夜の科学vol.4終了
GTH.COM presents「夜の科学vol.4〜木曜日の映画館」
2004年12月16日@下北沢440
【第一部】
明日は今日と同じ未来(「明日は今日と同じ未来」)
GOLDEN8(「明日は今日と同じ未来」)
男なら女なら(「夜明けまで」)
夜明けまで(「夜明けまで」)
<オープニングゲスト;GOMES THE HITMAN+藤田顕>
【第二部】
北風オーケストラ(『cobblestone』)
手と手、影と影(from forthcoming album)
20世紀の夏の終わり(『omni』)<w/藤田顕+高田タイスケ from PLECTRUM>
RGB(from forthcoming album)<ゲスト:NRS516吉積里枝>
シネマ(『cobblestone』)<w/堀越和子 on ピアノ>
【第三部】トーク「In the name of name〜20年目の再会」
トークゲスト;清水春日(小説家/ex.文芸レアグルーヴ)
サプライズゲスト;溝渕健一郎(カスタネッツ)
【第四部】
スタートライン(海援隊のカバー)
痛快ウキウキ通り(小沢健二のカバー)
True Colors(Cyndi Lauperのカバー)
<ゲスト;BMGファンハウス音楽出版 秋田耕二>
【第五部】
情熱スタンダード(『mono』)<w/藤田顕>
自転車で追い越した季節(『cobblestone』)
星に輪ゴムを(from forthcoming album)<ゲスト;VAP 穂山賢一>
tsubomi(『neon, strobe and flashlight』)
そばにあるすべて(『omni』)
ご来場の皆様本当にありがとう。すごいたのしかったです。
8ヶ月半ぶりの人前でGTHフルメンバーでの演奏でした。
感想などたくさんこことかオフィシャルBBSとかに書いてくださいね。
夜の科学CDRの感想も。グルグル気持ち悪い音はポチが喉を鳴らす音ですから。
イベント当日お昼過ぎにカスタネッツ溝渕健一郎氏とメールのやりとり、ゲストの清水さんと彼が小学校時代の同級生だという可能性が相当に高かったため、急遽清水さんと僕の対談中に「会わせたい人がいます」と呼び込むことにこの時点で決定。
夕方に下北沢、会場入り。取りあえずリハより先に「明日は今日と同じ未来」で使用したリキテックスで描いた絵をステージに飾り、ついでに練習用に描いたポチの絵なども展示。レコーディングでは会っていたもののアッキー含むGOMES THE HITMAN全員でのステージは4月1日以来で、この日のための練習等は特になかったので駆け足でリハ。それぞれのパートのリハも済ませ、年末イベントには珍しく余裕の進行。
17時を回ると清水春日さんが登場、その後溝渕健一郎氏到着するも接触させないように隔離。清水さんに通っていた小学校の名前をさりげなく聞き事実確認。19時に開場、たくさんのお客さんに心が奮えました。
GOMES THE HITMANでの演奏は4曲であっという間でしたがいろいろ考えることがありました。ゲストを招いての第2部を経て第3部、ロッキーのテーマに乗って清水春日さん登場。20年越しの同級生健一郎氏との再会に真っ白になっていました。思った通りの展開に。清水さんの著書「ぼんちゃん!」も持ってきた分が完売しました。買ってくれた人と本を貸し出してくれた渋谷リブロに感謝。
カバー3曲をはさんで終盤戦、アッキーとの「情熱スタンダード」はこの日の音楽的ハイライトだったと思います。「星に輪ゴムを」を歌ったときもなんか澄み切った気持ちだったな。「carolina」とどちらにしようか悩んで最後は「そばにあるすべて」、盛りだくさんな内容のわりに曲数は常識的でしたね。
年末恒例の景品は多分NRS516賞のフォトブックが一番貴重かなと思います。僕も一冊もらいましたが吉積さんナイスワーク。あとはVAPの携帯音楽プレイヤーとか。PLECTRUMも清水さんも彼ららしいプレゼントを用意してくれて感謝。一番最後の山田稔明賞に入っていたのは今年一番聴いたCD、Wilcoの『Ghost is Born』と一番感動した小説みうらじゅん著「色即ぜねれいしょん」と今年一番はまったタイグリーンカレーセットでした。
終了後はみんなで440にて軽い打ち上げ。清水さんと健一郎氏の思い出話は止まず。奇跡的にカスタネッツ元さんも見にきてくれて嬉しかった。今年最後のイベントはなんだか忘年会っぽい感じだったような気がします。たくさんのご来場どうもありがとうございました。
Posted by monolog at 03:39│
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夜の科学4 最高でした!
