2018年05月24日

5月のミッションコンプリート



朝早く起きて出かけて、懸案だったミッションをコンプリート。慣れない場所で緊張したが、果たして少し気持ちが軽くなって、何歩か前進した気がした。大学のキャンパスっていくつになっても居心地がいい。誰も自分が誰だろうと関係ないし、すれ違う誰かが誰だとしても僕にも関係ない。大きな食堂で少し早い昼食を食べた。自分は大学生のときから全然変わってないように思っても、傍から見たら場違いなふうに見えるだろうか。25年という時間を思う。

新しいレコード針を買ったら音楽を聴くのがまた楽しくなった。  

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2018年05月18日

一人っ子の憂鬱



相変わらずずっと仕事部屋で録音をしているんだけど、その合間に本を読むのが気分転換になってて、昨日からジェーン・スーさんの新刊『生きるとか死ぬとか父親とか』の、ページをめくる指が止まらずもうすぐ読み終わる。同い年で一人っ子である著者の書く様々なエピソードはそのまま自分にも似た感覚を呼び起こすのだ。一人っ子で都合の悪いことなんてこれまでの人生には全然なかった自分も、歳を重ねるうちに「ああ、兄弟がいたらなあ」と思う瞬間がたびたびやってくる。

ポチ実は一人っ子みたいなものだけど、姉弟、姉妹が欲しいと思うことはあるだろうか。わがままで好き勝手で幸せそうに見えるけどな。  
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2018年05月16日

悲しくてもお腹は減るし、お腹いっぱいになっても悲しい



今日は朝からあれこれと調子よく書き物や事務処理など机上の作業を進めて、お昼からは果てのないようなレコーディングという流れだったのだけど、我が庭のうっそうと生い茂った樫の木とか梅とか紫陽花たちを庭師さんがきれいに剪定してくれることになったので、録音をしながら窓の外で刈り込まれていく木々を眺めるという、なかなか気持ちの良い午後になった。締め切って録音をしてるとどんどん汗が出てくるような、夏のような気温だった。

夕方になって電話が鳴った。ものつくりをするのにいつもいろいろ相談に乗ってもらってお世話になっていた方が急逝されたという報せで言葉を失った。ついこないだもやりとりをしたばかりだったので、驚き、とても悲しく、やるせなく、落ち込む。夜になってもずっと重たく沈んでいる。悲しくてもお腹は減るから食事に出かけたが、ご飯を食べてお腹いっぱいになってもやっぱり悲しい。ぱっと光が差すような、何か前向きなことを考えたい。

週末のライブのこととか、村田和人さんの公演や猫町フェスがチケット完売したこととか、お知らせができてないことがいろいろありますが明日以降にまたお知らせします。  
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2018年05月15日

吉祥寺、大阪、渋谷



昨日は朝から昼過ぎまでレコーディング、調子が戻ってきた感じがあったけれど午後から吉祥寺で打ち合わせ。夏に予定されている事柄について有意義なミーティングでした。で、そのまま大阪へ。しびれるスケジュール、真面目だ。ここのところものすごく真面目な感じなのだ。新幹線のなかで書類やら原稿やらをやってしまおうと思っていたのが、読み始めた本が面白くて新大阪に着くまでに一気読みしてしまった。松尾スズキ著『東京の夫婦』、いろいろ思うところありしみじみ読了。

明けて今日になってお昼から懸案の打ち合わせ。いい方向に前進。せっかく大阪へ来たのだからレコード屋さん巡り。疲れていても行く。南堀江は雑貨や洋服のお店も多くて好きなエリア。FLAKE RECORDSとfastcut records、どちらも良いレコード屋なので当然散財。今日の大阪は暑かった。30度くらいあったんじゃないかな。新幹線に飛び乗って帰京。高野寛さんのライブに間に合う時間に渋谷へ辿り着いた。満員盛況、芳醇な音楽あふれる空間に疲れも忘れて元気になる。高野さんが歌うボブ・ディランがとても好きだ。高野さんのオリジナルのよう。

吉祥寺に帰ってきて、長い長い時間のように感じた昨日今日がたったの48時間だということに気づく。時間旅行をしたみたいな変な感覚。可愛い猫が待っていたが、留守番したとも思ってないような気配。ほんのそれくらいの時間だったのだな。


  
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2018年05月14日

『新しい青の時代』アナログ盤完成へ向けてのいろいろ

LP_record

LP_中面

4月から始まった『新しい青の時代』5周年記念アナログ盤発売プロジェクト、目標額にも早々に達成して、今月に入っていろいろな諸作業が始まりました。「カッティング」という大事な作業が来週に決定、初めてその現場に立ち会えることにワクワクしています。今回オリジナルCDの11曲入りからボーナストラックだった「あさってくらいの未来」を抜いた10曲入りになることはお伝えしていますが(本来『新しい青の時代』は10曲入りアルバムと想定されて制作されました。ぎりぎりになって「あさってくらいの未来」を収録したことは正解だったと今では思います)、今回のLP化ではCD完成間近のタイミングで修正された一部の歌詞をオリジナルな形に戻すことにしました。

2013年当時、ある楽曲のあるフレーズに関して信頼する関係者から示唆と意見があり、想い悩んだ末に録音済みだった歌詞を書き換えて差し替えたのですが、実は僕はそのフレーズを一度もライブで歌ったことがないのです(つねにオリジナルの歌詞で歌っています)。なので今回のLP化にあわせて、本来あるべき形に戻そうと思いました。ほんの些細な数文字ですが、自分にとっては大きな数文字です。5年という時間が経って伏線がすっと回収され、物語が美しく収束していく感覚がとても心地よく、とにかくこの5月はいろいろ晴れ晴れとした気持ちになって、なんだかあっという間に過ぎていきます。

もしまだ『新しい青の時代』のLPを申し込んでいない方がいらっしゃったら(まだまだいらっしゃるでしょう?)ぜひ一般発売よりも事前にクラウドファンディングからサポートをいただければ嬉しいです。友人知人が新しい古いを問わずたくさん申し込んでくれたことも今回の企画がもたらした喜びでした。残り47日となりました。引き続き『新しい青の時代』アナログ盤クラウドファンディングをよろしくお願いします。



TWIN MUSICサイトでクラウドファンディングに参加


山田稔明『新しい青の時代』アナログ盤

2018年7月25日 発売/GTHC-0014/価格 3500円(税込)


blue_analog_jacketsideA
1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.一角獣と新しいホライズン
3.光と水の新しい関係
4.予感
5.平凡な毎日の暮らし

sideB
1.月あかりのナイトスイミング
2.やまびこの詩
3.光の葡萄
4.日向の猫
5.ハミングバード


all songs written and
produced by Toshiaki Yamada
originally released on July 7, 2013




  
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2018年05月13日

福田利之展、みたび



今日は朝早くからずっとレコーディング。真面目だ。ものすごく真剣で真面目なモードが戻ってきた。鼻声が治ったのでようやくボーカル録音、気づけば雨が降り始めて夕暮れまで。ふと思い立ち福田利之さんに連絡するとちょうど美術館に在廊されているということで出かけて、3度目の福田利之展。何度観ても面白い。原画とイラスト仕上がりの風合いの違いなど毎回違うところが気になる。あの空間で眺める『新しい青の時代』の原画と中ジャケコラージュはとても感慨深い。『新しい青の時代』のジャケットを福田さんに描いてもらって本当に良かったなあと思う。3人の写真のなかで顔ハメしてるのは学芸員の道家さん。準備段階からずっといろいろお世話になりました。福田利之展は5月20日まで。あと1週間、もう一回くらい行けるタイミングがあるんじゃないかなと思ってる。

ひとつ下のフロアでサイン会をしていたイラストレーターのえちがわのりゆきくん(ほわころくらぶ、うんころもちくん、サトミツ&ザ・トイレッツでもお世話になりました)もやってきて、期せずして楽しいおしゃべりに花が咲きました。福田さんは来場者の方にたくさんサインをされていて気さくな巨匠といった風格でした。結局それから福田さんとえちがわくんとご飯を食べにいって、面白い話をたくさん。雨がざあざあ降っていたけど心はカラッとしたのです。やっぱり人と話をするのはいいものだ。元気になる。

帰宅して録音作業の続きをずっと。真面目。ものすごく真面目な日々だ。


  
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2018年05月08日

眠りと覚醒



昨日は昼過ぎからリベストギャラリー創のキチレコ展へ出向いたのだけど、なんだかとても疲れ果ててしまって「興が乗ればライブを」とお願いされていたのも勘弁してもらって、ストーンズの『LET IT BLEED』とかパティ・スミス『HORSES』、トータス『TNT』などオマージュ作品の素となったレコードでBGM係を担当した。休み明け、天気も悪かったのにたくさんのお客さんが訪れてくれて嬉しかったです。帰路の途中で耳鼻咽喉科に行ってメンテナンス、帰宅するなり16時間くらい断続的に、ベッドに沈み込んだ。僕はもともとショートスリーパーなので、こんなに横になっていられる自分に驚いたのでした。

ずっと寝てたわけじゃなくて、ハッと目が覚めるたびにiPhoneを触ってアップルミュージックで音楽を聴いていた。オッカーヴィル・リヴァーという、僕の大好きなバンドの新譜がとても良い(前作は2016年ベストディスクに選盤)。聴いているといつの間にか眠ってしまって最後まで辿り着かないのだけど、とにかく1曲目がすごいのだ。気管切開のことを歌った歌。ここに詳しく書いてあるけど、こんなテーマが歌になるなんて思いもよらない。で、またiPhoneを握りしめたまま、しばらくすると夢の中へ。また再生、そして夢、それを繰り返して今日もいつの間にかこんな時間に。いろいろ無理しすぎた。休息は大事。

