淹れるイベントが久しぶりに。庄野さんは異業種で一番多く“対バン”している人だけれど、コロナ禍以降まったく会うことがなかった(庄野さんも徳島を全然出てないんじゃないかな)。2年以上ぶりに会っておしゃべりできて楽しかった。トラベラーズチームもみんな元気でよかった。人に会うってとても楽しい。今月いっぱい旅をして本当にそのことを実感する。インディー時代のゴメスも愛聴してくれていた庄野さんが『slo-mo replay』をどう聴くかとても楽しみ。「coffee」という曲にはミルク多めの甘いコーヒーが登場するが大人になった僕は深煎りの豆でしっかり濃く淹れたブラックコーヒーが好き。成長するってそういうこと?

中目黒は桜が咲き始めていてものすごい人だった。季節はもう春。

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2022年03月23日

古い友たちよ

四半世紀前に作ったインディー盤を再録したアルバムを完成させて、そのCDを携えてツアーに出た先週末。名古屋では大学時代の知り合いが物販を手伝ってくれた(インディー盤でバイオリンを弾いてくれた友人だ)。終演後にFILE-UNDERというレコード屋さんの店主山田さんが訪ねてきてくれて嬉しかった。昨年末モノコトで弾き語りしたときに初めて挨拶させていただいたのだけど、その山田さんの口から僕らの大学時代の先輩の名前(ポストパンク、ハードコアで活躍するバンド関係の先輩方)がたくさん出てきてびっくりした。終演後はKDハポンのフードを特別に食べさせてもらった。僕はカレー、ガパオライスも美味しそうだったな。

京都では最初のレコード会社で僕らを担当してくれたK氏、そしてデビュー時からずっとお世話になっているライターの岡村詩野さんが来てくれた。ふたりともバンドの初期からを知る人なので、終演後の感想も自身の青春と絡んだ言葉が印象深かった。b-flower八野さんもライブを観にきてくれた。僕が大学時代に聴いていたバンドだ、b-flowerは。今がいつなのかわからなくなる。京都の物販を手伝ってくれたのはバンド「ははの気まぐれ」の川本くんとヒロミちゃん。バタバタと急な連絡にも「音楽の先輩の急な命令に従うのが後輩の役目です!」と快く働いてくれた。終演後はご飯に困って右往左往。いい年して僕らはお店を決めきれない学生みたいだった。

神戸では僕らが到着するより早くチャッツワース家族、音響の真田さん、そして今回調整役を買って出てくれたシカゴキカクの早田くんが会場の準備をしてくれていて、チャッツワースはライブ時のドリンクやフードだけでなく僕らのために賄い飯まで用意してくれて、もう本当にどこまでも甘えさせてもらって感謝しかない。チャッツワースとのお付き合いももう14年にもなるのですね。今回の旅はまん延防止云々の最後にかかったので本当にご飯を食べるのに苦労した旅だった。旧グッゲンハイム邸終演後、夜中にホテルの部屋で食べたチャッツワース製おにぎりの味をきっとずっと忘れない。

帰路はベースの須藤さんとふたりのロングドライブ。過去の思い出を掘り起こすように古い友だちの名前を思い出すゲームのよう。帰ってきて、なんとなく元メンバーや古くからお世話になっている人にメールを何通も送っている。『slo-mo replay』を作って良かったのはそういう意識の吹き溜まりみたいなところで化石になろうとしていたいろんな記憶に気づけたことなんじゃないかなと思う。そして、『GOMES THE HITMAN in arppegio』とか『down the river to the sea』とか、もう少し後のメジャーデビューの頃の僕らの作品を青春のBGMにしていた人たちは今どこで何をしてるんだろうな、ということを思う。みんな元気で幸せならいいなって思ってる。

いい機会なので、久しぶりに大きな音で音楽を聴いてみるのもいい。今週GOMES THE HITMANは四半世紀の時を駆けて辿り着いた吉祥寺スターパインズカフェで青春時代の歌を演奏します。

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2022年3月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

18:00開場 18:30開演/前売4500円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN/guest:高田タイスケ from PLECTRUM

イープラスにて来場チケット販売中
https://eplus.jp/sf/detail/3562640001-P0030001

*配信チケット本日10時より販売開始
販売期間:3月22日(火)10:00〜4月2日(土)20:00
アーカイブ視聴期間:4月2日(土)23:59
販売URL:https://eplus.jp/sf/detail/3590240001-P0030001
視聴にあたっては「Streaming+視聴者ご利用ガイド」もご確認ください。
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide


吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2022年03月18日

真夜中の地震と暗闇

水曜日の夜、インスタライブをやった直後の23時40分頃。音を消して画面だけついていたテレビの画面いっぱいに緊急地震速報の表示が出て、すこしユラっと家が揺れた。ポチ実が庭に出て夜の散歩をしてたので慌てて捕まえて屋内に戻したらプチンと音がして電気が消えた。「停電!?」となったあとグラグラと大きめの揺れがきて、まあ多分30秒とか1分もないくらいの時間だったかもしれないが、僕にはもっと長く、3分くらいに感じた。ダイニングテーブルの下に隠れるなんてもしかしたらこの10年で初めてかもしれない。もちろんテレビもラジオも消えたので震源も震度もわからず、スマホを見ても5Gの表示はあるのに全然何にもつながらない。数件LINEとかメッセージをつかまえられただけで、僕のiPhoneはただの懐中電灯と化した。

世界の終わりかも、と思った。揺れがおさまり外に出てもあたり一帯が真っ暗だ。充電式のランタンの灯りを掲げて照らすと、すぐ向かいの家の前にひとり人が立っていて、「大丈夫ですか?」と声をかけると、その人はスペインから来たという青年だった。「こんなの初めて」と呆然としている。「大丈夫大丈夫」と僕は根拠のない大丈夫を繰り返し、一区画歩いて近藤研二さんちまで行ってみた。「停電してたら呼び鈴もならないかな」とかどうでもいいことを考えながら。するとちょうど近藤さんも玄関の前で懐中電灯で周りを照らしていたところで、こういうときに近所に友だちがいるのって本当に心強いなと思った。少し歩くと通りの向こうは街灯がついているので停電のエリアはこのへんだと我々の区画くらいみたい。

家に戻るとチミがスンスンと鼻をならしてリビングをパトロールしていた。うちには電池式の超アナログのラジオがあったのでかろうじて状況を把握することができた。東京では2万戸以上が停電していること。震源は福島の海、ひどいところでは震度6強、暗闇のなかで時間が流れるのが遅い。原発で火災とかラジオから不確定な情報も聞こえてくる。今週末のライブはまた延期かな…とか東北の知り合いたちは大丈夫だろうか、とかいろんなことを考えて毛布にくるまっていたら「パッ!」と全部の電気が一気に復活した。1時20分頃、1時間半以上経て停電は回復。それからしばらくNHKの臨時ニュースを眺めて、着の身着のままでいつの間にか寝てしまっていた。

翌日友だちとやりとりすると僕が世界の終わりだと思った地震が、一方では「寝てて気づかなかった」という人がいたり、同じように停電して寒さを凌いでいた人がいたり、うちは物が倒れたりお皿が割れたりすることはなかったけど、大事な楽器やコンピューターに被害があった知り合いもいた。今回停電して真っ暗になった後に揺らされたことが僕にとってかなりのダメージだった。不安と緊張。去年の3月に用意した防災バッグのなかを慌てて探って役にたったものは頭につけるLEDライトくらいで、それも川口浩探検隊みたいな自分の姿を鏡で見て面白くて気が紛れる、というレベルの気休めだったから、あらためて地震の備えを考え直さないといけない。ディザスタームービーと本当の地震は全然違うリアリティを伴う。

被害にあった方に心からお悔やみを。みんなで指摘しあって災害に対する備えを。

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2022年03月09日

今年初めてのバンド練

昨年12月以来、GOMES THE HITMANとサポートギターのPLECTRUMタイちゃんと5人で集まった。リモートレコーディング作業をつい先日まで密にやりとりしていたのでブランク感はなかったんだけど、やっぱりみんなで円陣を組んで大きな音を鳴らすのは格別。あれ?バンドってこんなに楽しかったっけ?って感じ。長時間リハーサルで足腰きつくなる感じも久しぶり。来週末からのSPRING FAIR tour、名古屋と吉祥寺にはタイちゃんにも出てもらう。とても良い感じ。

