2022年11月30日

10週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」アーカイブを公開します

10週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。企画モノのEP『punctual/punk』を3曲歌うレア回。「puctual punk song」は杉真理さんが大好きなパンクソング。「インターステイト・ハイウェイ・スター」は2000年代の後半、たくさんの楽曲コンペに挑戦していた頃に書いて放り出されていた曲。「endow(high five song)」は大学時代に英語で書いた習作、というとりも当時好きだった音楽をパッチワークにしたような歌。歌い納め、と照れ隠ししつつも「punctual punk song」は猫町フェスなんかで盛り上がるだろうなあとかいろいろ思いついたり。

たくさんのご視聴ありがとうございました。アーカイブを公開します。インスタグラムにも投稿してるんだけどなかなかアップされないのでこちらをぜひ。

  

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2022年11月27日

巻き戻るディケイドと『桐島、部活やめるってよ』

最近ずっと『桐島、部活やめるってよ』のDVD/Blu-rayを中古で探していた。誰かに貸したか、魔が差してフリマで売ったりしちゃったのだ、多分。この桐島を希求する想いは必然だったのか、『桐島、部活やめるってよ』が映画公開から10周年を記念して全国23館の劇場でスクリーン公開されているというので、ワールドカップ日本戦の夜なら街に人も少なかろうと新宿まで出かけた。映画館は比較的空いていて、それでも『桐島』のスクリーンにはたくさんのお客さんが入っていた。

僕はこの映画が本当に大好きで、公開当時は2回観にいったし、前述したDVDも何度繰り返して観たことか。いろんな登場人物の視点に立って観るのが面白くて、いや、面白いというか、自分自身を誰かに投影してその心の動きや葛藤、苦しみを共有したいと思うのだ。久しぶりに観た『桐島』は最初から最後までずっと空気が張り詰めていて、金曜日から始まって火曜日で終わる物語の、そこで描かれていない前日譚や後日談にまで想いを巡らせてしまうという意味では僕個人にとって圧倒的な作品だった。もしかしたら邦画ナンバーワンかもな、と思いました。

高知までロケ地になった高校を見にいったりしたことも思い出す。僕自身が10年分くらい若返った気がしました。高校生にはもう絶対戻りたくないけど。

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2022年10月12日

レコードショップと偏愛、映画「アザー・ミュージック」

映画『アザー・ミュージック』を観た。思っていたより全然エモーショナルなドキュメンタリーで、涙が出てびっくりした。一度も行ったことのないお店なのに、20余年の時間と空間が濃密に愛されたことがひしひしと伝わって、その場所の消失にため息をついた。ひとつの伝説的なレコードショップの物語であると同時に、音楽業界あるいはレコード業界の過去・現在・未来の話だ。魅力的な店員さんがたくさん出てくる。映画「ハイ・フェデリティ」のなかのジャック・ブラックとトッド・ルイーゾみたいな、週3で雇われてるのに毎日レコード屋に現れるスタッフみたいなめんどくさい音楽狂いたち。めんどくささこそ「愛」なのである。

「四六時中音楽を聴いていたいんだよ。好きな音楽も好きじゃない音楽も」という言葉に強く共感する。好きなレコードを買うのは当然だけれど、好きじゃない音楽だって聴きたいのだ。好きじゃない部分にも意味がある。生きているうちに少しでも多くのレコードを聴きたいって思っている僕みたいな人間には「アザー・ミュージック」はまた新しい扉のような、底なしの沼へ誘うような映画だった。レコード屋散策が好きな人、音楽にたずさわりたいと思っている人は絶対観にいくといい。

3年前にサンフランシスコを旅したとき有名な観光地にはひとつも行かないでサンフランシスコ市中の開いてるレコード屋を2日かけて全部まわった。またそういう旅がしたい。買い付け旅行で駆け回って、いつかレコード屋さんをやれたらなんて簡単に妄想したりするけれど、その大変さを思うとなかなか叶わない夢だなあと感じる。毎日レコードを買う僕自身が同時に「こんな時代に誰がレコードなんて買うの?」とも思う(おれとか彼とかあいつくらいだよ、と)。この映画を観たタイミングで今週末、トラベラーズファクトリーでのアニバーサリーイベントで2日間限定の中古レコードショップ「TRAVELER’S RECORDS STORE」をやることがとても楽しみではしゃいでいる。昨日はエプロンを買った。今日はこれから推薦コメントカードを書く。週末、中目黒でお会いしましょう。

  
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2022年09月27日

全詩集制覇企画は『pale/みずいろの時代』を完走・完奏

先週水曜日にやったインスタライブのアーカイブを掲載するのを忘れていました。コロナ禍の渦中、昨年1月から続けている山田稔明全詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』を最初から順に全部歌っていくという企画はいよいよ2016年ソロ作『pale/みずいろの時代』を全部歌い終えました。このアルバムは洋楽っぽい雰囲気があるなあと改めて振り返り、久しぶりに歌う曲もあって楽しかった。というか、この企画は過去の自分と向き合う機会になってとても興味深い。

先週はコメント欄で「calendar song」でのコール・アンド・レスポンス、「Qui La Laの夏物語」についてのしんみりする話も良い時間でした。今週も水曜日にインスタライブ配信する予定です。ここに載せてるアーカイブは無駄話とか演奏間違いとかをカットしたバージョンなので、ぜひリアルタイムでもハプニング込みの配信をお付き合いください。

  
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2022年09月08日

水曜日のインスタライブ(2022.9.7)

ポチ実8年目のうちの子記念直前ということで久しぶりに寝ていたチミちゃん起こしてゲスト出演の「水曜日のインスタライブ」でした。『pale/みずいろの時代』から「スミス」「幸せの風が吹くさ」「my valentine」、3曲中2曲が英語詞というのも新鮮でした。英語で歌詞を書くには好きなのです。いっぱい韻が踏めるし、日本語でいいにくいことも結構言えちゃう。札幌のライブ情報など新しいお知らせも発表しました。山田稔明全詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』完全制覇を目標に去年からやってるインスタライブ、いよいよ次回で『pale』を歌い終えます。詩集はライブ会場でのみ販売していますので、欲しい人はぜひライブ会場で。

また次回お会いしましょう。

  
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2022年09月05日

華麗なるスワンソング

6月からずっと(もっと言えば3月からか)断続的にライブが続いてて、アウトプットとインプットのバランスがシーソーゲームみたいになっている日々。以前なら一日オフがあったら買い物に行ったりレコード屋めぐりをしたりというのが常だったのが、最近は時間が空いたら映画館に行くようになった。一晩に20曲くらい自作曲を歌ったり、どうしても自分のことばっかりべらべらしゃべることが多くなってしまうから、自分じゃない誰かの物語に身を浸す時間が心地いい。吉祥寺はオデオンとアップリンクにたくさんスクリーンがあるから、ちょっと調べると興味深い作品がすぐ見つかる。先日『スワンソング』という映画を観にいった。

アメリカの田舎の話、もうそれだけでなんでもいいっていう趣向が自分にはあるのだけど、この映画もオハイオ州のサンダスキーという町が舞台。五大湖のほとり、サンダスキーっていう名前は「太陽と埃」なのかな、とか妄想しながら(実際は全然違った)シートに埋もれる。リタイアしたゲイのヘアドレッサーの話。途中からずっと泣いてたけど、それは悲しいからじゃなくて、どの登場人物からも優しさがじわじわ滲みでてくるから。老いと孤独、避けられないことに対して我々はどう向き合うのか。最近友だちともよく老後の話をする。互助会とか、共同アパートとか、村を作るとか、半分夢みたいな半分本気だったり。鍵になるのは優しさだ、とこの映画を観て思いました。