  
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2018年04月26日

4月が長い



ここのところずっといろんなことが並行して進んで、なにかしらの作業を毎日やって、やってないことがすぐ後に控えていて、なかなか落ち着かない。一昨日は終日自宅で作曲と録音、昨日はGOMES THE HITMANでスタジオに入って長時間のセッションと打ち合わせ。音を重ねていくダビング作業はみんながいる前でやるほうが一人でやるよりどれだけ気分が軽くなるかが改めてわかった。偶然スタジオで安宅くんに会って久しぶりに世間話、なんてことのない話は単調な(単調…というわけでもないんだけど)日々のアクセントになるからいい。今日は朝からまた孤独な作業をしてたんだけど、気分転換に髪を切りにいった。なんだか4月は長いなあ、と感じる。

明日からもあれこれいろいろで、週末からはツアー。目が回りそうだけど、ひとつひとつは楽しい。


  
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2018年04月20日

アート散策



加古川チャッツワースの娘さんルナが東京に遊びにきた。初めて会ったとき小学生だったのにもう21歳だ。海外留学から帰ってきたばかりで吸収力抜群のスポンジみたいなルナをせっかくだから、といろんな展示に連れていくアート散策の日になった。まずは吉祥寺美術館の「福田利之展 吉祥寺の森」、そして隣駅西荻窪FALLで開催中の片岡まみこさんの『花猫』展、最後は東京オペラシティアートギャラリーの五木田智央個展『PEEKABOO』。結局自分が目いっぱい楽しんでいるというパターン。若者の目にはどう映っただろうかね。

明日からダンスバトルに繰り出すというルナ。どんな青春を駆け抜けるのだろうか。  
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みんなむぎ(猫) が好き

一昨日、新宿で急な打ち合わせがあって、その待ち合わせ場所が8月に猫町フェス2018で共演するむぎ(猫)の「むぎ(猫) 展」が始まったBEAMS JAPANのそばだったので思い立ち、むぎちゃんにフライヤーを届けに立ち寄った。展示がとても面白くて見入っていたら「山田さん初めまして」と声をかけられ振り返ると、むぎ(猫) のカイヌシゆうさくさんだった。何度かメールでやりとりしたことはあったけど初めてお会いした。ゆうさくさんは「いつもうちのむぎが山田さんのこと “ちゃん付け”で呼んでしまってすみません」と低い声で詫び、僕も「むぎちゃんと勝手に話進めちゃって申し訳ない」と謝った。

この日は時間がなかったのでむぎの姿を見ることはできなかったんだけど、翌日近藤さんと一緒にむぎのミニライブを観るために再びBEAMS JAPANへ。初めてむぎを観る近藤さんは「むぎちゃーん!」と妙なテンションになっていたけど、パッと人を笑顔にさせる魅力があるのです、むぎ(猫) には。そしてみんなむぎ(猫) のことを好きになる。インフルエンザで共演が実現しなかった「ちよだ猫まつり」のスタッフの皆さんもこぞっていらっしゃって目をキラキラさせていた。たくさんのお客さんが集まって、騒然とさえしていた会場。8月のスターパインズカフェも盛り上がったらいいなと思います。むぎ(猫)ちゃんは明日のライブで、そして僕は明後日と明々後日のライブで猫町フェスのチケットを販売します。すでに残り少なくなってきたチケット、お席の確保はお早めに。むぎ(猫) 展は4月23日まで。


  
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2018年04月14日

「福田利之展|吉祥寺の森」探訪



先週4月7日から吉祥寺美術館で始まった「福田利之展|吉祥寺の森」を観てきた。今回の展示にあわせたイベントで僕は近藤研二さんとライブをすることになっているので、それこそ冬の寒い頃から打ち合わせとか原画貸出とかで美術館に伺うことが多かったけど、やっぱり福田さんの原画で埋め尽くされた空間はすごかった。たっぷり一ヶ月以上会期があるので、期間中もう何度でも行こうと思いました。僕が福田さんの絵が好きなのは「熱くて冷たい」からだ、と思った。「冷たくて熱い」でもいい。それは福田さんご自身の印象とも合致する。

やっぱり自分の『Chirstmas Songs - standards and transfers』『新しい青の時代』原画も飾られたCDジャケット作品のコーナーは感慨深いものがありましたが、そこで期せずして初めて原画で見ることになった僕とポチのコラージュ(『新しい青の時代』中ジャケで使用されたもの)に静かに感動。とても繊細な色なので、『新しい青の時代』初回版のときには印刷が暗く出てしまって、2刷り以降でオリジナルなイメージに近づけたことを思い出す。飾ってあるCDはおそらく初版のものか、少しダークな色味。これから作るアナログ盤では福田さんにも喜んでもらえるような完璧なものにしたいなと思いました。

5月20日まで開催される「福田利之展|吉祥寺の森」ですが、まだ時間はたっぷりあると思っても、すぐ6月になってしまうのです。思い立ったらすぐに出かけてみてください。美術館のあるコピスは僕がほぼ毎日出かけていく商業施設ですが、コピスに森という意味があることをこの展示をきっかけに初めて知りました。ハイキングのような気持ちで素晴らしい絵がさざめく吉祥寺の森にお越しください。僕と近藤さんのライブは5月3日、僕と近藤さん、そしてイトケンさんにも手伝ってもらうことになりました。お楽しみに。

美術館 メインビジュアル広報用小画像



2018年5月3日(木祝)@ コピス吉祥寺A館1階 ふれあいデッキこもれび
GREENING Music Fes.ー山田稔明&近藤研二 ライブ

出演:山田稔明、近藤研二、イトケン
14:00-15:00予定/観覧無料 

その他、関連イベント詳細についてはこちら

コピス吉祥寺
〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町1-11-5



2018年4月7日(土)〜5月20日(日)
福田利之展|吉祥寺の森

休館日 4月25日(水)/開館時間 10:00〜19:30
入館料 300円(中高生100円、小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
主催 武蔵野市立吉祥寺美術館 / 協賛 コピス吉祥寺
展示詳細についてはこちら

武蔵野市立吉祥寺美術館
〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号FFビル7階  
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2018年04月04日

録音と再生



朝からずっとレコーディング。3つのプロジェクトが並行していてバタバタ。最近すっかり夜起きてられなくなって、早く寝て早く起きて作業をするようになった。今日なんかはそれこそ7時から録音作業をしていた。音楽家ってもっと宵っ張りなイメージがあるんじゃないかと思うのですが、眩しい朝日に目を細めながらディスプレイを見つめているのだ、最近は。何回録音ボタンを押して、何回それを再生するのは、僕は。

お昼過ぎにヒックスヴィル中森さんが来宅。昨年の鎌倉ディモンシュ以来だけど、中森さんと会うとどうでもいいムダ話が楽しくて落ち着く。中森さんと交わすのは楽器の話から健康の話に変わってきた。中森さんは昔からあんまり変わらないが、僕が歳をとったからだろう。中森さんが帰ったあともずっとレコーディング。気づけば真夜中。

『新しい青の時代』クラウドファンディングは順調で勢いおさまらず、80%を越えた。7月7日の夜の科学vol.54の先行チケット販売分は終了。アートカード付きのアナログ盤も数に達しそうなので、ちょっと調整しようと思います。B2サイズの『新しい青の時代』ポスター、これはなかなか壮観なので、お薦めなのですよ。オファーは追加できるので、完売したMONOLOGのPDF版などのダウンロード販売も検討しているところです。申込が増えるたびに嬉しいし、元気が出る。ありがとうございます。


『新しい青の時代』アナログ盤クラウドファンディングサイト  
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2018年04月03日

my favorite things



4月になって3日が経った。新年度とか新生活とか言ってもそんな目に見えるような変化はないと思っていたんだけど、オープニングで大塚いちおさんのイラストがフィーチャーされているというので久しぶりにNHKの朝の連ドラを(朝と昼の再放送を)見るようになって、午後からのラジオ『たまむすび』に赤江珠緒さんが戻ってきたからまたラジオに向かうようになったり、変化というよりもいつかの頃に生活のペースが戻ったような感じがする。「my favorite things」という歌を書いた当時と同じようなタイムテーブル。ひたすら家で録音作業をしたり、デスクワークをやって、気晴らしに街へ買い物に出たりするともう夜になっている。



4月1日から始まった『新しい青の時代』5周年記念アナログ盤のためのクラウドファンディングは3日で目標まで70%となりました。とても順調な数字なのだそうです。本当にたくさんの人が申し込んでくれているのだなあと嬉しくなります。早々に定員数に達してしまった「ライナーノーツにあなたのお名前を掲載します」というオファー、せっかくなのでもう少し数を増やそうということになりました。追加でご購入できますのでぜひ記念に。7月7日の『新しい青の時代』完全再現&レコ発記念ライブは山田稔明、イトケン、安宅浩司、海老沼崇史、佐々木真里、五十嵐祐輔、近藤研二、立花綾香という総動員のラインナップで演奏する予定です。こちらも先行チケットがもう少しで終了しますので、お急ぎください。


『新しい青の時代』5周年記念アナログ盤クラウドファンディングTWIN MUSICサイトへ  
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2018年04月02日

4月になれば



ということで、今年も4月1日のエイプリルフールが終わりました。もう何年ウソをついてないでしょうか、この日に(普段はウソばっかりついてるかもしれないのに)。GOMES THE HITMAN13年ぶりのCD『SONG LIMBO』リリースも、山田稔明『新しい青の時代』5周年記念のアナログ盤発売もウソではなくて本当のことで、昨日もずっとレコーディングしたり、クラウドファンディングサイトの手入れをあれこれやっていました。夏に向けてとても忙しく過ごすことになりますが、音楽家冥利に尽きる幸せです。