さあライブ再開。

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2022年02月28日

短くも濃厚な2月の終わり

2月が終わる。予定されていたライブやイベントはすべてなくなり、代わりにインスタライブを2回、それとちよだニャンとなるカフェ神田神保町での収録配信ライブをやった。雪が降ったり晴れたり曇ったり、寒い日が続いたけれど、それでも庭の梅の木には花が咲き始めた。ウィークデイはずっと自宅でGOMES THE HITMANの新しい作品のための録音作業を続けて、他のメンバーもみんな自宅でリモート作業。仕事はえらくはかどり、どんどん完成に近づいている。相変わらず週に一本のレギュラーラジオ番組と杉真理さんの代打の4時間生放送があってそこそこ慌ただしく、年始から動き出していたNAOT主導のシェアアトリエが本格的に稼働し始めたこともあって、超濃密なのに矢のように過ぎる28日間を体感した。

そうこうしていると、こんな時代に戦争が始まった。テレビの画面をぼんやり眺める。湾岸戦争のときよりも対テロ戦争のときよりも妙にリアルで、時代が逆行しているように感じた。戦争反対。平和に暮らしたい。世界中みんながそれぞれの平凡な毎日を過ごせる世の中がいい。3月はいろんな想いを込めて2月よりたくさん歌を歌いたい。

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2022年02月26日

新しい秘密基地

ことの発端は昨年12月、愛知県犬山のNAOT AICHIでのはしもとみおさんと僕とのワークショップとライブの配信の打ち上げの席。東京出張時の拠点が欲しいと以前から画策していたNAOT代表の宮川さんとみおさんが「共同の仕事場なんて素敵ね」と意気投合、一軒家とか雑居ビル一棟とか!と無責任に囃し立てる僕。それから宮川さんが奇跡みたいな物件を東京都内に探し当てるのに1週間と時間はかからなかったのだ。年始の内見に僕も同行、緊張しながら対面したオーナーのお母様がなんとNAOTユーザーだったというウソみたいな物語もあり、ついに今週イスラエル靴の店 NAOTと仲間たちによるシェアアトリエが始動。

その建物はラビットホール(Rabbit Hall)と名付けられました。『不思議の国のアリス』のなかでアリスが時計を持って急ぐウサギを追いかけると、いつの間にかウサギの穴(rabbit hole)に落下していって不思議の国に辿り着く。それで英語で「rabbit hole」は比喩的に日常と非日常を結ぶトンネルといった意味合いの言葉になるのですが、「hole=穴」を「hall=広間」に置き換えて(1階の広間は広くてとても居心地がいいのです)「Rabbit Hall」。「go down the rabbit hall」で「これまでとは異なる状況・状態になること」、ほんの三ヶ月前に影もかたちも想像もしなかったような場所ができたので、この名前は言い得て妙だなあと思うのです。

毎日おもしろい。楽しい予感がいろいろ。

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2022年02月21日

中華街のマーラーカオ

なんとなく自分的には月曜日は定休日という感覚があるから、天気もいいしレコーディング中の現状ミックスを大きな音で聴きながらドライブでもしたいなと思った。あ、美味しい馬拉糕(マーラーカオ)が食べたいと思ったらもう横浜中華街に行くしかないのだ。第三京浜で爆音で新しいGOMES THE HITMANの音源を聴きながら横浜へ。山下公園を歩いたりして随分気分が晴れた。もちろんマーラーカオも、さらにはなんかいろいろ美味しそうなお菓子も大人買いしてホクホクである。

木曜日に杉真理さんのピンチヒッターで担当するラジオのメッセージテーマが「ラーメン」だったことを思い出し、中華街で中華そばを決める。とても充実した休日だった。マーラーカオは特別な日に食べようと思って、まだ手をつけていない。

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2022年02月16日

今晩23時から「水曜日のインスタライブ」を

山野楽器ロックイン新宿という大きな楽器屋さんがあって、僕がよく行くレコード屋さんへの通り道だったりするのでよく立ち寄っていたんけど、3月で閉店することになってしまった。とても残念。こないだ覗いてみたらアウトレットセールをやっていて、ギターのピックをまとめ買いした。僕の今年のラッキーカラーが白と緑と青だったから、これは!と思ったのだ。縁起がいいし、しばらくピックには困らないだろう。

水曜日なので23時から「水曜日のインスタライブ」をやります。今年は不定期にやっていますが、今月は後半バタバタと忙しいので次回は3月になると思います。2013年作『新しい青の時代』を辿っていますのでぜひリアルタイムでご覧ください。新しい情報をひとつお知らせする予定です。