  
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2022年08月17日

3週間ぶりの水曜日のインスタライブ|pale/みずいろの時代

昨年1月から続く山田稔明全詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』を最初から順番に全曲制覇を目指す企画「水曜日のインスタライブ」、しばらく多忙な時期が続き、それは今も継続中ですが、3週間ぶりに配信しました。新しいお知らせがたくさん。まだ文字情報として出せてないものもありますのでぜひアーカイブをチェックしてみてください。2016年ソロ作『pale/みずいろの時代』に突入、「pale blue」「気分」「ナイトライフ」とちょっとアンニュイな楽曲からスタート。新しい青→緑→みずいろと続いた“時代シリーズ”。実は僕のPCのフォルダには「赤の時代」というのもあるのですよね。

この機会に『pale/みずいろの時代』をSTOREでご購入いただいた方にはサインを描き込んでお送りします。サブスクにはない、今のところCDでしか聴けないアルバムです。ぜひ手にとってみてください。

  
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2022年07月29日

水曜日のインスタライブは『the loved one』を完走/完奏

昨年1月からスタートした山田稔明全詩集『 HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』を頭から全曲195曲制覇しようという企画、今週配信分でついに2015年『the loved one』を完走/完奏しました。「些細なことのように」「small good things」、そしてはしもとみおさんとのセッションで「猫町オーケストラ」をご覧ください。「些細なことのように」はどうしても涙を誘う曲で、毎回もらい泣きしないようにするのが大変。「small good things」はレイモンド・カーヴァーの短編小説『ささやかだけれど、役に立つこと(A Small, Good Thing)』からタイトルを引いた曲。「猫町オーケストラ」は先月ラビットホールでみおさんと撮った映像があったのでそのときと同じ服を着て時間を行き来した配信。みおさんとはいよいよ今週末富山県立山町の巣巣でのライブが迫ってきました。8月からの猫町キャラバンの前哨戦になると思います。楽しい。

次回からは『pale/みずいろの時代』(2016)に突入。

  
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2022年07月26日

ブライアンの頭のなか|映画『ブライアン・ウィルソン 約束の旅路』

8月12日に劇場公開になるブライアン・ウィルソンの伝記映画『ブライアン・ウィルソン 約束の旅路』の試写を観させていただいた。これまでも『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』や端的なドキュメンタリー等、ブライアン・ウィルソンの半生を描く作品はいろいろ観てきたけれど、ブライアン本人の言葉で語られる物語に惹き込まれた。めくるめく南カリフォルニアの風景も良かったな。ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、ドン・ウォズ、ジム・ジェイムズ(My Morning Jackets)、ジェイコブ・ディラン、テイラー・ホーキンスなどなど、名だたる音楽家がこぞってブライアンの偉業を讃える。「サーフィンUSAのビーチ・ボーイズ」のブライアン・ウィルソンがなぜ世紀の天才と呼ばれるのか、これまでその音楽に触れてこなかった人たちにも伝える映画。こわれやすいガラス細工みたいな、西海岸の太陽に乱反射するような。

「世の中には2種類の人間がいる。『ペット・サウンズ』を好きな人と、好きじゃない人だ」と書いたのは村上春樹で、僕はそのフレーズを引いて「この世界には猫と暮らす人と暮らさない人のどちらかしかいない」と書いた。僕はもちろん『ペット・サウンズ』を愛し、猫と暮らしている。

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2022年07月25日

真夏の夜のホラー映画

猛暑日、もう夏も飽きた。こんな日は日が暮れた後でレイトショーでホラー映画だな、ということで映画『エックス』を観にいった。A24が手掛けるホラー作品ということで楽しみにしていたやつだけど、物語の舞台が1970年代末のアメリカテキサスということで、名作『悪魔のいけにえ』を彷彿とさせる空気感が「もうこれオレの大好物じゃん」という感じで、とにかくバカで不真面目でセクシーで血まみれな、こういう暑くて何もしたくないような日に観るのにうってつけの映画でした。物好きにしか薦めないけど、僕にとっては定期的にカンフル剤的に必要なエンタテインメントだった。次は『NOPE』っていうやつを観たいと思っています。

映画ってほんとにいいものですね。

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2022年07月13日

ポチの子守唄

3週続けて「水曜日のインスタライブ」。今週は休もうかなと思っても夜になったら「やっぱやろう」ってなるのは気持ちが落ち着かないからか。2015年作『the loved one』から「ポチの子守唄」を歌いました。近藤さんアレンジによって美しい室内楽に変身する前の、素朴なフォークソング然とした原型のかたちで演奏しました。あわせて宣伝をいろいろ。ぜひご覧いただき、今週末のツイキャス配信などもお付き合いください。

  
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2022年07月06日

ラビットホールに響く歌

2週連続で「水曜日のインスタライブ」、今月から全詩集全制覇企画は2015年のソロ作『the loved one』へ。すべて猫に捧げた歌で構成されたミニアルバム。ポチとポチ実と世界中の猫のおかげで完成した作品。ラビットホールでのリハーサルからそのまま配信。「my favorite things」「太陽と満月」を歌いました。リハーサルの様子も少し紹介。いつもと違う新鮮な回だったのではないでしょうか。きちんとマイクを立ててマルチトラックレコーディングも併せて行っていたのですがiPhoneのマイクの音がとてもラビットホールの鳴りを象徴していたのでそのまま使いました。

ぜひご覧ください。そして週末の吉祥寺でお会いしましょう。

  
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2022年07月03日

季節はずれのニューヨークの夢 | 映画「シェイン 世界が愛する厄介者のうた」

少し前に観た映画「シェイン 世界が愛する厄介者のうた」について書いておきます。僕がポーグスを初めて聴いたのは1988年だからもうすぐ35年くらい経つ。フーターズというアメリカのバンドが好きになって、バンジョーやマンドリン、ティンホイッスルなど民族音楽的な楽器を使うロックに興味を持って、ポイ・ドッグ・ポンダリングとかレ・ネグレス・ヴェルトとかいろんなバンドを聴いたけれど、僕の心を掴んでずっと離さなかったのが『堕ちた天使』、そして『PEACE AND LOVE』という彼らのアルバムだった。ジョニー・デップも制作に関わったという本作、ずっと楽しみにしていた作品。まだまだ劇場で観られるので見逃している人はぜひに。

アイルランドの歴史を遡って当時のニュース映像や再現フィルム、アニメーションまで駆使して本作が伝えるのは、宗教問題や紛争で絶えず揺れ続ける彼の国やその国民気質、そしてそこで生まれた少年がどのような幼少時代を過ごし青春を謳歌し、やがて世界を揺るがす20世紀屈指のパンクスになったかというサクセスストーリーとそれに続く苦悩のこと。20世紀の時代背景と目まぐるしいポップカルチャーのなかでシェインは実に生き生きと破茶滅茶に駆け回り、そして壊れて堕落していく。