特に、初めてトライしているクラウドファンディングは興味深いです。こんな時代にレコードプレイヤーを持っている人がそんなにいるとは思えないんだけど、たくさんの方が30センチ四方のLPを注文してくれて嬉しいです。レコードはちょっと、というものを持たない主義のスマートな方も『新しい青の時代』完全再現ライブのチケット先行分が残り少なくなっているのでそれだけでもご購入いただいておいたらいいかなと思います。このブログとは別にクラウドファンディングサイトにも「活動報告」に文章を書いていますので、そちらもお楽しみください。レコードプレイヤー、初めて買うなら1万円くらいのやつでいいと僕は思う。それも簡単でおしゃれな部屋に似合うやつがいいでしょう。ION Audio Archive LP レコードプレーヤーは僕も持っていて、とても気軽にアナログレコードが楽しめます。スーツケースみたいなこういうのも最近よく見かけますね。僕はレコードが好きで月に何枚も、言いたくないくらいの枚数を買うので、LPレコードというのが皆さんにどういうふうに受け止められるかいまいち客観的にはわからないんですが、針が溝をこすって音が出るという仕組みにはとても夢があるなあと感じます。

1日を経てすでに目標の50%の申込がありました。サイトを見るたびに元気が出る。ありがとうございます。良い予感がします。


  
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2018年03月31日

手を振り去る三月



二月は「逃げる」、三月は「去る」というのは本当で、あっという間に過ぎていった。深大寺のだるま市に行ったのはついこないだだった。大阪と兵庫のライブがあって、それ以外は打ち合わせとかリハーサルとか録音とかでなんだか落ち着かなくて、雪も降って、桜がいつもより早く咲いて、もうどんどん散っていてさびしい。いつもの3月とは違う感じがするのは気のせいだろうか。一昨日、スタジオ帰りの24時過ぎに武蔵野市役所の裏のお気に入りの桜スポットまで車を飛ばしたのだけど、人通りのないその場所で、とにかく幻想的な風景に静かに感動した。

元旦に立てた誓いが簡単にくじけたとしても、短い2月を駆け抜けて3月に出直せばいいさ。4月になれば。



  
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2018年03月28日

桜の朝昼晩



うちの庭からは斜向いの空き家の桜がよく見える。朝起きて見上げたら満開、今が盛りだ。ポチ実にとっては4回目の春、今年もその桜をバックに写真を撮った。こんなに良い天気なのに作業部屋は遮音と遮光の厚いカーテンをひいて、お昼からずっと録音作業。猫だけがベランダでごろごろと陽気を謳歌していた。いくつも平行するレコーディング、なかなかタフな数ヶ月である(まだまだ続く)。

夕方になってなんとか作業を終わらせて、渋谷
へNYブルックリンのバンドBEACH FOSSILSの来日公演を観にいった。去年のアルバムがとても好きだったので期待していた。ソールドアウトでパンパンのクアトロ、バンドは思っていたよりもやんちゃでアグレッシブ。いい気分転換になった。帰り道の仄明かりに浮かぶ夜桜もとてもきれい。この眼福の季節をあとどれくらい過ごすことができるかな。

明日も飽くなきレコーディング。  
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2018年03月25日

坂本千明『退屈をあげる』原画展|福田利之展 吉祥寺の森

昨日のこと、「今行っとかないと時間がない!」ということになって、隣駅西荻窪のウレシカで開催中の坂本千明さんの『退屈をあげる』原画展へ駆け込んだ。前回この原画を見たのは2015年秋で、その後この私家版の冊子は青土社から美しく書籍化された。坂本さんは僕の大学の先輩が出したCD(Thermoという、GTH須藤さんとGAJIの君島さんのユニット)のジャケットのイラストを描かれていたという偶然の繋がりや、猫が取り持つ絶対的な縁もあって折りに触れ仲良くさせていただいているけれど、この『退屈をあげる』の原画たちを前にするとすっと静かな気持ちになるのはなぜだろうか。うちのポチより1年早く愛猫を亡くしてこの本を作った坂本さん、僕と同じく一人っ子なので、勝手に一人っ子猫センパイだと感じている。展示は明日26日(月)まで。



西荻窪からの帰路、ふっと目に入ったファミレスを見て、ちょうど5年前、『新しい青の時代』のジャケットのための原画をイラストレーター福田利之さんから見せてもらったのはまさにこのファミレス、季節も今頃ではなかったか、といろいろ思い出した(実際は5年前の3月11日だった)。黄砂かなにかのせいで空の色がとても不穏な日だったことを憶えていて、さらにそのとき僕は福田さんといろいろ意見が衝突してしまい、なかなか険悪なムードになったのだけど、そのあと『新しい青の時代』はきちんと完成し、2018年になっても福田さんと仲良くできているのが光栄で嬉しい。昨日は4月7日から始まる「福田利之展|吉祥寺の森」の展示のために我が家で補完している『新しい青の時代』の原画を吉祥寺美術館まで届けた。もう再来週にスタート、とても楽しみ。


  
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2018年03月23日

思い出すこと、忘れてたこと



夕方の5時に吉祥寺の街のなかにいるとハッとする。どこからか聞こえてくる5時を告げる鐘の音はそのまま2002年の『mono』の冒頭「6PM intro」で鳴る鐘の音とまったっく同じだからだ。曲名に合わせて鐘をひとつ増やしたけれど、今から17年前の2001年の冬にコンパクトレコーダーで吉祥寺の街で録音した素材が元になっている。何年も経って、今でも同じ鐘の音が時を告げていることに驚く。『mono』を作っている頃のことはよく憶えている。メジャーレーベルとの契約が終了した後の、とても心細く不安定な気持ちのなかで、ただただ音楽と言葉の力を信じて限られた予算と小さなスタジオで音をひとつずつ重ねていった。

その後2003年にVAPと契約して再びメジャーレーベルでの活動が始まったわけだけど、今年で2度目のメジャーデビューからも15年が経ったのだなあと気づいた。『omni』という作品をリリースして全国を駆け回るプロモーションが終わってから、すでに廃盤の憂き目にあっていた『mono』のなかからの数曲を再録音したいと直訴して『夜明けまで』というシングルがリリースされることになるのが2004年。僕はこの頃のことをあんまり憶えていない。事務所をやめた頃から始めた深夜シフトのコンビニバイトをやめることができずに、夜と昼が繋がってこんがらがった生活が続いていた。このシングルリリースの後に僕は身体を壊して長期休養に入ってしまうので、いろんなことがいっぱいいっぱいだったのかもしれない。『夜明けまで』は自分史のなかでは煙草を吸っていた山田稔明にとって最後の作品として記憶される。

先日GOMES THE HITMANでスタジオに入っていたときに、別のスタジオにいらっしゃっていたヴァイオリンの武藤祐生さんが「わあ、ゴメスのみんな久しぶり!変わらないメンバーでバンドを続けられるって幸せだねえ」と満面の笑みで僕らの部屋に入ってこられた。もちろん武藤さんとは面識もあり、その素晴らしい手腕も存じている僕らは「わあ武藤さん、お久しぶりです!」と返すわけだが、武藤さんとGOMES THE HITMANとの繋がりがわからない。思い出せない。

帰宅してGOMES THE HITMANのCDブックレットを目を凝らして読むと、僕らは武藤さんに『夜明けまで』シングルのなかの「情熱スタンダード」でヴァイオリンを弾いてもらっていた。とても失礼な話だが、このときのことをほとんど憶えていないのだ、僕は。今度武藤さんに会ったらちゃんと話そうと思う。とるにならないなことは細かいところまで憶えているのに、ある部分がすっと抜け落ちているということがあるけれど、『夜明けまで』はそういう時期の作品なのかもしれない。「忘れな草」の弦パーとは?と進むとシンセストリングスで構築したものだった。そうだそうだ、「男なら女なら」には上野くんが初めて僕のレコードにフルートを吹き込んでくれたのだった。あれ?ブラス・セクションも入っている…。

で、結局僕はこの『夜明けまで』という4曲入りのシングル、「情熱スタンダード」はもちろんのこと、なんだかとても感動しながら聴いた。初めて聴くみたいな感覚だった。『mono』のなかにいるのとは違う表情と服装をしている。僕らは出さなくてもよかったCDを一枚も出していないという自負があるけれど、これも振り返ってみると必要な軌跡、轍だったように感じる。2002年から2004年というのがひとつの季節で、2005年からその次の時代、という感じがする。吉祥寺の5時の鐘の音を聞いて、そういうことに思い巡らせました。今日はこれからGOMES THE HITMANリハビリ DAY2。

Amazonにある『夜明けまで』、最後の一枚かもしれません。今年はじめからサブスクリプションのサイトで聴けるようになっていますが、ジャケットも素晴らしいのでフィジカルで所有するのもいいと思います。  
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2018年03月16日

春の誕生日会



毎年恒例の杉真理さんの誕生会でした。今年は初めからフルタイムで参加できて、それゆえに痛飲。大御所先輩方がたくさんいるなかで楽しい貴重なお話をたくさん聞くことができました。初めて買ったレコードがイモ欽トリオ「ハイスクール・ララバイ」である僕が、ついに長江健次さんとお会いした記念すべき夜にもなった。飲みすぎて反省。二日酔い。
  