山田稔明 インスタグラム

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2022年02月14日

バレンタインの季節

今年もバレンタインデイ。ライブやイベントなどすべて延期になるなかでもバレンタインの頂きものをいくつも、いつも本当にありがとうございます。誕生日と同じでやっぱりいつだって嬉しいものです。大学生のときチロルチョコを箱入り30個くれた友だちがいましたが達者にやってるだろうか。僕は元気です。ものすごく久しぶりにTOPSのチョコレートケーキを食べたんだけど、くるみの入ったチョコレートクリーム三層のスポンジ、昔よりも美味しく感じたのは仕事続きでちょっと疲れてたからでしょうか。アメリカの味、というよりは東京という都会の味だと感じる。

2月はチョコレートに想いを馳せる季節。

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2022年02月06日

体を整えること

2019年の春、心臓の調子がおかしくなって体調も低迷したことがきっかけで通い始めた整体。なにごとも血行だということで相談したのが最初。これがいわゆるサブスクリプション式の整体で、月額いくらを払って何回通ってもいいというやつなので、だいたい週に2回、体がきついときは3回くらい診てもらっている。心臓の病気が治ってもずっと通い続けて3年になるけれど、その最初期からずっと僕の体を整えてくれた先生がこの1月いっぱいで退職することになった。新しい担当氏はきちんとカルテを引き継いで体を整えてくれるが、さすがに3年もの間「肩こりが酷い」とか「首がきつい」とか「車でツアー行ってきたんで背中がカチカチやぞ」とか、ずっと自分のからだのことを相談していた人とのお別れはやっぱり寂しい。誰かに体を触って診てもらうということがこんなにありがたいなんて若い頃は全然想像もつかなかった。

先週末は心臓の定期診断だった。なんの異常も問題もなく、こちらももうすぐ手術から3年が経つ。コロナ禍の渦中にいるからこそ、いつまで元気でいたいと心から思う。

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2022年02月04日

今年の節分

節分の日は広尾に髪を切りにいってそのまま渋谷でうろうろして帰りが遅くなったので、ついに恵方巻きを買うことができなかった。昼間どこでもあんなにたくさん売ってたの巻き寿司が20時を過ぎると全然見当たらない。なんか、運を逃がすかなあとか思いながらも変なタイミングでご飯を食べちゃってたので「まあいいや」となった。なんだかんだ恵方巻きを食べなかった年を思い出せないくらいだから、習慣というか慣習というか、流れに乗せられる感じってすごいんだなと思う。

そのかわりに豆まきをやった。「鬼は外」と庭に豆をまくとママンメゾンからチミママが飛び出してきて、豆に飛びついて超かわいかった。なんなの、このかわいい鬼は。「福はうち」と家の中に豆を打つと今度はポチ実が起き出してきて駆け回った。年の数だけ豆を食べたらもうおなかいっぱい(歳を取るほど苦行に)。節分を境に暦の上では春だが、急にまた寒くなってきたから僕も皆さんも風邪など引かないように。

邪気を払い、無病息災を祈る。この数年のいろいろが思い出話になる日を待つ日々だ。

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2022年01月24日

ママンとママン

はしもとみおさんとチミトンと一緒に昨年秋に作られたチミママ「ママンシャー」もうちにやってきた。愛知県犬山のNAOT NARAでの展示でお披露目された木彫り。ママン像を窓際に置いていたらすぐに本人チミママが現れて記念すべき初対面。怪訝そうな顔で近づき木彫りの匂いを嗅ぐママンの戸惑いが可愛い。きっと樟(くすのき)のすっとした匂いがしただろう。ママンとママンはほんとに瓜二つで暗がりのなかではどっちがどっちかわからないくらいだ。

この作品も夏の展示まで猫町に暮らします。

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2022年01月23日

チミトンの里帰り

彫刻家はしもとみおさんが打ち合わせと制作で上京することになり、いい機会だからと昨年彫られたうちの三毛猫ポチ実がモデルの等身大作品「チミトン」を我が家に連れてきてくれた。去年の6月にうちの庭とリビングを舞台に制作されて吉祥寺美術館での展示に飾られたもの、実に半年ぶりの里帰り。今年の夏に予定されている作品展までの間、僕とチミのそばで暮らすことに。自分の生き写しと再会するチミは腰が引けて緊張感が漂い、しかし興味津々にそろそろと近づいて可愛らしい。