その姿を眺めながらどうしても彼のことを憎めないのは、あまりにも純粋に本能のままにしか行動できないその姿への憧憬の念のせいだ。過去から現在へと時を進むアーカイブ映像のなかでどんどん老いぼれていくシェインの姿は、破滅的で哀しく、しかしどうしようもなく美しい。すべての質問に対して皮肉を交えて答えるシェインがカースティ・マッコールのことだけは素直に「彼女が死んだときは本当に悲しかった」とつぶやくのがとても印象的だった(モリッシーも自伝でカースティの死を心から悔いている)。「オレにとっての『ボヘミアン・ラプソディ』だよ」と語られる「ニューヨークの夢」を季節外れなタイミングで聴いたが、それがとにかく心に沁みた。

12月25日生まれのシェイン・マガウアンは、ひょっとしたらジーザス・クライストよろしく生贄となり身代わりとなって我々が選択しなかった破天荒な人生を選んで生き、曲がりくねって上り下りの急な旅路を征く奇跡みたいな物語を完遂しようとしているのでないか。『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』を観て、そう思った。現在64歳となったシェインはその年齢よりももっと老け込んだ弱々しい姿で虚空を見つめ続けるけれど、含蓄あふれるその詩人の言葉を聞いていると風前の灯火はまだまだしぶとく揺れ動くのではないかという気にもなってくる。この130分の映画を観たら僕らみんなシェインを好きになるから、この「世界に愛された厄介者」というのはまさに言い得て妙の邦題だ。

  
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2022年06月29日

水曜日のインスタライブは『緑の時代』完走/完奏

2週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」、カメラが1台新しくなって地味にアップデートしました。冒頭チミちゃん登場して「夜のカーテン」「サニーレタス」「猫のいる暮らし」と歌って2014年『緑の時代』を完走/完奏しました。アウトテイクのコンピレーション的な性格のアルバムですが、こうやって演奏してみると愛すべき作品だなあと感じました。次回、来月からは2015年『the loved one』に突入します。

ポチ実コインケースのお披露目。早速たくさんのお申込みをいただいて予定数残り少なくなってきました。オフィシャル通販STOREよりご注文ください。7月下旬から発送を予定しています。

  
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2022年06月16日

夢の坂道は

2週続けて「水曜日のインスタライブ」を配信しました。来週はお休みしますが、今月中に2014年ソロ作『緑の時代』を完走/完奏する予定です。「bon voyage〜終わりなき旅の流浪者」「僕たちの旅〜自己嫌悪'97」「high tide」と3曲を演奏。「僕たちの旅〜自己嫌悪'97」が中村雅俊さん由来とのことなどこれまで話したことのないことを喋ったような気がします。「水曜日のインスタライブ」の副読本となっている山田稔明全詩集「HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?」がついに完売しました。あんなにたくさん、段ボール何箱もあった書籍がなくなるなんて。最後のほうは一冊売れるたびにさびしい気分になっていましたが、皆さんの手元でたまに歌を歌われたりしたら詩集も喜ぶことでしょう。感謝。

  
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2022年06月11日

福島三春町in-kyo配信

2週間前、5月29日に福島県三春町in-kyoで行われたソロ弾き語り公演をツイキャスプレミア配信にて公開しました。本編90分のライブの前にin-kyoちえさんと電話を繋いでおしゃべり、終演後はチミちゃん登場と楽しい時間になりました。コロナ禍以降の楽しみ方ですね、これは。僕自身も終わったライブをもう一度ちゃんと反芻する貴重な機会になります。昔からライブの録音を聴き返すのがとても苦手だったんだけど、この頃は映像含めて何度も再生するから、おのずと反省したり修正したりするきっかけになるし気付きも多いのです。

アーカイブ期間が6月19日までとなっていて、それまで視聴チケット購入と視聴が可能です。リアルタイムでのコメントも付随するので楽しいです。ぜひお時間あるときに。

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山田稔明 LIVE 2022ーFAVORITE POET @ 福島 三春 in-kyo
2022年6月11日(土)21時スタート(約90分/アーカイブ期間 6月19日23:59)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

2019年4月以来3年ぶり5度目となる福島県三春町でのライブ。
in-kyoの大きな窓にどんな風景が浮かぶでしょうか。
5月28日に開催された公演を収録配信。

視聴チケットはツイキャス公式ストアにて発売中です
https://twitcasting.tv/toshiakiyamada/shopcart/161173
  
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2022年06月08日

水曜日のインスタライブ最新回アーカイブ

GOMES THE HITMANツアーやいろいろバタバタした週末をはさんで2週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」。仕事部屋、カメラに写っていない部分や床の上はもうしっちゃかめっちゃかで忙しかった季節の反映。全詩集全曲制覇企画は2014年の『緑の時代』から「新世界のジオラマ」「ココロ/コトバ」「カフェの厨房から」と3曲を歌ってコマを進めました。最新回のアーカイブを公開しましたのでぜひご覧ください。次は再来週くらいかな。

6月19日はポチの8回目の命日。あれから8年も経つのか…とも思うし、まだたったの8年?とも感じる。時間って不思議。

  
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2022年05月20日

水曜日のインスタライブ(2022.5.18)

スタート時間が22時22分になって2度目の「水曜日のインスタライブ」。山田稔明全詩集を頭から全部歌っていく企画、2014年ソロ作『緑の時代』に突入しました。前回下北沢leteでの公演のオープニングが「点と線」、「high tide」も印象的なアクセントになりましたが、この季節に振り返りたくなるアルバムなのかもしれません。この日は「点と線」「夢のなかの音楽」と2曲演奏しました。冒頭にはポチ実がゲスト出演。アーカイブ最新回、ぜひご覧ください。次回はいつになるか未定!


  
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2022年05月11日

『新しい青の時代』を完走/完奏|水曜日のインスタライブ

いろいろ忙しくて実に5週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。これまで23時からだった配信を22時22分からにしましたが、それだけでもアクセスしやすくなった人が多いみたいでしたね。しばらくこれで続けてみます(次回はまだ未定ですが)。今年になって2013年『新しい青の時代』を辿っていた全詩集制覇企画ですが「ハミングバード」「ひそやかな魔法」「あさってくらいの未来」と3曲演奏しアルバムを完走/完奏しました。結構長くかかったけれどそれだけ大きな作品ということかな。

久しぶりに仕事部屋から歌ってみて、やっぱりこれはコロナ禍以降に手に入れた新しい場所だな、と感じました。まだまだ先は長そうですが淡々と続けてみます。引き続きお付き合いいただければ幸いです。アーカイブを公開しました。ぜひご覧いただき感想もお待ちしています。

  
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2022年04月28日

饒舌な手話|Coda あいのうた

ずいぶん前になるけれど映画『Coda あいのうた』を観たので記録を。マサチューセッツ州の海の町を舞台に繰り広げられる家族愛の物語。キャストすべてが愛すべきキャラクターで悪い人がひとりも出てこない映画だった。主人公ルビーを演じるエミリア・ジョーンズは揺れ動く10代の青春を瑞々しくキラキラと表現していてとても魅力的だったし、相手役の彼は『シング・ストリート 未来へのうた』のフェルディア・ウォルシュ=ピーロだから「わあ、少年が青年に!」ってなる。

そして父、母、兄の家族を演じるのが実際に耳の聴こえない俳優たちトロイ・コッツァー、マーリー・マトリン、ダニエル・デュラント。彼ら家族の会話を眺めながら「饒舌な手話」というものがあるのだなととても新鮮だった。ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」の歌詞とルビーの新しい旅立ちが重なって、もう途中から僕はずっと感極まっちゃって、こんだけ気持ちよく泣いた映画は久しぶりだったなあと思う。