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2018年03月15日

猫町の春のセオリー



昨日はホワイトデイで、うちのポチ実が近藤研二さんちのモイにチョコをあげたお返しに、近藤さんが代理でポチ実に素敵なプレゼントを持ってきてくれた。朝起きて郵便受けを覗いたら、お隣のトイプードルのリルくんからもお返しの贈り物が入っていてほっこりした。「飼い主の心、猫(犬も)知らず」かもしれないが、ここ“猫町”でのいろんなやりとりは穏やかで優しくて思いやりと面白みがあって、良い。ずっとこういう交流が緩やかに続けばいいなと思う。

去年の今頃はエッセイ集『猫町ラプソディ』を書きあげた頃で、表紙や装釘の作業を進めながら、ぎりぎりまで誤字脱字の校正をしていた。『猫町ラプソディ』ももうすぐ発売から1周年になる。この本のなかには自分にとって大切な思い出がいっぱい詰まっていて愛おしい。両親も登場するし、もう会えなくなった大切な友だちのことも書いたから、ふと思い立って読み返すことがよくある。1年経った3月、昨日から僕はあらたに原稿依頼をいただいた猫についてのエッセイを書いているところで(締め切り日時を睨みながら)去年のことをあれこれと思い出している。ポチ実はもう二階で寝てしまっているけど、この文章を書いている間にチミママがあくびをしながら現れた。

「三寒四温」とそっとつぶやいた。このまま春になって、桜が咲いて散って、初夏と雨の季節がやってくるのだろうか。  
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2018年03月13日

旅の終わりと新しい始まり



先週の金曜日から大阪へ。心斎橋と加古川のライブはとても盛況で、そのまま大阪にとどまり打ち合わせや顔合わせやミーティング。行きたかったレコード屋さんや洋服屋にも立ち寄って散財、どんどん荷物は増えたけれど、久しぶりの旅を満喫してようやっと東京に戻ってきました。いっぱい宿題がたまっていて気が焦りつつ、やるべきことをやるだけさ、というディランの歌を鼻歌で。今日は12月のイベントについての連絡が来た。GOMES THE HITMANのニューアルバムを2019年12月にリリースすると宣言したけど、そんなのあっという間にやってきそうだ。  
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2018年03月09日

名刺の渡し方



仕事の都合で久しぶりに名刺を作った。作家としてもなんとかなりたくて楽曲提供のコンペを頑張っていたとき以来だから10年ぶりくらいかもしれない。昔作った名刺は活版印刷で味のある凹凸が刻まれたコスパの悪い、一枚あたりの単価がバカみたいに高いやつだったから、もったいなくてあんまり人に渡さなかったんだけど、今回は簡単にプリンターで作ったペラペラのやつなのでホイホイ差し出せる。昔就職したとき(1996年に映像制作会社にADとして入社したのです)名刺の渡し方というのを教わった気がするけど、そういうのも全部忘れてしまった。多分僕は、なんだか恥ずかし嬉しそうに「おれ名刺作ったんで」とほくそ笑みながら四角い紙を差し出しているのだろう。

先週サトミツ&ザ・トイレッツで新潟に行ったときにリクシルや代理店の方たちの名刺を数十枚もらったときに「ああ、名刺作ろう」と思ったのだ。今年に入ってお金についての交渉をしたり、新しい興味深い仕事の話をもらったりして、そこでサッと名刺を返せるようなもうひとりのペルソナがあるったら大人っぽい。一昨年NHKのラジオに出たときに共演した杉作J太郎さんから名刺をもらったのが嬉しくて今でも手帳に挟んであるが、杉作さんがサッと名刺をくれたときにカッコイイ!と思った。名刺って日本独特の文化なのかと思っていたけどそうでもないみたいで、英語では「Could we exchange business cards?」と切り出すらしい。

個人的名刺ブーム「名刺渡したい病」なので、今週末の関西で大人のふりしてホイホイ差し出すのだろうな。  
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2018年03月07日

ミモザの花言葉



日付が変わって明日3月8日になるとミモザの日だそうだ。ミモザの花が好きになったのはいつからだっただろうか。年度末の慌ただしい三寒四温の時期に、黄色いポンポンを見るとなんとなく心が晴れるからかもしれない。暮らしのなかに季節の花が添えてあるのがいい。その風景のなかで猫が遊ぶともっと素敵だ。  
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2018年03月03日

3月3日はいろいろな日



3月3日は桃の節句、ひな祭りだけど、その日は8年前からうちの母方のおばあちゃんの命日になった。「ばあちゃんは女の子らしか日に旅立ったたいね」と誰かが言ったのをよく憶えている。おばあちゃんはJ.D.サリンジャーと同じ年齢で、サリンジャーはおばあちゃんよりほんの2ヶ月先にこの世を去ったからサリンジャーのことも思い出すことにもなっている。

3月3日と4日が深大寺だるま市で、気づけば数年ずっと欠かさず通っていて、今日もお昼前から出かけて行ってきた。今日は天気も良くて青空と真っ赤なだるまが目にも鮮やかで、もうすぐ春だなあと毎年思うのです。今年はシャンシャン旋風か、パンダのだるまが目立つところに飾ってあった。1年間片目で睨みを効かせてくれただるまのもう片方の目に梵字を入れてもらい供養してもらい、新しいだるまにまた片目を入れてもらう。2013年から続く愛すべき繰り返し。明日HMVキチレコを観に吉祥寺までいらっしゃる方は少し早起きして深大寺に行ってみるのもいいかもしれません。春の陽気らしい。

ここ何年かだるま市へはお菓子屋ダンラナチュールのなっちゃんと息子の凪くんと一緒に行くのが恒例になっていて、今日も楽しい一日になった。凪くんは2歳、僕のことを「やだまさん」と呼び「おそばちゅるちゅるしよう」と誘うので、お昼に深大寺そばを美味しくいただいた。神代植物公園の近くに最近できたparkというドーナツ屋さんに移ってお茶しながらいろんな話を。なっちゃんと知り合って8年くらい経つのかな、出会った頃「ついに30歳になった」と言ってたなっちゃんも今では立派なお母さんだ。子どもの屈託のない笑顔に癒されたよく晴れた土曜日でした。  
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2018年03月01日

1月、2月、そして3月



1月は「行く」2月は「逃げる」といいますが、本当に2月って何なの?というくらいにあっという間だった。2週間くらいしかなかった気がする。1月が逆に2ヶ月くらいの長さに感じたので2018年になってからはそれ相応の時間が過ぎたという実感はあるんだけど、とにかく今日から3月だ。3月は「去る」月だということは、もう言ってみれば4月である。気持ちばかり焦るが、この一ヶ月でやるべきことがたくさんあって、それは今年1年の大勢に関わってくるので、今日はto doリストを細かく書き込む月の最初の日。気を引き締めていきたい。春眠暁を覚えず、猫は気持ちよさそうに寝ている。

2018年になってからの2ヶ月、毎日毎日ずっと同じレコードを聴いていた。季節の記憶を呼び起こす歌になるのでしょう。

  
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2018年02月27日

月末のいろいろ



一ヶ月前には「punctual punk song」という歌がこの世に存在しなかったなんて信じられないくらい、銀行に行ったり請求書を出したり月末のいろいろをいろいろしながら、当たり前のように「めんどくさーい」とこの歌をフンフン鼻歌で歌っている自分に驚く。生活に寄り添う歌とはこういうことをいうのだろうか。1月は長い長い一ヶ月だったけど、2月は本当にあっという間だった。3月も矢のように過ぎていきそうで、そしたらまた年度末になって「3月に出直せばいいさ」と「calendar song」を歌うことになるのだな。

1年の6分の1が過ぎて、今はもう夏から秋のことを打ち合わせしている。時の流れが早いから長生きしたいと思うようになったのかもしれない。  
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2018年02月25日

週末の夜をだらだらと過ごすなら…



風邪で鼻が通らず、ふがふが弱っているが、週末の2日間を完全に休養日に充てたのでゆっくり過ごせて明日にはなんとかなるだろうと思う。自分にはどうしてもワーカホリックなところがあって休み下手だけど、この週末はひたすらだらだらとNetflixで『ウォーキング・デッド』を観た。「my favorite things」という歌のなかで「週末の夜をだらだらと過ごすなら/ジョン・キューザックとかゾンビの映画なんかいい」と歌われる、この“ゾンビ”はTVシリーズの『ウォーキング・デッド』のことだ(ジョン・キューザックの映画は『ハイ・フィデリティ』とか)。大好きなベスという登場人物が死んでしまうらしいということを知ってしまって以来僕は『ウォーキング・デッド』を見進めることができなくなってしまっていたのだけど、この週末の休養日を機会に、それこそ1年半ぶりくらいに『ウォーキング・デッド』を再開したのだった。

僕はソファと毛布の海に沈み込み、どんどん先へ先へとエピソードを消化していく。当然その流れのなかでベスは死んでしまい(僕はめそめそと泣き)、物語は未知の領域へと突き進んでいった。怖いのはゾンビではなく結局生きている人間よね…とか言いながら。このシリーズのすごいところは、話の終わりに「んー、もう一話だけ見よう」「あと一話だけ!」という気持ちにさせることで、結局5時間くらい息もつかせぬ『ウォーキング・デッド』マラソンが続いたのでした。パラレルワールドに戻ってきた感覚。

多分今夜も。  
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2018年02月24日

鼻声ミーティング・デイ|HMVキチレコの週末



下北沢leteでの弾き語りワンマンではここ最近で一番の歌が歌えたと思ったんだけど、翌日から急に風邪の症状が出て参った。「わあ…おれもインフルエンザなのか?」と病院に行って、検査をしてもらう。結果が出るまでの15分を別室で隔離されたけど、そもそもこの15分の隔離に意味があるのかな、と思う。結局インフルエンザではなくて安心したのですが、体調を崩している人が本当に多いこの頃なので、皆さんもどうぞお気をつけください。丸一日寝て過ごして汗をかいて、鼻声は治らないけど、だいぶ楽になった。一晩明けて昨日は終日打ち合わせとミーティングの日で、家で寝ているより外で人と話しているほうが調子がいいと思うのは気のせいだろうか。