まず冒頭のスペシャルゲスト。本気で予想外のオープニングだったので、しばらく「自分の目が信じられない」状態になってしまい、須藤さんのニット帽を数十秒間、凝視してしまいました...で、やっと「わああ、やられたあ」と気付きました。GTHのフルメンバーの演奏を今年の締めくくりに見て聴けて、幸福感でいっぱいです。
山田君は「最初に最大のインパクトがあって、以降、段々弱くなっていくイベントです」と冗談MCをしていたけど、最後まで爆笑しまくりでした。会場の後ろのほうで聴いてましたが、歌声も楽器の音もすっごく良かったです〜!! まさか山田君が「シンディ ローパー」持ってくるとは思わなかったです!
GTH手芸部 堀越さんからいただいた猫型クッキーも感動です。あの細かい尻尾!! 脱帽です。もったいなくって、なかなか食べれない気がしますけど、CDRのポチのゴロゴロを聴きながら、ゆっくり味わせてもらいます!
(しかし、今回、一番動揺されたのは清水春日さんでしょうね...!)
夜の科学おつかれさまでした。
思いがけず全員GOMESも聴けたし新曲もすばらしくて、
仕事ぶっちぎって440に駆けつけた甲斐がありました。
『星に輪ゴムを』はymdさんにしか書けないうたですね。
どれもそうなんですが、特にこの曲については強くそう思いました。
『明日は今日〜』をはじめ、最近のしみじみとした曲と詩に深く共感します。
「もう答えはどこにもない」ってものすごく自由ですね。大好きなフレーズです。
終演後、「2004年絶望の年」記念にCDRにサインを頂いた際の
ymdさんの強烈なコメントは生涯忘れません(笑)。
素直にお勧めに従いrelaxを買いました。
2005年は良い年になりますように。なるでしょう。なりますとも!
新しいアルバムをとてもとても心待ちにしています。
「夜の科学」、とても楽しかったです。プレゼントが当たった人も、そうでない人も、山田さんの心が尽くされていることに胸がいっぱいになったこと
でしょう。お忙しいのに、ご準備も大変だったでしょうに…。ありがとうございます。清水春日さんのトークショーもセッティングしてくださって、ありがとうございます。「ぼんちゃん!」は、まだ読了してないのですが、私から見たぼんちゃんは、「レイ・ブラッドベリのたんぽぽのお酒の主人公のダグラスという少年が大人になった感じ」だと思いました。シンディ・ローパーのカバー曲は、同じ曲をロディ・フレイムがやっていたような記憶がありますので、そっちのカバーかなと思いました。
お土産に頂いたCD-Rのねこのいるくらし、に山田さんのボイスパーカッションが入っててびっくりしましたー。おもしろいです!
ポチの喉のゴロゴロは、携帯の電波がスピーカーに干渉する音と酷似していて、
一瞬間違えました。猫の喉とか空気を伝って感じるゴロゴロの振動?にも癒されます。猫町たのしみです!
GTHでの演奏はイントロとともにステージ前のスクリーンがゆーっくりあがっていって
感動の登場シーンにしたかったんだけど、思いのほかしゃーっとあがってしまって
そっけなかったですね。
強烈なコメントとは「どうした?離婚したのか?」みたいなやつかな。上には上の絶望が
あるので僕らの絶望なんて大したことないのでは、とも思います。
「ぼんちゃん!」映画化の際はぼんちゃん役は妻夫木くんに、と清水さんは言ってましたよ。
アズテックカメラの「true colors」はバックトラックが好きじゃないので僕がやり直した、
という感じです。
ボイスパーカッション、あれは2年くらい前の録音です。ヒューマンビートボックス。