歌を歌う仕事をしている喜びを僕はときどき忘れてしまうことがあるけれど、この映画にそのことを再確認させてもらった。彼らのここから先の物語の続きが知りたい。

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2022年04月26日

インタビューという交歓|マイク・ミルズ「C'MON C'MON」とミランダ・ジュライ「あなたを選んでくれるもの」

マイク・ミルズ監督、ホアキン・フェニックス主演の映画『C'MON C'MON』が素晴らしかった。全編モノクロームで描かれる4都市を移動する物語。親子の話ではなく伯父と甥の話、というよりもこれは大人と子供の心の通いを描いたとても優しいストーリーだった。雰囲気やテーマも含めて3年前にマイク・ミルズがディレクションしたTHE NATIONALの「I AM EASY TO FIND」の双子のような作品だなあとも感じる。音楽担当はそのTHE NATIONALデスナー兄弟で、流麗なスコアが流れるなか突如WIREの「STRANGE」(R.E.M.のカバーで知った曲だ)が切り込んで響いたのが非常にクールだった。

この映画を観終わったあと、積ん読の山に紛れていたミランダ・ジュライの『あなたを選んでくれるもの』を手にとった。ミランダ・ジュライはマイク・ミルズのパートナーで、二人の間に生まれた子供との会話がきっかけで『C'MON C'MON』の発想を得たそうだが、映画のなかでホアキン演じるラジオジャーナリストが子供たちにインタビューするのに対して、ミランダ・ジュライの書籍のなかでは彼女がインタビュイーに選んだのは「フリーペーパーに売買広告を出す市井の人々」だった。これが読み始めると面白くてしかたない。彼らが売りに出すものは、革ジャン、おたまじゃくし、ベンガル猫の仔、見ず知らずの家族のアルバムなど。そのほとんどがパソコンを所有していない、ということも示唆的というかなんというか。さらには彼らのなかには性転換中の者、インドの同胞を支援する人、ギリシャからの移民、ドロップアウトした高校生男子、足首にGPSを付けられた罪を償っている途中の者などなど、アメリカの片隅で、ひとりひとりがそれぞれ違う、人生にまつわる強烈な物語がインタビューから浮かび上がる。

映画『C'MON C'MON』を観た友人と「子どもってこんなにしっかりしたこと話すかな?」とか「自分が子どもの頃にインタビューされたとしてあんなふうに想いを語れるだろうか」という議論をしたけれど、観劇からしばらく経った今になって思うのは(そしてミランダ・ジュライの本を読んで感じることは)大人も子どもも誰も彼も他者に聞いてほしいメッセージがある、ということで、会話の尊さを再確認させてくれたという意味で『C'MON C'MON』と『あなたを選んでくれるもの』は我々の意識を更新させる、レコードのA面とB面みたいな、表裏一体の意義深い作品だ。とても胸を打たれた。

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2022年04月18日

まるで別世界のコーチェラ

先週末はずっとYoutubeでカリフォルニアの砂漠で開催されたコーチェラ・フェスティバルを眺めて過ごした。フィービー・ブリッジャーズやアーケイド・ファイア、ビリー・アイリッシュなど楽しみにしていたアクトはもちろん素晴らしかったが(個人的にベストアクトはフィービー)、もうとにかく知らないミュージシャンばっかりで、こんだけ毎日のように新譜のレコード買って音楽聴いてても全然掬いとれない歌があるのだなあと呆然とし、そして感心する。やはり多様性とかジェンダーに関する意識向上のせいなのか、アジア・オリジンのアーティストの躍進が印象的で、Japanese Breakfastはもちろんのこと、モンゴルのデスメタル?THE HUとか初めて知ったし、フィリピン生まれのBEABADOOBIEとか、宇多田ヒカルも登場した88↑とか、韓国のHIP HOPグループ EPIK HIGHなんかも面白くて、勉強になったって言うと変な言い方だけれども、いろんな気付きのある3日間だった。やっぱりCDや音源で触れるよりも全然いい。聴こえ方が変わるなあと思いました。

さすが世界最大級の野外フェス、何十万人動員したんだろうか。客席を見てもマスクをしている人なんて誰もいなくて、みんなシンガロングするし、アーティストも煽るし、もう「コロナって、なんのことかね?」という感じ。別世界の出来事のように思える。われわれの世界で、昔みたいに(そんな昔じゃないけどな)フェスとか思い切り楽しめるようになるのはいつのことだろうか。その日はきっと来ると信じたい。写真はコーチェラではなく、鳥栖のプレミアムアウトレットで撮ったヤシの木。

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2022年04月11日

ラジオ英会話と100年

昨年11月から毎朝の楽しみだったNHK連続ドラマ小説「カムカムエブリバディ」が終わった。ちょうど30年ぶりにNHKラジオ英会話を去年の春から聴くようになって、しばらくして時期朝ドラの「カムカム」がラジオの英語講座がキーとなるドラマだと知ってびっくりしたのだけど、そういう偶然の符合の一致などもあいまって、3世代の100年を描くこのドラマをより一層楽しめたように思う。第一幕となる安子:岡山編では戦争の無慈悲さと愚かさを改めて思い知ったわけだけども、まさかこうやってロシアのウクライナ侵攻みたいなことが起こるとは思いもしなかった。

るい編、ひなた編ともに活き活きと自由に生きる登場人物たちの姿が毎日眩しかった。みんながみんな優しくて、思いやりと想像力に満ちていて悪い人がひとりもいなかった。後半の“伏線回収” も「そんなバカな!」と突っ込みつつもニコニコしたり泣いたりしながらその100年の歴史を見届けた。人は間違ってもやり直せる。そんな物語だったと思う。

僕はラジオ英会話を中学1年から高校を卒業するまで6年間聴き続けた。ある程度のところからルーティンワークになってくるのだけど、なぜこんなに続けられるかというとテキストのお話が面白いからなのだ。なんてことのないストーリーにもゆるやかな起伏やあっというような気付きがあって、明日も、また明日も、というふうに続いていく。ハロー、ハウアーユー?アイム・フィーリング・グッド、昨日とは違う世界の始まり。実は人生も同じような繰り返しかもしれない。

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2022年04月08日

光の葡萄と日向の猫

5週間ぶりの全詩集制覇企画再開の「水曜日のインスタライブ」でした。去年の1月からスタートしたこの企画は15ヶ月を経てようやく2013年ソロ2nd『新しい青の時代』に辿り着き、この日は「光の葡萄」と「日向の猫」という自分にとって大きな大きな2曲を歌いました。GOMES THE HITMANの新作とそれに伴うツアーが続くなかでソロ作に立ち返るのはなかなか興味深い気付きをもたらしてくれます。インスタよりも画質のいいバージョンをYoutubeに公開しています。次回インスタライブは時期未定ですが、『新しい青の時代』ももう少しで完走。引き続きお付き合いください。

  
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2022年03月02日

秘密基地から発信

NAOTと仲間たちによるシェアアトリエ「ラビット・ホール」は先週の水曜日から始動して1週間が経つのだけど、もう時間の感覚がわからなくなるくらい居心地がよくてもうずっとそこにあったような気さえ、する。秘密基地のようなこの空間、ここからライブ配信なんかできるようになったらいいよね、ということで早速実験してみようと、いつもの「水曜日のインスタライブ」のためにラビット・ホールに機材を組んでやってみた。音楽チームで午後から集まってワイワイと準備。いつも一人で孤独なインスタライブがとても賑やかに。