吉祥寺での打ち合わせは春に予定されている福田利之さんの活動30周年に付随するイベントのことだった。久しぶりに福田さんとお会いして楽しいおしゃべり。福田さんと『新しい青の時代』を作ってからもう5年が経つ。そこから下北沢へ移動して別の打ち合わせ。降って湧いたような話で興味深く経緯を聞いた。どんなふうに展開するのかな、今年はいろいろ慌ただしい。また井の頭線で吉祥寺に戻って、最後は打ち合わせというよりもお疲れさま会のような会食。まったりと楽しい時間だったが、さすがに疲れてぐったり。この週末で全快したい。

先週から始まったHMVキチレコは2回目の週末を迎えますが、山田稔明作品として『CATS』が新しく並んでいるはずです。カセットテープ『INOKASHIRA』が最後の一本になっていました。『Punctual/Punk』やTシャツ、トートバッグはじゅうぶんな数があったと思います。明日は上條淳士さんと浅田弘幸さんのトーク、BENSONSのライブがあります。リベストギャラリー創ではネコトモ展というのが始まっていて、ミロコマチコさんとか陸奥A子さんの原画などを見ることができます。今週も吉祥寺はざわざわと賑やかなことでしょう。  
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2018年02月22日

村田和人さんのこと

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村田さんは2月22日に亡くなったから、2016年以来僕のなかでは猫の日はそのまま村田さんの日ということになった。今でも杉さんや杉ファミリーのみんなに会えば「村田が夢に出てさー」とか「むらっちゃんは…」という話になるから、いつだってそのビッグスマイルが思い出されるし、「Brand New Day, Brand New Song」をやるとなったら自然と僕にマイクが回ってくる。三回忌を迎えたけれど、「いないのに、いる」という感じがする。これはポチを亡くしたり、きょうこさんがいなくなったり、そして村田さんが旅立った後にわかるようになった感覚だ。「君がいないことは/君がいることだなあ」というサニーデイ・サービスの「桜Super Love」をふんふんと鼻歌で歌っていたら、庭の木に梅の花が開き始めていることに気づいた寒い日。

春になったら村田さんの新しい歌を録音するためにスタジオに入る予定。みんな村田さんのことをずっと考えているのです。

  
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2018年02月13日

ちいさないきものと日々のこと

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イラストレーター、紙版画家の坂本千明さんから送っていただいた「ちいさないきものと日々のこと」という冊子がとても素晴らしく、想いと手間をかけて作られていて感動した。犬や猫、動物たちとの出会いと別れ、ともに暮らした日々について書かれているが、どの文章も心がこもっていた。2014年に愛猫ポチが旅立ったとき、人生に不可避ないろんな試練に対してポチが僕に「さあ、どうする?」と問いかけているように感じたのだけど、この冊子にも同じような体験が記されていて共感する。ポチは僕が初めて失った“家族”だった。こんなに悲しいことがこれまでにあっただろうか(否、ない)、もうこれからこんな悲しいことはないのではないかとさえ思ったけど、人生のなかではやっぱりそれ相応の数の別れが寄せては返すわけで、ポチがいなくなってから三年半の間に大切な人、大好きな人、縁のある人が何人か旅立った。

「こういうことが起こるのが人生だからうろたえるんじゃないよ」と猫が教えてくれたと思っている。いろんなことに対して覚悟ができている気がしていても、現実を前にして途方に暮れてぼんやりしてしまうことがあったり、いろんなもやもやがもやもやする刹那があり、そういうときはポチと過ごした最後の2週間を思い出す。いつもありふれた理由で会いたいときに会えなくなることを僕らはよく知っているはずなのに、すぐ忘れてしまうのだな、慌ただしい日々のなかで。ことあるごとに、なるべく友だちに会いにいかなくちゃと思うし、ケンカしたあの人と仲直りしたいなあと願うし、それぞれが元気なうちに親孝行もしなくちゃと電話をかける。そういうときに僕はだいたいポチのことも思い出している。

今日は西荻窪「もりのこと」での「君と暮せばーちいさないきものと日々のこと」展示最終日に滑り込んだ。「いきものとの暮らしは、さもない毎日が楽しいし、いなくなってからもまた、思い出すことがたくさんあって、良いものだと思う」という言葉に大きく頷いた三連休最後の日でした。件の冊子は売り切れていましたがお店の通販でもお求めいただけるそうです。

  
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2018年02月07日

おとこの焼肉問題



昨年末から我々の間で議題にのぼっていた焼肉問題。食べ放題でいい人もいれば、そこそこ値の張る肉を食べたい人もいたりして、なかなか折り合いがつかなかったのを、ついに今日解決すべく集まった。高橋徹也、おおくぼひでたかと僕、そして五十嵐祐輔。11月大阪でのイベントの打ち上げを2月にやるとは。しかし結局終始楽しくて、選んだお店も正解で、美味しい韓国焼肉、大人の嗜み的に適量で有意義なご飯会となりました。大人になってよかったなと思うのは、昔みたいにバカみたいに肉を食べなくても気が済むこと。美味しいのが少しでいい。

焼肉のあとはうちに移動して飲みなおし。ポチ実はまったく接客しなかったけど、チミママがやってきてエンターテイナーぶりを発揮。大阪のあとすでに西早稲田BLAH BLAH BLAHでの共演も記憶に新しいけど、また夏に向けて新たな計画を。  
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2018年02月06日

明日は今日と同じ未来



忙しくてうんざりする。やるべきことがたくさんあってぼーっとしてしまう。今年は節分の豆まきも恵方巻きを食べることもなく立春も通り過ぎた。誰かに頼まれた仕事があるわけでもないのに気ばかり焦るのはどういうことだろう。締め切りの連続である。それでも「ちょっと休憩」というときにコーヒーを飲みながらホームベーカリーに粉と水とバターを入れれば何時間か後にはパンの焼ける匂いがしてきて、さっきのその行為(粉と水とバターのこと)をすっかり忘れているものだから「あれ?パンの焼けるいい匂いがするぞ」とちょっと気分が晴れたりするし、焼きたてのパンもやっぱりちゃんと美味しい。猫の相手をする時間をもうちょっと増やさないと悪さばっかりして大変だ。

先月末に知人に星を占ってもらって、今年の運気の流れをだいたい予見してもらった。良い兆しもあれば、「ん〜」というところもあって、きちんとブライトサイドと影があった。もう答えはどこにもない。あらすじも規則もないようなこの世界で、解釈は僕次第だ。それでも、どんな答えにも意味があって間違いなどありえないことにも気付いているのだよ。春が来るのが待ち遠しい。  
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2018年02月02日

太陽と満月



先日の皆既月食は見事だった。曇りの予想だったのが晴れて、21時から真夜中までという時間も好条件だったので、僕も最初から最後までコートを着込んでずっと欠けて幻想的に色付いていく月を眺めていたし、SNSにも月を愛でる言葉がたくさんあった。「blue moon skyline」「三日月のフープ」「星降る街」(『pilgrim』の曲が多いのか)など自分が書いた歌に月が出てくることが多いことはわかっているんだけど、僕は天体とか宇宙にとんと疎いし、なぜ月食が起こるか何回説明されてもそのたびに忘れてしまう。子供の頃に月食とか日食を見た記憶が薄いのはなぜだろうか。それとは対照的にここ最近はことあるごとに空を見上げている気がするのも不思議。昔は下ばかり向いて探しものをしていたのか?

チミよ、これが皆既月食だ、とエンケンさんの「寝図美よこれが太平洋だ」の真似をしてオペラグラスを覗かせているときに強烈に思い出したのは、この家に越してきてから初めての春に先代猫のポチと見上げた金環日食のことだった。2012年5月21日7時に撮った写真がある。朝早く起きて庭に出て、にわか天体ファンとなって購入した解説本についていた太陽レンズで見た太陽は初めて見る姿で、ふと気づくと木漏れ日がすべて三日月状の形になっていて、それがなぜかはわからないけどひどく感動したことを憶えている。「この星に住んでいる」と思った。今回の月食でも時間とか距離を越えて感覚的な感動があったし、高橋久美子ちゃんが「地球に住んでいるだね!」とつぶやいているのを見て、同じように思ったのでした。



ポチと太陽に目を細めた数年後に、ポチ実と月を見上げる。太陽と満月。変わらないと思っていたものが変わってしまったり、揺るがないと思っているものが揺らぐこともある。それでも変わらずにそのままなものもたくさんあって、時間の先端の、今このときがあって、われわれは現在位置をいちいち確認しながら、進んでいく季節に取り残されないように足元を見つめながら日々を歩いて、たまに一昨日みたいに空を見上げるのです、多分。雪がまた積もりました。どんな2月になるでしょうか。

  
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2018年01月25日

好きだったものが大好きになった

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最近ミーティングが多い。今日も午後から打ち合わせ。去年からずっと考え続けていた、もやもやとした不安や心配の種だった案件について、いろんなことを整理してひとつずつ確認していくと、靄のようなものがサーッと晴れていくようにどんどんクリアになっていって心が一気に軽くなった。もともと「好き」が高じて取りかかったことだから、ようやくそれを楽しんでポジティブに考えられるようになったことが嬉しい。暗中模索でため息ばっかりついていたのが、向こう側に光が見えたことで吐息は深呼吸と背伸びに変わっていって、少しずつ目盛りが進んでいくような感覚がある。今日も外は震えるほど寒かったけど、帰り道の井の頭線のなかはホッとしてあたたかく、気持ちのいい居眠りができた。