チミトンは今うちのリビングに鎮座しているが、本人(本猫)が2階寝室で惰眠を貪っているあいだも絶え間なく存在感を主張している。今にも動き出しそうだし、もしかしたら誰も見ていないところでは柔らかに駆け回っているのかもしれない。

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2022年01月21日

いつもの厄払い

年が明けて3週間経ち、そろそろ行かなくちゃと深大寺へ初詣。コロナ禍の状況がありつつもそれなりの賑わい。2014年の本厄の年に先代猫ポチを亡くして以来、厄が明けてもなんとなくずっと年の初めにここで護摩焚きを受けている。燃え上がる炎と火の粉を見つめながら太鼓の音がお腹に響くと毎年スイッチが入ったみたいに感じるのだ。おみくじは吉、いいことばっかり書いてあった。お蕎麦はニシン蕎麦に。今年も1年よろしくお願いします。3月のだるま市も無事に開催されますように。

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2022年01月18日

記憶の満ち欠け

年明けからずっと仕事部屋と納戸の掃除を続けている。そうすると「開けるな」と殴り書きされている箱に出会い、それを書いたのは自分であるにも関わらず「なにくそ、開けるなって言われたら開けたいっしょ!」と開けてみるのだ。煙が出てきて一気におじいちゃんになったりはしないけど、10年20年四半世紀と簡単に時間を巻き戻すモノに出会うことになる。「懐かしい…」という感じに見入ってしまうものもあるし、記憶からまったく抜け落ちている時期もあって、「開けるな箱」からごっそり出てきたひとつかみの紙片たちは2003年VAPから『omni』をリリースするくらいの時期のプロモーションスケジュール表で、このときは2度目のメジャーデビューということでいろんな取材を受けたしいろんな街に出かけたし、とても忙しかったからほとんど憶えていない。よくもこんなに、と思う。

2003年8月の関西キャンペーンでは午後2時からタワーレコード梅田でインストアをやったあとにみんなで大移動して関西ウォーカーのイベントステージで演奏するという、1日2公演とかやってる。そんなことあったっけなと思い起こしてみると、この日はタワー梅田でPAをやってくださった音響の方が「もしよかったら次の現場、僕らが音響やりましょうか?すごく好きなサウンドなので」と無償で手伝いにきてくれたことを強烈に思い出した。音響さんの車とバンドワゴンで連なって会場へ向かいながら「そんな素敵な話ある?」とみんなとてもハッピーだった。

タワーレコード梅田ではたくさんGOMES THE HITMANのCDを売っていただいたし、そういう印象深いインストアライブの舞台を担った場所。そのタワーレコード梅田が閉店した。レコード屋さんはどんどんなくなっていくけれど、そういう愛すべき宝物みたいな記憶をなくさないようにしたいなと思った。

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2022年01月17日

観察と表現、フランソワ・ポンポン

群馬の館林美術館までの道のりを検索したら車で1時間半ほどだったので思い立って「フランソワ・ポンポン展」を見に出かけた。ポンポンは19世紀の終わりから1933年に没するまでフランスで活躍した動物彫刻家だが、その作品が評価され認められたのは67歳のときに作った「シロクマ」の像だったそうだ。館林美術館はポンポンの彫刻作品を多く所蔵しているのでふさわしい場所でその人生を辿ることができたと思う。印象的だったのはたくさん残された資料。雑誌の切り抜きや絵葉書、素描スケッチの数々。輪郭線の美しさやなめらかに単純化されたシルエット表現は絶え間ない観察が生み出したものなのだなと思い知る。

別館の「彫刻家のアトリエ」も凛とした空気が心地よい空間だった。とても寒く、しかし天気の良い日ですっと背筋の伸びる思いがしました。帰宅して自分の仕事部屋の再構築の続き。あのアトリエをみたあとだとあれこれ妄想が膨らむのだ。群馬はとても近くて、うどんも美味しくて、これからも機会があれば出かけていきたい。

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2022年01月14日

1月おりかえし

ライブもなくインスタライブもお休みしているが、1月は日々いろんなことで奔走している。年末からの居間の模様替え、そして年始早々に取りかかった仕事部屋のシステム再構築にようやく目処がつき、気づけば時間も忘れて実験ばっかりしている。今週は水曜日に近藤さんがうちに来ておしゃべり、木曜日は僕がイトケンさんちに出かけていろいろ相談、金曜日はイノトモちゃんが遊びにきて近況報告、というご近所交流の1週間だった。2022年のための有意義な1月。