山田稔明ソロ『新しい青の時代』から「月あかりのナイトスイミング」と「やまびこの詩」。月のウサギが登場する曲はラビット・ホールに相応しかったし「やまびこの詩」ではイノトモちゃんにコーラス参加してもらった。カメラは伊藤健太、システム構築と映像のスイッチングはイトケンのWイトケンズ。次回インスタライブの予定は未定ですが、またたまにここで歌うのも楽しいな。アーカイブを公開しましたのでぜひご覧ください。

  
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2022年02月17日

水曜日のインスタライブのアーカイブ公開

2週ぶりのインスタライブでした。全詩集に収められた約200曲を頭から順に歌っていく去年から始めた企画は2013年の『新しい青の時代』に辿り着き、この日は「予感」と「平凡な毎日の暮らし」を歌いました。どちらも東日本大震災と強く結びつく歌です。初めてインディーズでCDを出してから今年で25年、四半世紀が経つということにこないだ気づきました。長くやっても全然成熟しないし、うまくならないし、まだまだ先は長いですね。

2002年作品『mono』のリリースから20年という事実にもびっくりしたのです。ついこないだだと思ってたのに。

  
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2022年02月09日

ルーフトップ・コンサート

去年の暮れからディズニープラスの『GET BACK』を何回も観ている。全部で8時間あるドキュメンタリーだけどもう何十時間観たことか。全然見飽きないし、こんなのが観れて幸せだなと感じる。先日「ルーフトップ・セッション」の完全版がサブスクに公開されたのでそれもヘッドフォンで聴いてワクワクした。僕はジョン・レノンのファンではあったけれど熱心なビートルズマニアではなかったから、この歳になってこんなにビートルズを好きになるなんて自分でもびっくりしている。で、屋上での演奏パートがIMAXシアターで劇場上映されるというので勇んで5日間限定のプレミアショーの初日に出かけた。コロナ禍なのに劇場はものすごい混み方。ビートルズ今こんなに人気かよと思ったんだけど、水曜日でレディースデイとも重なっていた。

最近はずっと吉祥寺のアップリンクファクトリーでばっかり映画を観てたので、IMAXの大きなスクリーンと爆音で体感する『ルーフトップ・コンサート』は1時間ずっと至福の時間。警官が来たのを見つけたポールが俄然テンションあがって熱くなるところがハイライト。4人が楽しそうにしているのを見るのホント幸せ。

帰ってきてからジョンが弾く「I've Got A Feeling」のギターに挑戦してみたがやっぱりあの手の開き方ではちゃんと音が鳴らない。興奮冷めやらぬまま、もう一回ディズニープラスでコンサートの部分を見返した夜でした。

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2022年02月07日

世界の終わりと「ドント・ルック・アップ」

映画『ドント・ルック・アップ』を観た。彗星衝突による地球消滅を描く“おバカ映画” という前評判だったけれど、この物語のなかで描かれたのは超リアルな世界の終わりのシミュレーションだった。きっとこの世界はこんなふうに、嘘みたいに最後を迎えるんだろうなと呆然としながらも納得した。個人主義と陰謀論と分断とかジェンダー格差とか、アメリカが「世界の警察」であることやめたこととか、いろいろ。全編に通奏するおかしみにニヤニヤ笑いながらも最後は絶望を追体験した。この映画は警告だと思った。Netflixで観たけどこれは大きなスクリーンで、聴衆の一人になってクスクスゲラゲラとみんなで観たかったな。

コロナ禍になって『アウトブレイク』とか『コンテイジョン』とか『28日後…』『28週後…』『新感染』とかバカみたいにいっぱいウィルス的な映画を見尽くしたが(個人的ベストは『アイ・アム・レジェンド』)、『ドント・ルック・アップ』を観てからは『アルマゲドン』やら『インディペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロウ』みたいなディザスタームービーばっかり眺めている。いつも最後は希望の光が指して地球は救われるんだけど、嗚呼これはファンタジーなんだなと思う。現実は想像していたよりも厳しいということに我々はいつか気づいてしまうのだ。

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2022年02月03日

いつもの水曜日のインスタライブ

先週うまくいかなかったインスタライブ、今回はこれまで慣れ親しんできた仕事部屋に場所を戻して基本に立ち返って配信。最初オフラインになってしまう不具合があって「またか…」ってなったけど持ち直して無事インスタライブ することができました。『新しい青の時代』から2曲、「一角獣と新しいホライズン」「光と水の新しい関係」を歌いました。どちらももう10年以上前に書いた歌だけど、いつだって新鮮な気分で歌える、そんな歌です。やっといつもの感じが戻ってきたなっていう気分。

アーカイブを公開しました。ぜひご覧ください。次回のインスタライブは再来週くらいかな。またお知らせします。

  
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2022年01月28日

Baby You can drive my car

ずっと観たかった映画『ドライブ・マイ・カー』をようやく観た。数年の時間と短くない距離、いくつもの外国語が交錯するなかで物語の糸が複雑に絡み合っていく3時間。ずしんと重たく心に沈んでいくような、こんな感じの映画体験は久しぶり。本当と虚構、夢と現実、過去と現在と未来。とても静かな映画だけど、ぐつぐつと煮え立つ坩堝のようなものをずっと足元に感じながら見入った。

劇中にはまったく登場しないビートルズの「Drive My Car」が映画館からの帰路ずっと僕の頭のなかで流れていた。この歌のなかで「君は将来何になりたいの?」と訊かれた彼女は「私は有名になって、映画スターになるの。そしたら私の車を運転させてあげるわ。私はスターになるから」と答え、「そしたら私、あなたのことを好きになるかも」と締めくくる。その車は赤い車だったかどうかは知らない。

もう一回村上春樹の原作を読んでみようと思って、納戸に積み上げた段ボールのなかを探しているところ。

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2022年01月27日

インスタライブ、失敗

昨晩1ヶ月ぶりのインスタライブ、全詩集をすべて歌う企画「水曜日のインスタライブ」は2013年作『新しい青の時代』から再開でしたが、原因不明の不具合があり歌の途中からカクカクしはじめたみたいで不本意ながら1曲だけ「どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと」1曲だけで配信を終了しました。遅くまで起きてお付き合いいただいたのにごめんなさい。いつもと違う、リビングからの配信にしたのが仇になったのかもな。こういう長いスパンのレギュラー企画は淡々と同じ環境で続けていくのがいいのかもしれない。公開したアーカイブは歌い終わった後のコメント以降を撮り直して編集したものです。次はうまくいきますように。

いつからかインスタライブを応援・サポートしていただくためのアイテムになったブックマークセットは第4弾が完成、「夜を染めてver.」と名付けました。オフィシャル通販STOREで本日よりお買い求めいただけます。サインとイラストを描いたカードを添えてお送りします。ぜひご注文いただけたら。ご注文はこちらから。



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2022年01月20日

新しい季節はもうすぐに

4週間ぶりのインスタライブで披露した1999年のGOMES THE HITMAN「新しい季節」ミュージックビデオ。これも先週の「tsubomi」同様に、我が家の納戸で眠っていたテープをデジタル化したもので、画像も演奏も荒々しいが、なんというか、自分で言うのもアレだけど強烈な甘酸っぱいセンチメンタリズムが詰まっている。ほぼオフショットを僕がつないで編集したものだけれど、8mmカメラで撮った素材や90年代感覚がそのセンチメンタリズムの素になっているのかもしれない。