年末年始を挟んで、とても長い1ヶ月でした。ここ何年かで一番時間が進むのが遅く感じられて、いろんなことを考えた1ヶ月だったかもしれないな。明日のライブからようやく2018年が始まる気がしています。ありがたいことにほぼ満席とのこと、当日券等については直接会場までお問い合わせください。今年もいっぱい楽しいことがありそうで、いくつかのことはもう動き出していて忙しくなってきました。季節はもう今、という感じ。



2018年1月26日(金)@ 西早稲田 BLAH BLAH BLAH
BLAH BLAH BLAH グランドオープン 前夜祭!!
山田稔明+高橋徹也+おおくぼあおいもなか“音楽と音楽 東京編”

19:00開場 19:30開演/前売3500円 当日4000円(ともに別途ドリンク代)
LIVE:山田稔明、高橋徹也
PAINTING:おおくぼあおいもなか

【予約方法】BLAH BLAH BLAH予約フォームにて予約受付中

西早稲田BLAH BLAH BLAH
東京都新宿区西早稲田3-20-6 スパイラルビルB1
TEL 03-6380-3113  
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2018年01月24日

追憶の高田馬場

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夕方から出かけて高橋徹也さんと喫茶店で打ち合わせとムダ話。明後日に迫った西早稲田BLAH BLAH BLAHでのライブは通常の2マンライブとは違って、ふたりの演者が交互に演奏するスタイルになるので構成をあれこれ試行錯誤していたのだけど、ようやくまとまった。初めてやることもたくさんある。おおくぼあおいもなかくんは大阪のときと同様に演奏に合わせて絵を描くことになっているが、どこでどうやって絵を描くか。タカテツさんと別れた後、新しくオープンする会場の雰囲気を知るために西早稲田のBLAH BLAH BLAHのレセプションパーティーにお邪魔した。開店おめでとうございます。

高田馬場から歩いて10分かからないくらいだけど、日が暮れてとにかく寒い。僕は大学進学のために上京してきて最初に住んだ街が下落合という高田馬場から西武線で一駅いったところだったので、高田馬場は自分にとっての “初めての東京” ということになる。だから、街並みや立ち並ぶお店がほとんど変わってしまっていたとしても、その地形に、歩く距離に、いろんな記憶が呼び戻される。あの退屈でお金もなくて心細くて孤独だった18歳から20歳までの2年間を思い出したくないからあんまり来ないようにしている街は、風が冷たくて今日も無愛想だった。

西早稲田 BLAH BLAH BLAHはいかにもロックバーという佇まいのお店で、ある意味新鮮な感じがする。ステージに立ってみて、初めての眺めにはやっぱりわくわくする。高田馬場までの帰り道は寒さが増して、行きよりも遠く感じた。早稲田松竹の前を通ると胸がキュッとなる。『氷の微笑』と『ラ・マン』の二本立て上映を観たのは19歳の頃、今から25年も前のことだ。

ということで、明後日のステージの個人的テーマは “TOKYO” 。タカテツさんはどうだろうか。おおくぼくんは何を描くんだろうか。



2018年1月26日(金)@ 西早稲田 BLAH BLAH BLAH
BLAH BLAH BLAH グランドオープン 前夜祭!!
山田稔明+高橋徹也+おおくぼあおいもなか“音楽と音楽 東京編”

19:00開場 19:30開演/前売3500円 当日4000円(ともに別途ドリンク代)
LIVE:山田稔明、高橋徹也
PAINTING:おおくぼあおいもなか

【予約方法】BLAH BLAH BLAH予約フォームにて予約受付中

西早稲田BLAH BLAH BLAH
東京都新宿区西早稲田3-20-6 スパイラルビルB1
TEL 03-6380-3113  
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2018年01月23日

雪化粧の街を



昨日一日かけて積もった雪を朝の太陽が照らしてキラキラときれいで眩しくて、今朝はいつもよりも早く目が覚めてしまった。通りからスコップで雪をすくう音が聞こえてくるので、僕も長靴をはいてスコップを持って表へ出た。このスコップは4年前に大雪が降った後に買ったやつで、横浜のホームセンターでイトケンさんちの分も一緒に購入したのを憶えている。車の轍がまだ一筋もない家の前の道はどこから手をつけていいかわからないくらいだったが、お隣のノアちゃん宅が先導する感じでとにかく車が走れるくらいに雪をひたすら道路脇へとすくった。

どんどんご近所さんが表へ出てきて、「やれやれ」とか「こりゃ溶けるまでに1週間くらいかかるね」とか「今日は車ででかけられますか?」「やー、もう家から出ませんよ」とか、「◯◯さん、それ、ちりとりで雪すくうの大変でしょうから、このスコップ使ってください」とかなんとか、ごく自然に会話が重なって繋がっていくのが大雪の後の醍醐味だなあと思った。お向かいの家が去年から飼い始めた仔猫のマコちゃんが窓際からずっとこっちを眺めていた。僕がお隣に貸したスコップには数時間後に「おつかれさま」という感じでペットボトルのお茶が入ったビニール袋がくくりつけられて軒先に立てかけられていた。お隣のリルくんもノアちゃんも雪で大はしゃぎみたいだったけど、ポチ実は「足が冷たいよ」っていう感じで乗り気ではない様子。僕が無理やり雪の上を歩かせたから昼間は日向でずっと毛づくろいをしていた。

今日は渋谷で午後から打ち合わせがあったので、雪化粧の街を日本野鳥の会の長靴を履いて歩いて出かけたが、やっぱりわざと雪が残っているところを歩いてしまうのだな、いくつになっても。渋谷に着くとウソみたいに雪は跡形もなくなっていて、ちょっと足元が浮いてる感じになったけど、吉祥寺まで戻ってくるとちゃんと溶け残った雪が道を汚していて、夢から覚めたような、あるいはまた夢の中へ帰ってきたような感覚があって、僕はまたザクザクと雪があるところを歩いて帰った。

昨晩あれだけ心配したチミママが半分雪が溶けた庭に飄々と現れたので、僕は嬉しくて「ママン!」と大きな声で迎え、ポチ実もフハフハと鼻息を荒くして尻尾を膨らませた。これが今年の冬の最後の雪だろうか。昨日は交通機関の混乱で散々な思いをした人も多いと思うけれど、個人的にはもう1回くらいは街を白く塗りつぶしてほしい気もする。新しい季節が来るのもやっぱり同じくらい待ち遠しいけれど。きっとこんな日には浮かれた彼が、彼女の心を揺さぶる言葉を編む。昨日と今日と、慌ただしくも楽しい雪の二日間だった。

  
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2018年01月19日

谷川俊太郎展、言葉のコスモス



初台オペラシティ アートギャラリーに谷川俊太郎 展を観にいった。音響(コーネリアス)と映像(中村勇吾)と谷川俊太郎の言葉に始まって、その詩作の根源を覗き込ませるような「自己紹介」と続く展示がとにかく素晴らしかった。その歴史の蓄積と深み、まるで言葉のコスモス。その宇宙を抜けると谷川から投げかけられる質問。僕の答えは「1:家猫になりたい野良猫」「2:なるべく苦しませないように…映画『ノー・カントリー』のエアタンクの銃とか。でもやりたくない…」「3:はっきり大きな声で『コンニチハ』」。

いつも言葉を様々な局面でいろいろ書き付けるけれど、それを大事に大切に使っているかというとはなはだ疑問だ。縦横無尽に繰り広げられる詩世界を目の当たりにして、肯定も否定もしない、その凛とした存在感と力強さにハッとする。谷川俊太郎の歴史年表の迫力、自分と同じ年の頃はどんなふうだったのかなと覗き込む。言葉探しの旅はなかなか終わらない。まだまだ人生が続くから。

元気が出る展示でした。  
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2018年01月18日

はなむけの歌



去年のクリスマスイブ、巣巣でのライブの終了後のステージを片付ける前に慌ただしく知人の結婚式のために歌を歌って、それをカメラに収めました。声はすっかり枯れてしまっていたけれど、最後のコーラス部分にその場にいた友人たちが即興で参加してくれて、とても良い演奏になっていたのを、編集してDVDにして彼の地に送ったのが昨日。今週末には宴の途中でどのようなかたちかで流れるのでしょう。

同じ歌をその何日か前にも録音したのです。同じメロディ、同じ言葉でしたが、それはお別れの会で流されることになりました。「はなむけ」とは旅立ちや新たな門出に際し激励や祝福の気持ちを込めて挨拶の言葉、金品、詩歌などを贈ることと辞書に書いてあります。英訳すると端的に「a farewell present」となりますが、もっと丁寧に意味を汲んで「wishing-well gift」と言いたいな、と思いました。

歌い手として、はなむけの歌を歌うことができることを光栄に思います。佳きようになりますように。  
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2018年01月17日

遅い初詣と金の招き猫



少し前になるけどようやく初詣に。いつもの深大寺、厄年じゃなくても護摩焚きしてもらうようになったのはポチが亡くなってからのこと。太鼓の音ってこんなに大きかったっけ、と毎年思う。火の粉ってもっと舞い上がらなかったっけ?とか。きっと来年も同じように思うんだろうな。おみくじを引くと凶だったけど、もうひとつの、毎年買うお守り付きのやつが初めて金の招き猫、漢字一文字「実」と書かれていたので嬉しかった。ポチ実の「実」、英語にすると「fruit」。お蕎麦と冷たい空気、深呼吸と背伸び。これが初詣。  
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2018年01月16日