来週こそは初詣に。

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2022年01月06日

この冬初めての積雪と免許更新

12月生まれだからいつも自動車免許の更新が年をまたいでバタバタになって、今回もギリギリで試験場に駆け込むことになった。出かけた瞬間に雪が降り始めて、1時間講習を受ける間に窓の外は白く塗りつぶされていく。超さむい。免許を取ったのは大学4年の冬、就職するのに要普通免許ということで急いで埼玉まで通った。もう2度と試験とか受けたくないから免許は失効したくない。実家が自動車屋だったので僕は子どもの頃から車に全然興味がなかった。車が身近すぎて関心の対象にならなかったのだ。今でもトヨタとかホンダとか外国車とか車種の名前もほとんど知らない。最初の車はHONDAのステップワゴンで、それ以降は父親に適当な車をタダでもらって乗り継ぎ、モビリオスパイクっていう車を自分で初めて買って、今は父親の形見として残った車に乗っている。

今年は車を買い替えたいなと考えているから、いつもよりはもう少し車について考えることになるだろうか。免許証の写真はそれなりに良い感じに撮れたけど「歳を取ったなあ」と自分の顔を見つめる。府中の試験場を出る頃には路面も白く、さっき聞いたばかりの交通事故の怖さを思いながら特別慎重にハンドルを握った。車には興味がなかったはずなのに運転するのは嫌いじゃない。今年はこれからどこへドライブの旅に出かけるだろうか。

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2022年01月05日

部屋の掃除は果てなく続く

年末からずっと家じゅうの掃除をしている。掃除をしているうちに部屋の模様替えが始まる。この家で暮らすようになってちょうど10年が経ったがリビングのレイアウトを大きく変更した。テレビの位置が代わり、猫タワーも窓際に移動したからポチ実は少し混乱したけれど、数日たってようやく定位置だったハンモックに自分で入れるようになった。今年は寅年だから父の形見である赤い虎の陶器を部屋に飾ろうかと思ったけど、やっぱりこれは存在感がありすぎるのでまた置き場所に困っている。

今日は仕事部屋に取りかかった。去年からずっとインスタライブを毎週やってきたので片付いたことがない仕事部屋。そこを久しぶりに大掃除。昔のフライヤーやら写真やら、とにかくいろんなものが掘り出されるから記憶が刺激されて大変。まだまだ落ち着くまでには時間がかかるので「水曜日のインスタライブ」はもうしばらくお休み充電期間とします。

今年最初のイベント事は1月10日(月祝)吉祥寺カフェ長男堂で開催される「長男堂レコードの日」。レコードフリマ的な催しに参加して、レコード棚整理ではじかれたレコード(USインディー系)をたくさん出品します。レコード好きや気になる方はぜひ長男堂へお越しください。

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2022年01月04日

いつもの日常の始まり

仕事始めは昨年末にやった公演のライブダイジェスト作り。2時間のステージを45分くらいにまとめる。いわゆる宿題だったので大晦日からずっと頭のどこかに引っかかっていた作業。終わってすっきりした。そしてラジオ収録。これも毎週のことなのでお正月とかあんまり関係ないのな。淡々と仕事をクリアしていく感覚が僕は嫌いじゃない。根が真面目だからだ。

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2022年01月03日

お正月の終わり

今年も杉真理さん主催の杉まつりがお休みなのでまったりとした時間が流れる。思えばお正月って杉まつりに参加するようになるまでこんな感じだった。いつもは映画を観にいったりするんだけど今年は映画の代わりにだらだらとビートルズの『GET BACK』を眺めている。年末年始にポール・マッカートニーのドキュメンタリーを観ようと思っていたのがそこまでの集中力が保てず機会を逃している。

吉祥寺に出かけてみた。いつものようにレコードを買って帰ってきた。こういうふうにしてお正月はあっという間に終わるのだ。

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2021年12月14日

5ヶ月ぶりのGOMES THE HITMANリハーサル

今年の夏7月のライブの日以来バンドで集まり長時間のリハーサル。前回のライブがインディー時代の楽曲にフォーカスしたセットリストだったのに対して今回は「記憶装置と繰り返す季節」というライブタイトルが示すように新旧バランス良く楽曲を並べてみて、なかなか良い感じにうまくいきそう。リハーサルのときは気づくと飲まず食わずで5時間立って歌いっぱなしみたいなことが多いが、この日もそうだった。クタクタに。チケットもよく売れて席もほぼほぼ満席状態?年末のライブを賑やかにできることがとても嬉しいです。プレイガイドで購入できるうちにお急ぎください。配信もありますのでこちらもぜひに。