ビデオの後半でギターアンプをカートにくくって運んでいる後ろ姿はメジャーデビューを期にバンドを去った元ギタリストの公平くんで、僕は1999年当時この後姿を見て涙ぐみながら編集したことを思い出した。その公平くんとは今でも連絡を取り合っているのだからみんな元気で幸せなことだなあと思う。インディ楽曲の再録盤ができあがったら、コロナ禍がどうにかなったら、久しぶりにみんなで同窓会とかやってみたい(歴代メンバー、全部で8人いる)。

1999年へのタイムスリップ、お楽しみください。

  
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2021年12月23日

今年最後の「水曜日のインスタライブ」はHicksville 中森泰弘さんをゲストに迎えました

山田稔明全詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』を頭から順に歌っていく全曲制覇企画、今年の1月から週に一回約3曲ずつ歌ってきましたが、12月に入ってタイミングよく『Christmas Songs』へ。3週かけて歌い、いよいよ完走/完奏する最新回では「クリスマスといえばこの人と合奏しなければ!」ということでHicksville中森泰弘さんに来ていただいて楽しい時間となりました。中森さんと始めた“Coffee & Christmas”、今年でなんと10周年になるのですね。

『Christmas Songs』から「amazing grace」「silent night」「o christmas tree」と歌い2012年作品を全曲完走、さらには中森さんとクリスマスシーズンに歌わないと年が越せないお馴染みの曲たちを演奏しました。中森さんに会うと嬉しく楽しく、なんだか心も体も元気になるから不思議です。その滋養が皆さんにも画面を通じて伝わりますように。ぜひお楽しみいただいた後に中森泰弘OFFICIAL SHOPGOMES THE HITMAN STOREでお買い物してサポートしてもらえたら嬉しいです。


水曜日のインスタライブ(2021.12.22)
山田稔明 with 中森泰弘(Hicksville)


1.amazing grace
2.silent night
3.o christmas tree

4.Little Saint Nick(THE BEACH BOYS カバー)
5.Christmas Day(THE BEACH BOYS カバー)
6.Christmas Wish(NRBQ カバー)
7.今年のクリスマスソング(Hicksville カバー)
8.sweet december


  
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2021年12月20日

水曜日のインスタライブ最新アーカイブ|12月22日は年内最後、年始再開は未定

先週12月15日(水)のインスタライブのアーカイブをようやく公開しました。2012年『Chrstmas Songs - standards and transfers』を辿る2回目、「When the Saints Go Marching in」「the first noel」「symphony no.9」を歌いました。このアルバムにとって今年は10回目のクリスマス、来年リリースから10周年を迎えます。毎年冬になるとたくさん売れてゆく不動産のような作品ですが、自分にとってもとても大切なレコード。こうやって丁寧に振り返ることができて嬉しい。

次回12月22日(水)で完走/完奏、それをもって今年最後の「水曜日のインスタライブ」にしたいと思います。来年の再開タイミングは未定。1月から緊急事態宣言の不自由さを晴らすべく始めたこの企画、日々の仕事が忙しくなってくるとなかなか大変で、残りの楽曲に関しては少しずつスタイルを変えて進めていきたいと思っています。ご理解ください。

  
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2021年12月08日

誕生日のインスタXMASライブ

1月からずっと毎週水曜日にインスタライブをやってて、全詩集を最初のページからずっと時系列で歌っていく企画、コロナが落ち着いても全然終わらなくてなんとか2021年度、春までには完遂したいんだけど、12月8日48歳の誕生日が水曜日にあたったので、奇しくもバースデイ配信となりました。これまたタイミングよく2012年の『Christmas Songs -standards and transfers』をたどる最新回となりました。『home sweet home』と『新しい青の時代』の狭間にリリースした作品ですが自分にとってはとても大きな意味を持つカバーアルバム。その理由はライブ中に話しました。今週から3回に分けて、まずは前編。「Joy to the World」「Jingle Bells」「Oh My Darling, Clementine」「Wish You a Merry Christmas」「Greensleeves」とホリデイ感たっぷりにお届けしました。

今週末は名古屋。ライブ会場で皆さんと会えることが楽しみな年末です。

  
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2021年12月02日

sweet december はじめ

毎週恒例の「水曜日のインスタライブ」、全詩集を頭から時系列で順番に毎週3曲くらいづつ歌っていくという、誰に頼まれたわけでもない企画。緊急事態宣言が明けてからもなんとか続けて今回で2010年『home sweet home』をボーナストラックまで歌い終えました。「距離を越えてゆく言葉」「ユーフォリア」、そして12月突入記念に今年最初の「sweet december」。最新回アーカイブをお楽しみください。来週からは『Christmas Songs -standards and transfers』、なんと僕の誕生日当日ですね。48歳になって最初の歌を歌います。

  
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2021年11月29日

GET BACK

数年前にその予告がなされてからずっと楽しみにしてた「ザ・ビートルズ:GET BACK」がついに公開され、3日間約8時間を堪能した。近所の近藤研二さんが「ディズニー+に加入したからGET BACK観れるよ」と誘ってくれたのでパート1は近藤さんのスタジオで爆音で鑑賞、興奮したまま帰宅してすぐ僕もディズニー+に加入、連日震えながら見たことのない4人の姿を見つめた。1969年みんなまだ20代後半。しかし、語る言葉の意味の重さよ。

結局何回も繰り返し「GET BACK」を眺めている。半世紀を経てこんなに刺激的。良いときも悪いときもビートルズはすごいバンドだなと感じた。

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2021年11月26日

立山農芸祭のダイジェスト映像

11月が終わろうとしている。今月のはじめに富山県立山町で開催された立山農芸祭21、天候にも恵まれて最高の一日だったこの日の様子を12分のダイジェスト映像にまとめた。自然光の下ではiPhoneで撮った映像もとてもきれい。この秋は10月から箱根、札幌と旅が再開して、11月はこの富山、静岡といろんなところに行って素敵な風景や美味しい食べ物に迎えられ、旅の楽しさを再確認しているところ。コロナ禍以降なるべく映像を残すようにしているからカメラロールを見るといろんなことを思い出す。立山の空気もこの映像を見ると蘇ってくるのです。

また来年もここで集まれたらいいな。

  
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2021年11月23日

30歳のボス

久しぶりに映画館へ。一夜限り、一回限りの『ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド:ノー・ニュークス・コンサート』上映のチケットを手に入れたのだ。1979年にマジソン・スクエア・ガーデンで行われた伝説のステージがフィルムのレストア(修復)とマスターテープからのリミックス(by ボブ・クリアマウンテン)が施され、2021年になって初めてその全貌が公開された。僕は5日間行われた模様を3枚組で収録した『NO NUKES』のレコードを中学生の頃に手に入れた(親戚に段ボール一箱分のレコードをもらったなかに入っていた)。ジェームス・テイラーを初めて聴いたのもNO NUKESだ。そのレコードのなかでブルース・スプリングスティーンは2曲が収録されていたけれど、どちらもカバーだったので、僕が初めてその音楽に魅了されるのは『BORN IN THE USA』で大ブレイクしてワールドツアーを敢行し、続く『Tunnel of Love』というアルバムがリリースされる頃だった。