新年会|四半世紀のGOMES THE HITMAN



2月21日下北沢leteでの弾き語り「夜の科学」追加公演はあっという間に完売となりました。どうやらすべて女性のお客さんという感じになりそうで、男性客限定公演の前週とのコントラストが面白い2週間になるのでしょう。キャンセル待ちでの受付を引き続きオフィシャルサイト予約フォームにて(空席ができたらご案内をします)。西早稲田BLAH BLAH BLAHでのライブも残席が少なくなっていると思いますのでぜひお急ぎください。

さて、何日か前にGOMES THE HITMANの新年会と称したミーティングがあったのです。1993年(僕が大学2年生のとき)に結成したGOMES THE HITMANは今年の春で25周年を迎える。メンバーみんなと大学のキャンパスで会ったのはその前年だから、もう四半世紀以上の付き合いとなるのだ。よく知っているようで、知らないこともたくさんあるし、バンド活動以外では連絡を取ることがほとんどないから、楽器も持たずに駅前に集合して、4人で予約を取ったバーにてくてく歩いていくのはとても新鮮なことだった。

もうみんな大人だし、と思って18時くらいに集合にして、ちょっと飲んで今年前半の予定を決めて、それなりの時間でお開きになるかなと思っていたんだけど、気付いたら日付が変わるくらいになってて、僕は珍しく飲みすぎて居眠りしたり、みんな顔を紅くして焦って終電に駆け込んだり、なんだかとても不思議な感覚。「懐かしい」とかではない、新しい感覚でした。次の日にはうんざりするような二日酔いが待っていて、カバンのなかにしわくちゃになって入っていた紙切れにはなんとなく決めた物事や日程が書きつけられていたので、ミーティングはちゃんとなされたのでしょう。

やがて何もかも変わってしまっても、何ひとつ変わらない気もするな。2019年へ向けての準備運動が始まったのかもしれません。どうなるでしょうか。  
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2018年01月05日

30時間大阪行脚



昨日から大阪に行って、さっき東京に戻ってきた。大阪には父親が住んでいて、去年身体を悪くしたこともあって顔を見にいったのだけど、元気そうで安心した。父の妹弟(僕のおばさんとおじさん)にも何年ぶりかわからないくらい久しぶりに会えて楽しい集まりができてよかった。

タイミングがうまく噛み合ってどうしても早く会いたかった人に会えたり、昔からお世話になっている人とお茶して有意義な話ができたり、何匹も猫を抱いたり、滞在時間にして30時間くらいの間だったのに、かなり濃密な時を過ごした。昨晩の大阪の空に昇った月は卵の黄身のような色で、大きくて、環状線を車で走りながらずっと見入ってしまった。こういうこともいつか思い出に変わるのだろうか。

また明日から新しい毎日だ(連休とかあんまり関係ないのさ)。  
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2018年01月04日

年頭のいろいろ



2018年の抱負は「ずっと笑っていられますように」。具体的な目標としては新作ソロアルバムを完成させること、手に入りにくくなっている旧譜『pilgrim』と『home sweet home』をどうにかすること、GOMES THE HITMANの音源制作に関するリハビリ、そして音楽の旅を絶えず続けて、新しい場所へも臆せず踏みだすこと。ファンの皆さんの予想を越えて、期待に応えて、裏切らないこと。文章を書く手も止めたくない。もうそれだけで1年なんてあっという間に過ぎていきそうだけど。

今年もよろしくお願いします。  
Posted by monolog at 11:53Comments(2)

2017年12月27日

PとKの記憶



昨日はきょうこさんの誕生日だった。きょうこさんのことは『猫町ラプソディ』のなかの「PとKの記憶」のなかに書いた。毎年誕生日にはお墓参りをしてケーキをみんなで食べる行事を続けてきたんだけど、昨日は所要があってそれが叶わなかったので、形見分けでもらったきょうこさんが編んだドクロ帽子と赤い時計を身につけて過ごした。不思議なタイミングでこの時計の電池が切れて進まなくなった。バタバタしていてまだ電池を替えられていないから僕の左手首の時計は意味をなさないけど、これはこれで心地いい重さだ。26日に日付が変わったあと、寝落ちしててハッと目覚めたら付けっぱなしのテレビにラモーンズが映ってて、僕はジョーイ・ラモーンを見るといつもきょうこさんを思い出すから(本人には言ったことがない)、寝ぼけながらも「あ、きょうこさん」と思った。

賑やかな猫町のことをきょうこさんはどういうふうに眺めているかな。年末年始のこのバタバタした時期に心を沈めてそっときょうこさんの高い声に耳を澄ます。ポチを呼ぶ声を思い出す。忘れないように。忘れないように。  
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2017年12月20日

師走の無観客試合



陽射しのある日が続く。外は寒いけど時間の規則と太陽の動きがわかるリビングで過ごすのは気分がいい。今朝はポチ実の3種ワクチン注射を受けにいこうと思っていたのが、「さ、ダライラマ先生に久しぶりに…」と僕がひとりごちた瞬間にポチ実は何かを察知。ベッドの下から引っ張りだそうとしても今度は違う方向へ逃げる。ようやく捕まえてもものすごい強さで蹴飛ばされて、キャリーケースに閉じ込めることを断念。また別の日に、何の前触れもなく作戦を実行しなければいけない。絶対あいつは人間の言葉がわかっているな。ひらがなくらいなら読めそうだもんな。

午後から仕事部屋でひとりライブ、それを録音して自分でミックス。溢れる感情がそこにあったし、それを猫が眺めていたし、もしかしたら他の何者かも眺めていたかもしれないから、それを無観客試合と簡単に呼ぶことはできない。『DOCUMENT』のなかにも実は無観客試合に近いライブ録音が収録されているのだけど、そこにも渦巻く感情が確かにあった。何年後かに種明かししたいなとも思っている。

サニーデイ・サービスの『DANCE TO YOU』というアルバムを買って、僕はすぐそれをタカテツさんにあげた(僕が持っているより彼が持っているほうがいいレコードだと思ったのだ)。それなのに昨日あたりから急に脳裏に「さくらSuper Love」という歌の「きみがいないことは/きみがいることだなあ」というリフレインがずっと鳴り続けていて不思議な気分だ。2017年の師走、あと10日で今年も終わり。  
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2017年12月19日

1年分忘れてまた思い出す



午後からヒックスヴィル中森さんと鍵盤奏者佐々木真里さんに来宅いただき、今週12月21日の鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュでのクリスマスライブのための打ち合わせ、そしてリハーサル。中森さんとは春に巣巣でやった永井宏さん個展での演奏以来。片桐はいりさん、カーネーション直枝さんとの熱いセッションも記憶に刻まれているけど、クリスマスソングの演奏は当然ながら1年ぶり。思えば2013年から5年目のクリスマスということになるのだけど、毎年ちゃんと1年経つと曲の細部について忘れている。人間ってこんなに学習しないものなのかな、と思うのだ。演奏の仕方を思い出すことから始まり、最終的には「そうそう、これこれ」ということになる。今日も暗くなるまで練習してばっちりになった。新しい曲も何曲か。これをやらないと1年が終わらない、ということがいくつかあるけれど、ディモンシュクリスマスのセッションもそのひとつだ。

今日のリハーサルの模様をインスタグラムのライブ配信機能を使って公開してみました。まだアーカイブスが残っていると思います。いつもとは全然違う歌を演奏しますので、来たことがない人はぜひ経験してみてください。チケットはまだまだ受付中、ぜひお越しください。



“Coffee & Christmas vol.6ー今年もクリスマスソング”
2017年12月21日(木)@ 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ

18:30開場/19:00開演/料金3,500円(ドリンク代別途)
出演:ライブ/山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)、佐々木真里

毎年恒例となった鎌倉ディモンシュでのクリスマスライブを今年も。
ゴメス・ザ・ヒットマン山田稔明とヒックスヴィル中森泰弘、さらに
鍵盤奏者佐々木真里さんも加わって一晩限りのコラボレーションにご期待ください。
今年のクリスマスキャロルCDRを来場者全員にプレゼントします。

*山田稔明オフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付


カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(http://cvdois.exblog.jp/
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目1-5
TEL 0467-23-9952  
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猫町 年末商戦



秋からずっと続いたライブが一段落して(11月からこっち目が回るくらいのスケジュールだった)、知り合いのライブに遊びにいったり少しぼんやりできたりする夜が増えたのですが、昼間は何をしているかというと、もうひたすら通販の発送をしている。GOMES THE HITMANオフィシャル通販STOREは僕のサインが描き込まれる商品が多いので、注文から発送までの間に僕が立ち会う必要があるのですよね…。かつてスタッフや臨時の手伝い要員たちにやってもらっていた発送作業は、いつからか「いいよ、もうおれ全部やるから…」と僕の仕事になった。もちろんCD発売時や大量発送のタイミングのときはスタッフみんなでやるのだけど、それ以外はだいたい僕が宛名を書いて、商品にサインをして、パッキングしている(猫の毛とかが入らないように)。最近はおまけを気まぐれに放り込んだり、クリアファイルを1枚注文した人にはもう1枚余計に押し付けたり…僕のさじ加減でいろいろやっています。