2021年12月18日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN LIVE2021
“present, past, future〜記憶装置と繰り返す季節”

出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

■来場チケット(整理番号順入場・自由席)
開場 18:30 開演 19:00
前売 4500円/当日未定
*飲食を提供しないイベントとなりましたのでドリンク代は不要です
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3530450001-P0030001

■配信チケット
配信開始18:50 / 演奏開始 19:00
料金 3000円
Streaming+:https://eplus.jp/sf/detail/3530460001-P0030001
販売期間:2021年12月24日(金)20:00まで
アーカイブ視聴期間:2021年12月24日(金)23:59


吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251

  
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2021年12月07日

父の命日

12月6日は父の命日。一昨日までしっかり意識してたのに当日になったら忘れてしまってて、母からのLINEで慌てて思い出す。一人っ子の親不孝はいつまでたっても治らない。3年前、年末恒例の「夜の科学」とGOMES THE HITMAN2デイズ公演の直前に倒れた父と対面し、慌ただしいなか呆然と自分の誕生日を迎えたことを克明に憶えているようでいて、実は全部忘れてしまっているのかもしれない。クリスマス的な派手な花しかなくて命日には不似合いだけど冷えたビールを捧げた。焼酎のほうが好きかもだけど僕は焼酎はまったく飲まないからうちには備えがないのだ。

毎年恒例のカレンダーのサインに、愛する人や動物の命日を希望する方が少なくない。「命日」って英語で言うと「Anniversary of one's death」、あるいは “death”という言葉を避けて「Anniversary of one's passing」みたいな言い方をする。でも僕は改めていろんなことを思い出す日だと考えるのでもうちょっと違う言い方をしたなあと毎年考えて、まだ明確な決め台詞が浮かばない。2022年カレンダーではうまく描けたらいいなと思っています。

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2021年11月30日

今週末は1年ぶりのバンド編成 山田稔明「夜の科学 vol.62〜音楽は魔法?」です

いよいよ週末に迫った山田稔明バンド編成での「夜の科学 vol.62」、なんとこのメンバーで演奏するのが1年ぶりという事態。毎年暑いときと寒いときにバンドでやってたのが今年からそれが変わってしまうくらい奇妙な2021年だったのだな、と改めて思う。1年会わない間に人知れず病気をした人がいたり、白髪が増えたり、僕も春からいろいろあったりしたけれど、年の終わりにみんなちゃんと元気で集まれたことが嬉しい。1年ぶりというブランクはどんなものかとおそるおそる音を重ねていったけれど、すぐにそれは楽しい合奏に変わる。バンドって本当に楽しい。あの曲もこの曲もこの布陣で演奏したときに魔法がかかったみたいになる。音楽は魔法?それは会場で体感してもらいたいし、あるいはオンライン配信でも垣間見ることができるかもしれません。ビートルズ効果も手伝ってか?全体的にとてもエモーショナルな「夜の科学」になると思います。

ぜひご来場あるいは配信でみなさんご参加ください。会場に来られる方は小さな鈴など持ってきていただけたら嬉しいし、いつかの年みたいに鍵束を鳴らしてもいい音がすると思います。年末恒例の景品があたるプレゼント大会もやる予定です。終演後のサインもやれたらと思っていますが(東京だといつ以来になるのかな)、カレンダーへのサインを例年(コロナ前の)みたいにやるのは難しいかなと思うので、カレンダーに関しては今年も受注にする方向で進めています。どうかご了承ください。引き続き感染症対策を万全にして気をつけてご来場ください。

皆さんと同じ時間と空間を共有できること楽しみにしています。チケットはまだ発売中!

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2021年12月4日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
夜の科学 vol.62ー音楽は魔法?