それより随分前、僕が幼稚園年長さんの頃、1979年のブルース(ボス)はちょうど30歳。そのほとばしる歌とギターは荒ぶり疾走し、それに対して若造にはまだ負けられないという気迫でEストリート・バンドもものすごい演奏をしていた。映画館のサウンドシステムはライブ会場並みの爆音で、ライブハウスでしばし体感するような、音圧で鼻がかゆくなる感じとか、低音が溜まって混沌とする感じとか、150席が満席の劇場は真っ暗だけれど足踏みする音や身体を揺らす影越しに眺めるスクリーンを観ながら「これはライブだな」と思った。曲が終わるたびに思わず拍手しちゃったりして。ボスのライブはだいたいいつも3時間、マラソンに例えられるけれど、このコンサートはチャリティーコンサートの1演目なので約90分。だからこそ他で見たことがないくらいの濃縮度でたたみかけられる歌はとにかく圧倒的だった。タイムマシンがあったらこの会場の坩堝に放り込まれておぼれてみたい。

上映後は会場から拍手が沸き起こった。まわりを見回すと僕より全然年上の、かつての青年たちが言葉少なに興奮してて、きっとこの人たちも家に帰ったらしまってたギターを引っ張り出したり、久しぶりに買ったボスのレコードやCDを眺めながらお酒飲んだりするのかなとか、そんなことを想像しながら僕も『明日なき暴走』を聴きながら少し遠回りしながら帰路についた。元気が出ました。

  
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2021年11月18日

110回目のインスタライブ

恒例、水曜日のインスタライブ。序盤配信が止まったり不安定なところもありましたが、リアルタイムならではのドキドキですね。本日公開したアーカイブはバタバタしたところをカットしてあります(しかも「クレールとノアール」は不本意なところがあったので録り直していたりします)。2010年『home sweet home』から「クレールとノアール」「milk moon canyon」「glenville」と歌いました。「milk moon canyon」は久しぶりに歌ってみてよくできた曲だなと感心した。誰かが数えてくれてて去年のコロナ禍からこっち、110回目のインスタライブだったそうです。継続は力?また来週からもよろしくお願いします。

最新アーカイブを山田稔明インスタグラムでご覧いただけます。

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2021年11月10日

2週間ぶりのインスタライブ、『home sweet home』編

先週が富山でのイベントだったので1回お休みで、2週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。前回でソロデビュー作『pilgrim』(2009年)を歌い終わって、2010年の2ndソロ『home sweet home』に突入。2年連続でフルアルバムをリリースすることになったわけだけど、この2枚、実は2007年頃からずっと時間をかけて作っていたものであり、とても苦しんで絞り出した作品ふたつなのだな、と今振り返ると改めてそう思います。この2枚で全部出しきった…と思った。当時は。だからこの2枚に詰まっている歌たちは全部(他の作品も結局みんなそうだけど)思い入れがあって愛おしい。成長のアルバムを日向でニコニコしながら眺めているような感覚になる。「harvest moon」「歓びの歌」「home sweet home」と歌ったけど、特に「歓びの歌」がエモかったな。

インスタグラムの仕様が変わって、アーカイブをあげるのにちょっと手間取るようになってしまったけれど、もう少ししたら最新回のアーカイブが観られるようになると思います。ぜひご覧ください。来週も水曜日の23時にインスタライブありますのでリアルタイムでもお楽しみいただければ。

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2021年10月31日

立ち直らない強さ、救われない強さ

今年5月からずっと観続けたNHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」が終了した。朝ドラと波長が合うと約半年の生活のペースが完全に朝方になり規則正しい日々になる。僕はどうやらひとくせある現代譚が好きなようで、久々「半分、青い」以来の入れ込み方だった(もちろん他にも好きなやつはいろいろあるけど)。

「おかえりモネ」はそこはかとなく暗く静かで思慮深い、なかなか珍しい雰囲気の朝ドラだったと思うけど、毎日濃厚な15分で、日々にいろいろなことを考えさせられた。「おれは立ち直らないよ」と簡単に過去を清算できなかったり、自分が救われるのはまだ早いと想いを保留してみたり、とてもリアルな人間の心持ちが丁寧に綴られていて、ドラマの後半は毎日のように泣いていた。みんながそれぞれの幸せを手に入れてほしいなと願う。前髪のありなしではなく前半と後半でモネの顔が全然違うのも印象的だったな。

個人的にも世間的にもいろんなことがあった2021年の春から秋にかけて、暮らしの軸になってくれた「おかえりモネ」に感謝。気仙沼にも行かなくちゃだ。

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2021年10月22日

10月23日(土)21時から吉祥寺美術館ミュージアムコンサートプレミア公開

ご来場の叶わなかった方も多かった吉祥寺美術館での「はしもとみお木彫展いきものたちの交差点」に際して開催されたミュージアムコンサートの模様を約1時間に構成したプログラムがYouTube吉祥寺美術館チャンネルにてプレミア公開されます。音声のミックスを近藤研二さんが、映像編集は山田が担当。オープニングのイラストをみおさんが描き下ろしそれにイトケンさんが音楽をつけました。この日のライブはすべて持ち込みの機材で組み上げ、カメラ撮影もすべて自分たちで行いました。DIYでこんなふうに当日の模様をお伝えできるようになったのもコロナ禍の副産物だなあと感じます。

週末の夜にぜひリアルタイムでお楽しみください。出演者全員チャット欄でコメントします。



2021年10月23日(土)21時 @ 吉祥寺美術館YouTubeチャンネル
はしもとみお木彫展いきものたちの交差点 音楽ライブ

9月11日に吉祥寺美術館音楽室で行われたイベントの模様をプレミア公開
出演:山田稔明、近藤研二、itoken、はしもとみお

https://www.youtube.com/watch?v=78hdhms5rGA  
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2021年10月20日

水曜日のインスタライブ最新回アーカイブを公開

インスタグラムの仕様が日々少しずつ変わっていって、IGTVというものがなくなってムービーとして統一されたり、PCから直接画像がアップロードできるようになったり、慣れというのは体に染み込むので意外とそういう変化に翻弄される。去年から続けてきたインスタライブ、特に今年になってからは全詩集を時系列でずっと歌っていくというのを毎週やっているけれど、10月後半になっていよいよ今年中には終わらないことがわかってきた。年度末にはなんとか?

最新回ではいつもとは少し違ってトラック解析というのをやってみた。2009年ソロ第一作『pilgrim』冒頭の「harvest moon theme」には逆回転のボーカル素材が入っていてそれが不可思議な言葉を歌って雰囲気を作っているのだけど、自分でもなにを逆回転させたのか忘れていたから(10数年前に作ったやつだから)それが解明して面白かった。「雨に負け風に負け」と「SING A SONG」を歌い、ミラーボールをふたつ回して満月も相俟ってキラキラした夜でした。インスタグラムの「動画」からアーカイブをご覧いただけます。

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2021年10月09日

3週ぶりの水曜日のインスタライブ再開

9月15日以来のインスタライブでした。1月から全詩集を時系列に沿って歌ってきて、活動休止前のGOMES THE HITMANを歌い終えた後の再開。2009年の初ソロ作『pilgrim』を紐解きますが、もっとさかのぼって2007年から2008年あたりの、とても孤独で長い“空白”の季節を思い出しながら歌いました。『pilgrim』というアルバムは2年かけて作りましたが、完成したときにヘトヘトになって、同じく作りかけだった『home sweet home』をこれから作り上げることなんてできるだろうか…と気弱になったことを憶えています。新しい旅立ちを歌った「blue moon skyline」を演奏してみて、しかし、このアルバムはバンドとは別の新しい地平に立ち終わりのない旅に出るそのスタートだったのだなあと思い知りました。「clementine」を歌うと、ステージ上でルーパーやサンプラーを使って試行錯誤した季節を思い出すし「夏の日の幻」を口ずさめば膝の上にポチが眠っているような感覚。とても新鮮です。来週も楽しみ。