珍しい住所を見つけたら「へええ」と思い、佐賀県からの注文があると故郷に思いを馳せる。僕のクセのある文字で書かれる宛名。齋藤の「齋」の字みたいな難しいやつはいつまでたっても文字を拡大して調べないと書けないし、間違った文字を塗りつぶして猫の絵にしたりしてごまかす。日々の注文はいつも多すぎもしないけど少なくもない。だから朝起きて午前中は淡々とこの作業をすることになるのだけど、カレンダーは今年もものすごく人気があって、お昼すぎまでひたすら発送作業をする日が続いている。自分の手を動かして、クロネコのお兄さんに来てもらって「ちょっと今日多いんですけど」と荷物を託し、何日後かに誰かの家に届く品物が、誰かをパッとさせる。ダイニングテーブルのまわりはどんどん散らかっていくけど、これは愛すべき時間だよなあ、とハッとすることが何度もあります。もし商品を受け取って嬉しくて写真を撮ったりしたらぜひインスタグラムとかに「#山田稔明」とか「#山田稔明カレンダー」とタグをつけて投稿してもらえたら心強い支えになります。みんなはお客さんであると同時に僕/僕らにとっての草の根プロモーターでもあるのですよ。

GTHストレージを整理していたら「GOMES THE HITMAN メジャーデビュー15周年記念Tシャツ」の杢グレーのデッドストックが出てきたんで、今朝通販STOREに再入荷しました。今は18周年で微妙なタイミングですが、気持ちいい素材の個人的にはお気に入りのTシャツなので、カレンダー等と一緒にこの機会にぜひ。

2018年カレンダーはライブ会場と通販以外に、等々力の巣巣、鎌倉のmoln、経堂のギャラリー芝生(通販も)、宮城のNAKAO、札幌のレストランのや/プー横丁、加古川チャッツワースなどでも購入ができます。雑貨店をやられている方でもしカレンダーを販売してくださるお店あれば「info@gomesthehitman.com」までご連絡いただければ詳細を。今日も数十件の荷物をこれからクロネコに託すところです。年末は輸送関係が混雑しますので、ぜひ早めにご入金の上、ゆったりした気持ちで到着を待っていただければ幸いです。

以上、GOMES THE HITMAN.COM STOREのエグゼクティブであり、雑務とナンデモを担当する山田稔明のつぶやきでした。


GOMES THE HITMAN オフィシャル通販STOREへ  
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2017年12月18日

様々な現場で



自分の怒涛のライブ連戦が終わって、また新しい賑やかな日々である。週末に突然湯川トーベンさんから連絡があり、完成した村田和人さんのライブCDシングルを家まで届けてくださった。過去のライブ音源にコーラスを足したりMCが収録されていたり、今はもういなくなってしまった村田さんのいきいきとした姿がそこにありました。トーベンさんはうちでご機嫌にギターを弾いて、いろんな話をして良い時間でした。今年は夏のステージ共演も嬉しかった。とても優しいトーベンさん、仲良くしてくださって感謝。

土曜日には渋谷へ杉真理さんと伊藤銀次さんのコンサートを観にいった。もともと前述の村田さんも加わった3人の「奇跡のトライアングル」に端を発したステージの2017年版。大先輩たちが音と戯れる姿を見つめる。「ウィスキーがお好きでしょう」と「ウキウキウォッチング」、日本人ならみんな知っている歌ふたつが並ぶコーナーも面白い。銀次さんの歌う村田さんカバー「堕落の夏」の美しさよ。終演後に会った杉さんはニコニコ顔で、僕のほうもニコニコ顔になってしまうポジティブなパワー。年明け早々には杉さん主宰、杉祭りが。今年もお世話になりました。来年もまた。

日曜日の夜はすぐにやってきて、高円寺のビーガンレストラン「メウノータ」へ出かけてヒックスヴィル木暮晋也さんと高橋徹也さんの2マンを観にいった。タカテツさんの仕上がり方がすごかった。東北を回ったときとはまた違う力強さがあった。この人のステージを観ていると自信がなくなってしまうときがたまにあるんだけど、この日の演奏はまさに圧倒的なものでした。木暮さんのソロはポップでファニーで、先輩なのに可愛らしささえ湛えているのがすごい。成熟を拒否したニューウェーブサウンド。トークも面白かったけど、最後のセッションもすごかったな。感動しました。今週僕はヒックスヴィル中森さんとの鎌倉ディモンシュが控えていますが、木暮さんと仲良くおしゃべりさせてもらっていると1994年頃に小沢健二やフィッシュマンズのライブに足繁く通っていた頃を思い出してハッ!となるときがある。

今日は一日ずっと家にこもって事務仕事をしていたんだけど(カレンダー、サインを入れて全国へ発送を開始しました)、夕方から出かけて夕飯をカフェ長男堂で食べようということになった。元気が出ないときは長男堂のご飯が効く。のれんをくぐるとそこにいたのはシンガーソングライターのイノトモちゃん、予期せぬトモちゃん食堂で美味しい「愛のコロッケ定食」を食べて、いろいろおしゃべりして楽しかった。イノトモちゃん自ら録音とミックスを担当した新しいアルバムを聴くのも楽しみ。

「良いお年を」という回数が増えてきました。  
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2017年12月01日

今年ももう12月



9月に休んで旅行をして、10月は体調崩して大変で、11月はあっという間に駆け抜けて、そしていよいよ今年ももう12月です。空気がピリッとして好きな季節ですが、長い夜に物思いをするのもいいものです。遅れに遅れているカレンダーの制作が隙間を縫って少しずつ進み、来週末にはいよいよ完成するでしょうか。「calendar song」もそのときまで封印!と思っているのです。2018年もものすごく可愛らしい間違いのないやつができあがります。生活の風景のひとつとして、どうぞまたよろしくお願いします。ライブ会場と通販でもご購入できるようにします。

12月は9本のライブがあります。それぞれに意味があって、全部違うライブになると思います。残り少なくなった2017年、最後までどうぞよろしくお願いします。明日は兵庫加古川へ。今年最後の関西旅です。加古川、そして大阪と皆さんにお会いできることを楽しみにしています。


<DECEMBER 2017>

12月2日(土)@ 加古川チャッツワース(ソロ弾き語り)
12月3日(日)@ スタンダードブックストア心斎橋(ポエトリーリーディング)
12月8日(金)@ 恵比寿 天窓switch(GOMES THE HITMAN)SOLD OUT
12月10日(日)@ 恵比寿 天窓switch(ソロバンド編成)SOLD OUT
12月12日(火)@ 下北沢 lete(ソロ弾き語り)SOLD OUT
12月21日(木)@ 鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(with 中森泰弘)
12月24日(日)@ 等々力 巣巣(with 草とten shoes)
12月29日(金)@ 町田 まほろ座 MACHIDA(サトミツ&ザ・トイレッツ)
12月31日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(昼公演)

*12月12日にラジオ生出演があります  
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2017年11月18日

EVERYBODY'S GOT A WORK TO DO



先週はラジオプロモーションとかレコ発とかインストアとか、やたら派手に駆け回ったサトミツ&ザ・トイレッツでしたが、今週はなんともマニアックなシチュエーションでの演奏が続きました。まず株式会社リクシル社内で行われた、発展途上国のトイレ環境について考えるコンベンションで演奏させてもらった。霞が関ビルディングの最上階にある会議室という僕らバンドマンにとっては非日常的な風景と空間。そして今日は朝から横浜まで出かけて第33回全国トイレシンポジウムという大会の舞台で演奏の機会を得ました。

行く先々でトイレ業界の関係者に「わあ、佐藤さん!」と笑顔で声をかけられるサトミツさん。本当にこの人はトイレを愛し、トイレに愛される人だなあと感心するばかり。リクシルでもトイレシンポジウムでも「生演奏の音楽はやっぱり最高ですね」といっぱい声をかけられて、先週リリースになった『ホワイト・アルバム』もたくさんの方が手にしてくださった。世界トイレ機関というNPOの代表ジャック・シム氏に遭遇するという奇跡があり、とにかくこの、世界レベルでのトイレの要人がものすごくバンドのことを気に入ってくれたのが嬉しかった。「君たちはこのバンド一本でやってるのか」と問われて「や、パートタイムジョブです」と答えたら「次に会うときはこのバンドでビッグスターになっているよ」とニコリ。「それはちょっと…」と正直思いましたが、今日は今日でとても楽しかったな。このバンドに参加させてもらって、得難い経験をたくさんしています。両日とも「日本のトイレからこんにちは」「PULP!」「あしたトイレに行こう」を演奏しました。

リクシルでは皆さんが前述したように発展途上国のトイレ問題を真剣に考え、今日のトイレシンポジウムでは全国から集まった関係者が自然災害や震災時のトイレ問題を話し合う。人にはそれぞれに大切な仕事がある。僕らが音楽を奏でることで、誰かがニコっと笑ってくれたら嬉しいし、それが我々の仕事だなと思った1週間でした。サトミツ&ザ・トイレッツ、次回は来週23日(祝)に渋谷ヴィレッジヴァンガードで観覧無料のインストアイベントです。


サトミツ&ザ・トイレッツ『ホワイト・アルバム』についてはこちらから  
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2017年11月08日

もう師も走る11月



朝から出かけて撮影にとある立会う。開店前のレコードショップであれこれ物色するのは楽しい。マイケルジャクソンになった気分?リベストギャラリー創で開催されていた『キチムシ』最終日に滑り込み。春の『キチレコ』以来とても優しく接してもらえて嬉しい。一度帰宅して仮眠、夕方から乃木坂のソニーへ。ニコニコ動画『ロック兄弟』に出演、とても楽しい生放送だった。すぐさま移動してFM FUJI生放送のため代々木のスタジオへ。しびれるスケジュールだけど面白がってやれるのがサトミツ&ザ・トイレッツの強みか。

そしてもうすぐ日付が変わり、朝方までのリハーサルが始まるのであった…。




  
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