出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、佐々木真里、近藤研二]

■来場チケット(整理番号順入場・自由席)
開場 18:30 / 開演 19:00
前売 4500円+1drink(700円)/当日未定
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3530580001-P0030001
発売日:2021年11月20日(土)10:00〜

■配信チケット
配信開始18:50 / 演奏開始 19:00
料金 3000円
Streaming+:https://eplus.jp/sf/detail/3530590001-P0030001
販売期間:2021年11月20日(土)10:00〜2021年12月10日(金)20:00
アーカイブ視聴期間:2021年12月10日(金)23:59
視聴にあたっては「Streaming+視聴者ご利用ガイド」もご確認ください。
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide
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1年ぶりのバンド編成、会場を恵比寿から吉祥寺に移して
新しい季節の歌を奏でます。新月の夜に光を灯すような
2021年を振り返り来年へ希望を抱くステージに乞うご期待。

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251

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2021年11月28日

いつだってさよなら

大学を出て就職した映像制作会社で出会い、ずっとお世話になった吉野達哉さんのお別れ会に参加した。吉野さんは会社の先輩ではなくフリーランスの映像監督で(Junksclips)僕はAD1年目で大した仕事もできずにいつも渋谷の事務所で雑務をやっていたのだけど、あるとき吉野さんはふらっとやってきて「だれか手が空いてるコいない?」と僕を見つけミュージックビデオの撮影に連れ出してくれた。ライブのない日の川崎クラブチッタ、高橋徹也という新人の「真夜中のドライブイン」という曲のミュージックビデオの現場だった。僕の仕事はスタッフにケータリングを用意したりCDプレイヤーで何度も曲を再生するくらいのことだったけれど、収録が終わる頃にはその歌が大好きになっていた。1996年頃のこと。

それ以降、ずっと僕を気にかけてくれて、現場へ連れ出してくれたり、僕がインディーレーベルからCDを出して雑誌に初めて載るときにアー写みたいなものを撮ってくれたのも吉野さんだった。メジャーデビューすることになって、「tsubomi」のMVを撮るときの監督も吉野さんで、今はもうない東京外国語大学の北区西ヶ原キャンパスのサークル棟を使って、当時まだ珍しかったワンカット映像にトライしたり、思い出してみてもほんとに楽しいことばっかりだ(このMVはVHSしか素材がなくてデジタライズしないといけないなあとずっと思っています)。

お別れ会では吉野さんゆかりの音楽家がずっと演奏を。柴草玲さんは僕と同じように毎年12月に恵比寿天窓switchでライブを重ねてきた方で、素晴らしいブルーズを捧げられた。藤原マヒトさん、白崎映美さん、久住昌之さん、メトロファルス伊藤ヨタロウさん、その他にも素晴らしい演奏が空間を満たしていていく。とても人間くさい、変な言い方をすればクセの強い方たちの演奏を聴きながら、なんで吉野さんは僕みたいなやつを見つけて仲良くしてくれたのかなあ、と考える。吉野さんがうちに遊びにきたときにポチを異常に可愛がる姿を見てびっくりしたことがあるけれど、吉野さんはどこかに「大事なことはすべて犬と猫から教わりました」と書いていて、僕が猫好きなのを最初からわかっていたのかなとも思う。

みんないるのに吉野さんだけいない…と最初思ったけどすぐにそういうことじゃないなって感じた。愛しかない、良い時間でした。感謝。

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2021年11月09日

知らない街で|もう酉の市

サトミツさんこと佐藤満春さんと一緒に取材を受けるという、なかなか珍しい機会だった。普段LINEなんかではずっとやりとりしているけれど、直接顔を合わせたりすることは(特にサトミツさんはウィークデイめちゃくちゃ忙しい人だから)レアなので、なんというか、シンプルにとても楽しかった。散歩をしながらおしゃべりをするという企画だったけれど、あんまり訪れる機会のない街を歩くのも面白い。あ、ここ国際フォーラムのところか!とか、野音ってこんなとこにあるんだ!と点と点が線でつながる瞬間もいい。もう街は完全にクリスマスモードである。今年も残りも少し。

この取材は多分年末か来年に公開されると思うので、またそのときにお知らせします。

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吉祥寺に戻ってきて、こんどは勝手知ったる街。酉の市だったので武蔵野八幡宮へ。コロナ禍、いろいろ大変だったけれどなんとかなったことを去年の熊手に感謝。新しいのは招き猫が一番大きなやつを選んだ。これから1年もよろしくお願いします。年末から来年にかけてのスケジュール調整をいろいろやっているところ。忙しい1年になりそう。大きな悪い波が来ないことを心から念じるのである。

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