最新回アーカイブを山田稔明インスタグラムIGTVに公開しました。ぜひご覧ください。

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2021年10月06日

3週間ぶり|水曜日のインスタライブを再開します

コロナ禍の昨年から断続的に行ってきたインスタライブ、今年1月から山田稔明全詩集「HOWSHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?」を時系列で全部歌っていくという1年がかりのプロジェクトになりました。活動休止前のGOMES THE HITMAN楽曲がすべて終了した先月からしばし夏休みブレイクを取っていましたが、本日23時から再開したいと思います。インディーズ時代からBMGジャパン時代をSEASON1、『mono』以降『ripple』までをSEASON2だとすると、今晩山田稔明ソロデビュー作『pilgrim』から始まるリスタートをSEASON3と位置づけるのがいいでしょうか。

山田稔明インスタグラムからどなたでも無料でご覧いただけます。最新情報をお知らせするタイミングでもあり、今日は新しいお知らせがひとつ、オフィシャルSTOREの新入荷もひとつお伝えする予定です。アーカイブも翌日くらいにアップしますが、編集なしの生々しい生配信をリアルタイムでお楽しみいただくことをお薦めします。それでは23時にお会いしましょう(10分前くらいから配信はスタートします)。


水曜日のインスタライブ
毎週水曜日23時〜
山田稔明インスタグラム

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2021年09月24日

昨年7月の自宅配信「夜の科学 at home vol.8」プレミアアーカイブで再公開

水曜日の夜に今年1月から続けてきた全詩集全制覇企画「水曜日のインスタライブ」は先週GOMES THE HITMAN活動休止前の楽曲を歌い終え、一区切りということで今週と来週をお休みにして10月から再開する予定。しばしのお休みで「インスタライブがないとこんなに時間と余裕が生まれるのか…」と、これまで自分が積み重ねてきたことを改めて思う。インスタライブがない2週間にも猫町フェス2021やNAOTのアーカイブが見れたりするわけですが、先日ツイキャスから「プレミアアーカイブという過去の配信の再販売のサービスを始めました」というお知らせがきていたのを思い出し、昨年7月の自宅から配信した「夜の科学 at home vol.8」を再販売してみることにしました。これは自宅にいながら仕事場のメインステージ、ガーデンステージ、リビングステージ、そしてベッドルームステージと家じゅういろんな場所で歌った、いうなれば「おうちフェス」みたいなやつで、とても評判がよかった回。観たことない人ももう一回観たい人もいるかもしれないので。

これをやったときは「ああ、ついに自宅からの配信は到達点に。秋からはきっとライブハウスにみんなが戻れて、あの夏のおうちフェスはバカみたいに楽しかったよね、とか笑うんだな」とか思ってたんだけど、そうはならないで1年が経ちました。このときにはこんな未来が待っているとは思わなかったけど、まだまだしぶとく音楽を鳴らしています。ぜひ時間があるときにご覧ください。チケット購入から7日間何度でもご覧いただけます。販売期間はとりあえず10月6日いっぱいにしたいと思います。他に観たい過去の配信があればリクエストしてみてください。


ツイキャス公式ストアで「夜の科学 at home vol.8」プレミアアーカイブを購入


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SETLIST

<仕事部屋STAGE>
1.虹とスニーカー(GTH『SONG LIMBO』)
2.やまびこの歌(『新しい青の時代』)
3.誰よりも遠くへ(「トムソーヤーの冒険」主題歌)
4.down the river to the sea(GTH『Ariola Years/rain song ep』)
5.スティーブンダフィ的スクラップブック(GTH『Ariola Years/rain song ep』)

<GARDEN STAGE>
6.緑の車(GTH『Ariola Years/maybe someday ep』)

<LIVING STAGE>
7.猫町オーケストラ(『the loved one』)
8.夏の日の幻(『pilgrim』)

<仕事部屋STAGE>
9.会えないかな(GTH『down the river to the sea』)

<BEDROOM STAGE>
10.モノクローム(『pale/みずいろの時代』)

<仕事部屋STAGE>
11.houston(GTH『memori』)
12.そばにあるすべて(GTH『omni』)
13.小箱のなかの音楽(新曲)

14.風合い(新曲)
15.セラヴィとレリビー(新曲)
  
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2021年09月17日

NAOT NARAでのライブが公開されました

8月に収録した奈良NAOT NARAでのライブの様子がYoutubeで公開されました。どなたも無料でご視聴できますのでぜひに。映像を担当したのはNAOTのスタッフ。靴屋さんなのに複数のカメラで映像収録して編集までやるようになるなんて!コロナ禍のもたらしたポジティブな作用のひとつだなあと思います。僕はNAOTでしか歌わない歌を1曲歌ってます。高野さんとくみみょんとのセッションでも1曲NAOTオリジナルの歌を。ぜひ三連休の余暇に。

  
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2021年09月09日

12分半のたゆたい

毎週毎週ひたすら全詩集を歌い進めていく「水曜日のインスタグラム」、いよいよ今週は2005年のGOMES THE HITMAN『ripple』のクライマックスと言える「サテライト」そして「夜の科学」を歌った。「サテライト」は非常に人気のある曲だし、僕も演奏しててとても楽しい。しかし歌詞は「僕は誰かのまわりをぐるぐる回る衛星で、おなかをすかせた猫みたいなもんだ」と情けない男の歌である。だからこそ大きな声で歌うのが、気持ちいい。「夜の科学」は「down the river to the sea」からの自己引用を含む、11分近い長尺の問題作。ライブで演奏することはほとんどないが演奏するとだいたいもっと長くなる。きっかけは2001年に始めたソロイベント「夜の科学」、第一回目は今はなき高円寺SALON/by marbletronでのオールナイト公演だった。一番眠気が襲う時間にイトケンさんと二人で長くて寝ちゃうような曲をやろうということで作ったのがこの曲。寝落ちした人が何人かいたかもしれないな。実際演奏してみると12分半くらいになった。それだけの時間をたゆたう心地よさの秘密はドロップDチューニングによる低い弦Dの持続音だ。これは「東京午前三時」「ドライブ」と共通するチューニング、『ripple』を『ripple』たらしめているのはドロップDかもしれない。

最新回アーカイブをインスタグラムIGTVに公開しました。いよいよ次回で『ripple』完走/完奏。活動休止前のGOMES THE HITMANを歌いきったことになります。

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2021年09月02日

RGBと青い鳥のさざなみ

毎週水曜日の「水曜日のインスタライブ」は山田稔明全詩集に掲載された約200曲を頭から順に歌っていく企画。2005年『ripple』は大きな歌が多いので2曲ずつやっていて、最新回は「RGB」と「bluebird」をエレキギターで演奏しました。「RGB」はアルバムのなかに置いて暗澹としたサウンドで今聴くと「なんだか深刻だなあ」と感じるけれど当時はこの心情の吐露が必要だったのだなとも思う。誰かと繋がっていたいだけ、相づちが欲しいだけと歌う背中にポンと手を置いてあげたくなる。

先週末のスターパインズカフェ公演の様子も少しご覧いただけるインスタライブ最新回をIGTVに公開しました。淡々と毎週続けていますのでぜひお時間あるときは見にきてください。

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